日本もの、あれこれ

みなさん、こんにちは〜。
みんなの先月はどんなだった?アタシは、仕事に、そして、最近いちばんゾッコンになっているアメリカ・テレビドラマ「Lワード」のキャラクターへの想いにと、忙しかった。このエッセイを始める前に、ちょっとだけその番組のローラ・パーキンスについて、語らせてちょうだい。文字通り、ローラ・パーキンスは、アタシのこの乾いたハートに、光と幸福を運んでくれた。ローラは、架空の人物だけれど、アタシは彼女に恋をしてしまった。そんな架空の人物に恋をしたことなんて、今までなかったから、それはかなりおかしなことだけれど、ねぇ。もちろん、今まで俳優や歌手に夢中になったことはあったけど、架空の人物だぜ!ローラ・パーキンスは、超カワイクて、スイートで、ラブリー、セクシー、そしてやんちゃで、もうアタシは恋するしかなかったわけ。あぁ、アタシは彼女とずっと、ずっとセックスし続けて、いかがわしいことを話しつづけたい(アタシのみだらな妄想、失礼しました。)

さて、このコーナーは韓国映画についてだけれど、今日は日本ものについて、お話したい。何人かの人たちは、既に2004年1月1日から韓国でも、日本ものの番組が放映される許可が降りたことをご存知のことでしょう。(バカげているけど、それ以前は、韓国では違法だったんだよ。)だから、最近テレビでも、日本のドラマや音楽ビデオをたくさん観る。「踊る大走査線」、「ファーストラブ」、「GTO」、「フードファイト」、「恋ノチカラ」、「トリック」、「ごくせん」、「やまとなでしこ」、そして「真夏のメリークリスマス」が、この数ヶ月間に韓国テレビで放映された。全部は観られなかったけど、アタシは、「ファーストラブ」、「フードファイト」、「恋ノチカラ」、そして「真夏のメリークリスマス」を観ることができた。

日本のドラマ番組は、韓国ものより(放映期間が)短い。韓国ドラマ番組は、日本のよりかなり長くて、番組が放映され始めても、まだ収録し続けていたりするから、時々視聴者は、ガンか事故で死んでしまうことになっている主人公に対して、「主人公を殺さないで!」なんつうバカげたことをぬかす。たぶん、日本ドラマは、放映前に全収録が済んでいるから、そんなバカげたもんに困らせられたりしないでしょう。イイことだよね。でも、日本ドラマについて、ある嫌なことに気がついた、それはかなりアタシをムカツかせるものよ。アタシは、時々妹とテレビを観るんだけど、女性の人権について、日本は、韓国より酷いんじゃないかと、2人の意見が一致したよ。初めて気がついたことじゃないけどさ、一部の日本人女性の喋り方、服装、そして振舞いかたが、とってもアタシをイライラさせるんだよ。それと、仕事場と家庭での、日本人男性による日本人女性の扱い方は、アタシを激怒させるよ。例えば、「ファーストラブ」の中で主人公の父親が、娘たちの前で、その妻を、「バカ野郎」と呼ぶんだよ。アタシは妹と、「なんだ、ありゃ?」となった。もし、アタシの父親が、アタシの前で母親をバカ野郎と呼んだら、「このヤロウー!」と言うでしよう。

それだけじゃないよ。主人公の母親は、家族の奴隷みたいじゃない。母親は、その夫を王様のように扱い、有名な娘の友人にお茶さえ作る。その娘は、母親をまるで全然問題ないみたいに、秘書かなんかのように扱う。でも、あんまりその長女のことについて、話さないけどね、アタシ、だって、そのコは完全にイカレちゃってるからさ。(ところで、この番組観た?もし観てなくても平気だよ、面白くないから。)

さらにだ、たくさんの日本人女性たちは、仕事場で制服を着ている。「OL」って呼ばれているんでしょ?韓国でも何人かの女たちは制服を着ていることを知っているよ。特に、銀行なんかではね、でも、日本ほどではない。あのさ、なんでそういう女たちは、バカみたいな格好の制服を着なくちゃならないのか、(OLを侮辱しているわけではないからね)スーツ姿の男たちのアシストとしての機能からだけなのか?アタシは、韓国には女性への差別がないって言っているんじゃないよ-アタシを信じて、たくさんの差別があるよ!-でも、制服ほどわかりやすい種類の差別はないよ(と言いつつ、きっと韓国の大企業内では、女性にコーヒーを作れなんていう、わかりやすい差別があるだろうけど。)日本では、男より女は、4年制大学より短大に多く行くの?日本の企業では、女は、大抵アシスト的な役割に就くの?日本のドラマから、日本の文化が、もっとわかるといいのになぁ。

「GO」は、今のところ、アタシの日本映画のお気に入り。今まで、そんなにたくさんの日本映画を観たわけではないけど、でも「GO」はアタシのお気に入りトップ5にいつも入る映画なはず。どうしてこの映画がそんなに好きか、という理由がいくつかある。まず、窪塚洋介の髪型が好きでしょ。うそ、それは冗談。本当の理由は、主人公と物語の展開のしかたが、とても好きなの。杉原(主人公)は、普段は、ただ男だ、というだけでもう全然眼中にないアタシにとっても、非常に感じのいいキャラ。彼は、毎日彼が遭遇する差別に反発して、自分の人生を生きようとする、ごく普通の高校生。まず始めに、彼は在日韓国人ということで日本人に差別され、そして日本と韓国という2国に向かって闘う、それは彼の両親のではなくて、自分自身の選択で、日本人の学校に通おうと決めたから。でも、彼は、自分のアイデンティティや両親のことでこうむる全苦労を、責めたりしない。彼は、真の勇士で、肉体的にだけじゃなくて、闘いを止めない。

杉原はずっと闘い続け、この映画は彼の恋愛についてで、彼のアイデンティティについて、ではない。でも皆には、この映画は、彼の在日韓国人としてのアイデンティティについてと、その差別に抵抗する苦闘だとわかっている。杉原は、だからとって、もがいていないと、アタシは思う、だって、彼は自分のアイデンティティを受け入れてたくないんだから。彼はただ、自分のアイデンティティが、自分の人生や夢に対して影響を及ぼすもんだとしたくはない。彼は、はっきりと自分が誰かとわかっていて、それでいいと知っている。他の人たち、例えば、彼のカワイイ彼女桜井(柴崎コウは最近どんどんキレイになっていくよね)なんかが、よくないと思っている。ただ、自分自身でいることが心地よくて、それが問題になるという杉原のようなケースに、人間はどうやって耐えていくのか、アタシにはわからない。なんつぅーか、アタシは自分のセクシャル・アイデンティティを10年以上も知っているけれど、アタシは自分自身でいることがとっても気持ちいいってなこと、だ。もちろん、セクシャリティだけじゃない、と思うよ。みんな誰もに、このアイデンティティ問題があって、アタシたちはみんな、それがどんだけ大変なことで、それで誰かとモメタ時、「ふざけるなー!」と言うのが、どれだけ大変なのかも、わかっている。だから、アタシは、杉原がただの架空の人物であっても、その彼と彼の世界観が大好き。実際の人物でここに存在するより、架空の人物で生きているほうが楽だもん。

ケイ


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日本もの、あれこれ
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