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トンロスな女たちへ
幸せをもたらすふたりの密度
17.04.11 by おのゆり



ユノが軍隊で最後の公演を終えた。東方神起での活動の再開を見越して体を絞ったようで、だいぶやせてぶかぶかの制服に身を包んで踊って、いつも以上にシャープでかっこよかった。これで、この変な赤い制服じゃなかったら、髪もあって、そして顔もきれいにメイクしていたら、もっともっとかっこいいのに。あ、もうすぐそんなユノにまた会えるんだ、そう思ったらうるっと来て、胸にこみ上げるものがあった。ユノはやり切ったんだな。そしてもちろん、わたしたちも。もうこんな待つだけの時間はごめんだ、もう限界。


それはユノも同じようで、ひとりで東方神起のヒット曲を歌い踊ったあとに、チャンミンに会いたいと思わず口にし、笑顔を見せていた。そう、ユノはもうすぐ帰って来るけど、やっぱり東方神起はあのふたりが揃わないと。いくらわたしがユノが大好きでも、やっぱりユノひとりではなくて、チャンミンと一緒で東方神起、2人が一緒で東方神起だ。


ユノとチャンミンは、すごく仲が良い。ふたりでいると本当に幸せそうだし、お互いを求め合っている関係のように見える。ユノはふたつ年上のお兄さんで昔から東方神起を引っ張るかっこよくて頼りがいのあるリーダー、チャンミンは5人グループの時から一番年下のおとなしい弟という位置だった。それもあってか、ユノはチャンミンがいつまでもかわいくてかわいくて仕方ないといった様子で、彼を何かとかわいがったり、はずかしげもなく褒めちぎる。それは、彼を愛おしそうに見つめたり、隣にいる彼に触れていたり、頬や頭を撫でたり、手を握ったり、なんて、いろんな行動にまで表れる。大人の男が男の手を握るとか、日常的にはあまり見ることのない光景なのかもしれないけど、それを見るとなぜかとてもうれしくなってしまう。あぁ、ユノは本当にチャンミンが大好きなんだな、そしてチャンミンもちょっと嫌そうにしつつも、でも、やっぱりヒョン(お兄さん)に大事にされて、特別に思われてうれしそう。そんなふたりの信頼し合い、思い合っている関係性からなんともいえない幸せを感じる。


ふたりは、ただ、仲の良い2人ではない。東方神起というグループのメンバー同士だが、ふたりという性質上、お互いが、唯一無二のパートナーであり、なくてはならない存在。兵役に入る前に、これまでの東方神起の10年を振り返り、ユノが「口に出して言ったことはなかったけど、となりにいてくれるだけで、すごく頼りになっている」とチャンミンに伝えたことがあった。そのときのチャンミンの反応は、たとえば冗談で返したり、まじめに返したりもできないってくらい、本気で感極まって動揺して照れているように見えた。


わたしたちがいつも見てる表側のふたりは、もう充分すぎるくらいに愛し合って信頼し合っている関係に見えるけど、とはいえ、実際は、大切な東方神起を守るため、プロとして仕事として極めていくために、その関係はとても緊張感のあるものでもあるはず。しかも彼らの過去が、5人グループから2人だけで新たに東方神起を背負って再出発し、以前よりも人気を博すようになるまでに成長させてきたという経緯が、その関係をさらに特別なものにしてきたのは疑いようがない。それに加えて、彼らは数年前まで長いこと一緒に住んでいて、仕事でもほとんど休みなく毎日一緒、家でも一緒っていう生活をしてきたので、自分という個と相手という個とのせめぎあいみたいな、すごく私的な葛藤なんかもたくさん経てきているわけで。チャンミンは以前、2人の関係を、見た目の仲良いアピールに表れるような「薄っぺらい絆じゃない」と言っていた。兄弟のようとか、恋人同士みたいとか、まるで夫婦、とかわたしたちは思うけれど、そんな言葉では表しきれない、わたしたちの想像も及ばないような関係がきっとそこにはあるのだ。


ふたりの仲よさそうな姿を見ることが、なぜこんなにもわたしたちの心をあったかくするのだろう。単純にそこから感じる絆の強さやお互いを思う優しい気持ちを感じるからなのか。ユノはチャンミンのためならなんでもしてあげたいと思ってしまうみたいだし、どこまでも信頼してチャンミンを尊重しているように見える。チャンミンにとってはユノは憧れのようなものを抱く存在でもあり、だけど、決して完璧ではない彼をさりげなく支えている。そういう尊重しあい助け合い、優しく、そして対等のパートナー関係って、もしかしたら、わたしたちが理想と思い描いているけどなかなか実現はできない、もしくはもうないとすら思っているような関係なのかも知れない。


男女のパートナー関係においては「対等」の関係の実現はむずかしい。それでも、日々フラストレーションや葛藤を抱えながら、模索し、そんな関係をわたしたちの多くは常に切望しているのだと思う。そんななかなか実現できないファンタジーを彼らの中に見ているのだろうか。男女、という概念にはどうしても現実の男女の関係が、その複雑さとどうしようもなさが見えかくれするから、だからこの男の子と男の子の対等で絶妙な幸せなパートナー関係がまぶしく映り、もしかしたら一種あこがれのような思いも抱きつつ、強く魅きつけられているのかも知れない。


この兵役の期間にも休暇でふたりが会っていたっていう目撃情報があるとすごくテンションが上がり、ただただすごくうれしかった。それは東方神起の復活を予見させるものでもあったわけだけど、でもとにかく、ふたりが一緒にいたってだけで、それだけで充分にハッピーになれるのだった。この空白の時間をいちばん長く感じているのはきっとこのふたりだ。だって東方神起を結成するために出会ってからこのかた、こんな長い間離れていたことなんてなかったんだから。ふたりが重なり合うようにぴったり寄り添って幸せそうな笑顔で「こんにちは、東方神起です」ってファンに向けて挨拶する姿、その、以前だったら当たり前だった光景、今度見たら泣いちゃうかも。

プロフィール
おのゆり
おのゆり
大学院生。
1974年生まれ。東京出身。女性学修士。2012年に渡独し、現在、大学のジェンダースタディーズ博士課程で、フェミニズムや女性運動について研究中。もうそんなに若くもないのに、ひとりドイツで、貧乏学生生活送ってます。トンペン歴8年。