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みなさん、こんにちは。今週から連載が始まります。
憧れの坂井恵理さんやゲバ子さん、ヤリマンのみなさんの仲間に加えてもらえるなんて、たいへん光栄です。どうぞよろしく。
さて、この連載のテーマは、「緊急避妊」。
うっかりすると孕みがちなわたしたちにとって、「産まない」ための道は数えるほどしかありません。
1.セックスをしないこと。
2.避妊をしてセックスすること。
3.セックスをしてから避妊すること。
4.中絶すること。
緊急避妊は、3 に当たります。
1→4 は、安上がりな順です。おおざっぱな目安ではありますが、
1 タダ。必要に応じて、オナニー時のバイブ代くらい。
2 コンドームなら1ダースで1,000円〜。
3 緊急避妊ピルなら数千円〜。
4 初期中絶で10万円前後〜。
という具合。というわけで、これは緊急避妊の連載ですが、ことさらに緊急避妊を推奨はしませんし、同じ理由から、緊急避妊でも中絶でもどっちでもいいじゃんか、2 も 3 も 4 も大差ないよね、と考えます。要はコストとタイミングの問題だもの。お財布の中身と相談してね。
ところで、緊急避妊には、2つの方法があります。ひとつはピルを服用する方法、もうひとつはIUDを装着する方法です。この連載では、緊急避妊ピルのお値段と対応状況を調べました。IUDは子宮口を広げる必要があるため、未妊婦には適さない(中絶経験があればOK)とされているうえ、装着時にSTD感染のリスクを高めてしまう可能性もあるため、医療機関も、まずはピルの処方を検討するようです。
ただし、IUD装着の利点は、性交後120時間以内まで避妊効果が見込めるという猶予期間が長さや、ピル服用の禁忌に該当する方でも使用できる点です。
詳しい情報については、とりあえず、家族計画協会のサイトをどうぞ(微妙にパターナリスティックな表現が気になるけど、それでもマシなほうです)。平日のみですが、緊急避妊のホットラインもあります。
(http://www.jfpa-clinic.org/clinic/tel.html)
さて、お値段調査も、気がつけばすでに数百件。わたしはあらためて、「知は力」という言葉を噛み締めています。
緊急避妊法の存在を知らない人は、膣をコーラで洗うかもしれない(わたしが中学生のときはそう言われていたもんです)。
自分には知る権利があるということを知らない人は、ネットでその情報を探し当てたとしても自分の幸運に感謝するだろう。
どこかの国では薬局で販売されているということを知らない人は、待合室で半日過ごすこともいとわないだろう。
隣町のクリニックでは数百円で処方されているということを知らない人は、万札さえも喜んで差し出すだろう。
なぜ男性用ピルが存在しないのかを考えたことのない女性は、手にした錠剤を福音と呼ぶだろう。
最後に。この連載では、緊急避妊の体験談を募集します。
年間30万人の人口妊娠中絶に比べれば、件数も少ないのでしょうが、緊急避妊の経験者に出会うことも、メディアを通してその声に触れることも、ほとんどありません。
リプロの領域は、とりわけ「産まない」ほうに関しては、女性に知恵を授けまいとする圧力に阻まれがちでした。わたしたちがちょっとでも「マシ」なユーザーになっていくために、緊急避妊の経験のある方、ぜひ体験談やアドバイスを聞かせてください。
連載トップページの「share your story!」をみてね。
と、なんだか断片的な原稿になっちゃいましたが、来週からちゃんと始まります。どうぞよろしく。 |
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