韓国フェミ的映画事情 http://www.lovepiececlub.com/eiga/ ja 2004-12-07T10:11:19+09:00 日本の過去が韓国一般人に開かれたとき http://www.lovepiececlub.com/eiga/archives/000218.html 皆さま、こんにちは。 いかがお過ごし? まだヨン様にくびったけ?^^ 今月ソウルでは、大規模な日本映画祭が開催された。それは、2004年メガボックス日本映画祭、またの名を日本映画ラブ・アンド・ユース1965年〜1998年と呼ばれるもの。その日本文化庁主催の映画祭は、1965年から98年までに日本で制作された合計46本の映画を、韓国一般人に公開しました。どうして1965年から98年までの日本映画だけを公開したのか、それには、わけがある。1965年は、韓国日本間の外交関係を復活し始めた年で、98年は韓国政府が、日本映画を含めた日本の文化の門戸を部分的に開いた年なんだよね。だから、日本文化庁は韓国一般人に、合法的に日本映画を観る手段がなかったその時期に制作された日本映画を集めて、韓国で日本映画初の映画祭を開催したわけ。日本文化庁の趣旨は、とても象徴的で、思いやりがあると思ったよ。 映画祭にどの映画を上映するか、その文化庁の選択方法もおもしろいよ。日本文化庁は、キネマ旬報の読者に質問した:「どの日本映画を韓国人に観てもらいたいか?」文化庁はとてもこの映画祭を気にかけていて、ホントに良い映画を韓国人たちに観てもらいたかったんだと思うよ。上映された映画作品群は、日本の若者達のロマンスもの、家族もの、田舎と大都会の問題もの、学生運動デモもの、経済急成長の闇の部分を描いたもの、バブル期における消費ブームを描いたもの、などなど。 この映画祭のもう1つの良い点は、映画チケットの値段が安かったこと。たったの1000ウォン、日本円にして約100円よ。だから皆映画を観に行けるし、お金の心配なしに観たいだけたくさんの映画を楽しめるわけ。この映画祭は、日本と韓国間の真のコミュニケーションと文化の交換であって、利益目的ではなかったってこと。 アタシは2つの作品しか観に行く事ができなかったんだよ、他の映画を観に行く時間がじゅうぶんになくて(残念ながら、映画館が家からかなり遠かったんだよねー。)で、「時をかける少女」(1983年)と「喜劇 女は男の故郷よ」(1971年)を観た。ラッキーなことに、アタシ、2作とも気に入ったよ、特に「喜劇 女は男の故郷よ」がよかった。ある意味、2作品ともかなり変わっていると思う。まず始めに「時をかける少女」。「時をかける少女」は、SF映画だけど、そのSFジャンルの特質がないじゃない、基になるコンセプトと時折起こる事件を除いてはさ。映画「恋はデジャ・ブ」と「ある日どこかで」をミックスした映画みたいだった。完全なSF映画ではないんだけど、おかしな悲壮感と懐かしさがある。そう、悲しい話じゃないの〜。映画の最後の方で、泣きそうになったよ、特に理由もなく-たぶん、ほんとうはアタシ、理由を知っているのかもしれない。 「喜劇 女は男の故郷よ」のほうは、始めのシーンから、かなり笑えた。この映画、日本では有名なのかな?もしそうじゃなかったら、悲しくない?だって、この映画、30年以上も前の1971年に作られたものにしては、かなり素晴らしい映画で、内容もよく書かれているし、演技も素晴らしくって、ラディカルじゃない。内容は、ストリッパー小屋を経営しているカップルの家に住んでいる女性の話。若いストリッパーたちは、その家に住んでいて、家主であるカップルを、実の両親ではないけれど「お母さん」「お父さん」と読んでいる。そして、皆自分の職業を恥じていない。そこに住んでいる皆は、ちょっと変わった職業の普通の人々で、後悔なく毎日を楽しく過ごしたいと思っている。そこの皆は、社会の慣習、警察、やくざにすら怯えることなく生きているんだ。 こんなシーンがある:「お母さん」は、自転車の荷車に排泄物を乗せ、それをあるクラブにひっかけるの、どうしてかって、それはそのクラブを経営しているやくざが、自分の娘の1人に嫌がらせをしたから。そのシーンを観たアタシは、「なんてかっこいい女性!」なんだと思ったわ。 アタシは今まで、黒澤か溝口以外の古い日本映画以外は観た事がなかった、そして今回のこの映画祭は、日本の過去とその時代の日本人の生活を理解するのにとてもすばらしい機会だった。アタシは、最近のテレビドラマか映画から、または日本人の友人達から、今の時代の若い日本人の生活を知っているだけ。実際アタシたち韓国人と日本人って、お互いとても似通っていて、とても共通点があって、かなり笑えるわ。にもかかわらず、アタシたちはお互いのことをよく知らない。もしアタシたちがお互いを理解したいのならば、今回のような心あるイベントを通して、まずお互いをもっと知る必要があるでしょう。お互いが繋がるためには、もっと努力が必要だと思うけど、未来は明るい、って! ケイ... minori 2004-12-07T10:11:19+09:00 でき、るものなら、アタシを感動させて http://www.lovepiececlub.com/eiga/archives/000186.html (この原稿は2004年6月に執筆したものです) 皆さま、いかがお過ごしでしょうか? ソウルは今、とっても暑い。雨が降ると聞いたのは、いったいいつが最後だっただろう? ―先週?でも、たくさんのスモッグとメラメラ燃える太陽ばかりで、今のところ雨は降っていない。ゴッド・ブレス・韓国気象庁よ。今日の不快指数は73で、そんなに悪くない。でも、アタシは、これからかなり不快な気分になるのはわかっているんだ(で、誰もアタシに、ちょっかいを出さないでくれればいいなぁと思っている。) 昨夜友達に会って、(そう、アタシはまだ何人か友達がいる!)そして、あれこれお喋りした。アタシたち(4人)は、ある意味、映画業界関係ということで繋がっていて、映画についてたくさん話すことがあったわけ。ほとんどは、ちょうど一緒にレインボー映画祭で観たばかりの2つの映画に関しての話で盛り上がった。台湾映画を2本観たんだけど―アリス・ワンという名前の女性による「飛躍、海へ」と、ツァイ・ミンリャン氏による見事な「さらば、龍門客棧」。アタシたちは、最初の映画はとってもキライで、2本目はとてもとても好きだったんだけど、どうして、アタシたちの仲間である女性が撮った何本かの映画はかなりヒドいもので、女性の生き方についてもあまり洞察がないのだろう。 この「飛躍、海へ」をキライな一番の理由は、理解できる説明なしで、オトコからオンナへ対するあんまりな暴力が多すぎるから。その映画の中では、オンナはただ暴力の被害者で、オトコは悪党でなければならなかった。そしたら、あれかね、アタシは、「どーいう理論でそうなわけ?」って聞かなきゃならないってこと?映画の話を、もっとパワフルに、信じられるものとして作るためになんか理由があったんだろう。アタシは、気分を悪くして、オンナに言われたことだから、理解するふりをするべきなのかね?多分、アタシは、オンナはどんなオトコよりも、アタシたちの話を伝えられると信じているオメデタイ奴なのかも知れない―でも、何人かのオンナたちは実際そうでしょ。 友人の1人は、今年の女性映画祭で観た映画は全て、かなりひどいものだと言っていた。イイ映画が観られないのなら、もうそこに行く理由はないと言っていた。ある意味、それはわかるんだよね、だって、映画祭の主催者たちは、映画祭の存在に関して、同じようなジレンマを感じていると思うから。女性映画祭であるわけだから、女性による映画だけを上映している、レトロ・セクションは除いてね。実際、アタシはここ数年、女性映画祭でたくさんの良い映画を観ているから、アタシのその友人のような文句はないんだけれど。でも、時々「なんで、アタシはここにいるんだ?」というような瞬間もあった。 アタシたちは皆、「アナタはこれを理解しなきゃならないわよ、だってアタシたちオンナは数千年もの間、抑圧されてきたんだから。アタシたちは、被害者で弱者だから、好きなだけオトコたちとこの社会に文句を言いましょう!」という段階を過ぎたんだと思う。映画を観ていて、そんなような理論に出くわすたび、アタシは、「シスターたちよ、だったらもっとイイ映画を作らなきゃ」と言いたくなる。 それでも、アタシたちオンナの話が無視されていた、またはオトコたちによって語られていた10年〜15年前に比べたら、オンナたちによって監督された映画を観られることは、とっても嬉しいことなんだよ、映画「飛躍、海へ」はとっても期待はずれで、アタシはまだ気が立っているけど。韓国、その他アジア諸国では、まだメイン上映作品デビューをしたオンナの監督は、たくさんいない。ほとんどのオンナの監督は、短編かインデペンデント映画を作っている。幸運にもメイン上映作品デビューした何人かのオンナ監督たちは、次の作品を作るのに苦労している。若くて才能溢れる韓国女性監督たち、例えば、「ラブ・ラブ」(1998年)のイ・ソグン、「子猫をお願い」(2001年)のチョン・ジェウンは、2作目を作っていない。時折、チョン・ジェウン女史が、現在ローラーブレード好きな若者についての映画の準備をしているらしいという話を聞くけれど、イ・ソグン女史に関しては何も聞かない、あの映画「ラブ・ラブ」を作った当時、彼女はたったの24、5歳で、それは個人的には、ものすごい事だと思うんだけれど。 オッケーィ、今回のこのアタシのエッセイはヒドくて、自分が吐き出したクソみたいな事に、恥ずかしくなってきました。だから、これを言って終わりにします:アタシはただ、アタシたちオンナの声と真実が含まれているステキな映画が観たいだけなの。それは別にオシャレでなくても、カンペキなものでなくてもいいの。ただ、その監督の主張と、心にあって現したい何かを観せてくれ。その話に、胸一杯にさせてくれ。アタシを感動させるには、アタシはそんなにムズカシイ人間じゃないんだから。(実際とても容易い人間よね。) ケイ 2004年6月28日... minori 2004-11-01T15:36:50+09:00 春川(韓国)のヘンテコな世界と映画「ホテル・ビーナス」 http://www.lovepiececlub.com/eiga/archives/000159.html 春川 日本のみなさま、お元気〜? 今アタシの故郷であり、「冬のソナタ」、またはヨンさまの街から帰ってきたばかり:--)。Chusokと言う韓国のサンクス・ギビングである祝日のために、両親のところに行ってきた。両親の所に帰ったのは、今年に入って2度目、でね、なんだと思う?アナタがた日本人が、アタシの故郷にウジャウジャ居たのよ!!昭陽川の写真を撮っている日本人たちを見たりして、なんて恥ずかしい人たちなの!!!うそ、うそ、冗談です。自分の情熱のために、日本からわざわざ来る事はスバラシイことだと思うよ。ホント、とっても羨ましいわ、その情熱。 でもね、アタシたち春川地元民にしてみれば、東アジア、特に日本と台湾から今たくさんの訪問者たちが訪れることは、とってもオカシなことなんだよね。春川は、韓国でも美しいところとして観光地としてもとても有名だけれど、そんなに海外からの観光客は今までいなかった。地元がロケ地であるジュンサンの家に訪れる日本人は1日約600人だと聞いた。信じられるぅー?地元の人口はたったの、200,000〜250,000人なのよ、そして他国から毎日たくさんの観光客が訪れている。アタシにとって、それはただ超現実離れしていることで、今朝、昭陽川で写真を撮っているアナタたち日本人を見るまで信じられなかった。そう、単なるウワサじゃなかった、本当にアナタたち日本人は、アタシの地元に来ていたのよ、「冬のソナタ」のせいで。 その川の柵には、ヨンさまがニッコリ微笑んでいる写真が貼られていた。数人の日本人女性たちは、その小さいピンク色の写真を撮ってとても幸せそうに見えた。だから、アタシも、友人たちに証拠写真が必要だったから、その女性たちの写真を撮ったんだよ。ねっ、これがヨンさまフィーバーつうもんよ、どうだっ!!! 地元の通りは、今日が大きな祝日のために、とても静かで誰も通りに居なかった。で、アタシがそこで見たものは、メディアの力とマニアの力。アタシの地元で作られたたった1つのTV番組が、地元を国際的な観光名所にした、どれくらい今のような状況が続くかわからないけど。地元の友人が言っていたけど、「冬ソナ」のもう1つのロケ地であるミョンドンでもたくさんの日本人と台湾人を見かけたって。奴もアタシと同様で、このヘンテコリンな現象を信じるのに苦労してるんだ。誰がそうじゃないかって? 「ホテル・ビーナス」 数週間前に、映画「ホテル・ビーナス」を観に行った。映画観てみた?アタシが「ホテル・ビーナス」についてどう思ったか知りたい? まず、白状するけどね、この映画を観ることはとてもヘンテコリンな経験だったのよ。そう、ただ奇妙で、ヘンで、ヘンテコリンなの、映画全般に渡って、日本人俳優達が韓国(ハングル)語を喋っているのを観る事が。この映画は、日本人俳優たちと日本人スタッフと日本のお金、プラス、数人の韓国人俳優たちで、ウラジオストクで撮影されている。こんなおかしな組み合わせの映画が他にあるかっ?アタシは1度、チョナンカンが口を開いて韓国語を喋りだした時、笑いが止まらなくなった。違うの、彼の韓国語スキルを笑ったわけじゃないんだ。ただ、この映画全編が韓国で撮影されたことを知ってはいたけれど、彼が本当に韓国語を話していることが、ただ信じられなかったんだよね。見ることは信じること、でしょ。時々、自分の目で物事を確認しなくちゃならないんだよ。 正直言うと、この映画にはいくつか欠点があった、それは日本人俳優達が韓国語を話しているからだけど、それでもやっぱり俳優達の韓国語はカンペキじゃなかった。だから、時々集中するのが辛かった。うーん、そうなんだよね、全部観る前から予想がつくことなんだよね。でも、予想していなかったことは、俳優達が日本人にもかかわらず、思ったよりも彼ら彼女らの韓国語が上手だったってこと、みんな以前はどれ位韓国語を話していたのか知らないけど、チョナンカンを除いてはね。そう、予想以上にみんなの韓国語は上手で、アタシは感心したよ-あ〜、中谷美紀が、彼女のアル中の夫を罵るたびに、アタシは発狂寸前だった・・・この映画のために、日本人俳優達は一生懸命韓国語を勉強したんだよな(そう、それが彼らの仕事で、それでお金をもらっているわけだけど。)映画後半では特にガッカリする面もあったけど、映画自体は、ホントにアタシのハートをかっさらったと思う。たぶん、この監督は、観客に多くのことを言いたがりすぎたんじゃないのかな。 チョナンカンが、韓国と韓国語(ハングル語)が大好きなのは知っていた。でも、奴が、これほどまでに韓国と韓国語が大好きなのは知らなかった。彼はどうやって、こんな映画を作ることができたのか、全然わからない。チョナンよ、金はどうやって集めたんだ???もし、韓国人トップスターが、「日本が大好きだから、日本で映画を作りたい」なんて言ったらよ、人々はみんな、そのトップスターは気が触れたと思うに決まっている。 日本人がこの世界で1番正直な人たちでないことはわかっている、でも自分達の情熱をどう表現するか、どうやって人生を楽しむかを知っていると思う。アナタがた日本人たちが、笑える人たちだと思った時もあったけど、それがなんだって言うの?どんなことがあっても、ぜひ楽しんでいって欲しい、アタシの地元に来て、韓国TV番組を観て、映画を作ってちょうだい、もしそれがアナタを幸せにするなら。ほんの少しでも、韓国、というものが、アナタたちに楽しみを与えられて、アタシはとっても嬉しい。そんなにアナタたち日本人の愛に、アタシたちは価するかどうかわからないけど、でも、とにかくどうもありがとうね。 ケイ 2004年9月28日... minori 2004-10-01T19:02:34+09:00 韓国の鬼神と貞子 http://www.lovepiececlub.com/eiga/archives/000108.html このクレイジーな暑い夏の中、皆様いかがお過ごし? 今年の夏は、アタシが今まで生きてきた中で1番最悪な暑い夏だ、ホント、ソウルは最近かなり暑い。先週中、文字通り、アタシは死んでしまうところだった、それで、最終的にエアコンが今すぐ必要だってことに気がついて、身体が溶けてしまう前に、タクシーをひろって、電器屋に行って、エアコンを買った。この貴重なエアコンの助けなしで、このエッセイは書けないと思う、だってきっとすぐ気がおかしくなるはずだから。ところで、そっちの天気はどんな感じ?どうして、年々こんなに暑く、暑くなっているのかね?韓国は、亜熱帯になったのかな?オッケィー、暑い天気の話はこれまでにしましょう、話しているだけで暑くなっていくような気がするから。今日は「鬼神」という韓国映画の話をしましょう、だって何か涼しくなるものが必要でしょ。 「リング」(1998)が、韓国でリリースされてから、韓国映画の鬼神はどんどん“貞子1色”のように見える。最近では、韓国ホラー映画で、貞子のような鬼神を出すのが流行のよう。例えば、「狐怪談」(2003)の中には、貞子そっくりな鬼神が出てきて、アタシをひどく怖がらせたし。それから、今年の新映画の「霊」、「分身娑婆」と「フェイス」の中には、またしても貞子のような鬼神が出ている(写真を見てね。) どうして、急に全ての鬼神は貞子のようなんだろう? 貞子は、東アジアの究極の鬼神なの? そもそも、何故みんなが貞子を真似し始めたのかわからない、でも韓国の究極の鬼神は、とっても貞子に似ている。小さい頃、よくテレビのホラー番組を観ていて、その中には同じタイプの女鬼神たちが出ていて、すっごく怖かった。みんな白の服で、冷たい青白い顔で、長い黒髪で、口から血を流していた。(左側の写真を見てね。)韓国女鬼神たちは、貞子と比べると、もっと人間っぽい。貞子は、化け物のような特徴があるでしょ、ヘンな動きとか、あのおっかない目玉とか! でも、韓国女鬼神たちは、人間のように振舞うし、人間のように考える。彼女たちが探し求めているのは、復讐だけで―だいたいは、自分達を裏切って、殺される原因になった男たちに対しての復讐だけ(多くは自分たちで首を吊って死んでいるんだけど。)だから、彼女たちは、自分たちを利用したヒドイ男たちに対して、遣り残した仕事を終えてから、天国(か、地獄)に戻る。彼女たちは、ちょっと悪いけど、そんなに悪者ではないわけ、邪悪な男たち以外には誰も傷つけたりしないし。この伝統的な女鬼神たちは、女性たちに対して残酷で、もの凄く保守的だった韓国社会の結果なんだ。彼女たちは、たくさん苦しんで、生きている間はひどく虐待されて、だから死んだ後に戻って来なきゃならない。なんて悲しいことなんだろう、ねぇ? そう、子供だったけど、時々彼女たちをかわいそうに感じたなぁ。 でも、最近の韓国女鬼神たちは、とても貞子チックになってきて、化け物的で、伝統的な鬼神とはかなり違った新しいホラー感を韓国の観客に与えている-たぶん鬼神は若い観客を惹きつけるために進化しなければならないんでしょう。アタシは「リング」を観た後、2週間はテレビ自体が見られなかったよ。貞子がテレビから出てきた時、「オーマイガー!」な状態で、あんまりにも驚いたんで、しばらくの間、呼吸ができなかった。アタシの人生の中でも、かなり怖かった瞬間の1つよ! アタシはホラー映画の大ファンではないけれど、夏にはつい観てしまうんだよね。人間ってとっても奇妙な動物だね、そう思わない?ホラー映画は作るのが簡単ではないし、観客を感心させるのはとっても難しい、だって皆ホラーものを観る時、必ず期待感を持っているし、長年たくさんのホラーを観ているから、できの良いホラー映画というものをよく知っている。できの良いホラー映画のルールは、いくつかあって、第1ルールは、「たとえどんなものでも、怖いものであること!」アタシの好きな韓国ホラー映画は、怖いだけじゃなくて、とても悲しい話な映画。「箪笥」(2003)と「鳥肌」(2001)が好き。とても怖くて悲しいものが、同時に好きなアタシは、かなりサド的なのかな? 日本では最近韓国ドラマが、ポピュラーという以上に流行っていると聞いている。でも、こんなひどい暑い天候を乗り切るために、韓国ホラー映画の「箪笥」(2003)と「鳥肌」(2001)でも観てみてはいかが?クサイ「冬のソナタ」より全然良いよ。ちょっと待てよ、実際アタシは、「冬のソナタ」を10分くらい観終わってから、とっても怖いドラマだと思ったんだっけ。ハハハ・・・ 2004年8月4日 ケイ... minori 2004-08-04T18:27:11+09:00 韓国と日本の間 http://www.lovepiececlub.com/eiga/archives/000063.html 皆さん、いかがお過ごし? もう既に6月だなんて信じられる? はぁ〜個人的には信じられない、もう6月だなんて。ソウルでは、5月は、とても雨の多い月だった。普通だったら、夏に向かう前の爽やかで太陽の光降りそそぐ月で、雨の日ばかりじゃないの。だからアタシは、このところあんまりいい気分じゃないんだよなぁ。それはともかく、アタシは最近また引越しをした、(引越しってウンザリ!!!)で、この原稿を、引越しした新しいアパートの21階で書いているところ。 映画「オールドボーイ」が、カンヌ映画祭でグランプリを受賞したのを聞いた? そう、受賞したのよ。アタシの好きな映画が、そんな名声ある映画祭で表彰されて、とっても嬉しいよ。もうすぐ日本でも、絶対上映されるはずだから、見逃さないでよね。 さて、これから韓国人男性について、また話をしようと思う、実のところ、最近2つの韓国映画が日本で撮影されたのね。「風のファイター」(ファイター・イン・ザ・ウインド)と「力道山」という映画。はじめの映画は、大山倍達(チェ・ペダル)の半生を描いたもので、2本目は、力道山についての話。この2人の名前、聞いたことがある?武道やK1の熱烈なファンでなくても、この2人は韓国ではかなり有名。彼らのことは、異国で生活しながら達人になるために苦労をした韓国人として、韓国では、ほとんど伝説と言っていいくらいなわけ。 「風のファイター」 極真空手の創始者である大山倍達(名人・大山)のサイトを見たところによると、彼は1923年に日本で生まれている。でも、韓国の百科事典によると、彼は1922年に韓国で生まれている。彼が韓国人だということに、誰かが裏工作しようとしたんだろうね、日本ではそれはとても普通なことだと聞いている。別にアタシは、それを責めているわけじゃなくて、なんかそれには訳があったんだろうなぁと思う。ともかく、名人・大山についてのこの映画は、今日本で撮影されている。韓国人俳優が、名人を演じていて、平山綾や加藤雅也といった日本人俳優もまた主演している。韓国ではこの夏、たぶん8月の映画公開となる予定、そして、すでにある日本の会社がこの映画の日本上映権を買ったという話も聞いている。 韓国と日本間の文化のバリアが、韓国で、日本のテレビ番組、歌謡曲や映画を受け入れることによって取り除かれていって、たくさんの文化の交流が行なわれている。たとえば、アタシの妹は数週間前に2回も安室奈美恵ちゃんのコンサートに行った。妹は今でも、とぉ〜っても舞い上がって興奮している。映画「風のファイター」も、もし韓国で今のような文化交流がなかったら、作られていなかったと思う。もちろん、理由はそれだけじゃなくて、そのような大きなプロジェクトには、最近の韓国映画業界のブームも関係しているだろうけど。 「力道山」 この映画について、とっても嬉しい事があるんだ。なんだと思う?へへェ、アタシの愛する女神、中谷美紀がこの映画で主演するの。その理由だけで、アタシはこの12月に上映予定である映画を観るのを楽しみにしているのだった。 力動山は有名なプロレスラーで、これを読んでいる皆が、彼が誰か知っているといいけど。力動山は、1925年に韓国の北部で生まれ、1939年に日本に移った。それから彼は、有名なプロレスラーになり、1958年にヘビー級世界チャンピオンになった。でも、彼は、それから間もない1963年に日本人男性に殺されて亡くなってしまった。 彼は、それは偉大なレスラーで闘う人、だったんでしょう。でも、アタシはこのプロジェクト自体にもっと興味があるわけ、韓国映画に出ている中谷美紀を観るというこの上ない幸せを運んでくれるプロジェクトにね。まるで夢が叶ったようだよ。中谷美紀を知ってから、ずっと長いことそんな夢を見ていた。そして、アタシの夢は、アタシの期待より、ずっと早く叶ったみたい。そう、この韓国と日本間の文化の交流にただただ驚いているよ、韓国映画のブームが、アタシの夢を実現させてくれたんだもん。 映画「力動山」は、韓国で最高の俳優の1人によって演じられる、そして中谷美紀も、もちろん日本の中で最高の俳優の1人であると信じている。それとアタシは、このプロジェクトのディレクターであるソン・ヘソンの前回の映画「パイラン」がとっても好きなの。だからね、この「力動山」は、熱望しながらこれからの6ヶ月間を待つのに値する作品なはずなわけよ。それにもし、中谷美紀がプロモーションで韓国にやって来るとしたら、アタシは天にも昇る気分だわー!!! 今月はこれでおしまい。紹介した映画、どう思う? みんな観に行ってみようと思う? ヨン様以外の韓国人俳優が、日本映画で主演する映画を観てみたいと思う? フフ、映画「スキャンダル」が今そっちでは上映されていて、たくさんのヨン様ファンたちは、映画の途中で泣いているって聞いたけど。人間って、なんてパワフルになれるもんなのかしらね?アタシは、このヨン様一連関係のことにホント驚いていて、韓国と日本のあいだには、たくさん政治関係の問題があるけれど、そういったヨン様現象のようなことが、どんどん両国間の距離を近づける手助けになればいいなぁと思う。地理的に見ても、アタシたち両国の間は、世界の中でも近いわけだし、ねぇ? さようなら〜。 ケイ 2004年5月30日... minori 2004-06-01T01:08:31+09:00 コリアン・ボーイズ ヨン様 &「オールド・ボーイ」 http://www.lovepiececlub.com/eiga/archives/000064.html みんな元気? 先月はどう、なにかステキな事があった? アタシ? いや、なんにも特別なことはなかった、いつも通りよ。 さて、今日はコリアン・ボーイズについてお話します。ビックリ、じゃない?アタシは普通、オトコの話はしないから、特に韓国の男たちについてはなおのこと、ねっ。でも、ある韓国の男たちが、世界ニュースと日本で大ニュースになっているみたいじゃない、だからアタシも、それに便乗しない手はないと思って、でしょ? ま、マジなわけ?最近日本では何が起こっているの?あの「ヨン様」に関するクレイジーなことよ。はぁ〜、テレビでヨン様が羽田空港に到着した時、赤ん坊のように泣き叫んでいた日本のオンナたちを観たわよ。たくさんの人たちが、ヨン様に夢中だって事を知ってアタシは、かなりショックだった、そして更にショックだったのは、その夢中になっているオンナたちの大部分は30代〜40代のオンナたちだってこと。ヨン様は、なんてラッキーなサノバビッチなの!!「冬のソナタ」は、そっちでも人気なの?こっちでもかなり人気なんだよねー、でもアタシ、5分以上続けて観たことがない、だってホントに、ホントにヒドイんだもん。たぶんね、これ読んでいる皆の中で何人かは、アタシがクサイものを好きだって思っているだろうけど、あれは行き過ぎだ、ホントに。どんなに努力して観ようとしても、5分以上観続けることができないんだよ-なんでそんなに努力して観ようとしているかというと、あの番組の一部は、アタシのホーム・タウンである春川で撮影されているからなんだけど。 で、正直言ってね、あのドラマの俳優達は、アナタたちの親愛なるヨン様を含めて、演じるってことをわかっちゃいない。だから、いくらあのドラマが、アタシの故郷の美しい景色(イェス!)たちでいっぱいで、胸を打つ物語で(皮肉です)、バックミュージックがステキでも(またまた皮肉です)、全然アタシはそそられなかったわけ。とにかく、皆、アタシがなんであの番組が嫌いなのかわかってくれるといいな。でもさ、皆の中の誰かが、「冬のソナタ」とヨン様を好きなことは、スゴくクールなことだと思うわけ。アタシは、人間の自由と、価値観の違いを信じている。ヨン様は、かなりルックスがいいしね、アタシの趣味じゃないけど、へへ・・。 そのヨン様熱狂事件の中でも、アタシは1つとっても気に入っていることがある。日本人の皆を、固い木か何かのように思っていたの。なんつーか、ひどく慎ましくて、超丁寧で、超感情を押し殺す人たちみたいな、わかる?でも、1人の韓国人オトコに向かって、泣き叫んでいるのを観て、アタシは、日本の皆も人間なんだ、って思ったよ。恥ずかしさもなく、心からの感情を出している何人かの日本人を観た、初めてのチャンスだった。あの30代から40代のオンナたちはたぶん、結婚していて夫もいるんでしょ?ちょっとぉ〜、彼女たちの正直さは、少なくとも称賛されるべきだと思うよ。そんなに良くないとしても、アタシの意見では、韓国人オトコが、アタシの仲間たちである日本人オンナたちに幸せと喜びを与えたってことに、アタシは全然問題ないんだけど。好きなだけ、ただただヨン様を楽しめばいいじゃん。奴はアナタたちのもんだよ。 オールド・ボーイ とても才能のあるパク・チャヌク監督(彼は「JSA」のディレクターでもあるけど、この映画は「JSA」とは全然違う)による「オールド・ボーイ」という韓国映画が、第57回カンヌ映画祭のコンペティション部門にノミネートされた。だから、5月12日から23日までに開催される映画祭では、この映画も世間の注目を浴びることでしょう。ところで、この映画について、日本の皆にとって、興味深いことがある。この映画は、土屋ガロン作、峰岸信明画の同名のマンガが元になっている。 たぶん何人かの人は、このマンガを既に読んでいることでしょうね、でもこの映画は、マンガと全然違うらしい(少なくともアタシが聞いた話ではね。)この映画は、原作のマンガから元のあらすじを使っただけで、それはあるオトコが、この韓国映画ではオ・テスという名のオトコが、何者かによって誘拐され、その理由もわからないまま、密室で15年間も監禁されるというもの。まず、オ・テスが、なんでぇー監禁されちまったのかということに困惑するようなところから始まる。彼は理由を探し出すことに苦しみ、脱走することを何度か試みるんだけれど、いつも失敗する。そして、ついに彼は諦めて、その狭い場所で、なんとか生き延びようとする。彼はそこで、エクササイズをしたり、オナニーしたり、そして彼の人生の、過去の物語を書く。彼はさ、それまで自分を悪い人間だと思っていなかったのだけれど、1度自分の人生を書き始めたら、自分が思っているよりも、実は自分は悪い事をたくさんしてきた事に気がついてしまうわけ。で、彼は、自分を誘拐した可能性のある人たちのリストを作る。それと彼は又、自分の手に刺青を入れる。一行が1年。解放された時、彼は15行も刺青をしていることになる。 そう、彼はある日突然解放されるのよ、何の説明もなしに、15年も経った後で。彼は、自分自身の物語を書いたノートを受け取るだけ、そして超クールな服とサングラスをもらう。ここから、この映画が更にエキサイティングになるところよ、アドレナリン全開、バイオレンスとセックス、そしてまたバイオレンスだっ。この監督は、観客にずっとエサを与えつづけるわけ、だから観客は、なんでだろう、どうしてこのかわいそうなオトコが、いったいどんなサノバビッチによって監禁されたのか、考え続けちゃうわけよ。続きを知りたいでしょ? でも、今はこの話を続けるのを止めたほうが良さそうだね、じゃなきゃ、皆の映画を観る楽しみを台無しにしちゃうもんね。では、もう1つ、この映画のおもしろい要素をお伝えしましょう。この映画のマーケティング戦略なのかなんなのか、この映画の結末は、パンドラの箱のように封印されたままでした。この映画関係全スタッフと俳優達は、結末を決してバラさないことを契約書にサインさせられた。映画会社も、ほとんどの韓国のプレス人たちに、映画が公開される前に結末をばらさないようにと命じたわけ(にもかかわらず、ある気の違ったバカなメディアはバラしてしまったけど。)映画公開が近づくにつれ、韓国市民の好奇心は大きく、大きくなっていったわけ:誰が主人公を、なぜ誘拐したのか???だから、映画が2003年11月21日に公開されて、興行成績NO・1になったのも、驚くことじゃないのよ。 なんでか知りたくない?だったら、日本公開されるまで待つべきだよ。日本のある会社が、映画公開の権利を買ったというニュースを観たよ、遅かれ早かれ日本でも公開されるでしょう。何人かの人たちは、この映画はとても暴力的で狂っていると思っているけど、アタシは、この映画は、映画ファンに完全なる楽しさを与えてくれるものだと思う。良くできた映画ってそういうもんでしょう:素晴らしい脚本と監督、オ・テスを演じる韓国のトップ・スター、チェ・ミンシクによる、すんばらしい演技、そしてパワフルな音楽とカンペキな撮影法とライティング。それに、この映画は、観ている間ずっと観客の血を湧かせてくれる。映画を観る時、どれくらいそんな気持ちになる?残念ながら、アタシは最近そんなふうにあんまり感じない。だからこそ、きっと、アタシはこの映画がとっても好きで、皆が観た時のリアクションを聞くのが待ちきれないのよ。この映画、見逃さないでよね! ケイ... minori 2004-05-01T01:14:18+09:00 日本もの、あれこれ http://www.lovepiececlub.com/eiga/archives/000065.html みなさん、こんにちは〜。 みんなの先月はどんなだった?アタシは、仕事に、そして、最近いちばんゾッコンになっているアメリカ・テレビドラマ「Lワード」のキャラクターへの想いにと、忙しかった。このエッセイを始める前に、ちょっとだけその番組のローラ・パーキンスについて、語らせてちょうだい。文字通り、ローラ・パーキンスは、アタシのこの乾いたハートに、光と幸福を運んでくれた。ローラは、架空の人物だけれど、アタシは彼女に恋をしてしまった。そんな架空の人物に恋をしたことなんて、今までなかったから、それはかなりおかしなことだけれど、ねぇ。もちろん、今まで俳優や歌手に夢中になったことはあったけど、架空の人物だぜ!ローラ・パーキンスは、超カワイクて、スイートで、ラブリー、セクシー、そしてやんちゃで、もうアタシは恋するしかなかったわけ。あぁ、アタシは彼女とずっと、ずっとセックスし続けて、いかがわしいことを話しつづけたい(アタシのみだらな妄想、失礼しました。) さて、このコーナーは韓国映画についてだけれど、今日は日本ものについて、お話したい。何人かの人たちは、既に2004年1月1日から韓国でも、日本ものの番組が放映される許可が降りたことをご存知のことでしょう。(バカげているけど、それ以前は、韓国では違法だったんだよ。)だから、最近テレビでも、日本のドラマや音楽ビデオをたくさん観る。「踊る大走査線」、「ファーストラブ」、「GTO」、「フードファイト」、「恋ノチカラ」、「トリック」、「ごくせん」、「やまとなでしこ」、そして「真夏のメリークリスマス」が、この数ヶ月間に韓国テレビで放映された。全部は観られなかったけど、アタシは、「ファーストラブ」、「フードファイト」、「恋ノチカラ」、そして「真夏のメリークリスマス」を観ることができた。 日本のドラマ番組は、韓国ものより(放映期間が)短い。韓国ドラマ番組は、日本のよりかなり長くて、番組が放映され始めても、まだ収録し続けていたりするから、時々視聴者は、ガンか事故で死んでしまうことになっている主人公に対して、「主人公を殺さないで!」なんつうバカげたことをぬかす。たぶん、日本ドラマは、放映前に全収録が済んでいるから、そんなバカげたもんに困らせられたりしないでしょう。イイことだよね。でも、日本ドラマについて、ある嫌なことに気がついた、それはかなりアタシをムカツかせるものよ。アタシは、時々妹とテレビを観るんだけど、女性の人権について、日本は、韓国より酷いんじゃないかと、2人の意見が一致したよ。初めて気がついたことじゃないけどさ、一部の日本人女性の喋り方、服装、そして振舞いかたが、とってもアタシをイライラさせるんだよ。それと、仕事場と家庭での、日本人男性による日本人女性の扱い方は、アタシを激怒させるよ。例えば、「ファーストラブ」の中で主人公の父親が、娘たちの前で、その妻を、「バカ野郎」と呼ぶんだよ。アタシは妹と、「なんだ、ありゃ?」となった。もし、アタシの父親が、アタシの前で母親をバカ野郎と呼んだら、「このヤロウー!」と言うでしよう。 それだけじゃないよ。主人公の母親は、家族の奴隷みたいじゃない。母親は、その夫を王様のように扱い、有名な娘の友人にお茶さえ作る。その娘は、母親をまるで全然問題ないみたいに、秘書かなんかのように扱う。でも、あんまりその長女のことについて、話さないけどね、アタシ、だって、そのコは完全にイカレちゃってるからさ。(ところで、この番組観た?もし観てなくても平気だよ、面白くないから。) さらにだ、たくさんの日本人女性たちは、仕事場で制服を着ている。「OL」って呼ばれているんでしょ?韓国でも何人かの女たちは制服を着ていることを知っているよ。特に、銀行なんかではね、でも、日本ほどではない。あのさ、なんでそういう女たちは、バカみたいな格好の制服を着なくちゃならないのか、(OLを侮辱しているわけではないからね)スーツ姿の男たちのアシストとしての機能からだけなのか?アタシは、韓国には女性への差別がないって言っているんじゃないよ-アタシを信じて、たくさんの差別があるよ!-でも、制服ほどわかりやすい種類の差別はないよ(と言いつつ、きっと韓国の大企業内では、女性にコーヒーを作れなんていう、わかりやすい差別があるだろうけど。)日本では、男より女は、4年制大学より短大に多く行くの?日本の企業では、女は、大抵アシスト的な役割に就くの?日本のドラマから、日本の文化が、もっとわかるといいのになぁ。 「GO」は、今のところ、アタシの日本映画のお気に入り。今まで、そんなにたくさんの日本映画を観たわけではないけど、でも「GO」はアタシのお気に入りトップ5にいつも入る映画なはず。どうしてこの映画がそんなに好きか、という理由がいくつかある。まず、窪塚洋介の髪型が好きでしょ。うそ、それは冗談。本当の理由は、主人公と物語の展開のしかたが、とても好きなの。杉原(主人公)は、普段は、ただ男だ、というだけでもう全然眼中にないアタシにとっても、非常に感じのいいキャラ。彼は、毎日彼が遭遇する差別に反発して、自分の人生を生きようとする、ごく普通の高校生。まず始めに、彼は在日韓国人ということで日本人に差別され、そして日本と韓国という2国に向かって闘う、それは彼の両親のではなくて、自分自身の選択で、日本人の学校に通おうと決めたから。でも、彼は、自分のアイデンティティや両親のことでこうむる全苦労を、責めたりしない。彼は、真の勇士で、肉体的にだけじゃなくて、闘いを止めない。 杉原はずっと闘い続け、この映画は彼の恋愛についてで、彼のアイデンティティについて、ではない。でも皆には、この映画は、彼の在日韓国人としてのアイデンティティについてと、その差別に抵抗する苦闘だとわかっている。杉原は、だからとって、もがいていないと、アタシは思う、だって、彼は自分のアイデンティティを受け入れてたくないんだから。彼はただ、自分のアイデンティティが、自分の人生や夢に対して影響を及ぼすもんだとしたくはない。彼は、はっきりと自分が誰かとわかっていて、それでいいと知っている。他の人たち、例えば、彼のカワイイ彼女桜井(柴崎コウは最近どんどんキレイになっていくよね)なんかが、よくないと思っている。ただ、自分自身でいることが心地よくて、それが問題になるという杉原のようなケースに、人間はどうやって耐えていくのか、アタシにはわからない。なんつぅーか、アタシは自分のセクシャル・アイデンティティを10年以上も知っているけれど、アタシは自分自身でいることがとっても気持ちいいってなこと、だ。もちろん、セクシャリティだけじゃない、と思うよ。みんな誰もに、このアイデンティティ問題があって、アタシたちはみんな、それがどんだけ大変なことで、それで誰かとモメタ時、「ふざけるなー!」と言うのが、どれだけ大変なのかも、わかっている。だから、アタシは、杉原がただの架空の人物であっても、その彼と彼の世界観が大好き。実際の人物でここに存在するより、架空の人物で生きているほうが楽だもん。 ケイ... minori 2004-04-01T01:16:11+09:00 韓国もの、という名のもとに http://www.lovepiececlub.com/eiga/archives/000066.html 皆さまこの1ヶ月間どのようにお過ごしでしたでしょうか? アタシはまぁまぁだったかなー大酒飲んで、またタバコを吸い始めた事以外にはね。それはそれ大したことじゃないけどさ。 さて2004年もすでに2カ月過ぎました。アタシはまだ時々、今年が何年だったかわからなくなる。時間は物事を考えるヒマを与えないじゃないねっ。まるでコウルサイ彼女か何かのようにアタシを引きずり回す。時々「うるさい!独りにしてくれ!」って言いたくなる。でもそんなことできる?黙って十字を切るしかないよ。 よしっとグチはこれくらいにして映画について韓国映画とその状況について話すとしよう。ご存知のように(前回のアタシのエッセイを読んだ人たちは)韓国映画は最近とてもブームなわけよ。韓国映画は昨年の全映画収益の53%を占めていてハリウッド映画よりスゴイわけ。さらに今年はもっとイイ。今年の1月だけでも韓国映画は全映画収益の64.5%。現在までに1,000万人が観たという爆発的な興行成績をあげた「シルミ島」に感謝でしょ(韓国の人口はちなみに約4,500万人。) さらに、「シュリ」のカン・ジェギュ がディレクターした「ブラザーフッド 太極旗」という映画が、2月5日に上映されてから、韓国映画興行成績を支配し続けている。この18日間で今現在のところ、650万人がその映画を観に行っている。今ものスゴク韓国で流行っているわけ。誰もがその映画のことを話題にして、奇跡かなんかのようだよ。皆その映画を観てものスゴク感動して泣いたって言っている。(内容は、2人の兄弟が彼らの意志に反して、朝鮮戦争で戦わなければならなかったって映画)で、あのジャッキー・チェンですら韓国に来て、数日前にその映画を観たってよ。彼もまたメディアに、その映画の途中で泣いたって答えている。なんてイイ奴なんだろぅ・・・。 今のところ、韓国では1,271の映画館があるんだけど、興味深い数字をあげましょう。451館が「ブラザーフッド 太極旗」を上映していて、170館が「シルミ島」を上映、そして204館が「ドン・トラスト・ハー」を、168館が「Mokpo is a Harbor」を現在韓国で上映中。これゼーンブ韓国映画なの。だから、1,271館のうちの78%に当たる993館は、韓国映画を上映している。信じられん、キチガイ沙汰だ。アタシの今までの人生の中で、こんなに韓国映画が支配しているところを見たことがなかった。 興行収入成績は、ほとんど集客率と同じ。第1位はもちろん「ブラザーフッド 太極旗」で、「シルミ島」がそれに続き、「ドン・トラスト・ハー」、「恋愛適齢期」、「Mokpo is a Harbor」となる。トップ・ファイヴの中で、唯一韓国映画でない映画の集客成績は全体のたった7%。そう、結局のところ、韓国で韓国映画がこれほど人気なのは、奇跡なのかもしれない。前回アタシが書いたように、5年前にこんなに韓国映画がヒットするなんて誰も考えなかった。 アタシは、韓国映画がどんどん良くなって、最初にハリウッドもんやフランスや香港映画じゃなくて、韓国映画を観に映画館に行かなきゃならないことがとっても嬉しい。でも、この支配的な状況を心配し始めてもいる。どうしてかって? 1年前ほど頻繁に映画館に行かなくなったから。この2カ月間、あんまり多くの映画に興味がそそられなかった。「シルミ島」、「恋愛適齢期」、「Lost in Translation」を観に映画館に行っただけ。「シルミ島」を観に行ったのは、現実にあった話がベースになっている映画だから興味があったわけ。「恋愛適齢期」は、ダイアン・キートンとジャック・ニコルソンのヌード・シーンがあるからと聞いたから観に行ったし(冗談です)、「Lost in Translation」は、ビル・マーリーが好きだし、メディア情報のイイ情報だけじゃなくて、実際この目で観たくて行った、それにアタシは以前、ソフィア・コッポラも大物なったよなぁーと思っていたし。 その3映画以外、そんなに多くの映画に興味が湧かなかった、だって話題の韓国映画が、ほとんどの映画館を占めていたんだもん。1年以上前に、フランソワ・オゾンの「8人の女たち」を観た。来週ついに、ここでも上映されるんで、とっても嬉しいな。大作でもなく、そんなに話題性もなく、韓国映画でもハリウッドもんでもない映画はこのところ、ここでは、映画館を押さえるのにとても大変だと聞いた。やっとのこと少しの映画館を押さえられても、上映されるのは1週間やそこら。急いで腰をあげてすぐ観に行かなきゃ、上映終了で、もう一生観られなくなるわけね。 全ての韓国映画が大作で人気があるってわけじゃない。本当に少しの韓国映画が、毎年、たくさんの予算をかけて、大作となる。アタシがイヤなのはね、特定の映画が、ただ韓国映画だからといって評判がものスゴク良くて、皆が夢中になること。そりゃ、確かによく出来ていて面白い韓国映画に、皆が超夢中になるのは理解できるけど、ただそれが韓国映画だってことだけで、だからすげぇ映画だってことはないわけよ。わかる? 特に、ハリウッドもんの似たような映画と比べて、そんなにスゴイわけでも違ったもんでもなかった映画の時はね。それに、そんなに予算をかけた大作と言われる映画が、全映画館の半分を占めて欲しくない。この国は、既にじゅうぶん閉鎖的なわけだし、全国上映されている映画や、皆が話題にしている映画を観たくないよ。それって、怖いー。 ケイ、 2004年2月24日 P.S.誰か日本で「The L Word」を観た? 第1回目を観てからというものアタシは、全ての動きを真似ている。カワイイ副コック長のミス・ローラ・パーキンスが大好き、イェー!!!... minori 2004-03-01T01:19:45+09:00 韓国映画はどのようにして、面白くないものからアジアの人気者になったのか http://www.lovepiececlub.com/eiga/archives/000067.html 誰がこのたった5年間で、韓国映画が見るに耐える、ステキな、ワクワクするような、楽しめる、かっこイイ映画になるって想像できたんだろう? 正直言って、アタシは全然想像できなかった。 1998年の終わりにアメリカから帰国して、初めてビデオ屋に行った時のことを思い出す。アタシの実家のすぐ隣のビデオ屋に行って、何年も見逃していた幾つかの韓国映画を借りようとしていた。でも、アタシが見逃していた韓国映画って、それほど多くはなかった。 適当な韓国映画を見つけようと30分以上も苦しんだ結果、見つけた映画は、"Rub Love" (1998)、「豚が井戸に落ちた日」 (1996)、「グリーンフィッシュ」 (1997)というタイトルのたった3つの映画だけ。 ビデオの表紙から、少なくともアタシを惹きつける、または興味をそそる韓国映画は、その数年の間にあまり作られていなかった。 自分の祖国の映画界に自分の能力を貢献しようと映画を学ぶために海外留学までした若い韓国人オンナにとって、それはあんまりにも気分の悪い経験だった。(注意:当時アタシは、とても世間知らずでかなり興奮していて、社会に対して自分が何かできると思っていたのでした。) 当時の韓国映画界の状況について、もう1つあんまり芳しくない話がある。 アタシがアメリカにいた時、学校で香港映画や日本映画を上映するたくさんの映画祭を開催していた、世界中でも超、超有名な教授がいた。でも彼は、アタシが学校に在学中に韓国映画を上映したことはなかった、だからアタシはある日彼の事務所に行って「どうして????」と訊ねたことがあった。(注意:ねぇ? アタシは当時かなりヤルキだったでしょ。) もちろん彼は、「韓国映画はくだらないから!!」とは言わずに、だって彼はイイ奴だったからさ、それでも彼は韓国映画に全く興味がないんだとアタシは感じた。いや、韓国映画が彼の興味を引かなかったと言うべきだった。ほんのつい最近まで、韓国映画がどれほどヒドかったって考えられる?ホント想像して欲しい、アタシは昔、韓国映画がどれほどヒドイかって、たくさんの言葉を使って表現してきたんだから。 よっしやぁ、ここから違う事について話題を移しましょう。それでは、この5年間で、こんなに早く劇的に、韓国映画の状況がどのように変わってきたか? 韓国映画は、韓国だけでなくたくさんのアジア圏で、なぜこれほどポピュラーになったのか? みんなは、1999年に全韓国映画興行成績記録を破った映画「シュリ」から、全てが変わったと言う。うん、それはアタシも事実だと思う。みんな、「シュリ」から、韓国映画を違う目で見始めた。韓国映画が良くて面白いものになるという、かすかな可能性を見始めた。そして、2000年に映画「JSA」が上映され、再び韓国映画興行成績記録を更新した。 更に映画「友へ/チング」が2001年に上映、韓国映画興行成績記録をさらに破った。他にも、この2年間で「猟奇的な彼女」(2001)、 「おばあちゃんの家」(2002)、「殺人の追憶」 (2003)、 "A Tale of Two Sisters" (2003)、 "The Scandal" (2003)、 "Old Boy" (2003) などのたくさんの映画がヒットした。 どんどんとスバラシイ韓国映画が出てくるようになると、皆はその現象にヒドク興奮するようになってきた。韓国映画だけが、韓国でよりポピュラーになってきたわけではないけれど、海外からスバラシイ評価を受けるようにもなった。韓国映画は、海外の映画祭でたくさんの賞を受賞している。 たとえば、映画「ペパーミント・キャンディ」は2000年のカルロヴィ・ヴァリ国際映画祭で特別審査員賞をもらっている。映画「オー!スジョン」は、2000年の東京国際映画祭の審査員賞特別賞を受賞。映画「チファソン」は、2002年のカンヌ国際映画祭の監督賞をもらった。そして、映画「地球を救え!」は、2003年のモスクワ国際映画祭監督賞を受賞した。このように、韓国映画のクオリティも、ここ数年の間にとても向上したんだと思う。 その上、アタシは、映画「猟奇的な彼女」をとても楽しんだと、他国に住む友人から、その映画主演者のチョン・ジヒョンがとても好きだと、何度聞かされたことだかわからない。チョン・ジヒョンは、今「I Introduce My Girlfriend」と言うタイトルの映画を撮影中だ。その映画は、映画「グリーン・デスティニー」(2000)や「ヒーロー」(2003)を制作した香港の有名プロジューサー:ビル・コングの100%お墨付き映画。 さてと、今日はもう充分、輝かしい韓国映画の状況を話したわ。次の回でも、もう少し話を続けていきたいと思います。もちろん、良いことばっかりじゃなくて、イヤなことも話すつもりだよ。「カンペキ」な状況なんて、あるわけないんだし、ねぇ? 謹賀新年! ソウルのケイより 2004年1月11日 PS:ついに韓国テレビで中谷美紀が観れることになったよ!! 来る1月22日から、あるケーブルテレビで、「真夏のメリークリスマス」が放映されるぅ。... minori 2004-02-02T01:23:44+09:00