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インドの結婚式の続きです。「サナ、幸せであれ、絶対絶対幸せであれ」



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 さて。今日は前回にお伝えした通り、インドの結婚式のエピソードの続き、「花嫁のメヘンディ」について書かせていただきます。

 まずは完成したデザインをお見せしちゃいましょう。


enatu20161207-1.jpg どーーーーーん!

 これが花嫁のメヘンディ。....初めて見ると驚く方もいらっしゃるかもしれませんね。

 このメヘンディが施される前日に行われた儀式、ターメリックをふんだんに使って行われる女達の祭り「HALDI(ハルディ)」に続き、次の日には「MEHENDI(メヘンディ)」の夜がやってきます。

 ヘナという自然の薬草を使い、身体に細かくて美しいデザインを施す伝統的な身体装飾「メヘンディ」についてはこのコラムの中でも過去に何度かお話しさせていただいた事がありますが、今回は、インドの女性たちが日常的にファッションとして気軽に楽しむメヘンディとはまた違って、結婚の際に花嫁に施されるメヘンディですからね。施す為に費やす時間も気合いも、そこに込められた想いも、段違い。

 夜通し行うからメヘンディナイトと言われることもあるけど、これもまた男性達ではなく花嫁側の家族に関わる女性達が取り仕切る大切な儀式で、夕方から明け方にかけて、主役の花嫁とメヘンディを施す女性たち以外の人達も、デザインが仕上がるまでは花嫁のそばに座って「メヘンディが濃く、美しく仕上がるように」という祈りを込めて太鼓を叩いて歌い続けたり、花嫁が疲れてしまわないように途中で花嫁の口に食べ物や甘いチャイを運んだり、花嫁生活がうまくいくようにとアドバイスをしたり、思い出話をしっとり語らいながら涙したりと、一緒に時を過ごすのです。

 ......ちなみに。伝統だから、そういうものだから、というと元も子もないけれど、インドの結婚式にまつわるイベントはどうしてこうも夕方から夜にかけて行う儀式が多いんでしょうね。早寝早起きの生活リズムが身体に刻まれている私にとっては、眠気と戦うという、いつも以上に気合いの要る時間も多々ありました。連日徹夜に近い儀式をパワフルにこなしていく女性達の姿を見て、いつもの〜んびりしている(ように見える)インドの義母や義姉たちの底力を見たような気がしました。

 緊張感がただよう花嫁の周りで、「ねぇ、夜じゃなくてさ、昼にバッチリ目が覚めている時にやらない?」なんて事を言えるような雰囲気では無いんですけどね。

 メヘンディナイトに参加する女性たちは、昼過ぎくらいから花嫁の家に集まって(家族は朝からずっと一緒)、シャワーを浴びてトイレを済ませて身を清めておき、夕方になるとご飯をしっかりと食べて夜通しの作業に備えて準備をし、花嫁自身はターメリック入りの薬草オイルを使って両腕両脚を中心にマッサージを受け、やっぱりトイレやシャワー、食事を済ませて夜を待つ。特に花嫁は、デザインが仕上がるにつれて身動きも取りづらくなっていくので、周りにクッションを置いたりふかふかのマットに座ったりして、じっと一箇所に座っておくための準備を整えて行くのです。

 花嫁のメヘンディは特に美しいデザインでなくてはならないから、通常は花嫁にメヘンディを施す役を務めるのは雇われたその道のプロの描き手か、家族や友人の中で特にメヘンディが得意だとされる人が担当するのですが、インドの家族たちの計らいもあってか、今回はメインでデザインを描いていくのが私で、メヘンディのプロになる為の専門学校的な所へ通い、メヘンディを施すプロとしての高い技術を持つ姪たち2人が細かい部分の描き込みの手伝いなど、サポートとして付いてくれることになりました。

 大切な大切な花嫁にメヘンディを施すのは、家族みんなの愛を花嫁の身体に記すのと同じこと。そんな大切な役割を与えてくれる家族の愛に胸がいっぱいになり、この文化の中で花嫁になる道を進み始めたサナの力になるようなデザインを描こう、と気を引き締めた。

 時間は夕方5時前。ストレッチをして、肩と腕をぐるっと回して深呼吸をし、よし頑張るぞ、って自分に言い聞かせてから一気に描き始め。サナはそんな私の様子を見て、静かに微笑んでいました。


enatu20161207-3.jpgまずは右腕。肘の辺りから手首の辺りまで集中して一気にデザインを描いていく。手首くらいまできたら、右腕はサポートの姪たちに仕上げの作業からバトンタッチして、左手のデザインに入る。


enatu20161207-4.jpg左手のデザインの骨組みが出来たら、今度は脚に取り掛かる。

 このメヘンディナイトで施したデザインがより濃く染まると、花嫁自身の持つ幸運がより強い、みたいなジンクスまであるから、描く人も花嫁も、それをサポートする人もヘナの染色の仕組みを最大限に引き出せるように、花嫁の身体が冷えたり乾燥しないようにと工夫をしながら描き進めていくのです。

 周りでは応援の女性達が太鼓を叩いてメヘンディよ美しく仕上がれ、サナの人生が愛に溢れるように、と唄い続ける中、黙々と描く。

 黙々と、ただ黙々と。


enatu20161207-5.jpg
ここまでで腕の裏表は出来上がっているけど、最後は足の裏や指先までびっしりとヘナを塗って色をつけて.....完成間近ここまでで開始からおよそ5時間。

 甘いチャイが運ばれてきて、ひと息ついたら最後の仕上げ。

 明日はサナが、人生の伴侶となる相手と初めて出会う日。どんな人が来るんだろう。サナの自由に当たり前に寄り添えるような人がいいな。優しい人がいいな。不細工な男は嫌だな。メタボだったらひとこと物申してやりたいわ。

 サナ、幸せであれ、絶対絶対幸せであれ、って何度も何度も祈りを込めて描きあげた。

 最初に描いたデザインの色がより濃く出るような処理をしたり、指先や足裏などベタ塗りするような部分のヘナを塗り直したりなどして、全て出来上がったのは深夜2時近く。
 体力と集中力を使い果たした私はベッドに倒れ込んだけど、サナの幸せを祈る太鼓の音と歌声は少なくとも私が眠るまでは鳴り響いてた。

 この夜に参加者の女性達の多くが自分達にもメヘンディを施すのだけど、朝起きたら私が寝るまでは手にメヘンディをしていなかった女性たちの多くにメヘンディが施されていて、聞くと深夜2時以降に施したんですって。.....インド女性の体力.....無限か。私も割と体力には自信があるんだけどな〜。気合いのなせる技なのかしら。とにかくすごい。

 ちなみに。私が初めてインドの花嫁さんにメヘンディを施したのは、2008年に結婚したニッコという姪の時。その時の写真を掘り起こしてみたら、初の大仕事に取り掛かる私を側で励ましていたのが今回結婚したサナと、ニッコの妹のグンチャだったのを思い出した。

 今度はサナの番。今回私と一緒にメヘンディを描いたのがニッコとグンチャの姉妹で、あの時よりみんながパワーアップしてるから、それはそれは美しいメヘンディに仕上がりました。これはサナへの愛そのもの。来年グンチャもお嫁にいくことになったけれど、どんな結婚になるのか、心をしっかり向けていようと思う。


enatu20161207-6.jpg初めての大仕事に緊張して取り掛かっているわたくし。


enatu20161207-7.jpg完成間近の花嫁の手脚。


enatu20161207-8.jpg2008年。メヘンディナイトの主役だったニッコと、まだ10代半ばだったサナ。

 さて。次はいよいよサナと新郎さんが初めて出会うイベント。...そう。改めて書くけど、この時点でまだ新郎新婦は出会った事がないの。というところで、また来週!

プロフィール
OLIVE
カーン・江夏・未花
OLIVE エスティシャン
幼い頃から、絵を描いたり雑貨を作ったりと、「モノづくり」がとにかく大好き。 と、同時に運動も大好き。バスケットボール部で日々汗をかきながら、美術部に在籍し、デッサン教室にも通う学生時代を過ごす。
芸術とデザイン、アートを学ぶ「モノづくり」の分野の大学在学中に、勉強の一貫として訪れることになったインドにて、伝統のボディーアート「mehendi(メヘンディ)」と出会う。
そこからメヘンディの世界に魅せられ続け、ベリーダンスのショーや、インド料理屋、ギャラリーなど様々なイベントの中でたくさんの方々にメヘンディを施すうちに、より美しくボディーラインを見せることにも興味を持ちはじめる。
自らも、数々の失敗の末にマイナス18kgというダイエットの成功を経験し、美容と健康の分野の大切さを実感しながら、子育てママとして、エステティシャンとして、ボディーアーティストとして、日々奮闘中。
学生時代に出会ったインドとは、関わって今年でちょうど10年目。
何故だかインドの人と結婚することになり、更にディープなインドの姿を見ることになって6年目。毎年のように訪れるインドで、家族としてイスラームな文化も間近に見ながら、インドでもエステ研究を楽しんでいます。