崎山比早子さんのお話。
2011年3月24日けっこう便利! というお言葉をいただいたので、またテープ起こししました。3月19日の原子力資料情報質の中継。崎山比早子さんの解説です。
市民科学者の育成を目的とした「高木学校」の崎山比早子さんのお話です。元放射線医学総合研究所主任研究官で医学博士。崎山さんは、柏崎原発で亡くなった作業員のことをお話される時に、実名でおっしゃります。人の命を重く感じられる感覚が、言葉の端々に表れている。
この日は、乳幼児に水を飲まさないで! という東京での勧告は出ていない段階です。
なお。このテープ起こしは私が勝手に、Ustreamを観ながら起こしているものです。確認のため何度か聞き直してはいますが、聞きにくいところ、重複したりしてるところ、専門用語過ぎて文字にすると逆にわかりにくくなりそうな箇所(アミノ酸の配列についてなど)は割愛してます。もちろん私の意図が入った書き直しなどはしてません。
とは言っても、崎山さんのお話って、非常に聞きやすいので、後藤さんの難しい話に比べ、テキスト化する意味はないかもしれないな。ぜひ、Ustrem、ご覧になって下さい。
で。このお話を聞いて私が思ったこと。
「数値」を、何を基準に、何に重みを持って捉えるかで、全く違う「現実」が見えてくることの重さ。
今後、私たちは数ヶ月、または一年、または恐ろしいことにもしかしたら何十年間かを、日常的に被爆していくのだということは、わかってる。確実に、この土地・水・空気は、汚染されてしまったから。
でもだからといって、「ただちに死ぬ」わけじゃない。
自分の未来や自分の身体に対して、確実なことは何一つない。
同じ量の線量を受けたからといって、確実にがんになるわけでもなく、確実にならないわけでもない。そういう「不確実」な世界を生きていくのだと思います。
水まで汚染された今、小さいお子さんを持つ方の心配はどれほどのものでしょう。私は、原発事故がおきてから、猫に水道水をあげるのをやめました。楽観的な方からしてみれば、「ただちに影響を与えるレベルではない」のにヒステリックに対応している、ということなのかもしれません。が、ただちに影響を与えないことなんてわかってる、わかった上で、何も確実じゃない世界をどう生きるかは私の判断に任されたのだ、という意識です。崎山さんの会見は、私にはそう決意させるものになりました。
http://www.ustream.tv/recorded/13419905
<シーベルトって何?>
1ミリシーベルとというのは身体にどういう意味があるか。
私たちの身体はもちろん、細胞からできているわけです。
身体の設計図であるDNAが収まっているところが、細胞の核なんですね。
放射線によって傷ついて、一番、身体に影響を与えるのは、DNAなんです。DNAが放射線によって傷つくということが、身体にとって一番影響が出やすいということ。核を放射線が通る、ということ。
1ミリシーベルトというのはどういうことかというと。DNAが収まっている細胞の核に、平均して一本の放射線が通る、ということなんです。5ミリシーベルトというと5本、1000ミリシーベルトは1000本通る。
一本一本のできごとは、1000本通っても一本、通っても質は同じです。
1本通った時におきる出来事は、1000本通った時の1000分の1。これはすごく大切なことです。1000本通った時に起きるできごとは、1本通った時でも、1000の1の割合で起きるということです。
これはとても大切なことです。覚えておいていただきたい。
<なぜDNAが切断されると、問題なのか?>
塩基の配列によって、どういうアミノ酸がどういう順序で並ぶかという信号がDNAには書かれている。順序が狂うと他のアミノ酸になってしまう。アミノ酸をコウド(?)しない配列になることもある。配列が狂うというのは、細胞にとっては非常に大きな変化なわけです。
放射線がDNAを通った時には、つないだものが切れたりする。
私たちのDNAは普通にでも、二本ずつパッと切れることはあるんです。化学物質によって切れることもあるし。でも普通は、どんどんつないでいって、それが特にがんの原因になるというのは稀なんです。
でも、DNAに放射線が通った時は、単に切れるだけではなく、周りも傷つきます。DNAの周りにはタンパク質もいっぱいあるのですが、同時にそれも変化を起こす。天然でできる切断より、複雑な形でDNAを切断をする。
ですから、つなぎ直すときに、非常に間違いをおこしやすい。
配列が変わりやすい。それで変異がおこって、がんの原因になる、ということなんです。
<線量による、影響の違いとは?>
放射線が通った時に、身体にどういう影響が起きるか。
6000から7000本以上通った時は99.9%以上の人が亡くなります。それはDNAがずたずたに切れて、修復できなくなるから。6000本以上の放射線を浴びると、必ず死ぬ。ほとんど、死ぬ。
今度の事故は、もう、すごい大きな事故ですが。20年ちょっと前のJCOでおこった事故で、オオイシさんイシノハラさんが亡くなりましたけど、その時は17000本の放射線が彼らの身体の核に通ったってことなんです。
<6000ミリシーベルト以下では?>
6000千本以下でも、いろいろな症状を起こします。
「はだしのゲン」なんかを読まれた方ならご存じだとおもいますが、髪の毛がぬけたり、皮下出血がおきたり、便に血がまじったり、嘔吐したり、吐血したり、いろいろな症状がおきます。こういう症状というのは、線量が多ければ多いほどひどいです。被爆してからそういう症状が発症するまでは短いです。こういうものは、放射線を浴びてから、比較的早く時間にあらわれるので、急性障害と言います。
急性障害が起きる最低の線量は、低い線量では100〜250ミリシーベルトと言われています。そういう風に言われているんですが、100ミリシーベルト以下の場合に急性症状が絶対に起きない、というわけではないんです。だいたい250と決めたのは・・・決めたっていうか、これもはっきり学問的な値じゃないと思うんですが、5%以下の人がこういう急性症状を表さない、という線量。だから感受性の高い人は、これより低い数値でも急性症状を表します。
<ただちに身体に害を及ぼさないレベル・・・とは?>
100〜250ミリシーベルト以下は低線量、と一応言っている。
低線量の場合は急性症状は表さない。表さないけど、長い時間、数年〜10数年経ったときに、がんや、いろんな障がいがおきてくる。
起きる時間が、数年とか、10数年ということで、晩発障害と言ってます。
今さかんに20マイクロシーベルト、だから健康に影響はない、というテレビの子メンテイターの方々がたくさんいらっしゃいますが、そういう時に言っている20マイクロシーベルトというのは、1時間あたりの20マイクロシーベルト。一日は24時間、それにかける。三日たつと1ミリシーベルト以上ですよね。そういう環境に三日いると、一年の限度線量、1ミリシーベルトなんですが、それを超えてしまう、ということがあるわけなんです。
ですから、身体に影響を与えません、とおっしゃっているのは、たぶん、急性症状を表しません、という意味じゃないかな、と私は考えているんですが。
急性症状を現さない=身体に何の影響も与えないのか、というと、全くそういうことではない。
<医療被曝について>
それからもう一つ。CT検査は10ミリシーベルトを受ける。10ミリシーベルトにも達していないから大丈夫、とおっしゃる先生方もいらっしゃる。
ここでちょっと言いたいんですが。日本は、医療被曝の多い国です。だんとつに、多いです。医療被曝によって、年間約1万人くらいががんになると警告されたのが7年前です。それでも、日本の厚生労働省は何の対策も打っていません。それで私達は、非常に遺憾に思っていますが、・・・・それですら、ですよ。医療被曝の場合は患者さんのCTならCTを取る目的は、病気を見つけるとか、治療方針を決めるとか、そういう目的のためにCTを受けるわけです。何らかの患者さんのメリットがなければ、CTを受けなさいと医師の先生はおっしゃらないと思うんです。そのメリットとデメリットを考慮しても、メリットが多いから、医療被曝を受けようとするわけです。
もし自分ががんになっているかもしれない、CTは受けたくない、と言えば、その人がCTを受けない、という選択ができるわけです。それは当然のことです。
それと、この原発事故によって汚染されていて、自分の意志にかかわらず被爆させられることと、イコールで話すというか・・・比較する問題じゃない、と思うんですよ。
それをどうしてそういうことを言っているかというのが、私は、もう本当に信じられないんです。そういうことを平気でテレビで、おっしゃっている偉い先生方はどういう神経の持ち主なのかと、私は思います。
<浴びていい量、というのはあるのか?>
低線量の場合、何もおきないか、ということですが。
(総量あたりの発がんリスク表を提示)
国際放射線防護委員会が、公衆の放射線による被爆を防護するために、こういうことをかんがえているわけです。これは国際放射線防護委員会の、国際的な見解です。こういうことがあるから、防護しましょう、ということ。
1ミリシーベルトを一万人が被爆するとその中の一人ががんになるかもしれない。10ミリシーベルトを浴びると10人ががんになる、100ミリシーベルトは100人ががんになる。こういう線量だから防護しましょう、ということなんです。
ですから。例えばさっき、20マイクロシーベルと浴びて、大丈夫です、と言っても、3日いれば1ミリシーベルトを超える。30日いれば10ミリシーベルト超えちゃうわけです。(大丈夫です、と言うのは)がんが出ても安全ですよ、と言っているのに等しい。
それで日本は国際放射線防護委員会にたくさん委員を出している。
出していながら、この勧告を受けない。この基準にそって防護の方法をとりなさい、ということなんです。それすら守らないのは、どういうことなのかな、と私はすごく、疑問というか、不思議に思います。
<司会者からの質問>
Q この考え方はどんな量でも発がんのリスクはあるということですね? 国際放射線防護委員会は「安全という線量はない」という考え方ですね。
A そうです。そういう考え方において、防護をしなければいけない、と言っています。30キロ圏内の方に、自宅退避とかいうことになっていますが、そういう所の方は、今20マイクロシーベルト/一時間だとしたら、3日いたら、1ミリシーベルトを超えてしまう。自宅待機なんていっても、日本の家屋は木造でしょう。風が入ってるわけだし、鉛で囲われてるわけでも、コンクリートで囲われてるわけでもない。いくらシールしたとしても、外の空気とほとんど同じになってしまうわけなんです。ですから自宅退避は意味がないと考えていいんじゃないかと思うんです。ですから。できるだけ早く30キロ圏内にいる人を外に出す、ということを考えなくてはいけない。私はそう思います。
Q 公衆の一年の線量限度とはどういう意味ですか?
A 私たちは自然放射線を受けています。自然放射線は誰も避けることはできない。これは世界平均で2.4。日本で1.2。日本は自然放射線少ないです。その上に、この人為的な放射線を受けるわけですから、まるっきり絶対に無害だということは言えないわけですよ。それにプラス、なんですから。できるだけ少なくする、というのががんや、放射線の影響を受けないために必要なこと。
なぜ一ミリシーベルトにしたかというと、いろんな社会にはリスクがあって。一万人に一人くらいは、なんかのことで死ぬ。がんで死ぬのは二万人に一人だとしても、それくらいは許しておきましょう、ということらしいんですが。それだってないほうがいいわけですよ。
Q この基準(公衆の一年間の基準)は、原発をやっていない国にはあまり関係ない数字ですよね。
Aいくらフィルターを出して海に流します、と言っても、どうしても出てくるレベルがある。しょうがないから我慢してもらいましょう、ということ。本当はトラップされて、ゼロになればもちろんそれにこしたことがない。
Q 原発があるから、我慢してください。ということですよね。事故がなくても原発は放射能を出している。原発で恩恵を被っているのだから、がまんしてください、その分の被爆は我慢してください、1ミリくらいはしょうがないじゃないか、ということですね。日本人が1.2ミリは全員浴びて、なおかつ、もう一ミリは原発のための我慢量ということになると思うんです。今は、20マイクロの地域は三日いれば、我慢量の1ミリシーベルトを超えてしまっていると考えてよろしいでしょうか?
A そうですね。
<会場からの質問>
Q 遺伝にも影響しますか?
A 放射線によってできたがんが、その人の子どもに遺伝することはあり得ない。
Q 内部被曝で発がんのリスクはどのくらい高くなるかという指標はあるか。どのくらい被爆すると、がんになるか?
A 放射線を発生するものが身体の外側にあって、身体の外側から浴びるのが、外部被曝です。今の事故で、もう東京なんかにも来てますけど、放射線のヨウ素、5日は東京にきてます。セシウムも東京にきてます。東京は230キロ南ですから、少なくなっていると思いますが、近く、30キロの人はもっとあると思うんです。30キロのところにどのくらい線量があるかは発表されていないでしょ。日本は100ミリシーベルトまでいかないとヨウ素剤を配布しないんです。そういう風に基準を高くしているからおかしいんだけど、身体の中に入って、身体の中から被爆するのが内部被曝です。
3号路では、プルトニウムが使われて、プルサーマルが使われていますから、プルトニウムは原子が思いからそんなに遠くへとばないが、プルトニウムはアルファー線を出す。アルファー線は粒が大きくて、電気を帯びてる。プラス電気を帯びてますから、そんなに遠くは飛ばない。ですから、身体の外にある場合はいいんですが、身体に中に入ると、アルファ線を出すものがここにあるとするとその周りの四個くらい細胞が常にアルファー線を浴びていることになる。だからいったん取り込まれると危ない。線量と発がんなんですが。線量が同じならば、外部から受けても、内部から受けても、発がんリスクというものは変わらない、と一般的には言われています。
Q 食物でヨウ素を摂取しても、量が少なすぎて意味がない、という報道がありました。ポーランドとベラルーシで幼児の発がん率が違うのは、日常のヨウ素の摂取率が違うから、と聞いたことがあるが?
A 確かに、甲状腺ホルモンをつくるためにヨウソが必ず必要です。小さい子どもほど、代謝も盛んで、細胞分裂は盛んだから、傷を受けやすい。甲状腺細胞。同じ量が取り込まれても、子どもの方が影響を受けやすいのは確かなんです。甲状腺にとりこまれないためには、血液の中に放射性でないヨウ素をたくさんもっていれば、それで薄まりますからヨウソ剤を飲むんですが。ヨウ素剤は勝手に買えません。昆布が一番ヨウソを含んでいる。10センチ四方くらいの昆布を水につけておくと、18ミリくらいのヨウソが取れるというんです。それをつけておいたのを二つくらい飲めば、36ミリくらいにはなるから、ヨウソ剤一個飲んだのに相当するという計算なんです。ただ産地によって、ヨウ素の含量がかなり変わるらしいんです。だから、正確な量はわからないけど、なるべくそういうもので、ヨウソを取っておけば、それで正常な、放射線でない・・・安定ヨウ素といいますが、安定ヨウ素素をたくさんとっておけば、少なくとも、ここ(甲状腺細胞)へ入る放射線ヨウ素をおさえることができると思います。ベラルーシのことはよくわからないのですが、一般的には日本人のヨウソの摂取量と、欧米人の摂取量を比べると、日本人の方が5倍とっている。私が計算したわけではなく、厚生労働省のヨウ素剤をどうやって配布するかという検討会があったんです。6年くらい前ですかね。その時に、委員の方がおっしゃってましたね。それは聞いただけです。文献で調べたわけじゃないですけども。欧米人の方が少ないのは確かです。
Q ヨウ素剤は40代以上が空欄になっている。
A 普通は40代は配布しない、と決まったんです。その検討会で。なぜかっていうと、40才以上だと、放射線ヨウ素をとりこんでも、がんになるリスクは少ないと考えたからです。
そのデータはですね、チェルノブイリの事故の後、子どもの発がん率がばーっとあがりましたよね。
ベラルーシの15才未満の子どもの発がん率・・・。(汚染地域における甲状腺がんの年次発生率を資料として出しています。ベラルーシが調査した20年間分の発がん率の推移)
子どもの場合、86年にチェルノブイリがおこった。次の年から少しあがってます。急速にあがっている。
15才以上の人の甲状腺がんは、比較的少ない。大人の場合は、たぶん、感受性が子どもより低いので、がんになったとしても後ででてくる。検討会で決めた時には大人のがんがあまり出ていなかったんじゃないか。
今年が25年ですよね。
広島長崎でも、がんが増えてきたのはずっと後になってきてからだから。
この検討会の時は、データが十分ではなかったかも。
その後、むこうの人でも、被爆してたときに15才以上の大人だったけど、あとで甲状腺がんになった、という人は出てきていることは、出てきている。
例えば40才以上だとしたら、30年たって、甲状腺がんになったらもう70才以上だから・・・まぁ、がんになってもいいって、その人たちが考えたのかもしれませんが。
ただ、40代以上の人に配布する場合は、5シーベルト以上になると予測された場合は40才以上でも安定ヨウソ剤を飲ませると言われています。5シーベルトといったら大変じゃないですか。甲状腺の機能がなくなっちゃうので、そういうことを抑えるために、5シーベルト以上は40才以上でも飲ませる。そういうことです。5シーベルトなんていったら・・・大変じゃないですか。そういう過酷な条件に人を置くとは思わないですけど・・・。
Q 測定のネットワークについて。アールダウンの関心の数値を公開しているかどうか? アールダウンとは簡易測定器。普通の測定器は何十万円もするが、もっと簡単に計れるものとして、カウンターといってですね、放射線が、一分間に何回通ったってことを感知する測定器です。そういうのを持った人が全国でネットワークを組んでいて、全国で測定をしている。アールダウンでそういう数値が公表されています。カウントパーミニッツは、シーベルトの単位に変換する方法はあるんですか?
A アールダウンのホームページに書いてあるから。
Q 官房長官の発表。福島県川俣町で生産された原乳から放射線ヨウ素が932〜1510ベクレル検出され、基準値300ベクレルの3〜5倍だった。牛乳の基準値は200ベクレルだが、一部の牛乳から18.4ベクレルを検出した。摂取制限に関する指標は、飲料水は、放射性ヨウ素131、1リットルあたり300ベクレル、水も牛乳も一緒です。セシウムは、水は一リットル200ベクレル、牛乳乳製品1リットル500ベクレル。野菜類は、放射性セシウムに関して1キログラムあたり500ベクレルが指標です。
A 370ベクレル以上になったんですかね。ちょっと信じられないんですけど・・・。370というのは、それを、一日何グラムずつ食べ続けて1年間たつと、一ミリシーベルトを超える、という基準でつくられているんです。空間線量で被爆で一ミリシーベルト以上になっているのに、そういうものを食べると、プラスになるんです。
これは・・・すごい・・・大変なことですね・・・・ほんとに・・・身体が震えてくる・・・そういう感じ・・・・(絶句)
Q 基準値を超えているのに安全だ、直ちに健康を与える数値ではない、冷静な対応を求めているというコメントをどう思いますか?
A コメンテイターの方、みなさん、ただちに、健康に影響を与える数値ではない、とおっしゃるんです。ということは、急性障害を起こさない、そういうことを基準値にしている、ということじゃないですか。低線量の場合はすぐには出ませんよ。そんなこと、誰だって知ってるんです。だけども、放射線の場合は数年なり、十数年たった後に、線量に比例してがんになるってことはわかりきってることなんです。それをただちに健康に影響がない、といって言い逃れることはできないと思うんです。飲料水に入ったってことは、ものすごい大変なことなんです。誰だって水を飲む。今、ペットボトルで水を蓄えている方もいらっしゃいますが、一年二年、何年続くかわからない汚染の期間中、ペットボトルを飲んでるわけにはいかないじゃないですか。
どういうことなんでしょうね。
本当に、信じられないですね。
政府なり、コメンテイターなり、医師という人たちも、国民の健康が一番の関心事のはずでしょう。
そこを、まず、押さえてから発言してほしい。
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北原みのり プロフィール
ラブピースクラブ代表
1970年11月24日生まれ:神奈川県出身
1993年津田塾大学国際関係学科卒業。卒論は性教育。
日本女子大大学院で教育心理学を学ぶ。1994年中途退学。
1995年エロ本の出版社に8ヶ月間アルバイト、その後、フリーのライターになる。95年、友人たちとインターネットHP制作会社「有限会社ユミット」を立ち上げる。1996年、日本で初めて、女性だけで経営するセックスグッズショップ「ラブピースクラブ」を始める。
著書に「はちみつバイブレーション」(河出書房新社1998年)・「男はときどきいればいい」(祥伝社1999年)・「フェミの嫌われ方」(新水社2000年)・「アンアンのセックスできれいになれた?」(朝日新聞出版)ほか多数。
北原みのりブログhttp://www.onnamedia.com/kitahara
北原DJ婆星http://www.bababoshi.com
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