●ゴメンナサイッ!

と、誰に謝りたいかと言えば、角田光代さんである。
知り合いではありません。ただ、今週発売号の「週刊金曜日」の私の書評に問題アリです。

今週「本棚」という本の書評をした。
角田光代さんや、みうらじゅん氏など、15人の作家の本棚を「のぞく」本である。
この本、面白いのであるが、なんとなく違和感があったのだ。その違和感とは、全体的に本棚がインテリアっぽく(特に石田衣良)、本棚をのぞかせる、ということの恐れが薄い・・・というか。

本棚って、もっとも見られたくないものの一つではないか?
私の家で、人に見てもらいたくないもののベスト3をあげれば、それはたまったAVでもなく、洗濯の山でもなく、何が出てくるか分からない恐ろしい冷蔵庫の中でもなく、一に本棚、二に本棚、三に本棚・・・である。そして万が一見られた時は、あーーーーーっ、仕事でねーーーーーっ、読まなくちゃいけなくってねーっ、と言い訳したい本だって本棚にはあるさ。(「女性の品格」他)

それが「本棚」という本の中ではみなさん、堂々と見せている。不思議だなぁ、面白い本だけど、不思議。という思いを、書評に書いたのだ。初稿の段階ではこういう感じで。
「不思議なのは皆さん、嬉しそうにのぞかれていること。もう少し羞恥してよ」
で、ゲラの段階で、これじゃ分かりにくいかも&字数の関係で、この言葉を付け足した
「インテリアじゃないんだから、羞恥してよ」

しかし、刷り上がってきた今日、印刷されたものには、こう書かれていたのである。

「不思議なのは皆さん、嬉しそうにのぞかれていること。インテリじゃないんだから、羞恥してよ」

嗚呼!!!!!
手のひらに汗が出てきた。

一度「赤=訂正・加筆」を入れたものに関して、よほど見えにくい、おかしい、ということがなければ、送りましたー、受け取りましたー、これで進めますー、よろしくですー、で終わる。
・・だから・・・だけど・・・。えーんぅっっっ!!!!
すみません。角田光代さま。すみません。この本に出ている15人の方々に・・・。
しかし、インテリじゃないんだから羞恥してよっ! って、いったい・・・どういうぶち切れ方?? 書いた私の人格を疑って下さい、と言うような書評だと思うわ。
ヒー&トホホだ。

はい、ゴメンナサイ。
編集部に慌てて電話したが、すでに誰もいなかった。今週号は誰も読まないことを祈る。と思っていたら、友だちから「書評、よかったよ。本買うよ」とのメール。。。。不安が募る。


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運動と嘘
[2008/04/22]
掃除機ロボット
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深夜の病院で
[2008/03/22]
ドラマ「斉藤さん」
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ゴメンナサイッ!
[2008/03/13]
「恥」ということ。
[2008/03/06]
一言。お知らせ。
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