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TALK ABOUT THIS WORLD! インド編
今年最初のコラムは、「生き物を食べる感覚」について



こんにちは!
皆さま、年末までにお送りした、赤い封筒に入ったOLIVEのDMですが、外れクジなしの抽選や、1月末までご利用いただけるOLIVEスペシャルコースなどなど、1月にやり残したこと、ございませんか?あっ!そうだ、OLIVEへ行かなきゃという方、どうぞご連絡くださいね♡そして、DMと一緒にぜひぜひご来店くださいね♡

昨年末まで掲載されていたOLIVEのエステティシャン、江夏のコラムの掲載場所が新しく「LIFE STYLE」というコーナーの中に出来ました。
日本とインドの国の中で起こる日々の出来事を、女性のカラダと生き方に視点を当てて思いのままに書かせていただいてきましたが、今年もまたこうしてそっと綴らせていただけることに恐縮半分、感謝半分、こうして自分が感じることを表現させていただけることに「ありがたや〜。」なんてつぶやきながら、インドから買ってきた妙な香りのハーブティーをすすっていたりするのです。


さて。今年最初のコラムは、「生き物を食べる感覚」について書かせて頂きます。これもまたインドでのお話なのですが。

最近もまだまだすごいエネルギーを持ってうねるように国全体が経済発展をしている様子を肌で感じることができるインドなので、それこそ食肉の流通もここ数年で目覚ましいほどに多種多様になってきて、日本のように大型スーパーでパックに入って売られている肉もあれば冷凍食品や保存食品になっている肉もあるけれど、西インド生まれのイスラム教徒である私の夫の家族の中では、まだまだいわゆる昔ながらの風景が色濃く守り続けられていて、鶏や羊、牛などの肉を食べる時には、各家庭の庭先でしめたり、大きな家畜だと自分の家で食べ頃になるまで大切に育てて、時がきたら近所の肉屋さんに連れて行って屠畜してもらったり、また、市場へ肉を買いに行くとその場 で生きている鶏を手際よく解体して、新鮮な状態で買ってくるのがごく日常のことなのです。

と言っても、同じインドの中でも、宗教や地域、家庭によって普段から口にしているものやライフスタイルも大きく違うことの方が当たり前なので「インドでは」という大きな括りにはできないんですけどね。

「今日はお客さん達も来ているから、市場で鶏を買ってきて」

料理上手なインドのお義姉さんにそう言いつけられた甥っ子が、バイクにまたがってブイーンと市場へひとっ走り。

「美味しい鶏を選んできたよ」

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そういう甥っ子の手元を見ると、大きくはないものの立派な羽根の色をした鶏が5羽、逃げ出さないようにみんな足首を一緒に括られて、騒ぐでもなく、静かに目をぱちぱち。

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そこからはね、家庭でしめる時も肉屋さんが目の前でしめてくれる時も、淡々としているようだけど動きに無駄がなく、手際の良さや緊張感の漂う静かな呼吸からは命への尊敬さえ感じられたりする。

まず、鶏の命を頂く前にお祈りの言葉をつぶやく。「ビスミッラー(アッラーの御名において)」

鶏の首をしっかりと握って、首に通る太い血管を、包丁でスパッと切る。その瞬間に一番緊張感が走るのだけど、包丁の太刀筋にはルールがあって、首を切り落としたりはしない。

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サラサラ〜!と勢いよく血が流れ始めるので、鶏の体の方に血が流れて汚れてしまわないように、そして体内の血がスムーズに外に出るように頭を逆さにして持ち、
血が流れ出るのを待つ。

血管を切られた瞬間にバタバタッと暴れる鶏も、血が流れ始めて1〜2分もすれば次第に動きがなくなり、意識を失う。そのあとも、ほぼ全ての血が流れ出てしまうまでは血抜きをしておく。

大きな羽根から順番にむしっていき、内側に生えるより細かい羽毛まで丁寧に抜き取っていく。

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お腹に切れ目を入れて内臓を取り出し、綺麗な水でよく洗う

皮を剥いで部分ごとに切り分けて、新鮮な鶏肉完成。

ここまでの作業で生きていた鶏が食料へと変わっていくのですけどね、そして私はそんな鶏肉でつくったお料理を美味しく食べさせていただいていますが、 何度目の当たりにしても、生きていた鶏から生気が抜けていく瞬間や、風の動きに乗って漂ってくる温度のある血の匂い、羽根を抜いている時もまだ残っている鶏の体温、羽根を引き抜くときの毛根(?)の力強さなどなど、「命」を目の当たりにすると、後ろに退け反らないようにぐっと踏ん張る瞬間があるのです。

鶏肉は、日本にいても身の回りに溢れかえっているのにね。

鶏肉が「命」から「食べもの」になる瞬間には、まだ慣れないけれど、自分の口に入るものにこんな始まりがある事は、例えスーパーやコンビニで手軽にパック肉が手に入るような環境にいても、心と身体で覚えておこうと思ってはいるのです。

こういう環境が当たり前だからなのか、インドの人たちは小さな子供たちまで、お肉はもちろん食べ物は命を頂いているものだという意識が本当にしっかりと出来ていて、例えお腹がいっぱいでも絶対に残さないようにがんばるよなぁ。なんて感じることがよくあります。.....ただ割とみんな食いしん坊なだけかしら?

食べ物は命で、1日1日、今日食べたものが明日の自分の身体を作る。毎回、インドではより強烈にその事実と向き合うことになるのです。いつか私にも、最初から最後まで自分で屠畜をし、家族の食卓に栄養たっぷりのお肉を並べる日が来るのかしら.....

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鮮やかな手つきと笑顔で鶏をしめていくお義母さん。

と、今日はこれにて終わりなのですが、ちなみにインドの鶏にも色々な種類があります。いわゆる地鶏もいれば、ブロイラー(短い期間で出荷できるように改良された食肉専用の鶏)もいて、地元インドの人たちにとっても、やっぱり地鶏は肉の味に鶏本来の野生味と濃い味わいがあって、格別に美味しいのだそうです。

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ブロイラーの鶏たちが入っている籠の上でのんびりと猫がお昼寝をしていたりしますが.....彼らも、食べられる側と食べる側っていう、ね。

ではまた来月の第3金曜日にお会いしましょう〜!

プロフィール
OLIVE
カーン・江夏・未花
OLIVE エスティシャン
幼い頃から、絵を描いたり雑貨を作ったりと、「モノづくり」がとにかく大好き。 と、同時に運動も大好き。バスケットボール部で日々汗をかきながら、美術部に在籍し、デッサン教室にも通う学生時代を過ごす。
芸術とデザイン、アートを学ぶ「モノづくり」の分野の大学在学中に、勉強の一貫として訪れることになったインドにて、伝統のボディーアート「mehendi(メヘンディ)」と出会う。
そこからメヘンディの世界に魅せられ続け、ベリーダンスのショーや、インド料理屋、ギャラリーなど様々なイベントの中でたくさんの方々にメヘンディを施すうちに、より美しくボディーラインを見せることにも興味を持ちはじめる。
自らも、数々の失敗の末にマイナス18kgというダイエットの成功を経験し、美容と健康の分野の大切さを実感しながら、子育てママとして、エステティシャンとして、ボディーアーティストとして、日々奮闘中。
学生時代に出会ったインドとは、関わって今年でちょうど10年目。
何故だかインドの人と結婚することになり、更にディープなインドの姿を見ることになって6年目。毎年のように訪れるインドで、家族としてイスラームな文化も間近に見ながら、インドでもエステ研究を楽しんでいます。