春川(韓国)のヘンテコな世界と映画「ホテル・ビーナス」

春川

日本のみなさま、お元気〜? 今アタシの故郷であり、「冬のソナタ」、またはヨンさまの街から帰ってきたばかり:--)。Chusokと言う韓国のサンクス・ギビングである祝日のために、両親のところに行ってきた。両親の所に帰ったのは、今年に入って2度目、でね、なんだと思う?アナタがた日本人が、アタシの故郷にウジャウジャ居たのよ!!昭陽川の写真を撮っている日本人たちを見たりして、なんて恥ずかしい人たちなの!!!うそ、うそ、冗談です。自分の情熱のために、日本からわざわざ来る事はスバラシイことだと思うよ。ホント、とっても羨ましいわ、その情熱。

でもね、アタシたち春川地元民にしてみれば、東アジア、特に日本と台湾から今たくさんの訪問者たちが訪れることは、とってもオカシなことなんだよね。春川は、韓国でも美しいところとして観光地としてもとても有名だけれど、そんなに海外からの観光客は今までいなかった。地元がロケ地であるジュンサンの家に訪れる日本人は1日約600人だと聞いた。信じられるぅー?地元の人口はたったの、200,000〜250,000人なのよ、そして他国から毎日たくさんの観光客が訪れている。アタシにとって、それはただ超現実離れしていることで、今朝、昭陽川で写真を撮っているアナタたち日本人を見るまで信じられなかった。そう、単なるウワサじゃなかった、本当にアナタたち日本人は、アタシの地元に来ていたのよ、「冬のソナタ」のせいで。

その川の柵には、ヨンさまがニッコリ微笑んでいる写真が貼られていた。数人の日本人女性たちは、その小さいピンク色の写真を撮ってとても幸せそうに見えた。だから、アタシも、友人たちに証拠写真が必要だったから、その女性たちの写真を撮ったんだよ。ねっ、これがヨンさまフィーバーつうもんよ、どうだっ!!!

地元の通りは、今日が大きな祝日のために、とても静かで誰も通りに居なかった。で、アタシがそこで見たものは、メディアの力とマニアの力。アタシの地元で作られたたった1つのTV番組が、地元を国際的な観光名所にした、どれくらい今のような状況が続くかわからないけど。地元の友人が言っていたけど、「冬ソナ」のもう1つのロケ地であるミョンドンでもたくさんの日本人と台湾人を見かけたって。奴もアタシと同様で、このヘンテコリンな現象を信じるのに苦労してるんだ。誰がそうじゃないかって?

「ホテル・ビーナス」
数週間前に、映画「ホテル・ビーナス」を観に行った。映画観てみた?アタシが「ホテル・ビーナス」についてどう思ったか知りたい?
まず、白状するけどね、この映画を観ることはとてもヘンテコリンな経験だったのよ。そう、ただ奇妙で、ヘンで、ヘンテコリンなの、映画全般に渡って、日本人俳優達が韓国(ハングル)語を喋っているのを観る事が。この映画は、日本人俳優たちと日本人スタッフと日本のお金、プラス、数人の韓国人俳優たちで、ウラジオストクで撮影されている。こんなおかしな組み合わせの映画が他にあるかっ?アタシは1度、チョナンカンが口を開いて韓国語を喋りだした時、笑いが止まらなくなった。違うの、彼の韓国語スキルを笑ったわけじゃないんだ。ただ、この映画全編が韓国で撮影されたことを知ってはいたけれど、彼が本当に韓国語を話していることが、ただ信じられなかったんだよね。見ることは信じること、でしょ。時々、自分の目で物事を確認しなくちゃならないんだよ。

正直言うと、この映画にはいくつか欠点があった、それは日本人俳優達が韓国語を話しているからだけど、それでもやっぱり俳優達の韓国語はカンペキじゃなかった。だから、時々集中するのが辛かった。うーん、そうなんだよね、全部観る前から予想がつくことなんだよね。でも、予想していなかったことは、俳優達が日本人にもかかわらず、思ったよりも彼ら彼女らの韓国語が上手だったってこと、みんな以前はどれ位韓国語を話していたのか知らないけど、チョナンカンを除いてはね。そう、予想以上にみんなの韓国語は上手で、アタシは感心したよ-あ〜、中谷美紀が、彼女のアル中の夫を罵るたびに、アタシは発狂寸前だった・・・この映画のために、日本人俳優達は一生懸命韓国語を勉強したんだよな(そう、それが彼らの仕事で、それでお金をもらっているわけだけど。)映画後半では特にガッカリする面もあったけど、映画自体は、ホントにアタシのハートをかっさらったと思う。たぶん、この監督は、観客に多くのことを言いたがりすぎたんじゃないのかな。

チョナンカンが、韓国と韓国語(ハングル語)が大好きなのは知っていた。でも、奴が、これほどまでに韓国と韓国語が大好きなのは知らなかった。彼はどうやって、こんな映画を作ることができたのか、全然わからない。チョナンよ、金はどうやって集めたんだ???もし、韓国人トップスターが、「日本が大好きだから、日本で映画を作りたい」なんて言ったらよ、人々はみんな、そのトップスターは気が触れたと思うに決まっている。

日本人がこの世界で1番正直な人たちでないことはわかっている、でも自分達の情熱をどう表現するか、どうやって人生を楽しむかを知っていると思う。アナタがた日本人たちが、笑える人たちだと思った時もあったけど、それがなんだって言うの?どんなことがあっても、ぜひ楽しんでいって欲しい、アタシの地元に来て、韓国TV番組を観て、映画を作ってちょうだい、もしそれがアナタを幸せにするなら。ほんの少しでも、韓国、というものが、アナタたちに楽しみを与えられて、アタシはとっても嬉しい。そんなにアナタたち日本人の愛に、アタシたちは価するかどうかわからないけど、でも、とにかくどうもありがとうね。

ケイ

2004年9月28日


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