| まろんじる13 |
「チームまろんず☆強化合宿(1) ヤル気リンリン♪ 待ってろ、鬼怒川温泉!」 まろんず |
早朝8時。池袋発鬼怒川行きの団体バスのなかに、我らがチームまろんずの姿はあった
。
前日までインフルエンザによる高熱で、カラダを熱く火照らせ、大汗をかいてシーツに
生ゴミ臭をたぎらせ寝込んでいたゆきのじょー&G。一方、喘息くりとりーぬの妻ゆう
ちゃんは、座薬スタンバイの高熱と、とめどない鼻水で意識混濁状態。ドレスコード☆
マスク&メガネ。マロン戦隊マスクマン(←マスクマンの「マン」はマンコのマンか、
manのマンでひとしきりモメる)。眠気と衰弱の最中にあるチームまろんず。それでも
、我らは鬼怒川を目指す!
風邪の中の銀河〜♪プロジェクトXバリの勢いでバスに乗り込むまろんずが向かうは、
深夜ローカル局CMで見つけた格安温泉旅館「ホテル ニューおおくり(仮名)」。1
泊4,500円無料送迎付。新年会&まろんずバースディ企画を兼ねた温泉旅行。と思いき
や、ホテル ニューおおくりに併設された「ジャンボ!ダンスホール(原文ママ)」で
のまろんずダンス強化合宿。くりとりーぬ的にトホホなスケジュールに、ゆきのの鼻息
は荒い。「チームだから」の一言で同行を余儀なくされたGとゆうちゃんは、無言。G
は予約一切を担う。むろんアンペイドワーク。医療系の学校に通うゆうちゃんはテスト
前だったらしく、風邪薬と共に「心電図の見方・読み方Q&A」を荷物に忍ばせていた(
くりに黙って)。
それぞれの思いを乗せ、まろんずを乗せたバスは無事出発する・・・と思いきや。
「池袋西口8時集合」−池袋に向かうくり&ゆうに、ゆきのから電話。不穏にも声をひ
そめ、緊急事態発生の模様。
「ねえさん。大変です。すでにバスはねえさん待ちです。急がれたし」 時計を見ると
8時にはまだ10分の時間が。キレるくり。バスに近づくとGが猛烈な手招きでお出迎え
。のっぴきならない状況に焦るくり。「・・・すみませ〜ん」と小声で謝りながら定時に
バスに乗り込むくりを、大型観光バスの席を埋め尽くすオバ&婆の熱気が包む。バス中
央部に指定されたチームまろんずポジションには、やはり肩身狭げなゆきのの姿。ゆき
の&G、驚異の10分前に集合するも、すでに我々以外の乗客、早々にスタンバイオッケ
ー。寝ぼけ顔のマスク隊まろんずと対照的に、実に生き生きとしたオシャレ着オバチー
ム。バス内は、オバ各位持参のたくあん臭が立ちのぼり、保温ポットの湯気が漂う。す
でに、おおくりツアーは幕を上げていたのだ!
初っぱなから、完全に出遅れるチームまろんず。完敗。早朝集合に精一杯で、朝飯買う
時間すら確保できず、グルグル〜キュゥ〜と鳴り狂う空きっ腹は、この際無視。マスク
隊、たくあんに代わり、家から持参した箱ティッシュを座席前に設置し、無言で就寝準
備。
肌艶やかなオバパワーに対し、角質層全開のチームまろんずが弱っていたのは、インフ
ルエンザと風邪のせいだけではない。
前晩、「強化合宿持ち物リスト」に関し、深夜3時半まで協議を重ねたまろんず。トホ
ホ・モードのくりとりーぬ、ゆきののおおくりへの熱い想いに触れ、徐々にテンション
・アップ。「レプリカの栗、入れました。どうぞ」「了解。こちら深紅のガーター仕込
みました」「ダンス用練習着お忘れなく」・・・熱にうなされるゆうちゃんの枕元で、く
り&ゆきの、メール交換で無謀に盛り上がる。ヤル気リンリン♪ 1泊2日の行程と思
えぬ(そして病み上がりにあるまじき)大荷物。大型キャリーバック3つ&リュック。
(そして、ユニフォームはマスク)
3時間睡眠の目をこじ開け、ノーメイク&ノーコンタクトにて荷物を引きずり、乗車。
出発前から疲労困憊。強化合宿、早くも雲行きがアヤシイ。
マスク隊まろんず。しかし、動き出したバスにホッと一息。鬼怒川までは3時間。おや
すみなさい。穏やかな心で目を閉じると・・・寝られない。うるせー、しゃべり狂うオバ
パワー&たくあん臭。しかも、「オンナノコは嫁に出ちゃうじゃない。オンナノコなん
て、産むもんじゃないわネー」「ウチの嫁、ホントにダメなのよ。これじゃあ、ウチの
息子もカワイソウ」等、まろんず魂に触れるトピック満載。「アタシ、お茶要らないワ
。こないだ、もー、オシッコ我慢して大変!」など、オバの膀胱情報も否応なく耳に入
る。騒音と悪臭で一睡もできないチームまろんず。鬼怒川への道は遠い・・・。
が!ようやく、着きました。ホテル ニューおおくり☆・・・して、どのあたりがニュ
ーなのか・・・。ホテル外装を見つつ、4,500円の貨幣価値の妥当性を考え、クレーム
を慎む賢明なGに対し、納得のいかないまろんず。「ニュー」なるものを探し、ホテル
内探索。
機能性ゼロのフロントと安っぽいベルベッド地のソファー居並ぶ待合いロビー。婆で溢
れる超低速エレベーター。それでも諦めないまろんず。けっこうしつこい。ホテル内施
設の案内をチェック。「クラブ“忘我”」のネーミングに、まろんずに笑顔が戻る。さ
らに、進めば、「ピンクヌードショー」の看板(手書き)! ピンクヌードショー!!
チームまろんずの歓びの声も思わずハモる。
いいぞ、ホテル ニューおおくり☆
いよいよ、ホテルの部屋にチェックイン。チームまろんずに与えられた7階フロアを歩
くと、なぜか廊下に面した各部屋のドアが開いている。見ると、わざわざ木片のストッ
パーが使用されており、故意の開室と判断。見るでもなく、視線を室内に向けると、浴
衣からステテコを見せつつ足の爪を切る爺と目が合う。『着いてすぐ浴衣?爪?ナゼ?
!』4人の頭に大きなクエスチョンマークが浮かぶ。しかし、爺の睨みに、理不尽なが
ら視線を落とすまろんず一行。すべてのドアが開け放たれ、寝ころぶ婆のさまざまな体
位をいやがおうにも鑑賞。我らが2室に到着する頃には、なぜか悲しみが押し寄せるま
ろんずの心。
部屋は6畳ほどの和室、のみ。まさに、畳のみ。室内の洗面のアメニティは、使いかけ
の石鹸1ヶ。ティッシュもなく、室内でのセックスは前提ではない方針が伺える。
萎える心を立て直しつつ、チームまろんず集合(4人なのにいちいち集合する)。
くり持参のA4サイズレポート用紙(院生らしく常時携帯)に、2日間のスケジュール
を綿密に立てる。ゆきの、ダンスレッスン時間に関し、最後まで微調整。スケジューリ
ングだけで30分。この計画性と集中力をなぜか学業に活かせない院生まろんず。
まろんず強化合宿メニューは、「“ジャンボ!ダンスホール”での本格的ダンスレッス
ン」と「踊る!まろんず撮影大会」をメインとし、その他、各種交流と新ネタ構想を盛
り込む。温泉静養というより、むしろ真剣に過密予定遂行。
打ち合わせを終え、ようやく各部屋で数分の休憩時間(過密スケジュールにつき)。
「やっと二人っきりだね」チームまろんず一のロマンチスト(自称)のくりとりーぬ。
しかし、ゆうちゃんの熱は39度を超え、限界。焦るくり。ゆうちゃんを励まそうと、窓
を開けると、眼下には鬼怒川の渓谷が。鬼怒川を渡ってくるしっとりとした風に、マン
コも濡れる。「ほら、ゆうちゃん見てごらん。川だよー」肩を抱き寄せ、指を指したそ
の先に・・・ぬぅっとゆきのの顔。「・・・ねぇさん、何してるんすかー?川、川ぁー。」ゆ
きのの後ろでは遠慮がちにGもニッコリ。
「な!?」くりとりーぬ、腰抜かし、マンコも速乾。見れば、7階フロアのベランダは
すべてつながっていた。
合宿はまだまだ始まったばかり。
どーなる!? チームまろんず☆強化合宿(つづく)
|
|
これより前のコラムを見る▼ |