


私が乳がんと診断されたのは、1999年4月、年1回のマモグラム定期検診に行ったときのことです。
検診から帰宅したあと、散歩に出かけ、当時95歳になる私の母のことを思い浮かべていました。
私たちはお互いに母のほうが私より長生きするんじゃないかと冗談を言い合ってきましたが、結局そうなるだろうと考えながら歩いたことを覚えています。
しかし、すぐにそうした考えを戒め、もっとポジティブに考えようと自分に言い聞かせはじめました。
まだ状況についてよくわかっていないのに、どうして最悪のシナリオを心配するのかと。
私の夫ジャックは、私がこの病気と治療を乗り切ったことと私自身についてどれほど誇りに思っているか話してくれます。
私たちは、持ち前のユーモアで日々全般を対処していきました。
彼は私の体の変化を受け入れています。
始めは、普段以上に優しく思いやりを示していたジャックですが、次第に、これまで同様の態度で結婚生活を再開することが、私にとって心地いいことなのだと確認していきました。
治療中もそうでしたが、いまでも、彼は病院の予約に付き添ってくれます。
私たちが飼っている犬も暮らしにたくさんの笑いをもたらしてくれます。
あなたも人生で深刻な状況にあっても、ちょっとした可笑しなことを見つけることができるはずです。
そうすれば、少なくとも自分を見失うほど混乱することにはならないでしょう。
なるようにしかならないことをあなたも知っているのですから。
かつてのあなたより他人に思いやり深く接するようになるかもしれません。
将来何が起ころうと私たちがコントロールできることではありません。
毎日の健康な生活こそ贈り物なのです。
だから、私は、再発など先々の知りようにない事態に対して、いらいらしたり過度に心配しないのです。 |