今、私の周りでは一つの流行語(死語)が、生まれつつあります。
それは、「オシャレっ!」と叫ぶこと。しかも、思い切り。
オシャレ、オシャレ、うっさいんだわ〜! と、思う程よくつかわれる。
でもね、言葉って不思議だなと思うのですが、ホント、オシャレに見えてくるんです。
例えば、とある若いゲイがうんこを漏らした時の話し。
その日の夕方から長時間の激しいおSEXに身を投じてしまったその若いゲイは、夜にゲイバーのアルバイトとがあるということで、身支度も早々にイソイ ソとアルバイト先に向かいました。その時から、なんとなくアナルの調子がおかしいなと思ってはいたのですが、バイト先には怖いネエさん達が待っているの で、遅刻できない。
やっと、辿り着いてお店を開けるとその日にかぎって、店は激コミ。商売繁盛はいいけれど、アナルの不具合を抱えたままの接客はさぞかし大変だったに違 いないでしょう。そこは店コ根性で我慢、我慢。そのうちに、なんと腹痛まで襲ってきてしまい、、、。けれども、お店は満席状態。普段ならば、周りのス タッフも彼の異変に気付いたかもしれませんが、忙しさのあまりそんな状態ではなく。彼は次第に青ざめて、深夜1時をまわった頃に、事件は起きました。
ずっと腹痛を我慢していたのですが、耐えきれずトイレに行こうとした時は、とき既に遅し。
間に合わず、うんこをその場(パンツにですが)に漏らしてしまいました。
ハードに使った括約筋は、力つきて役立たず、何の歯止めにもなりませんでした。
それからが、大変。うんこを漏らしてしまった本人は帰るしかないので、うんこのついたパンツはその場で脱ぎ、ノーパンでその日は帰宅。うんこの後始末し たのは、店の先輩ネエさん達でした。
次の日からは、当たり前にそのネタで大盛り上がり。
「ちょっと聞いてぇ〜! このヲンナ、この間店でうんこもらしたのよぉお〜! オシャ〜レ! オシャレとしか言いようがないわよね〜。ホント、オシャレ!」
それからと言うもの、うんこを漏らした本人もそのネタで笑いを取る半面、オシャレ! という言葉が横行するようになりました。
20才を過ぎて、公衆の面前でうんこを漏らすという死ぬ程恥ずかしい行為も、オシャレ!という一言で、なんて前向きになれるのでしょう。
年を重ねるとどんどん高慢チキになってしまい、自分の中の恥ずかしいことが変なプライドによって心を病ませる原因になりがちですが、この「オシャ レ!」という一言で、総てが突き崩されてしまうような気さえします。
恥をかくことはオシャレなこと。
恥をかいてしまった自分に泣いているよりも「私ってなんてオシャレなのかしら!」と奮い立たせてみたり。
ちょっとしたイタい現実を見た友人に大きな声で「オシャレ!」と言ってみたりすると、案外立ち直りが早いかもしれませんよね。・・・間違って使ってし まうと、ビンタが飛んでくるかもしれないので、取り扱いには充分注意してほしいのですが。
加えて、自分の心の中に「お洒落手帳」をつくり、そこに書き込んでいってみてはどうでしょうか。
その手帳を広げるたびに、自分のお洒落度が上がって行く気さえしてきませんか?
最近の私お洒落手帳に書き込まれたことといえば、
道を歩いていて、とっても綺麗な犬(多分、アフガンハウンドという犬だったと思います)にみとれて過ぎて、電柱に思い切り血が出る程に口をぶつけ、口 が腫れ上がったことでしょうか。お洒落!
あとは、よくあることですが、すすきのを男友達と歩いている時に、男友達の方ではなく、私に向かって「オニーさん、オニーさん、おフロもう決めた? 一万でいいよ!一万でいいよ!」
と10メートルくらい、ソープの呼び込みに追いかけられたことでしょうか。
私はそんなに飢えているように見えますか?・・・お洒落っ!
いつまでも、イタい自分を笑えるような自分でイタいと思います。
みなさんも、職場の緊迫した雰囲気の中で、プライベートのイタい現実の中で、お洒落発言を試してみてはいかがでしょう。
最近では、「お洒落!」を通り越し、更にパワーアップして「モダーン!」発言もちらほら登場し始めました。