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トンロスな女たちへ
最終回「東方神起の復活はもう目前!」
17.05.17 by おのゆり



終わった。ユノの兵役が!!!

わたしも、世界各国のたくさんのファンも、緊張しながら迎えた4月20日、朝9時半。塀の外に出てきたユノはすでにスターだった。たくさんの報道陣が詰めかけて、そこできちんとした作法で、笑顔で挨拶をして、質問に模範的に答えて。今ジャージャー麺が食べたいです、コーラが飲みたいです、とかかわいく答えちゃって、もうアイドルそのもの。そのあとは、いろんな国からユノにいち早く会いたくて現地に駆けつけたたくさんのファンたちの前で、うれしそうに「東方神起のユノです」って言って、やさしく語りかけるように挨拶をして。そして、凛々しいさわやかな笑顔でみんなに手を振って、事務所のマネージャーやSPの人たちに守られながら、黒塗りの車に乗せられて、ユノは21ヶ月を過ごした山に囲まれた田舎の駐屯地から去っていった。

もう彼は、その瞬間から、みんなのユノ。一般人のチョン・ユンホじゃなくて、東方神起のユノ。わたしたちのユノが戻ってきた!

その様子はSNSやニュースサイトにどんどん上がり、兵役を成し遂げたユノの自信に満ちた、でも謙虚で、かっこよくて、きれいで、輝いている姿であふれた。事務所の公式サイトにすぐに上げられた動画では、それまでは少し硬く見えたユノも、今度はすごくリラックスしていて、いつものすてきなわたしたちのユノが、すっぴんを恥ずかしがりながら笑い声をあげちゃう美しくてかわいいユノが、除隊してきた嬉しさを隠しきれないように、わたしたちファンみんなに向けて語りかけてくれていた。あぁ、よかった、「東方神起のユノです」って言ってる、ユノがうれしそうだ、やりきった笑顔だ、ユノが無事に戻ってきたんだ。ユノ、除隊おめでとう。有言実行、よくがんばったユノはすごいです。

ユノの帰還を世界中のファンがよろこんで、SNSはお祭りさわぎ。いろーんなところで、本当にたくさんの人がざわついている。東方神起の復活を待ち構えているファンたちが、明らかにテンションを上げていく。ものすごくめでたい出来事だ。


でもそんな中、実は、キャーって興奮する一方で、正直に言うと、わたしは、少しだけ冷静になっちゃう部分もあったのだった。だって、出てきて挨拶するユノは、まだ軍人さんスタイルだったから。考えてみたらそれは当たり前のことで、出てきたらすぐ普通の人、というか、東方神起そのもの、ってわけはもちろんなかったんだけど。ユノの帰還をいまかいまかと待ちかまえていたわたしの前に現れたのは、迷彩柄の軍服を着てベレー帽をかぶってリュックを背負って、凛々しい敬礼をして、軍隊言葉でしゃべり、立派な軍人さんになった姿を披露するユノ、だったから。そうも見えてしまったから。出てきたのに迷彩服着てるってことは、それで帰るってことで、家にそれ置いておくのかな、で、いつでもそれを着て、また軍人さんとして召集されるってことなのかなと、今いちど、彼の韓国の一国民としての現実を確認してしまったりしたから。

すごーく待ち望んでいた時が訪れたのに、なんでそんな風に思って、素直にただ喜べなかったのかなぁわたし。多くのファンが「おかえり!!!」と盛り上がっているのに。彼は軍服姿だけどスターとしてたしかに輝いていたのに。とても過酷な軍隊生活を立派にやりきって笑顔で現れたというのに。これで、本当に東方神起の復活が、現実的に目前に迫ってきたというのに。なぜそれを手放しでおめでとう!!!ってただうれしさと興奮を持って迎えられなかったのかなぁ。

きっと、やっぱり、今のユノとわたしの間には、距離ができてしまっているんだ。離れていた時間が長くて。軍隊でステージに上がるユノの姿は時折見たけど、東方神起のユノじゃない彼の姿を見つづけてきて。わたしの心の中の、もうだいぶ過去のものになってしまった東方神起のユノの姿と、今のチョン・ユンホとしての現実の姿との間に距離を感じて戸惑ってしまうんだ。これが空白期間ってことなんだなぁ。東方神起が不在の2年はやはり長かった。彼らが兵役へ行く前にしきりに不安がっていたように、ファンの心が離れてしまったってやっぱりちっともおかしくなんかなくて、むしろそれが当たり前なのかもって今すごいわかる。

ユノは、「東方神起は今からが始まりです」と言った。人間チョン・ユンホとして確実に成長したユノがどんな姿で帰ってくるのか、新生東方神起がどうなるのか、考えただけでドキドキする。ステージに立つ、あの圧倒的にかっこよくて、きれいでエロい東方神起を、あのまぶしいほどにキラキラした東方神起を、自分の居場所で生き生きと駆け回るユノを、早く見たい。そこまで戻ってきたユノを見て初めてわたしは、あぁよかったと、今度こそ本当に、心から安心できるのだと思う。

今までいつも語ってきたけど、それでもいまだに語りきれていないくらい、東方神起の魅力は無限にある。でも、やっぱり、その真髄は、何よりも、歌じゃないかと思っている。ユノとチャンミンのふたりで東方神起で、そのふたりの奏でるハーモニーこそが、東方神起の最大の武器じゃないかなと。歌、って上手い下手だけじゃなくて、その人そのものの強い思いが、その人自身の中から直接に伝わってくる、ごまかしの効かないものだ。ユノやチャンミンという人間そのものが、そのまっすぐでピュアで真摯で熱い思いが、そして、それがふたり合わさって、いつも確実に、心の奥まで、届いてくるから。そうやって、わたしを東方神起にひきもどすのも、深く結びつけるのも、いつも歌だ。今わたしたちの間に多少の距離を感じたって、心配はいらない。わたしたちの心の中には常に東方神起がいるし、その場所は彼らにしか埋められない。

愛おしいあのふたりが並ぶ姿を見るまで、ふたりの歌を聴くまで、あともう少しの我慢。だって、チャンミンが帰ってくるまで、なんと、あと3ヶ月じゃないか!本当にふたりで復活する日はもうすぐそこまで迫ってきている!


さて、突然ですが、この連載は今回で最終回です。今まで読んでくださった方、本当に本当に本当にありがとうございました!あとはユノと一緒にチャンミンを待ちましょう!そして、わたしたちは、東方神起のコンサートで、あの熱狂の空間で、ぜひ、再会しましょう!We Are T!

プロフィール
おのゆり
おのゆり
大学院生。
1974年生まれ。東京出身。女性学修士。2012年に渡独し、現在、大学のジェンダースタディーズ博士課程で、フェミニズムや女性運動について研究中。もうそんなに若くもないのに、ひとりドイツで、貧乏学生生活送ってます。トンペン歴8年。