先日、国会を観ていたら、安倍晋三さんが面白いことを言っていた。「格差社会」について。
「頑張る人が報われる社会にしたい。一方、格差を感じている人には勇気を与えるのも、政府の仕事です」
もしこの言葉を小泉首相が言ったのなら、「はいはい」と聞き逃していたかもしれない。マッチョな男の単純なもの言いに、私たちはずいぶん慣れてしまったから。
でも。安倍晋三。お公家顔のこの男が「勇気を与える」とか言うと、その雰囲気とのギャップに一瞬、耳を澄ましてしまう。そして、ああ何としてでもこの男を総理にしてはいけないのだー、というような嫌悪感と共に激しい怒りが瞬時にわき上がってくる。ふざけたこと言うな、お前が言うな、お前が! あんたが今使ったような意味での「勇気」が、あんたに必要な時などあったのか? は? きちんと答えろ!
私は怒っている。「格差社会」? ふざけんなよ。分かってるのか、安部さんよ。どういう意味か。お金持ちと力持ちに限りなく優しく、貧乏人と体力のない人間に限りなく冷たい社会、あんたらが創った社会のことだよ。他人事みたいに言うな。
しかし、安倍さんよー。貧乏人と体力のない人間から、「希望」という類のもの一切合切を根っこから引き抜くようなことをしておいて、「勇気」かよ。希望はなくても、勇気があれば、体力も回復する、ってことか。その前に、すごい自殺者の数をどう説明すんだよ。介護保険が減らされて大変だってな声、よく聞くんだけど。勇気を持てば、国からの援助減らされても、ハッピーになれるってことなのか。心の筋肉を鍛えろってことか。国を愛するマッチョな心をもっと鍛えろって?!
はぁはぁはぁっ! 私は怒っている。息が切れてきたよ。
テレビの中の国会では「小泉改革大成功」「日本の経済は回復回復!」と連呼して自民党員どうしで誉めあっている。バカな顔をしたオジサンが、
「国家公務員が一等地に住んでいると、批判を浴びているが。もし全員が郊外に移ったらどうなります? 満員電車がより満員になって、痴漢が喜ぶだけ!」
と言って、ウケを狙い。狙った通り、国会議員のジジイたちが笑っていた。ああ気絶しそう。
法人税を払う季節である。
たいして儲かっていないラブピースクラブでも、法人税は払うのである。だから、いつもより、国会をみると怒りが倍増するのである。わずかな札束を握りしめ、ううううううと断腸の思いで税務署への支払いを済ますのである。ううううううううー。
頭の中が筋と化したジジイたちの国会。痴漢が喜ぶだけですよ、とか言って、ジョークを言っている男には、痴漢にあうことが本当に苦しい女の気持ちなど、きっと分からないだろう。希望を失った人々に勇気を持って! とひょうひょうと言う男には、優しさがあるだろうか。
私の税金は、どのように使われるのだろう。やはり考える。
せめて、私が払う税金は、マンコ税というものに使われ、マンコの幸せのために使われる! と選ぶことができたらよいのに。と心から願う。
マンコ、ビー、ハッピーだ。
お前だけは筋肉になりようがない。ふわふわのやさしいマンコだ。マンコのためだけに、働くことができたらいいのに。