2001/10/18〜2002/1/31

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1956年、第二次世界大戦が終結し、アメリカ軍が日本に駐屯した。
何人かのアメリカ兵は日本の女性と恋をし、結婚する人もいた。

当時、国際結婚は珍しく、偏見や反対意見もかなり多く見受けられた。
しかし、若い花嫁たちは、断ちがたい日本への思いを胸に秘め、ただ信じた人を追って太平洋をわたった。
レイコ・スカレラは、そうしたアメリカ兵と結婚した花嫁の一人だった。

現在、レイコはアメリカ・ニューヨーク州ロチェスターで、州が運営する高齢者向けアパートに一人で暮らしている。
夫のミカリーノは20年前に肺がんで他界した。
彼女が、夫の故郷であるロチェスターに住みつづけようと決意したのは、夫が亡くなったときだ。
義理の息子、ロイも近所に住み、息子たちも彼女の生活を助けている。
夫と彼の前妻との息子であるロイは、彼女が夫と結婚した当初、すでに中学生だった。
レイコとロイは、夫の生前、共に暮らしたことはないが、親子としていい関係を築いている。
ロイの妻、ジャニスや、彼らの息子たちが、母としてのレイコとの間をより強く安定した関係にしてくれた。

レイコは、慢性的は病気を抱えるジャニスの家事を手伝うため、週に三回はロイ宅を訪ねる。
いっしょにキッチンに立ったり、居間でテレビを見ながらくつろぐことを楽しみにしている。
10年来の親友、キャサリンと毎週金曜日にカードゲームをすることも外せない習慣の一つ。
キャサリンはレイコについてこう語っている。
「彼女は決して他人を批判しない、本当に純粋で思いやりのある人。そして、自分が自分であることに満足しているのよ。」

1927 大阪で生まれる
1945 第二次世界大戦、日本の敗戦で終結
1949 レイコが働いていた京都の土産品店で、未来の夫、米国陸軍兵ミカリーノ・スカレラと出会う
1950 ミカリーノ、朝鮮戦争のため韓国に行く。日本を去る前に、レイコにプロポーズする
1952 レイコ、ミカリーノ結婚し、その後、渡米する
1953 米国での新婚生活を、ミカリーノの新任地であるケンタッキーですごす。その後、米国内を転々とし、人事異動でドイツに行く
1968 ミカリーノ、陸軍を定年退職
1973 定年後を米国西部で暮らそうと試みるも、ミカリーノの故郷で暮らす息子夫婦に子供が生まれたことで、ロチェスターに戻って暮らすようになる。二人の孫たちを中心にした生活を送る
1978 レイコの母、逝去。(父はレイコの幼少期にすでに他界。)この時、レイコは日本に帰国することを断念。レイコの結婚生活の中で、日本への帰国は2回だけだった。
1981 ミカリーノ、逝去。レイコはロチェスターに住み続けることを決意
2001 現在、レイコ73歳
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