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        <title>ミソマン -三十路マンコの品格</title>
        <link>http://www.lovepiececlub.com/misoman/</link>
        <description>出会い系サイトを通して送るセックス体験記by萬田潤子</description>
        <language>ja</language>
        <copyright>Copyright 2010</copyright>
        <lastBuildDate>Thu, 06 May 2010 16:56:47 +0900</lastBuildDate>
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            <title>萬田潤子とはいったい何だったのか！？　萬田潤子へ直撃インタビュー！</title>
            <description><![CDATA[<p>大人気のうち、惜しまれる声が多々ありながら、とりあえず「書ききった」とおっしゃり一旦連載は終了することになった「三十マンライフ」。あなたはどんな風に三十マンをお読みになりましたか？　萬田潤子さんに三十マンライフを振り返っていただきました。</p>

<p><font color="#FC06B9"><strong>ヤリマン界の勝間和代</strong></font></p>

<p><em>――　先日最終回を迎えた萬田さんの連載「三十路マンコの品格」は、大変な評判だったようですね。書籍化のオファーもあったと聞きました。</em></p>

<p><font color="#FC06B9">萬田</font>　ありがとうございます。自分が経験したことを書いてきただけなので、反響が大きくて驚きました。</p>

<p><em>――　萬田さんは常に10人ほどのオトコをとっかえひっかえしていると書いていらしたので、図書館司書といいながら実はヒマをもてあました有閑主婦なのではと思っていたんです。でも実際には、責任のある仕事を持ち、家庭生活らしきものもあり、そのうえ出会い系。ときには１泊2日で4人ということもあったとか。</em></p>

<p><font color="#FC06B9">萬田</font>　多いときには、仕事前にひとり、仕事帰りにひとり、泊まりでひとり、翌日もうひとり、というペースです。</p>

<p><em>――　ふつうの人は仕事と家庭を両立させるだけで大変なのに、萬田さんはどうしてそんなことが可能なんでしょう。　</em></p>

<p><font color="#FC06B9">萬田</font>　細切れの時間を使っているだけです。そのうえで、移動の時間をできるだけ短くしたり、早朝の時間帯を利用したり。</p>

<p><em>――　なんだか「時間と闘うオンナのパワー・ブレックファースト、人脈作りは早朝から」みたいな世界ですね。次の連載は「週刊ダイヤモンド」あたりでいかがですか。</em></p>

<p><font color="#FC06B9">萬田</font>　実は今日もタナカの家に寄ってきたところです。外出ついでに。</p>

<p><em>――　メールもかなりの本数かと。</em></p>

<p><font color="#FC06B9">萬田</font>　せいぜい1日10本か20本程度ですが、相手とのやりとりの内容が確認できるように、フォルダを作って管理しています。メールを送るのは、電車に乗っているときなどの移動時間に。あとは手帳でスケジュールを調整します。</p>

<p><em>――　そのムダのない動き。ヤリマン界の勝間和代と呼ばせてください。</em></p>

<p><font color="#FC06B9">萬田</font>　週末に時間が空いているとか、ヒマなときには、不思議とヤリたい気分にならないんです。予定がたてこんでいるときのほうが、ヤル気が高まるというか。</p>

<p><em>――　凡人は「平日は忙しいから週末に」「今週は疲れているから来週に」なんて思って先送りしちゃうんです。ところが数日後にはどうでもよくなってしまって、せっかくの勢いを活かしきれない。タイミングって重要だと思います。</em></p>

<p><font color="#FC06B9">萬田</font>　たしかに、タイミングはありますよね。私も仕事に集中しているときにマドモアゼル社長から「あなたのオマンコの奥まで突きたい」なんてメールが来ると、ウザすぎて即削除です。タイミング次第では、しみじみ味わえる文面ですが。</p>

<p><em>――　ピークの波を調節する方法はありますか。</em></p>

<p><font color="#FC06B9">萬田</font>　私は精神力で、ピークを本番に合わせています。</p>

<p><em>――　精神力ですか。今日お話をうかがってみて、萬田さんは香山リカを装った勝間和代だということがよくわかりました（笑）</em></p>

<p><br />
<font color="#FC06B9"><strong>出会い系と直接交渉</strong></font></p>

<p><em>――　出会い系を利用していて、困ったことや、嫌な思いを経験したことはありませんか？</em></p>

<p><font color="#FC06B9">萬田</font>　自分にとってイタい経験だったのは、革ジャン男のレオンに「一緒にいるときは恋人っぽい雰囲気にしたい」と頼まれたとき。恋人モードになった途端、相手のバカさ加減に耐えられなくなって、彼が何か言うたびに「それ、どういう意味？」「文法、おかしいんじゃない？」ってイライラしてしまって。</p>

<p><em>――　萬田さんがレオンにケチをつけ始めた？</em></p>

<p><font color="#FC06B9">萬田</font>　そう、干渉ですね。まるで、オンナをボコボコに殴っておいて「お前のためなんだから」って恋人面するDVオトコのようになってしまいました。</p>

<p><em>――　ある意味でもっとも恋人っぽい雰囲気。それしてもレオンは、萬田さんに何を期待していたんでしょう。</em></p>

<p><font color="#FC06B9">萬田</font>　ホテルまでの道のりを腕を組みながら歩いて、いちゃいちゃする、みたいな感じじゃないですか。私はセックスのとき以外は、まるで他人のようにしていますから。</p>

<p><em>――　離れて歩くんですか。</em></p>

<p><font color="#FC06B9">萬田</font>　「誰ですかこの人、私知りませんよ」みたいな顔して歩きます。マスコミ対策ということで。ちょっと妄想しすぎですか（笑）。</p>

<p><em>――　公安にも尾行されているかもしれませんしね（笑）。</em></p>

<p><font color="#FC06B9">萬田</font>　週刊誌ふうに言えば「普段はもの静かな図書館司書、その素顔は三十路を過ぎてから出会い系にハマった中年女」ですから、つい「東電OL事件」の報道を思い出してしまいます。あの事件は、オンナたちの人生からセックスを奪ったといっても過言ではないでしょう。最近では自分でもちょっと意識しすぎだと思うようになって、普通に会話しながら歩いていますが。そのほうが目立たないですしね。</p>

<p><em>――　危なかったというような経験は？</em></p>

<p><font color="#FC06B9">萬田</font>　危ないというほどではありませんが、リスクが高まると思うのは、自分が暴走ぎみのときです。たとえば直前に予定がキャンセルになって、誰でもいいからと代わりの相手を探しているようなとき。気持ちやからだに余裕がないときは、「こういうセックスをしたい」という交渉をサボってしまい、結果的に自分の身体が相手の思うように使われてしまいかねません。</p>

<p><em>――　焦ると相手に主導権を握られてしまう。これは出会い系に限らず、ヤリマンならばみな心に留めておくべきことですね。</em></p>

<p><font color="#FC06B9">萬田</font>　最近は出会い系ではなく、直接交渉しているんです。</p>

<p><em>――　どんなところで交渉するんですか？</em></p>

<p><font color="#FC06B9">萬田</font>　飲み会や、勉強会の打ち上げでしょうか。さすがに職場内での交渉は避けています。ごく普通にメアド聞いて、その場で素知らぬ顔をしながら「これからどうですか」「このあと用事ありますか？」と即メールを送る。それだけです。成功する確率は50％くらい。なにぶん急なので、用事があるという理由で断られることが多いですね。他のタイミングで、同じ相手に再度チャレンジしてOKということもあります。</p>

<p><em>――　萬田さんは出会い系では「ヤリ逃し率0％」だったそうですが、直接交渉でもかなりの成功率なんですね。でも相手が知り合いとなると、あとでしつこくつきまとわれたりしませんか。</em></p>

<p><font color="#FC06B9">萬田</font>　ヒモっぽい体質の人は避けた方がいいように思います。プライドの高いオトコには腹が立ちますが、プライドすらないオトコというのは、やっかいで危険です。堅い仕事を持っていたり、それなりの立場の人なら、あまりややこしいことにはなりません。</p>

<p><em>――　ヤリまくっていることもバレない？</em></p>

<p><font color="#FC06B9">萬田</font>　オトコはみんな「自分だけ」って思うんです。まさか私がこんなにいろんな人に声をかけているとは想像もしない。自尊心高すぎです。カンニング竹山並みのブサイクな男でさえ、女性から誘われれば即座にうぬぼれますから！</p>

<p><br />
<font color="#FC06B9"><strong>セックスのために努力は必要か？</strong></font></p>

<p><em>――　ヤリまくった女たちの体験記、たとえば斎藤綾子さん、中村うさぎさん、岩井志麻子さんから宇野千代なんかも含めた「ヤリマン文学」の先駆者たちと比べても、萬田さんは異色の存在だと思います。ご自分ではどう思いますか？</em></p>

<p><font color="#FC06B9">萬田</font>　そもそも私は自分がセックスを語ることになるとは思っていなかったので、特に比べてみたことはないんですが…。斎藤綾子さんの『愛より速く』には暴力的なものを感じるし、セックスのために美容整形する中村うさぎさんや、セックスには金や権力が必要だという岩井志麻子さんとも、違うような気がします。セックスってそうまでしないと手に入らないものなの？と思ってしまう。</p>

<p><em>――　うさぎさんの場合、女性としての自分の価値を確認するためのセックスですよね。気持ちがいいという様子はあまり伝わってきません。</em></p>

<p><font color="#FC06B9">萬田</font>　あと、彼女は身体を改造してどんどん綺麗になっていっていますが、私はなっていません。むしろ逆。どうせ脱ぐなら着飾る必要はないし、シャワーで落ちるなら化粧もいらない。毛も気にしません。</p>

<p><em>――　むだ毛の処理はしないんですか。</em></p>

<p><font color="#FC06B9">萬田</font>　以前は、T字カミソリを持ち歩いていましたが、今は何もしていません。自分の気持ちよさには関係ないことですから。</p>

<p><em>――　男性の視線は気にならない？</em></p>

<p><font color="#FC06B9">萬田</font>　相手が私の毛を見て失望していたとしても、私が申し訳なく思ったり、なぐさめてあげたり、責任を取ってあげる必要はないということです。</p>

<p><em>――　だんだん萬田さんのすごさがわかってきました。</em></p>

<p><font color="#FC06B9">萬田</font>　私の関心は、相手の体臭とか、手触りとか、自分の心地よさだけに向いているんです。</p>

<p><em>――　うさぎさんは若いホストとセックスしたとき、相手の反応に深く傷ついたということを書いていますね。無理をして、義理でオバさんとセックスしているのだと気がついて。萬田さんは傷つかないんですか？　傷つくのが怖くて踏み出せないなんてことは？</em></p>

<p><font color="#FC06B9">萬田</font>　ないないない！　ありません。相手が落胆したとしても、私は悪くない（笑）</p>

<p><em>――　すごい！</em></p>

<p><font color="#FC06B9">萬田</font>　もし、断られたり、思うようなセックスでなかったなら、次こそ、と思う。</p>

<p><em>――　セックスの内容が期待どおりでなくても、次こそ、ですか。</em></p>

<p><font color="#FC06B9">萬田</font>　セックスが終わったら、すぐに次のセックスのことを考えていますから。でも、どんなセックスでも、精一杯やったときにはそれなりの充実感があるんです。メダルは取れなかったけど、自分も持っているものを全部出し切れた、というような。</p>

<p><em>――　なるほど。萬田さんのマンコはすでにアスリート化して、オリンピアンの域に達しているんですね。</em></p>

<p><font color="#FC06B9">萬田</font>　競技に例えるなら、神業のような技術がなくても、総合点が高ければいいという考え方です。におい点、フェラチオ点、舐め点、挿れ点…とそれぞれ取りこぼしのないよう点を積み重ねていって、トータルで高い点数が出せれば満足です。</p>

<p><br />
<font color="#FC06B9"><strong>「どうでもいい存在」との協働</strong></font></p>

<p><em>――　ところで萬田さんは、オトコが好きなんですか、それとも嫌いなんですか？</em></p>

<p><font color="#FC06B9">萬田</font>　好きか嫌いかというより、どうでもいい、という感じです。</p>

<p><em>――　どうでもいい相手と、そんなに熱心に会いますか。</em></p>

<p><font color="#FC06B9">萬田</font>　どうでもいいと思うからこそ、自分の欲望のままに、都合のままに会えるんです。どうでもよくない相手であれば、相手の状況や都合を考えて、身動きがとれなくなりがちでしょう。どうでもいいと気づいたときに、一緒にやっていけると感じられたんです。ともに役に立ちあえる。利用できる。オトコが「いてもよい」と思える。</p>

<p><em>――　その意識改革はすごいですね。なんだか急に視界が開けてきました（笑）。「男女共同参画」の考えにはどうにも馴染めなかったのですが、萬田さんの「どうでもいい存在だから一緒にやっていける」には清々しささえ感じます。</em></p>

<p><font color="#FC06B9">萬田</font>　セックスが好きな人であれば、どんな相手でも、一緒にがんばれるという思いがあります。逆に面倒くさいのが、ロマンティック系。「キミはセックスのことばっかりなんだね」とか「こうして一緒にいられるだけでいい」とか言い出す人。まぁ、別に私と相手のどちらが正しいというわけではなくて、それが彼らの楽しみ方で、私の楽しみ方とは違うということなんでしょうけど。</p>

<p><em>――　セックス以外のコミュニケーションはどうなんですか？　一緒に食事したり。</em></p>

<p><font color="#FC06B9">萬田</font>　めったに食事はしません。私はベッドの中にしか関心がないので。おしゃべりも不要なくらいなんですが、彼らはけっこう語りますね。私は聞き流しているだけですが、彼らはお構いなしにいろいろ話してきて、「萬田さんは聞き上手だね」なんて言われます。ふだん、よほど話を聞いてもらえていないのでしょう。</p>

<p><em>――　最後に、この1年半の間ヤリ続けてきて、萬田さん自身に変化はありましたか。</em></p>

<p><font color="#FC06B9">萬田</font>　これだけヤリまくっていれば、まわりから「萬田さん、なんだか雰囲気変わりましたね」とか、「どことなく色気がありますよね」なんて言われてもよさそうなものだけど、そうした反応はまったくありませんでした。</p>

<p><em>――　「セックスできれいになる」はずなんですけどね。</em></p>

<p><font color="#FC06B9">萬田</font>　セックスをしただけでは、キレイになれません。キレイになる努力をしたら、キレイになるかもしれないけど。セックスをしただけでは、気持ちよくなれないのと同じです。気持ちよくなる努力をすれば、気持ちよくなれるかもしれない。私の場合、「セックス可能」な範囲はかなり広がってきました。電車のなかでオトコたちを「ヤレる／ヤレない」の目線で見渡すと、今ではたいてい「ヤレる」です。</p>

<p><em>――　広がりすぎですよ！</em></p>

<p><font color="#FC06B9">萬田</font>　ああ、あの歯並びガタガタのおじさんに乳首を舐めてもらったら、どんな感じなのかなーって…（恍惚）</p>

<p><em>――　すごい探究心ですね。</em></p>

<p><font color="#FC06B9">萬田</font>　セックスはひとつとして同じものはないですから。</p>

<p><em>――　世界にひとつだけですか（笑）</em></p>

<p><font color="#FC06B9">萬田</font>　こんなに楽しくて、こんなに気持ちいいことをしないのはもったいないと思っています。</p>

<p><em>――　本日はありがとうございました。これからもマンコ目線のご報告を楽しみにしています。</em></p>

<p>（文・よそまん）</p>]]></description>
            <link>http://www.lovepiececlub.com/misoman/2010/05/post-12.html</link>
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            <pubDate>Thu, 06 May 2010 16:56:47 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>ジャンヌ・モローが大好きなアタシには、ジャンヌ・ダルクは必要なかったけれど…</title>
            <description><![CDATA[<p><br />
<big><big><strong>＜特別寄稿：高山真さんによる、萬田潤子とは何だったのか！！！　三十マンを振り返るエッセーをいただきました！！＞<br />
</strong></big></big><br />
 「二丁目に捨てるゴミなし」という言葉は、アタシが新宿二丁目で遊ぶようになった21年前からすでに言われていたと思うの。「ゲイの好みは細分化されているから、どんな人でも売れる場所が必ずある」という意味ね。「デブ専」だの「ヒゲ専」だのと、細分化されたマーケットが展開され（「デブ専」からもさらにたくさん枝分かれしていたり）、人によっては「ヒゲ専・老け専」と、国境をまたいでのフェチを確立していたり。「脂やヒゲまでムダにしないその心意気……。クジラとホモにはムダがない」とは、デブ専・ニオイフェチ・黒ソックスフェチを公言する漫画家・熊田プウ助氏の名言です。</p>

<p>　で、もちろん（って言い方もなんだけど）ゲイの中には「ブサイク専」というフェチを持つ方もかなりの数いて、それはすでに公表するのが恥ずかしいフェチなどでは決してなかったりします。というわけで、萬田さんの清々しいまでの「ブサイク専」かつ「出会い系マニア」っぷり、アタシは楽しく拝読していました。だって、この２つの特性を同時に持つゲイって、まったく珍しくないもの。だからアタシ、お目にかかったこともない萬田さんに勝手に親近感を抱いていたのよ。そうねえ、mixiで「友人の友人」くらいでつながっているオカマの日記の更新を、とても楽しみにしている感覚、というか。</p>

<p>「ブサイク専でも出会い系マニアでもない」と自認しているアタシが親近感を抱いているからには、アタシと萬田さんに共通項は当然あります。例えば、「パートナー的な存在のオトコより、この先パートナー的な存在にするつもりなどお互いにまったくないセフレのほうが、セックスの相性がはるかにいい場合もある。っていうかウソ。“場合もある”どころか、けっこうある……と知っている」こと。そして、「パートナーとセックスレスになったとき、それが“パートナーに対する愛情がなくなったせいなのか、それとも性欲だけがなくなったせいなのか”、その分岐点を自分なりにしっかり見極めたい……と思っている」こと。ちなみにアタシ個人は「パートナーとの付き合いの外でセックスする場合は、そのことをお互い先に知らせ合うシステムにしておくほうが、アタシにとってラクだし自然」なのだけれど、仮に萬田さんが「夫には秘密にしている」人であっても、アタシにとってはそれは単に「ブサイク専か否か」程度の違いでしかないわ。もし、秘密にしていたとして、その秘密がバレて、結果、夫が傷ついたとしたら、そのときに初めて、萬田さんと夫の間でどうにかすべき問題に生じるわけでしょ。そこまでの仮定をすべてクリアして発生しちゃった問題ならば、部外者であるアタシなどが何か言う権利があるとは思えないのよね。</p>

<p>あとは、「パートナーではない相手とのセックスがらみで発生する金品の授受に、否定的なイメージをたいして抱いていない」という共通項もあったわ。セックスワーカーの友人知人は数人いる（いた）し、アタシ自身、「金の授受」はなかったけれど、ノンケのオトコの子ちゃんを数々のプレゼントで身動き取れなくしてから美味しくいただいた経験などは自分の本にも書いているし、若い頃はセックスした相手と一緒に買い物に行ったとき、けっこうな金額のものを買わせたこともあるしね。「あわよくば……」と思いながら結局は1円も手にできなかった萬田さんより、２〜３回のセックスで、当時立ち上がったばかりのコム・デ・ギャルソン・シャツのシャツや、やたら売れていたゴルチエのジャケット（時代を感じるブランドのチョイスよねえ……）が手に入ってしまったアタシのほうが罪深い、という言い方もできるわけでしょう？　ええ、アタシは罪だなんて、まったく思っていませんわよ。かと言って、萬田さんに対して勝ち誇る気もないのだけれど。だって、「パリが欲しい」というアタシの望みを叶えてくれるオトコは、まだ現れていないんだもの。勝ち誇るなら、せめてそこまでいかないとね……。</p>

<p>　と、つらつら書き出してみましたが、要するにアタシは、萬田さんに共感を抱く部分と、萬田さんと自分の差異を面白がる部分、その両方で『みそまん』を楽しんでいた、というわけです。だから逆に不思議だったのよ、萬田さんのセックスライフを、道義的・道徳的な観点というよりはむしろコンセプチュアル（としか表現のしようがなかったわ。「愛人編」のあたりでＢＢＳに書き込まれたご意見の中に、「テーマ」なんて単語や「それはイマドキじゃないんじゃない？」的なフレーズを見つけたときは、ものすごく驚いた）な観点から、是非の「非」の断を下そうとした方がいらっしゃったらしい、ということに。</p>

<p>　ゲイの世界でも、もちろん、『人のセックスを笑うな』ならぬ「人のセックスを語るな」と言いたくなる傾向はあります。出会い系マニアやハッテンバマニアのゲイたちの存在を、軽蔑を以って語る人たちはいますから。でも、アタシは出会い系マニアでもハッテンバマニアでもないけれど、軽蔑の気持ちは起こらないのよね。「セーファーセックスは大事よね。ハッテンバでそれを守るのは難しい局面もあるかしら。部屋の中、暗いし」とは思うけど、自分と違う生き方を選んだ人を、ただ「違う」という部分で軽蔑するのはいかがなものか、という思いはあるもの。「しかし」というべきか「そして」というべきか、ことセックスに関することになると、いまだその「軽蔑」が幅を利かせている、という現実にも時々驚いていたりもするわけです。</p>

<p>で、『みそまん』をめぐる反応の中にも「軽蔑」はあったのでしょうが、それ以上に「それはこれからの女性の生き方を広げないだろう」的な申し立てがあったことが、アタシには本当に興味深かった。その申し立てが、萬田さんよりはるかにパンクなセックスライフを送っている人たちからの「発破をかける・檄を飛ばす」エール的なそれではなく、萬田さんよりはるかにクラシックなセックスライフを送っている（ようにアタシには感じられた）人たちからのそれであったことにも。</p>

<p>　なんとなく、本当になんとなくだけれど、その申し立ては、「単に“私”という人間が、いろいろやってみたかっただけ」という萬田さんと、萬田さんを「オンナとセックス」界に存在する慣習めいたものを打ち壊すジャンヌ・ダルクに見立てたかった（そして、その期待を裏切られたように感じた）人たち、その両者の間にもともとあった「齟齬」というか「距離」から生まれたものではなかったか……とアタシなどは思ったりするわけです。彼女（あるいは彼）が「自力では壊せない」と思ったもの、自力で壊すことを最初からあきらめていたものは、なんだったのか。それをとりとめもなく想像してみるのも、アタシには新鮮な体験でした。って、「ジャンヌ・ダルクが欲しかったんでしょうね」なんて勝手極まりない見立てをしたうえで、あれこれと想像めぐらせているアタシが一番タチ悪いわね。うふふ。</p>

<p><strong>ラブピースクラブより：皆さまからの萬田潤子へのファンレターやご質問、お待ちしております！</strong></p>]]></description>
            <link>http://www.lovepiececlub.com/misoman/2010/03/post-11.html</link>
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            <pubDate>Mon, 29 Mar 2010 16:18:22 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>遂に最終章！【送信68　よそまんへの旅立ち】</title>
            <description><![CDATA[<p><br />
さて、約1年半の間、続けさせていただいた連載も今回でおしまいです。約3年間の「三十路マンコ」の生活を続け、気がつけば40歳目前。『四十路マンコ（よそまん）』として旅立つべき時がまいりました。振り返ると、まずは大きな事件や事故に巻き込まれることなく過ごせたことに感謝。家庭内のDVによって殺された女性は、昨年度77件であったそうです（警察庁の発表から）。危険なのは他人ではなく、むしろ家族であるのかもしれません。私が出会った他人男も、私に対しては暴力をふるいませんでしたが、妻に対してはどうなのかわかりません。</p>

<p>何年間もセックス関係が続くためには、お互いが相手を大事にする必要がでてきます。大事にするといっても、もちろん「愛する」という意味ではございません。この関係はセックスのみ。それを揺らがせないことが、相手を大事にすることだと思います。「セックスのみ」を求めることは非常に欲望的であり、同時に、非常に禁欲的なことです。欲望なきところにセックスなし。セックスなきところに欲望なし。しかしながら、欲望ではなく甘えや惰性でセックスをしてしまいそうになったり、セックス以外のぬくもりや“求められる女としての自分”を得ようとしてしまったり･･･。そんな自分の強力さ（傲慢さ）と非力さ（無力さ）を感じ、それに向きあう「セックス関係」というものは、私にとって、とても楽しく大切な時間となりました。出会った男たちに感謝（ネタを提供してくれたし）、そして私ひとりの経験に過ぎなかったセックスの話を一緒に共有してくださった読者の皆さんに感謝します。</p>

<p>最後は、映画のエンドロール風に、『三十路マンコの品格』の登場人物とその後をお伝えします。<br />
Special thanks for･･･</p>

<p>ハルさん：最初に出会った自称「固い仕事」の会社役員。不況のあおりを受け、ボーナス全額カットの憂き目に遭いながらも、月に2回の「逢瀬」を一度の遅刻もなく遂行し、決まった手順で各2回の射精を果たす。3年あまりのつきあいにも関わらず、セックスのテクニックはまったく向上せず、まるで茶道のお手前のような様式美を味わうひととき。ラブホで観るAVのうち「熟女・デブ系」への凝視率が高いことに気づき（指摘すると、「珍しいから見てしまっただけ」との本人の弁）、私が「熟女・デブ系」として欲情されていたことを知る･･･。</p>

<p>マコト：30代エンジニア、セルフプロディースおしゃれ系（あくまで本人主観にもとづく）。ロマンティックなデート志向のマコトから指輪をプレゼントされそうになり、あわや殺害の恐怖を抱いたものの、不況によるリストラで無職になった彼の経済事情から、無事、指輪計画は御破算に。挿入セックスが苦手（すぐバテる・すぐ萎える）なのが残念だが、ランジェリー好きという彼のフェチを生かして、下着プレイ（下着をつけたまま身悶えまくる）をしたいときのみ動員。</p>

<p>ヨシオ：チャイルドシートを乗せた車で迎えにくる近所在住の舐め犬パパ。工場の閉鎖によって、時間はできたが金がないと嘆くものの、持ち前のバカさ加減でたくましく生きている。生きざま同様、クンニのテクニックも粗雑な面は否めないが、おそらく何も考えずに延々とマンコを舐め続けるというタフさは、彼の最大の能力ともいえる。年に1、2回しか会わないわりに、季節の変わり目になぜか挨拶メールが送ってくる細やかな一面も。工場での昇級試験に2度も落ちているのが、他人事ながら気がかりである。</p>

<p>ケースケ：「先っちょ」というエロワードで、私の挿入セックスへの欲望を開花させた男。一時期は、私がホテル代を払い、ヒモ男として囲ってみたものの、金もなければプライドもない男に辟易し、絶縁。･･･というつもりでいたのに、たまにメールがくるので、彼のほうは絶縁されていることに気づいていないのかもしれない。愚かなヒモ男。ホテル代を折半できるというなら、何の因縁もなく私は会いに行くと思うが、金がない男とは会わないのであった。</p>

<p>ポンちゃん：スチャラカスケベ社員。この不況の折、未だ、のんきに営業を抜け出しては安宿にしけこむ男。安宿でインスタントなセックスというのも淫靡で悪くないものの、20代じゃあるまいし、シングルベッドで抱き合う“シャ乱Q”的セックスのひもじさを感じてからは、やや疎遠気味に。ものすごくタイミングが合うときのみ（誘われた時間や場所でまさに用事が終わる等･･･なぜかこういうタイミングだけは巧みにつかんでいるポン）、セックスをしている。</p>

<p>マサル：一度きりのセックスに終わった年下男。持参のローターをクリトリスにあてさせ、たんなるオナニー介助として搾取。当然、その後は無縁に。相手にとっては、思い出したくもない出来事かもしれないが、私まで何も思い出せず･･･。</p>

<p>キタさん：石田純一系素足、別名マドモアゼル社長。新たに手がけた謎の健康食品のヒットで、うさん臭さにますます磨きがかかっている。顔面騎乗位でのクンニは、私がどんな体調でも必ずイケるという絶品テク。スゴ技クンニと巨チンのコラボは、他の要員から群を抜いているものの、彼の軽薄さもまた抜きん出ており、信用ならない存在。数ヶ月に一度しか会わないわりに、暑苦しいほどの存在感を放っている。</p>

<p>ジュンくん：「最高のセックス」と言わしめたシャクレ男。その後も変わらず、数時間の舐めっぱなしのセックスを堪能しているが、生存の危機に陥らぬよう、月に一度のペースを乱さぬように細心の注意を払っている。ものすごく気持ちいいのだが、ジュンくんとのセックスは「相互舐め」が基本であるため、わずかな“マグロ状態”も許されず、ベッドという土俵の上にあがったからにはエンドレスなぶつかり稽古状態の過酷さも伴う。気力･体力･精力が伴うときしか会えないため、余力のないときには、無念ながら誘いを辞退することもある。</p>

<p>イサムさん：別名ネズミ男。愛人を募集しながら「妻を愛している」と逃げた公共事業団体職員。非常にインパクトのある容姿であったにもかかわらず、まるで記憶に残っていないのが不思議。ネズミ男とヤレるか、ヤルしかない･･･と、私のマンコのポテンシャルの高さを自覚させていただいた。</p>

<p>タミヤさん：別名レオン。人生で初めてセックスをして2万円をくれた相手。「キミを愛せない」というキザなメールで自分から終焉を告げてきておきながら、1年後に「忘れられない」とメールを送ってくる半端男。私は忘れていたものの、セックスに罪はないため、無料でセックスをする。楽しんだあとの帰り際、私に夫がいるとわかると、なぜか勝手に傷ついて、再び別れを告げてくる半端男。面倒くさすぎるので、その後は受信拒否。現在に至る。</p>

<p>タナカ：元親友（いや、今も親友だと思っているが）。チンコは触らせず、舐めさせず、ひたすら攻める究極のS男。“世界一感じるマグロ”でいられる至福のセックス。しかし、「タナカとヤリたい」と念じる際、油断すると「タナカに会いたい」と誤変換される危険性があるため、ただヤルことに集中するための修行の日々。なぜか、私が修行僧のようになっている今日この頃。高僧タナカは、その後も、私に対する距離感や態度を一切、変えることなく、哲学を愛し続けている。</p>

<p>タケヤマ：EDの整体師。日頃は爺婆の腰痛マッサージに従事し、時折、私の依頼で性感マッサージを施してくれる。相変わらず気持ち悪い容姿で、理想の芸能人タケヤマを下回り過ぎてきた。眼精疲労でタケヤマがかすんで見えるくらいの状態で行くのが望ましい。本当に体が疲れているときは、正規の整体を頼めるのが利点。最近、疲れ気味の私は、もっぱら正規の整体を依頼している。線香の煙に包まれながら。</p>

<p>その他、登場しなかった面々：もう忘れてしまった人も、特徴がなさすぎて登場人物としては描けなかった人も、あえて書かなかった人も･･･ お疲れさまでした！</p>

<p><br />
『三十路マンコの品格』萬田潤子　＜完＞</p>

<p>※「三十路マンコの品格」は今回で最終回ですが、今後、萬田潤子さんには新たな企画でご登場頂く予定です。その時を楽しみにしていて下さい！　萬田潤子さんへの手紙、三十マンへのご意見・ご感想をぜひ<a href="mailto:love@tkc.att.ne.jp">ラブピースクラブ</a>までお寄せ下さい。</p>]]></description>
            <link>http://www.lovepiececlub.com/misoman/2010/02/68.html</link>
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            <pubDate>Wed, 17 Feb 2010 16:18:35 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>【送信67：みそまんQ &amp; A】</title>
            <description><![CDATA[<p><br />
『三十路マンコの品格』の連載中にいただいた意見のベスト3をご紹介しつつ、お答えしたいと思います。<br />
【その1】本当の話ですか？<br />
【その2】なんでお金を求めたの！？<br />
【その3】夫への罪悪感はないの？？</p>

<p>まず、本稿は、ほぼノンフィクションです。相手本人が見たらバレるんちゃうかというレベルの大暴露。事実、連載途中に相手の不審な態度を見て、「･･･ヤバイ、バレたかも」と思って焦ったこともありましたが、たんに相手が不審な男だっただけ、ということもありました（不審者ともセックスをする私）。でも、万一、相手がこれを読んだとしても、本人は自分だとは気づかないかもしれません。セックスとは一心同体な行為と思われがちですが、実際はまるで逆。いわば、“二心別体”の行為です。同じ気持ちで抱き合っているなんてことは幻想あるいは妄想だし、決して一つにはなれない（ならない）体を、だからこそ各々が感じあうことに全力を尽くす行為だと思うのです。相手とのテンションの違いや欲求の違いという「二心」をつき合わせながら、「別体」がどうすればより感じるのか、「別体」によってどう感じさせてもらうのかを創意工夫しなくては、セックスは楽しめません。私は、セックス依存症気味かもしれませんが、セックスにハマればハマるほど、男には依存しなくなったと思います。なぜなら、セックスを楽しもうとすればするほど、相手と自分が「別体」であることを実感させられるから。そして、“私”という相手とは別の「体」を愛しく思えるようになるからです。そんな「別体」の私が体験したセックスは、きっと、相手が体験したセックスとは違うのでしょう。まぁ、相手が満足したかどうかはさほど気になりませんが、まぁ、性器触れ合うも他生の縁、と申しましょうか。相手も楽しんでいたなら、よかったですね、と思います（他人事）。</p>

<p>そして、連載中、もっともヒートアップしたのが『みそまん 愛人編』に対するコメントでした。「なぜ、お金を？」「どうして、愛人になろうとするのかわからない」という疑念・困惑・批判あたりの感情でしょうか。しかしながら、私にとっては、とても不可解なリアクションでした。逆に問いたい、「お金、欲しくないですか？」と。とりたてて稼ぐほどの気概はありませんでしたが、遊ぶ金がチャラになるシステムがあるなら利用したいと私は思いました。たとえて言うなら、料理好きが自腹で楽しむクッキングサークルに参加しているうち、「僕の料理を作ってよ、月2回くらい。鍋や材料は使い放題だし、20万円出すから」と言われて、腕試しとして、あるいは趣味と実益を兼ねた軽い仕事としてやってみよう、というようなものです。ところが、確かに、落とし穴はありました。料理をつくる、というクッキングサークルでは何の問題もなかった行為が、「僕の料理を作ってよ」と言われた途端、料理を作ることが“俺様の下僕”的な行為に変わってしまう危険性です。セックスにおいても、まさに同じことがいえるでしょう。セックスを楽しむだけであれば、両者の間には何も（とは言えませんが、比較的）力関係が生じないにもかかわらず、「俺とセックスをしてよ」となった途端、ものすごく力の差が生じてしまいます。では、やはりお金を介した行為自体に問題があったのでしょうか？ でも、考えてみれば「月2回、私の料理を作ってくれない？ お金は払うから」と婆に頼まれたのであれば、それは力関係ではなく、契約関係になるはず。つまり、お金の問題ではなく、男、そしてセックスや料理というジェンダーにまみれた行為であることに問題があるのではないかと思います。確かに、半端な気持ちで愛人をやってみようと思ったことについては、我ながら浅はかさを痛感しますが、それは男や金という暗黒的問題と渡り合うにはあまりに「半端」だった自分の構えに対する浅はかさです。やってみたことはノープロブレム、やってみないとわからなかったことばかりですから。それに、私も半端だったけれど、途中で「金がない」だの「妻を愛している」だのと言って逃げ出した男たちのほうが、よっぽど半端です。</p>

<p>最後に、夫への罪悪感について。本稿での夫の登場回数は非常に少なかったので、もっとも存在感の薄い男に成り果てていますが、今も私は夫と婚姻関係を続けております。そして、これまでと変わらず、連載中も一度もセックスをしないまま現在に至っています。私は今や無類のチンコ好きですが、夫のチンコは、私にとって性器というより臓器。一緒に入浴することもあるし、着替えの姿も見ることはありますが、チンコは体調や疲労のバロメーターにすぎません。決して、軽視しているわけではなく、むしろ臓器の一つとして五臓六腑と変わらぬ価値をもつものとして丁重に扱うべき肉片なのです。それをセックスに用いる気持ちがなかなか生じないのです。そして、このことは私たち夫婦にとって問題がなければ、何も問題がないことです。私は他の男のチンコに欲情し、セックスをしているわけですが、他人男の五臓六腑にはまるで関心がありません。万一、死臭を発していても、気にせずセックスをするでしょう（臭いをかがないように体位を工夫するとは思いますが）。一方、夫のオナラの臭いは、とても気になります。一緒に食事の内容を考えて、体調を整えるための手立てをあれこれ考えるでしょう。もし、私が当番だった料理が原因であったなら、私は罪悪感すら抱くはず。「あぁ、気の毒なことをした。私がヘンな料理を作ったせいだ」と。でも、他人男とのセックスについて、私は一度も夫に対する罪悪感を抱いたことがありませんし、今も後ろめたさはありません。オナラには自責感を抱くのに、セックスには自責感はない。それはなぜかと考えれば、夫婦の間でお互いの「体」の意味や価値が、健康という一点にあり、快楽やエロではないからです。ほかの夫婦はどうなのでしょうか。お互いに欲情しあわなくなったとしても、お互いの体を無意味・無価値と思っているわけではないと思います。ただ、体をセックスには使わなくなったというだけの話です。セックスレス夫婦であっても、お互いの体を大切にしている夫婦はいくらでもいるはずです。</p>

<p>自責の念が感じられない理由として、私がセックスを「なんぼのもん」と思っていることも影響しているかもしれません。私はセックスが好きですが、たかだかセックスです。気持ちよくなるだけの行為です。セックスは、愛でもなければ、保証でもなく、ましてや“夫への裏切り”に値するほどの重大な行為ではないと私は考えています。フェミ集会で家を空けることと、ラブホにしけこむために出かけることは、私にとっては、さほど違いがありません。どちらも私の楽しみであり、私の時間です。もし、家を留守にすることで夫に迷惑がかかるのであれば、それはフェミ集会のせいでも、セックスのせいでもなく、あくまで迷惑となった何らかの行為にあるはず。お互いがオナニーをしまくっていたとしても、夫婦関係には何ら問題はありませんが、オナニー前後の準備や片付けをせずに部屋を散らかしていたならば、そこには「隠れてやらなかった」という罪と、「共同スペースを散らかした」という二つの罪が生じ、謝罪すべき問題となるでしょう。外でセックスをしまくることへの罪も同じ。自分の快楽であれば相手に見せつける必要はないし、自分の責任で遊ぶなら共同生活にしわ寄せをいかせるべきではない。「オナニーとセックスは違う」というならば――それは、もはや性行為についての価値観の違いでしかありません。</p>

<p>女がすべきセックス、既婚者がすべきセックス･･･それがあると思う人は「すべきセックス」をすればよいこと。私は「したいセックス」をするまでのこと。それだけのことだと思うのです。<br />
</p>]]></description>
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            <pubDate>Tue, 19 Jan 2010 12:50:51 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>[送信66：誤送信]</title>
            <description><![CDATA[<p>セックスの相手とのやりとりは、ほぼ100％メールを使ったものです。他人男とはもちろん、知り合いからセックス関係に至った相手とも、なぜか連絡手段はメールに移行していきます。対面して話すには、周囲の人やら環境やらも考慮しないといけませんし、事前の相談事項としては、とりあえず日時を合わせるだけですから、メールのほうが簡便です。逆に、以前は、いったいどうやって他人とコミュニケーションをとっていたんやったっけ？　と思い出せないほど。でも、考えてみると、私は友人関係においてはほとんどメールを使いません。言いたいことが十分伝えられないし、相手の短い文面に対して、うがった見方や見当違いな受け取り方をしてしまうのが心配だからです。そう考えると、セックス相手とのメールは、まったくコミュニケーションがないともいえるし、言いたいこと・知りたいことが明瞭簡潔に伝え合える完璧なコミュニケーションともいえます。</p>

<p>さて、そんなメールでのやりとりには、さまざまなトラブルやハプニングも起こります。当初、つまり不慣れな時期に私がやってしまったミスとしては、相手の名前を書き間違えるというものです。サイトに掲載されている膨大なカキコミから印象のよいものを絞り込んだあと、メール送信画面に移ってコンタクトをとるわけですが、面倒くさがりでかつ欲張りな私は、一度に2、3人の相手にメールを書こうとしてしまうのです。実際のところ、相手の「人となり」にそんなに関心があるわけではありません。相手の名前だって仮名なわけですし、きわめて「記号」に近い感覚です。AとBを選んだとして、頭のなかに必死で「Aは品川在住40歳、エロ、欲求不満系･･･」「Bは横浜勤務38歳、まったりしたエッチが好み、ややS傾向･･･」とインプットしても、その数秒後、メール送信画面を前にしたら、「えーと、名前、なんやったっけ？ C？ いや、それは前に送った人と同じ気がしたんやったわ･･･」と混乱する私なのです。そんなことなら初めから一人ずつ丁寧に送ればいいわけですが、しかしここにも問題が。「じゃ、コレにしよう。タカユキさんね、ハイハイ」と画面を進めて、数秒後。「えーと、名前、なんやったっけ？ タカノリ？ タカユキ？ タカシ？？」･･･アホちゃうか、自分。とはいえ、わざわざメモを片手に出会い系サイトを覗き込むというのも、それこそアカンやろーという気がします。返信メールを見て、「うわ、間違えてたわ」と気づいても、まぁ、返信さえくればいい話なので（返信がくるというのがスゴイ）、結局、どうということはなかったりします。でも、名前を間違えた相手とは、結局、会うには至らないことが多いのですが。そりゃ、そうだ。</p>

<p>この程度のミスなら、出会い系で遊ぶ者同士としては、お互いさまといえます。しかし、これまでに一度、まったく笑えないハイリスク・ハプニングがありました。私ではなく、ある他人男が犯した失態です。</p>

<p>ある休日、私がいつものようにセックスを堪能してラブホテルを出ると、携帯電話に大量のメールが届いているのに気づきました。わずか数時間で何が起こったんや！？ 慌てて受信箱を開くと、見知らぬアドレスが並んでいます。そして、どのメールも『Re:結婚披露宴の件で』とのタイトルがついています。「Re:」とついているので、メールに対する返信であることは確かなのですが、当然ながら、私は結婚披露宴の件などメールをした覚えはありません。迷惑メールではなさそうなので（迷惑ですが）、一応、開いてみると、どのメールにも「結婚、おめでとう！ よかったな。披露宴は行かせていただきます。住所×××」と決まりきった文面が並んでいます。すべて東京近郊に住む男性から。一体、こいつらは誰やねん！？ と思ってメールをよく読むと、彼らの返信メールの下に、オリジナルの発信文書がついていました。</p>

<p>「皆さま　このたびヤマダコウスケ（仮名）と萬田純子（仮名）は、結婚することにしました。つきましては、ぜひ、披露宴にご出席いただきたいと思います。ご出席いただける方は、招待状をお送りしますので、住所をお知らせください。<br />
　ヤマダコウスケ<br />
　萬田純子」</p>

<p>どうやら、ヤマダコウスケなる男性が、自分の結婚披露宴の案内メールを男友だち複数人に送ったようなのです。そして、CC（同報）で婚約者たる恋人のアドレスも書き入れておいた･･･ことがわかってきたのですが、そのアドレスは婚約者ではなく私のもの。なぜ、そんな間違いをしたのか。婚約者の名前を見てビックリ。･･･似ている、私の名前と。メールアドレスに名前やイニシャルが使われる場合、似た名前であればアドレスも極めて似たものになりがちです。なんという偶然か、もともとの名前が非常に似ていたヤマダ氏の婚約者と私は、これまた似通ったアドレスを作っていたというわけです。</p>

<p>メールが送られてきたヤマダ氏の男友だちは、婚約者の名前くらいは知っていたとしても、彼女のアドレスまでは知らなかったかもしれないし、知っていてもアドレスのわずかな違いには気づかないでしょう。何より、まさか新郎が新婦ではなく、出会い系で知り合った女のアドレスを堂々と表記して披露宴の案内を送ってくるとは、誰も思わないに違いありません。</p>

<p>考えてみると、確かに、以前、「コースケ」と名乗る男とメールのやり取りをしたことがあったような気がしますが、結局、会わずに終わっていました。マメな男なのか、ガサツな男なのか、その程度の相手のアドレスまできちんと登録していたのが仇となったようです。それにしても、なんという偶然、なんという不遇。私の手元には、妙齢の男性の個人情報がたっぷり。私が悪者だったら、大いに活用できそうな気がしますが、数日間、静観していました。結婚を前にしたコースケさんに、私がわざわざメールを書いて指摘するのも気が引けますし、何より面倒でした。</p>

<p>すると、2日の沈黙ののち、コースケさんから明らかに動揺したメールが送られてきました。今さらなのに自分の名前も名乗らず、私の名前も書かず、ただ「申し訳ございませんでした。送られたメールはどうか破棄してください」と懇願。この2日の間、コースケさんに何が起きたか。想像するだに恐ろしいことです。ウキウキと結婚披露宴の案内メールを送ったときから一転、婚約者である「純子さん」へはなぜかCCメールが届かず、不審に思って調べてみれば、何と披露宴への招待客全員に「潤子」という他人女の存在を自ら知らしめたことに気づいた彼の衝撃といったら･･･ マヌケとしかいいようがありません。</p>

<p>その後、コースケさんと純子さんは果たして無事に結婚できたのでしょうか（関心ないけど）。合掌。</p>]]></description>
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            <pubDate>Tue, 12 Jan 2010 00:59:22 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>【送信65：タイガー年 2010】</title>
            <description><![CDATA[<p><br />
新年あけましておめでとうございます。みそまん正月も数回目を迎え、行く年を偲びながらイキ、来る年を想いながらまたイクというのも、時季を味わう恒例行事となりつつあります。昨年は、僧職系男子とのセックスが増加傾向を示しましたが、今年は寅年にちなみ、猛獣系男子を狩りにまいる所存でございます。って、これでは私が猛獣という話ですが。</p>

<p>また、正月らしさを味わう風物詩に年賀状がございます。当然、みそまん相手の住所なんて知りませんから、ふだんどおりメールでの挨拶が届きます。チンコがマメな男は（注：サイズのことではなく）、メールもマメです。今年、私が感銘を受けたのは、マドモアゼル社長からの「あけましておめでとうございます。不況といわれる昨今、こんなときこそ云々･･･（会社経営上の抱負、以下省略）。今年もベッドで激しくよろしくお願いいたします」というものでした。中盤意味不明なのは、仕事関係者に送っている文面をコピペしているからなのでしょう。社長の会社の業績などどうでもよろしい。しかしながら、仕事用の文面の締めの言葉は「今年もよろしくお願いいたします」となっていたはず。それを、わざわざ私に宛てたメールには『ベッドで激しく』を加筆するマドモアゼル社長。コピペするいいかげんさと、加筆する細やかさが絶妙の味わいです。長くつきあえる他人男というのは、この「ベッドで」という“限定つき”の関係をきちんと理解し、それを尊重できる人だという点で共通しています。</p>

<p>「あけましておめでとうございます。潤子さんにとって良い年になりますように。今年もよろしくお願いします」――“ザ・無難”の典型例ともいえる文面は、最初に出会った自称お固い会社員、ハルさんのものです。数年間、メールでは必ず敬語を用い、私にも礼儀正しい態度を貫くハルさんは、しかしながら年賀メールの末尾にだけ「ハート」の絵文字をつけてきます。年に一度、彼にとってはまるで清水の舞台から飛び降りるような冒険に違いありません。ハートの絵文字がついていたからといって、そこに恋愛感情が存在するわけではありませんが、友愛（by 鳩山首相）とでも申しますか、新年のめでたさの一表現であるのでしょう。イマドキ、絵文字なしのメールのほうが珍しいなか、ハルさんが決死の思いでつけた絵文字を見て、しみじみと人の努力の重みを実感した次第です。</p>

<p>さて、寅年といえばタイガー・ウッズ（と考えるのは私だけやろか？）。去年の不倫報道に対し、神妙に謝罪をした姿にはガッカリさせられましたが（あまりに平凡な展開でした）、年が明けると「女遊びをやめないタイガー」のゴシップ記事が復活。ナイス・タイガー。遠く異国の日本より、ガッツポーズで応援する萬田。婚姻生活における道徳観、不倫というものへの価値観は人それぞれでしょうが、報じられている内容を見る限り、彼は明らかにセックスマニアなのでしょう。妻以外の女性と密かに愛の巣を育む･･･とあらば、のっぴきならない愛憎劇が展開されるのでしょうが、プロのセックスワーカーを含んだグラマラスな女性と連日セックス･･･となれば、そこには愛情ではなく欲情しか感じられません。彼は心の底から、いえ、睾丸の底からセックスが好きなのだろうと思います。勝手ながら、タイガー・ウッズとは海を越えた同志あるいはシンパシィを感じており（きわめて一方的）、彼には今年も是非、ヤリ抜いて欲しいと思います。彼は、ゴルフはなくても生きていけるかもしれませんが（実際、現在はプレイができない状況で生活しています）、セックスなしでは生きていけないのでしょうから。セックスをやめさせたいと主張できるのは、（もしそんな主張をする権利があるとするならば）唯一、彼の妻だけであるはずです。なんや、他人が口を出す話ちゃうんちゃう、と思う私は、世の中の規範荒らしの烙印を押されるのかもしれませんが、他人のセックスに口を出すことは、ものすごく余計なおせっかいだと思うのです。</p>

<p>本コラム『三十路マンコの品格』では、私のマンコ事情を綴らせていただきました。みそまん生活の発端が、抗えない性欲の昂ぶりにあったわけではなく、むしろ枯渇して久しいマン汁に対する危機感から始まったことは、考えてみれば不思議なことです。“濡れない自分”への焦り、“自分なんて”セックスの対象にはなれないだろうという諦め、それでもまだ“ババアになりきっていない自分”なら何とかなるんじゃないかという傲慢さ――そんなものから踏み出したみそまん生活でした。今となれば、マンコの穴の小せぇ女だったなぁと我ながら苦笑いたします。でも、三十路半ばを迎えるまで、『マンコの穴は小さいほうがいい』という女ジェンダーで育てられてきたのも事実。そこから脱するには、ひたすら自分のマンコの穴を体験してみるよりほかありません。他人の穴具合はどうか知りませんが、私の穴は私のもの。それが今の私が感じている結論です。</p>

<p>出会い系での他人男探しとセックス、愛人募集サイトでの愛人探し、そして直接交渉によるセックス･･･と展開してきたみそまん生活の報告もこのあたりで終わりにしたいと思います。今月は、エピローグとして、これまでに体験してきたことをふりかえりながら、さまざまなチンコとの後日談をご紹介いたします。今しばらく、おつきあいの程をよろしくお願いいたします。<br />
</p>]]></description>
            <link>http://www.lovepiececlub.com/misoman/2010/01/65-2010.html</link>
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            <pubDate>Wed, 06 Jan 2010 15:50:45 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>【送信64：パンツを脱ぎますか】</title>
            <description><![CDATA[<p><br />
「パンツを･･･脱ぎますか？」 全身のコリがほぐれていく快感に身をまかせていた時、私の足元でタケヤマがつぶやきました。寝ぼけていた私の頭に最初に浮かんだのは、「･･･また、文法がおかしいやろ！」というツッコミでしたが、今はそんなことを言っている場合ではなさそうです。しかしながら、返答しようにも、質問の意味がわかりません。いえ、出会い系で待ち合わせた後であれば、その意味は明白でしょうが、すっかり癒されモードに切り替わっていた私は「なぜ、パンツ！？」と軽く混乱したのです。</p>

<p>「･･･あのー、なぜ、パンツを脱ぐのでしょうか？」私はタケヤマに尋ねました。パンツを脱ぐことはやぶさかではありませんが、理由を知っておく必要があります。「オイルで･･･マッサージを･･･させて、いただきますので･･･」タケヤマは答えました。ローションならともかく、油をマンコに塗るとはこれいかに。セックス目的で来ておきながら、胡散臭いものを見るかのような目でタケヤマを一瞥する私。タケヤマは慌てて、「腰や･･･お腹に･･･オイルをつけますので･･･」と説明をしました。そうでした、今はマッサージ中なのでした。</p>

<p>私はパンツを脱ぎました。「パンツを脱げ」でもなく「パンツを脱いでください」でもなく、「パンツを脱ぎますか？」と尋ねられれば、脱がない理由もありません（脱ぐ理由もありませんが）。確かに、私のマンコはここ数年、使い過ぎによる疲労がたまっているかもしれません（マンコを揉むわけではないのでしょうが）。</p>

<p>裸マンコのまま、うつ伏せになった私の腰に少しずつ温めたオイルを垂らされて、ゆっくりと撫でられると、全身が温まってきていい感じです。「これは、アーユルヴェーダですか？」と質問すると、「いえ･･･埼玉で･･･やっている人がいて･･･」と正直者タケヤマ。枕元の像の神様の面目丸つぶれです。</p>

<p>タケヤマは骨盤を調整するのと同じ要領で、太ももや下腹部を丹念にさすり続けます。沈黙のなか揉まれ続け、私は先ほどから頭に浮かんでいた疑念を口にしました。「マンコが見えていることは、気にならないのですか？」――というより、このシチュエーションの奇妙さが気にならないのか、と訊きたいところですが。タケヤマはしばらく考えたあと、「仕事･･･ですから･･･」と答えました。マンコ、一切無視ですか！？</p>

<p>タケヤマは黙々と仕事を続けますが、裸マンコ状態で寝かされる私のほうは、次第に、癒しモードからエロモードに切り替わっていきました。全身の緊張がほぐれ、血行もよくなった今、セックスをしたらどんなに気持ちがいいことでしょう！ そう考えたら、セックスを求めずにはいられません。足裏ツボはもうえぇから、膣ツボにチンコを挿れて欲しい。そうとなったら、早速、交渉開始です。</p>

<p>「セックスしたくなったんですけど、できないものでしょうか？」――即時交渉・明朗主張がモットーの私です。「･･･はぁ」一方、不明瞭すぎるタケヤマの返答。仕事の手は休めずに、黙っています。「もちろん無理はなさらなくて結構です。業務妨害になるようでしたら、マッサージが終わってからお考えいただければ幸いです。私からは、ハラスメントを受けたなどと訴えたりすることはしませんから、その点はご安心ください。単にヤリたいだけですから、お気になさらず」</p>

<p>気にするな、と言っても気になるものかもしれません。それにしても、セックスの交渉方法は、相手が誰であっても基本的には変わらないものです。20年来の友人タナカにも、2時間前に会ったタケヤマにも、私が求める要件はまるで変わらないのです。同意のもとでヤレるのであれば、それ以外は何も要りません。謙虚な気持ちでタケヤマの返事を待つと、彼はしどろもどろに次のようなことを言いました。以下、要約します。</p>

<p>「ありがたい申し出だが、実は自分はチンコが勃たない。いわゆるEDなのかもしれないが、別に射精をしなくても生きていけるので、問題には感じていない。でも、挿入セックスはできないので、その要望には応じられない。開業して10年のうち、2人の女性からセックスもしてくれと言われたことがあるが、その時は指と舌を使った。いずれも50歳以上の女性だった。では、触ります。」</p>

<p>衝撃的な内容でした。もちろんタケヤマのEDはどうでもよく、私より10歳以上の先輩女性が自らセックスを求めたというくだりに、大いに感動しました。「みそまん」ならぬ「よそまん」「いそまん」、そして「かんまん（還暦マンコ）」への道。マンコの生涯セックスについて、私はまだ知らないこと、知らされていなかったことがたくさんあるのでしょう。潔い姐マンの存在を知り、私は深く感銘を受けながら、タケヤマの指と舌の動きを堪能したのでした。</p>

<p>タケヤマは、何か特別なセックステクニックを持っているわけではありません。しかし、指の力加減が絶妙なのです。アクロバティックな動きではなく、ただひたすらクリトリスを撫で続ける、という動きにすぎないのですが、その感触が身悶えするほど気持ちがよいのです。タケヤマは、私のからだを抱きません。私もタケヤマのからだには一切、触れません。タケヤマは、終始、寝たままの私の隣に正座をし、黙々と私の乳首をいじったり、クリトリスを舐めたり、膣に指を出し入れするのでした。</p>

<p>セックスのなかで私が触られまくる、という経験はありますが、その時も相手と抱き合ったり、キスをしたり、相手のからだのどこかに触れていることがほとんどなので、自分のからだの感覚のみに集中する体験は初めてでした。とても穏やかな気持ちのなかで、ヒタヒタと押し寄せる快感を味わうことは、エロであると同時に癒されるような感覚です。呼吸もゆっくりと深いものになり、「アンアン」と断続的な喘ぎ声ではなく、「ハァー･･･」と静かな息づかいになっていきます。感じると、むしろ声が出なくなっていくのだと気づきました。激しいピストン運動でのチンコ挿入では、男の腰の動きに合わせて「ハゥッ、アゥッ、ンンッ！！」と自分の息が押し出され、まるで自分が全身ポンプになったかのように感じることがあります。そのダイナミックさを楽しむことも悪くありませんが、マンコの底から静かに快感を味わうのも、すばらしいことでした。</p>

<p>セックスの料金は不要とのことでしたので、私は前半の整体の施術料だけ支払いました。帰り道、「そういえば、結局モスラを見なかったなぁ」と気づきました。モスラ捕獲が当初の目的だったはず。でも、結論としては「セックスにモスラ（チンコ）は不要」。チンコはたまにあればよい。それにしても、射精をしない聖僧タナカに続いて、勃起すらしない曼荼羅タケヤマ。草食系男子ならぬ僧職系男子のポテンシャルに大注目です。</p>]]></description>
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            <pubDate>Thu, 17 Dec 2009 11:48:41 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>【送信63：抱かれたい芸能人】</title>
            <description><![CDATA[<p><br />
自宅で整体を開業しているという男（想定56歳）は、病弱かつ貧相なブサイクでした。頭髪は薄く、顔色は悪く、背の低い、見事なまでのブサイクでした。私のみそまんランキングでいえば、ネズミ男をさらに上回る（下回る？）不器量ぶりです。ネズミ男は、前歯もなく、シミだらけの顔に、薄汚れたスゥェットを着た爺でしたが、公共事業の仕事をしている（自称）というプロフィールに説得力が感じられる程度の「社会人」でありました。つまり、中小企業のスチール製のデスクに座っていてもおかしくない（イメージ画像）、いかにもニッポンの疲労系サラリーマンだったのです。ところが、目の前に現れたマッサージ男は、もはや、そのような一般的な社会生活すら破綻していると思しき崩壊ぶりを示していました。目も合わせられないし、ろくに挨拶もできないし、身なりも粗末･･･。ヨレヨレの薄着は、ものすごく事実を歪曲させれば“アジアンテイスト”といえるかもしれませんが、いや、やはりただの古びた綿シャツです。草木染めではなく、ただの汗ジミです。立地条件のよい駅前の高層マンションに住んでいるには、あまりに不釣り合いな人物像でした。</p>

<p>「こ、これは･･･」私は心のなかでつぶやきました。「･･･たいていの女は、逃げ出すやろな」私は確信しました。しかし、同時に、私のマンコはビラビラと揺らぐことなく、モスラ捕獲に照準を合わせました。正直、私にとっては完璧なシチュエーションです！「ヤリましょう」――私はそっとつぶやきながら、男について行きました。</p>

<p>このコラムでも、私は何度も、自身のダメ男好きを表明してまいりましたが、おそらく私の求めるレベルは、読者の皆さまが考える以上にハードルの高い（低い、というべきでしょうか）ものでございます。抱かれたい芸能人でいえば、断トツで“カンニング竹山”。続いて、“南海キャンディーズ山ちゃん”。この二人には遠く及びませんが、三位を挙げるならば“バナナマン日村”。なんや、おもしろくない芸人ラインナップになってしまい、関西人としては忸怩たる思いがいたしますが、求めているのは笑いではなくあくまでセックス。日村氏はさておき、もし、街中で竹山氏か山里氏にバッタリ会う機会があったなら、私は絶対に、必ず、全力で、セックスの交渉をいたします！ 抱かれたい、などフェミにあるまじき受動的表現方法すら甘受するほど、私はこの二人に強烈な性欲が沸くのです。それ以外の、例えば芸人としての能力や彼らの人格には、一切関心が沸かないのですが。</p>

<p>そんな私の趣味嗜好・食指志向からすると、マッサージ男は、竹山氏をさらに8割増でブサイクにした外見、山里氏の存在感を6割減にしたような暗さです。まさに、私が完璧と感じたゆえんです。敬意を表して、マッサージ男をタケヤマと呼ぶことにいたします。</p>

<p>タケヤマの部屋は、ワンルームながら、高層階からの眺めは絶景･･･であるはずなのに、せっかくの窓にはチベット仏教風の織物や絵画で塞がれ、異様な雰囲気に満ちています。かなりのこだわりがある模様。さらに、蚊取り線香を思わせるお香が焚かれ、煙たい洞窟のなかに閉じ込められた感じです。まるで、聖僧タナカの修行部屋の実写版と見紛うばかり。哲学書の代わりに、仏教グッズが所狭しと並んでいます。「チベットでマッサージの技術を習得されたのですか？」と訊ねると、タケヤマは小さく貧相なからだをさらに縮めながら答えました。「･･･いえ、あの･･･埼玉の･･･専門学校で･･･。あとは自分で･･･」――タケヤマは正直者のようです。</p>

<p>アヤシイといえばアヤシすぎるタケヤマですが、悪い人ではなさそうです（別に、悪くても、私に害が及ばない限りは問題ありませんが）。異様な雰囲気の部屋にも、しばらくいるうちに慣れてきました（もしかしたら、お香の煙で朦朧としてきただけかもしれません）。落ち着いて見渡してみると、象の神様のポスターも貼られており、イスラム教グッズも混在していることがわかりました。チベット仏教にこだわりがあるんやないのか！？ 一見、こだわりの男 タケヤマは、単にアジアン宗教系の雰囲気さえあれば満足なようです。お香は、日本のメーカー“青雲”のものでした。</p>

<p>私が部屋を見渡している間に、タケヤマは部屋の中央に布団を敷き、旅館にあるような浴衣を手渡してきました。「これに･･･着替え･･･ますか？」――ここで疑問形ってオカシイやろ！ 文法にはうるさい私です。「私が着替えたいかどうかじゃなくて、着替えたほうがいいかどうかって問題ちゃうんですか？」 私がクレームをつけると（妙なところでクレーマーになる私です）、タケヤマが怯えたように身をすくめながら説明した要領を得ない話をまとめると、別に強制はできないが着替えたほうがマッサージをしやすい、ということでした。こういうグズな男を前にすると、俄然、私のサディスティックな欲望が沸き起こります。「だったら、着替えたほうがええやんか！」 私は叫びながら（妙なところでキレる私です）、その勢いでパンツ一枚になって渡された浴衣に着替えました。</p>

<p>すでに、エロな気分は萎えていました（当然です）。青雲の煙を嗅ぎながら、頭に浮かんだのは祖母の葬式の場面･･･。喪に服す心持ちで、タケヤマの敷いた布団に横になりました。見知らぬ男の家で、祖母を追悼する私。人生とは、何が起こるか本当にわからないものです。しかし、私はマッサージを受けにきたのでした。私の足元で正座をしたタケヤマは「それでは･･･あの･･･失礼します･･･」と言いながら、温かい両手で私の足先からゆっくりとほぐしていきました。これが、ものすごく上手い！ 都内の大手チェーンのマッサージ店を軒並み制覇している私ですが、タケヤマのテクニックは抜きん出ています。施術を始めた彼は、それまでと打って変わって3％くらい饒舌になり（たまにしゃべる程度）、これまでにいくつかの有名ホテルのスパで働いていたことなどを話してきました。しかし、技術があれども、いかんせん彼の外見がネックになり、女性向けエステでは不採用。男性客相手の仕事をしていたそうですが、なかなか収入につながらない。そこで、自宅で開業をしたものの、今度の客は老人ばかり。どうやら家族がデイケア代わりに通わせているようなのです。タケヤマこだわりのマンダラも、極楽浄土を願う爺婆の心の支えになっているのかもしれません。神の手とも呼べる、黄金の施術テクニックを有するタケヤマですが、爺婆の腰痛をさすり、床ズレを治し続ける日々を過ごしていたのです。「ちゃんと･･･整体を･･･させていただくのは･･･、久しぶりです･･･」と嬉しそうにつぶやくタケヤマに、私は全身の骨を委ねる気持ちでおりました。骨の位置を少しずつ治していくと、肩こりや頭痛がすぅーッと引いていくのがわかります。神よ、私も極楽に連れていって下さい。マンダラに願ったその時、タケヤマが言いました。</p>

<p>「あの･･･パンツを･･･脱ぎますか？」</p>]]></description>
            <link>http://www.lovepiececlub.com/misoman/2009/12/63.html</link>
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            <pubDate>Fri, 11 Dec 2009 21:15:09 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>【送信62：モスラ探訪】</title>
            <description><![CDATA[<p><br />
マッサージ屋の薄暗い個室にて、モスラ系チンコの濃厚な臭いを嗅ぎとった私。すぐ手の届く、いや、舌すら届きそうな位置には、施術者のモッサリとした股間･･･　ヤリたい、舐めたい、咥えたい！ ブヨブヨとした臭い局部を、何とかして触らせてもらえないだろうか。私は真剣に考えました。しかし、ここは近所の駅ビル。薄い壁の隣には、別の客がマッサージを受けています。何より、ここは健全なマッサージ屋。メニュー表には、セックスやフェラチオとは書いていなかったはず（多分）。ということは、私が求める行為は、明らかに契約外のもの。つまみ出されるどころか、警察沙汰になるかもしれません。警察官から性的逸脱行為もしくは不法行為に至った理由を尋ねられ、「そこにモスラがいたから」と言って、果たして情状酌量の余地が残されているかどうか。</p>

<p>こういう時、ほかの人はどうしているのでしょうか。女同士が自らの経験を共有することがエンパワメントになり、コンシャスネスレイジングになると謳ってきたフェミニズム運動においても、街中でチンコを咥えたくなったときの苦渋の決断について語られた経験を読んだことはありません。そういえば、ドラマ『Sex and the City』で、チンコ好きのサマンサは、高級級スパで「クンニが上手」との評判を聞きつけ指名したマッサージ施術者が一向に自分のマンコを舐めてくれないのにじれて、思わず彼のチンコを握ってしまったところ、従業員に対するセクハラ行為をしたと責められ、強制的に退会させられていました。サマンサは最後まで「でも、クンニしてくれるって聞いたのよ！」と騒ぎ立てたため、彼はクビになり、おかげでサマンサはその施術師からクンニをしてもらう機会を失った女性客にも責められるという、とんだトバッチリを受けたのでした。フェミニズムの教科書よりも、よほど実用性の高い『Sex and the City』です。</p>

<p>サマンサ師匠の行動から学ぶに、やはり従業員とのセックスを求めた場合、こちらが訴えられるリスクが高いということです。双方の合意がなければ、とりわけ職場内での性的言動はセクハラや性犯罪になるわけですから当然といえば当然です。モスラ男は、私がマンコから手が出るほどチンコを欲しているなどとは露知らず、ひたすらコリをほぐすことに専念しているかもしれないのです。男の乏しい想像力には、ガッカリです。</p>

<p>あれこれ思案しているうちに、無情にもタイマー音が鳴り響き、モスラ男は丁寧に「以上です」と挨拶をしました。モスラ男は、私の足裏のツボの具合から「胃腸の調子が悪いのではないか」と心配してくれましたが、問題は胃腸ではなくマンコなのです。奮発して１時間コースをチョイスしたというのにまるっきり浮かない表情の私を、モスラ男は不安げに見送ってくれました。私は悩みました。店内での性行為に問題があるのなら、店外でのセックスに持ち込むべきか。駅ビルが閉まるまでビル裏で待ちかまえようかとも思いましたが、モスラ男の顔をまったく覚えていないことに気づきました。股間の膨らみしか見ていなかったのです。</p>

<p>こうなったら、徹底抗戦です。帰宅後、すぐに私はネットを検索し、関東圏の開業マッサージに関する調査を開始しました。やはり、店内での性行為は、客である私以上に、従業員側のリスクが高いに違いありません。私から依頼したとしても、もしトラブルがあったときにセクハラで訴えられるのは、立場的に従業員の方でしょう。例えば、私だったら、どんなに図書館の利用客にセックスを求められて、私も応じたいと思ったとしても、図書館内でセックスをしたことで懲罰の対象になるのは、確実に私のはずです。そこで、自宅でのマッサージや出張マッサージを行っている業者を探しました。私が望むのは、風俗ではなく、ふつうのマッサージ店でのセックスです。商品化されているチンコを求めているのではなく、堅気の労働チンコとの「交渉」が今回の目的なのです。高齢者への整体サービスを加えると、意外と開業マッサージはたくさん見つかりました。あとはモスラの臭いを嗅ぎとるまで！ PCの画面に向かって、鼻の穴ならぬマンコの穴をヒクつかせます。出会い系でもそうですが、この直感的な過程がその後の明暗を分ける重要な作業になるといえましょう。</p>

<p>私が探したある整体は、いたって真面目なサイトを運営していました。真面目すぎて、いかにも集客力が悪そうです。これじゃあ儲からんやろうなぁ、とまたもや他人の財布を心配しながらも、あまりにも繁盛されていては、じっくり「交渉」する時間がない危険性があります。さほど目立たず、さりとて悪質エロ業者ではない施術者を探さねば（私のほうが、よほど悪質エロであるともいえますが･･･）。私の求めるモスラ系チンコでありますように！ そう願いながら、予約の電話をいれました。</p>

<p>すぐにかかった電話口からは、「健康・美容・明日への活力」なるホームページの宣伝文句からはかけ離れた、いかにも不健康そうな鼻づまりの声、しどろもどろとしたイケていない口調、そしてグッタリと生命力のない応答･･･。「整体にでも行ってみたらえぇんちゃうん？」とこちらがオススメしたくなるような、具合の悪さを感じます。しかし、男が病弱であろうと、チンコさえついていれば問題ありません。すぐに、その晩、開業先の自宅マンションへ行くことになりました。</p>

<p>見知らぬ男の家に行くのは、危険なことでしょうか？ しかし、レイプされる可能性があるのは自宅に限らず、ラブホテルだろうと、シティホテルだろうと、はたまた路上を歩いているだけでも起こりうること。望まない行為をされれば、警察へ行くまで。そして、私が望む行為を得るべく、最大限の努力をするまで。改めて、そんな決意を固め、マンコを濡らしながら彼の自宅へ訪れると、そこにはまさに絵に描いたような病弱系中高年男がいたのでした。</p>]]></description>
            <link>http://www.lovepiececlub.com/misoman/2009/12/62.html</link>
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            <pubDate>Wed, 02 Dec 2009 11:23:17 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>【送信61：モスラ臭】</title>
            <description><![CDATA[<p><br />
他人男から、身近な男にセックスの照準をあててみた私。タナカの落城には時間を要したものの、その後、数人とは難なくセックスに持ち込むことができました。突然、「セックスせぇへん？」と知り合いに言われたら、多少なりとも動揺するようですが（あくまで私の場合です）、「イヤだ」という人は少ないことがわかりました。一番多いのが、「えっ！？･･･あぁ、いいけど」という返事。『けど』という語尾が、若干、逆接的であるのが気になりますが、言外の意味することにはこだわらないのがみそまんの原則です。必要なのは言葉と行為。言いたいことを言外に含ませるなどという甘えは、セックスにおいてはリスク要因でしかないからです。私以外の女性が声をかければ、「えっ！？ ラッキー！」といった、より肯定的な反応が引き出せるのかもしれませんが、ラッキー（幸運）は私が得るものであり、男に与えるものにあらず。こちらとしては、拒否されなければ同じこと。若干、渋々･･･という反応もなきにしもあらずですが、とりあえずセックスには事欠かない日々を送っていました。</p>

<p>常時、10人以上から相手を選べる状況ではあるのですが、時折、誰とも予定が合わなかったり、私が生理中だったりして、セックスが得られないときがあります。そんな時、私はたいていリフレクソロジーや整体などのマッサージ屋に行きます。基本的に、身体を触られて気持ちよくなることが好きなのでしょう。セックスの予定がない日は、新規オープンの店を試しにいったり、馴染みのマッサージ店に出かけたりしています。</p>

<p>ある日、近くの駅ビルに新しくオープンしたマッサージ屋を発見。店内は、バリ風のエキゾチックな装飾で、独特なお香のかおりが雰囲気を醸し出しています。実際には、「それっぽい」だけの造りで、駅ビルにふさわしい安価な料金設定です。それでも、個室でマッサージが受けられるようだし、背中でも揉んでもらって帰るか、と店に入りました。</p>

<p>ラフなTシャツと短パンに着替え、ベッドの上で寝そべって待つと、担当者が入ってきました。男性です。以前は、マッサージでは必ず女性の施術者を指名していた私ですが（何となく男に触られるのは気持ちが悪いと思っていたのです）、みそまん生活以降は施術者の性別にはこだわらなくなっていました。テクニックがうまければよし。その時の私も、とくに気にせずに、ベッドにうつ伏せになったまま、「お願いしま〜す」と挨拶をし、いつものようにウトウトと眠り始めました。</p>

<p>「では、始めさせていただきます。」 担当男は、小声でつぶやき、足裏から揉みほぐしていきます。いつもなら、すぐに寝入ってしまう私ですが、この日は何か気になる･･･　ガランガランと鐘のなるようなBGMとエキゾチックな香り･･･に混じって、何かが臭います。これは･･･ これは、チンコの臭いに違いありません。馴染みのないアジアンな香りにまぎれて、馴染み深い濃厚な臭みが私の鼻腔をくすぐります。こうなるともはや寝ているどころか、マンコの神経まで覚醒状態。臭みを発する施術者の下腹部が、どうにも気になってなりません。</p>

<p>「強さはいかがですか？」 私が思わず力んでしまったのに気がついたのか、担当男は、私の顔を覗き込みながら心配そうに尋ねてきます。「いや、そういうわけでは･･･」と慌てて顔を上げると、目の前には男の股間。作務衣のような薄手の生地のユニフォームの局部が、予想通り、モッサリと膨らんでいます。</p>

<p>あぁ、やっぱりやぁ〜！！　この濃厚な臭い、チンコの先っちょやカリ部に溜まったチンカスと、汗で蒸れた陰のうの醸し出すハーモニー。この臭いは、モッサリとデカく、しかしながら硬度の足りないスライムのようなモスラ系チンコに違いありません。そろそろ100本に届こうかという本数のチンコを見てきた私にとって、今や、チンコを見ずしてチンコの形状を当てることは、さほど難しい技ではありません。モスラのようなチンコは、ただブヨブヨとサイズだけデカく、しかしながら大きいわりに感度がイマイチという“でくのぼう”タイプに分類される一品、ならぬイチモツです。ですが、モスラ系チンコの醍醐味は、そのサイズと臭いによる圧倒的な存在感。口のなかに押し込んだときの、えもいわれぬ達成感は、細身で無臭のスタイリッシュなチンコでは味わえないものです。私の頭の中には、リアルなチンコとフェラチオの情景が浮かび、作務衣の股間生地に入りきらない肉厚感を目の当たりにして、もはやマッサージどころではない状態になりました。</p>

<p>モスラ男は、そんな私の思惑を知ってか知らずか（知らんやろ）、のんきに肩のコリをほぐしていきます。ナニやっとんじゃ、ワレ！ 触るところが違うやろが！ 心の中でドツキますが、明らかに私のほうが逸脱しています。そう、明らかにここはセックスの場ではありません（多分）。でも、ムーディな音楽、個室、おしぼり（チンコ拭きに活用可）、コンドーム（私のバッグの中）が揃ったこの場所で、セックス以外のナニをしろというのでしょう！（･･･マッサージやねんて）</p>

<p>マッサージの残り時間は、おそらく約30分。どうする！？ 萬田潤子！</p>]]></description>
            <link>http://www.lovepiececlub.com/misoman/2009/11/61.html</link>
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            <pubDate>Tue, 24 Nov 2009 12:45:52 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>【送信60：脱恋愛関係】</title>
            <description><![CDATA[<p><br />
タナカとのセックスは、私にとって最高のものでした。ですが、すべての人にとってパーフェクトなセックスなど存在しません。実は、私とタナカは学生時代からのつきあいなので、タナカの元カノを知っています。もう20年近くも前の話になりますが、女友だち同士で酒を飲みながら、恋バナで盛り上がっていたときのこと。当時の私にとって、タナカはサークル仲間の一人に過ぎず、友人がタナカと交際を始めたのを知って、タナカがゲイでなかったこと、淡白そうなわりにヤルことはヤルものだ･･･と、妙に感心（？）したのを覚えています。（まぁ、女とつきあったからといって、彼がゲイであるかどうかは本人のみ知るところなわけですが。）</p>

<p>当時は、自分以外の女子がどんなセックスをしているのかなんて、恥ずかしくて聞けずにいたものです。また、自分たちも「ヤッたことがあるか」「エッチが好きか」くらいの話しか、できませんでした。そんななか、女友だちに冷やかされたタナカの元カノが顔を赤らめながら言ったのが、「ヤッたけど･･･ 別に私、そんなによくなかった」というものでした。何といっても、セックスを始めたばかりの20歳前後のおぼこい女子の集まりです。読書サークルという集団特性もあってか、半数くらいはまだセックスはおろか、男女交際も未経験というありさま。当然、セックスを楽しむ貪欲さなんて持ち合わせておらず、セックスとは「カレシに大事にされている証」という程度のものでした。それでも、もし、今のタナカのテクニックをもってすれば、おぼこいマンコも快感を得られるのではないかと思います。でも、彼女はきっぱりと言っていました。「私、ベタベタするの、好きじゃないから」</p>

<p>どんなに男の性欲が強かろうと極上のエロであろうと、それを望まない女にとっては、その男のセックスやチンコは何の意味も成さないのです。まさに、マンコあってこそのチンコ、女の欲望があってこそのセックスです。もちろん、当時のタナカがセックス下手であった可能性もあります。聖者に至る修行時代があったのかもしれません。それでも、食べ物への好みが人それぞれのように、相性や好みは必ず存在します。</p>

<p>「こんなに気持ちいいセックスをするんだったら、これまでの恋人は別れたがらなかったんちゃうん？」――セックスの合間にタナカに訊いたところ、「そんなことはない」と沈痛な面持ちで言われました。基本的に、セックスの最中も、浮かれることなく、感情を昂ぶらせることなく、いつでも冷静沈着なタナカです。本人が言うには、これまでつきあった女性は少ないし、そのことについて別段、焦ったり、悩んだりしたことはない。たまに性欲を感じたら、個室ビデオ屋に行き、AVを見ながらオナニーをして帰宅する。セックスは、人生において、あってもなくてもかまわないものである。萬田には頼まれたからセックスしている。気持ちがいいのは確かだが、セックスをしない関係に戻ってもかまわない。本を読んで暮らせればいい。以上。･･･とのことでした。</p>

<p>日本全国くまなく探しても、こんな乾ききったピロートークはお目にかかれないことでしょう。それでも、これまで一度たりとも手抜きプレイをしたことはなく、最低5時間は舐め続け、いじり続け、挿れ続けてくれるタナカ。セックスの内容はこんなにも濃厚なのに、ちょっと私がトイレに立ったり、ウトウトしていると、まじめな哲学書を眺めていたりするのです。･･･チンコの先っちょがまだ濡れた状態で。おそるべき聖人タナカ！</p>

<p>こんなタナカの態度は、布団の内外を問わず、その後もまったくブレることなく一貫しています。古い友人から、セックスつきの友人に替わり、マンコやチンコをさらす機会を重ねても、彼は以前と何一つ変わらない態度を取り続けました。それはもう驚異的ともいえるものです。もともと人間関係や周囲のできごとに動じるタイプではなく、一人で黙々と哲学書を読んでいるのが好きな男でした。口が堅そうであることも、今回、私が彼を選んだ理由の一つでした。お互いの生活には踏み込まず、二人の関係にも支障をきたさないこと。それが、私たちが事前に交わしたルールでした。恋愛感情が絡むとややこしいことになる、というタナカの懸念は、私の人間性により木っ端微塵となり、私たちは恋愛とは無縁の関係性（脱恋愛関係）を築き始めたというわけです。</p>

<p>それでも、激しいセックスをすれば情も沸くというものです。セックスはペア活動ですから、チームメイトとしての絆も自然と芽生えてきます。お互いの裸を触り、ふだんとは違う表情を見せ、日常生活では発しない喘ぎ声を聞きあうなかで、特別な感覚も生じてきます。</p>

<p>でも、恋愛感情が絡んだ時点で、タナカとの関係はゲームオーバーです。そうわかってはいても、たまに恋愛を錯覚させる感情が沸くのも事実。そんなとき、私たちはあえて一緒にご飯を食べます。裸にならずに、どこまで楽しめるか。身体を張った勝負です。実際、セックス抜きの二人の会話は、おそろしく不毛なのです･･･。想像してみて下さい、レストランで向かいあった男が、表情一つ変えることなく、ブツブツと哲学を語る情景を。（タナカが「つきあった女性は少ない」と言っていたのも頷けます。もちろん学生時代の元カノとも、2カ月で別れていました。） 私はものすごく退屈をしながら、食物の栄養を摂取することに専念し、同時に、この不毛な時間に安堵しながら、その晩のセックスを堪能するのでした。</p>]]></description>
            <link>http://www.lovepiececlub.com/misoman/2009/11/60.html</link>
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            <pubDate>Mon, 02 Nov 2009 21:08:31 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>【送信59：性欲】</title>
            <description><![CDATA[<p><br />
男にとって、性欲の強さはある種のステイタスであるようです。「英雄、色を好む」ということわざもあるように、昔から権力とカネとオンナはつながりが深く、英雄にまでなれなくとも、島耕作や只野仁を夢見るサラリーマンは多そうです。スポーツ新聞には精力増強剤の広告が踊り、厚労省はバイアグラを即効認可し、病院ではＥＤ外来が開かれています。チンコによる、チンコのための、チンコ政策です。</p>

<p>ここで男たちがイメージしている性欲とは、チンコが大きく、硬く勃起し、何度も射精すること、の３つでしょう。私がこれまでにセックスをした男たちも、自分の態度の大きさには無頓着なくせに、チンコの大きさについては謙虚なものでした（実際の大きさに関わらず、よほどの“巨根”以外は、自分のチンコの大きさに自信が持てないようです）。また、勃起の硬さや持続時間について、唐突に、若かりし頃の“ビンビン物語”を語り出す中年男も少なくありません（“昔取った杵柄“なのでしょうが、かなり興ざめなピロートークです）。そして、男の性欲の強さを示すための最大のポイントが、「何回ヤッたか」という回数です。「一晩で何回できる」などと豪語する男は、みなさんの周りにも未だ健在のことと思われます。</p>

<p>しかし、女にとってみれば、この三大要素はことごとくポイントを外していると言わざるを得ません。セックスのよさを決めるのは、チンコの≪大きさ≫ではなく、自分の膣にフィットし、かつ、膣壁に刺激をもたらずカタチです。好みのカタチは人それぞれ。太さ・長さ・カリなどの形状を重視する人や、皮の厚み・たるみ・においなどのテクスチャー重視の人もいるでしょう。また、チン毛の量・硬さ・巻き具合、タマの大きさ・位置・感度といった周辺領域も看過できない要因です。ちなみに私の好みを挙げますと、チンコの形状はやや太めがグッド・やや長めがベター・極太カリなら絶品。皮は厚め・勃起時にはたるまず・においは多少臭くてもノープロブレム。基本的に、チン毛にはこだわりませんが、タマは小さめで感じやすいものが望ましい。そのほかのポイントとしては、カリ部分に艶があり、なめらかな舐め心地を好みます。男もサイズだけにこだわるのではなく、自分の性器の多様性に目を向けてみてはいかがでしょう。</p>

<p>男がこだわる2つ目の要因、≪勃起≫。しかし女にとって、勃起が必要なのは長いセックス時間のうち、わずかに挿入時のみ。それ以外の大半の時間は、チンコではなく指と舌の技次第なのです。無駄にチンコを勃て続けることよりも、チンコが縮んでいるときにこそ、何ができるかが問われるのです。もちろん、挿入後もだらだらと長く勃ち続ければよいというわけではありません。薬の力に頼ろうとする前に、ほかの力をつけて欲しいものです。</p>

<p>そして、もっとも深刻な誤解が、≪射精の回数≫で性欲の強さを示そうとする発想です。そもそも、二人の相互行為であるセックスの評価において、男側の射精の回数のみをカウントしようとする傲慢さに大いなる間違いがあります。女にとって射精とは、生殖以外では、百害あって一利なしともいえる代物です。たしかに、射精前に醸し出されるエナジーと射精時のパワーには、動物としての高揚感をおぼえるような気はします。ですが、速いテンポで気分がアップするのは、さしずめパチンコ屋で流れる軍艦マーチのようなもの（※いまどき、そんなパチンコ屋はないでしょうが）。放出されるものを見て心が動かされるのは、公園の噴水を見るのと同じことです。すなわち、女は射精で興奮するにあらず。男の沽券を示すために必死で精液を絞り出すよりも、男もじっくりたっぷりセックスを味わうほうが楽しかろうと思います。</p>

<p>男のいう性欲の強さに対し、私が考える男の性欲の強さとは、いかに射精にこだわらずにセックスができるかどうか、であると考えています。たとえば、これまでに出会った相手でいえば、真性舐め犬パパのヨシオ、舐められ好きのジュンくん、マドモアゼル社長は、かなり性欲が強いほうだと思われます。いつでもヤリたがっているバカリーマンのポンちゃんなどは、実際のところ、スケベなのは顔だけです。ヤリたがるわりに、射精後には性欲を保つことができません。こういうタイプは、私からすれば性欲極薄。あくまで私の定義にすぎませんが、たくさん射精をすることよりも、できるだけ射精をしないでいられるほうが、エロ的な精神力と体力が強いと考えられます。</p>

<p>その意味で、一度も射精をせずに6時間もエロモードを保持できるタナカは、淡白な外見とは裏腹に、非常に性欲が強いといえましょう。しかも、驚くべきことに、その後、タナカとは何十回ものセックスを重ねていますが、一度も射精に至ったことがないのです。･･･ここまでくると、性欲以外の問題を感じなくもありませんが、オナニーでなら射精は可能。実際に、それは私も確認済みです（別途、オナニー鑑賞について交渉したのは言うまでもありません）。実際、肉体的に射精が可能でありながら、セックスでは射精をしない男は稀に存在します。私が出会ったのはこれまでに3人ですが、皆、エロが好きなのにもかかわらず冷静沈着。本人の弁によれば、「射精するよりも、相手を感じさせたり、射精前の快感をキープし続けるほうが、ずっと気持ちがよい」のだそうです。女にしたら、悪の白濁液を巻き散らかされる不安なしに、ロングタイムで感じさせてくれるのですから、願ったり叶ったりというものです。もしかしたら、性欲が強いというより、たんにオナニーのヤリ過ぎで、チンコが鈍感になっているだけかもしれませんが。</p>]]></description>
            <link>http://www.lovepiececlub.com/misoman/2009/10/59.html</link>
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            <pubDate>Wed, 21 Oct 2009 15:32:59 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>【送信58「聖者」】</title>
            <description><![CDATA[<p><br />
学生時代には、まことしやかにゲイ疑惑が流れていたほど「オンナ欲求」が薄く見えるタナカ。ふだんから物腰も柔らかで、言葉遣いも丁寧。女子にとっても、タナカは「オトコ欲求」の対象になりにくい存在でした。私もこれまで、タナカにセックスの欲望を抱いたことなどなく、読書サークルの無害なオトコ友だちというだけの存在でした。タナカ自身は、以前も今も、さほど変わっていないように思われます。変わったのは、私、もしくは私のマンコ。マンコ目線で見てみれば、タナカの柔らかな物腰は、激しく蠕動（ゼンドウ）する「腰」に見えますし、丁寧な言葉遣いは、口腔部分の「舌遣い」を夢想させ、マンコはどんどん濡れてきます。</p>

<p>マンコ目線で世の中を眺めてみますと、男性の横暴な立ち振る舞いではなく、チンコの縦棒の勃ち具合にしか目が向かなくなりますし、偉そうな態度にキレるよりも、エロそうな態度に濡れることのほうが多くなります。男女共同参画のコツとして、また、精神健康を維持する上で、マンコ目線は欠かせません。</p>

<p>そんなマンコ目線で身の周りの資源を再開発したときに、タナカには何か光るものを感じたのでした（股間のあたりに）。ここ3,4年で、数十本のチンコを発掘してきた私です。人生半ばにして、錬金術師への転身か。その職人的感性から、タナカはその外見とは裏腹に、実はかなりエロいのではないか、と私は感じていたのです。いやがおうにも期待は高まります。そして、念願の初セックスの日がやってきました。</p>

<p>場所は、都内に住むタナカのアパートでした。学生時代からの長いつきあいですが、彼の部屋に行くのは初めて。駅前で待ち合わせて、定食屋で食事をする間も、タナカからはまるで「オンナ欲求」が発せられません。いつものように淡々と、最近読んだ本の感想を話しています。傍から見れば、食後にセックスを控えた男女とはとても思えないことでしょう。さすがに不安になってきた私は、「ほんまにヤルんよね？」と確認したほど。タナカは静かに味噌汁を啜りながら、「うん」と返事をしてきます。タナカのテンションの低さに、私のマンコの湿度も熱帯雨林からサバンナ地帯のそれへと変わっていきました。</p>

<p>タナカの部屋についたときには、マンコはさらに砂漠地帯に。彼の部屋は質素で狭い１ＤＫで、壁一面の書棚には整然と本が並べられ、埃ひとつありませんでした。まるで小さな図書館のようであり、聖者の隠れ家のようでもあります。淫靡なラブホに慣れている私にとっては、まさに異空間。マンコの湿度で、大切な蔵書を傷めたらどうしよう･･･と、司書のはしくれとして本気で心配になったほどです。書棚に並んでいるのは、当然、エロ本ではなく哲学書。ラブホならば電マが置かれている枕元のポジションには、どこの国の言葉かよくわからない辞書が置かれています。マンコがしびれる代わりに、頭がしびれてきました。</p>

<p>一方、タナカはいつもの落ち着いた様子のまま、「先、シャワー使う？」と言うと、クローゼットからきれいに丸められたバスタオルを取り出しました。クリーニングに出したかのようなバスタオルと、髪の毛一本落ちていないクリーンな浴室。聖者の隠れ家にして、ラブホのようなサービス。かなり混乱させられます。動揺を熱いシャワーで鎮めて部屋に戻ると、布団が敷かれていました。哲学書の並ぶ部屋に、布団が一組･･･。にわかに淫靡な雰囲気が高まってきます。えぇやん、えぇやん、やればできるやん、タナカ！ にんまりとタナカをふりかえると、彼のほうは相変わらず涼やかな顔で本の続きを読んでいたりする始末。ホンマにヤル気あるんかい！</p>

<p>息巻く私を「オレもシャワー浴びてくるわ」と放置して、15分。私のなかでは、だんだん諦めの気持ちが大きくなってきました。やっぱり無理を言ってセックスを頼むなんて、無茶な話だったんやろか。ヤル気のないオトコのチンコが勃つわけないんちゃうか。清潔なシーツに包まれながら、暗澹たる気持ちになっていました。もはや、旧知の男友だちとの初セックスへの期待や緊張感よりも、強引にセックスを求めた自分についての懺悔の気持ちでいっぱいです。さすが、聖者の隠れ家、懺悔部屋まであったとは。</p>

<p>懺悔中の私の隣に、シャワーを浴びた体を横たえてきたタナカ。通常、初めての相手とのセックスでは、まずは私から攻めていき、先制点を奪うことで相手の傲慢プレイをけん制します。これは、マンコのペースでセックスを進めることの高らかな宣言でもあると同時に、従来の男主導型セックスによってチンコに課せられてきた重圧を解く役割も果たします。多くの男は、セックスが下手なわりには自分がリードしなくてはと思い込んでおり、さらに、セックスとは女が「アァン･･･」と喘ぐものだという貧相なイメージを抱いています。女がリードし、男に「アァン･･･」と喘がせることは、男に対して百を語るよりも効果的な操縦法です（実際、さんざん喘いだ男は「こんなの初めて･･･」と頬を染めながら言い、謙虚にチンコを勃てるのです･･･なんといじらしいことでしょう！）。そんなわけで、私はいつも通り、自らタナカにまたがり、キスをしようとしたのでした。</p>

<p>ところが。そんな私の先制攻撃をタナカはやんわりと阻止。あくまでも静かな動きで、私の体を抑え込むと、そこからがすごかった！ 唇周辺に静かに舌をはわせながら、キスをするまで約30分。キスだけでじっくり30分。さらに、（タナカが貸してくれた）Ｔシャツの上から、私の上半身をくまなく舐め、時に、唇で体や乳首をついばむように挟み、両手の指で優しく撫でるだけで1時間。まだ衣類を脱いでもいないのに、濃密な2時間が経過。もちろん、その間、濡れっぱなし、イキッぱなしの私です。一方、タナカはいつもと変わらぬ表情のまま、放心状態の私の下半身をさらに1時間撫で続けます。ようやく全裸になったときには、全身の毛穴までもがチンコの挿入を待ちわびる状態。しかし、そこからさらに1時間、指と舌でのペッティングとクンニ。あまりの快感に喘ぎ声も出なくなった頃に、ようやくチンコ挿入。そして2時間、私が疲れるたびにわずかな休みを挟みながらも挿れっぱなし。タナカは時折、呻き声をあげるものの、黙って挿入を続けます。ついに、私の降参宣言により6時間に及ぶセックスが終了。オーガズムを味わいまくった私に対し、そういえばタナカは一度も射精をしませんでした。</p>

<p>終始、私だけが触られ、舐められ、挿れられたセックス。私からは手も舌も出せず、チンコをしゃぶることもできませんでした。なんやこれ？ 聖者タナカに秘められた謎とはいかに。</p>]]></description>
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            <pubDate>Fri, 09 Oct 2009 17:38:52 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>【送信57：ショップチャンネル】</title>
            <description><![CDATA[<p><br />
『東京都のタナカさま、お電話ありがとうございます！ 今回、萬田潤子とのセックスに関するお問い合わせでよろしいでしょうか？ お客さまは、以前、萬田のほうは･･･？ あ、今回、初めてでいらっしゃるんですね。ご検討ありがとうございます。萬田についてはすでにご存じ･･･？ あぁ、萬田本人からのオススメでございましたか！ え、オススメというより押し売り？ 断れない圧力をお感じになった場合は、お手数ですがクーリングオフの手続きをお願いいたします。当社、お客さまの同意にもとづいてのみセックスを行うことを企業ポリシーとしております。</p>

<p>セックスの内容に関しましては、舐めるだけでも挿れるだけでも、お客さまの体調やシチュエーションに応じて調整いたします。また、お客さまの体型（チンコの形状・サイズ・感度）によって、体位切り替えも楽々。どなたさまにも無理なく性交いただけると思います。</p>

<p>また、３ヵ月に一度の定期検診によって品質管理が保たれているうえ、お客さまにはわかりやすいコンドーム取扱説明書も同封してございますので、初めての方にも安心してご利用いただけます。もちろん、万一、お気に召さない場合は、ご使用後の返品も可能です。気になる料金負担ですが、皆さまには必要経費の半額のみお願いしております。通常、ホテル利用の場合は１回あたり4,000円平均。1時間わずか1,000円で全身めくるめく快楽を堪能いただけます。タナカさまはお一人暮らしとのことですので、お部屋をご提供いただける場合、飲食費等が発生した場合のみ、実費負担くださいませ。なお、お客さまの個人情報は厳重管理いたします。ただし、各回のお申込み時には、双方合意の上である旨、口頭で確認をとらせていただきます。さぁ、お申込みは今スグ！』</p>

<p>暇なときにはTVのショップチャンネルを見て過ごしている私。営業や販売の経験がないのに、自分自身について、ずうずうしくもよどみなく宣伝文句を謳えるスキルが身につきました。ショップチャンネルで散財してきた見返りでしょうか（私はしょっちゅうTVショッピングで買い物をするのですが、とどのつまり、物欲も性欲もガマンが足りない人間なのかもしれません。欲しいと思ったものは、何としてでも手に入れたいのです）。</p>

<p>上記のセルフ宣伝を日々コツコツと、タナカに対して行いました。これくらいのやりとりは、タナカに限らず、出会い系での交渉でも必須行為です。事前の情報公開・条件提示・アフターケア（事後保証）は、身体を穴の奥までさらけ出すセックスにおいては、私にとって、今や欠かせないものになっています。以前の自分はどうだったやろ･･･？ セックスの前に話し合うことはあまりなかったし、「私たちこれからどうなるの！？」的なスリルが、セックスの際の醍醐味だと錯覚していたように思います。実際には、そんな無防備なセックスはスリルではなく、たんなるリスク。そんな思いから、私は熱心に営業活動（布教活動にも近い）を展開しました。</p>

<p>最初の私の申し出にこそ驚きを見せていたタナカですが、どんな衝撃も繰り返されれば慣れていく模様。次第に、真剣に考え始めてくれたのです。･･･その真剣さは、ちょっと重い･･･とも思いましたが、最後までタナカの決断をサポートすると決めた私です。時折、売り込みをしながら、1ヶ月間待ちました。</p>

<p>チンコの上にも3年、いや1カ月（まだ上に乗っておりませんが）。ついに、「わかった。ヤッてみる」というタナカの返事をもらい、私の諸葛孔明ばりの三顧の礼が報われる時がきたのです！ それにしても、決死の覚悟のタナカ。今後の参考までに理由を尋ねると（日頃からマーケティングリサーチは欠かしません）、「萬田のことを好きになる可能性がなくなったから」とのこと。正面切ってこんなセリフを吐かれたら、あわや投身自殺を図かる婦女子もなきにしもあらず。ところが、私にとっては渡りに船。恋愛無用、未来予想図不要のセックスを求めているのですから。まさに「無」を極めるがごときセックス、悟りを開いたかのようなタナカです。（セックスの最中に、男が延々とその気持ちよさをつぶやき続ける「念仏系の喘ぎ声」が好きな私は、坊主風なものに欲情する傾向があるのかもしれません。そういえば、私の最初のセックス相手は、末は坊主となる寺の長男でした。別の坊主とヤッたこともあります･･･ 坊主フェチなのかもしれないと今、気づきました。）</p>

<p>「セックスをしたら情が沸くのも自然なこと。万一、萬田を好きになったら面倒なことになる」（万一ってどうよ･･･）というのが、この1ヶ月間のタナカの苦悩だったと知りました。そんな万に一つの可能性も、私のしつこい勧誘によって壊滅したそうです。セックスと恋愛は別物である、というのは私にとっては至極あたりまえのことですが、セックスと恋愛を切り離せない感覚の持ち主もいるわけです。でも、なせば成る。やればできる。40歳を目前にして、自らの性の価値観からの脱却を試みるタナカを尊敬します。</p>

<p>そうして、ようやく手にしたタナカとのセックス。そこで私は、僧侶タナカのポテンシャルに驚愕させられるのでした！ 悟りを開いた男のセックスは、まさに極楽浄土。あまりの気持ちよさに失神しかけた私の瞼の裏には、三途の川が見えました･･･。</p>]]></description>
            <link>http://www.lovepiececlub.com/misoman/2009/10/57.html</link>
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            <pubDate>Thu, 01 Oct 2009 11:49:16 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>【送信54：脱サイト】</title>
            <description><![CDATA[<p><br />
L.P.CのBBSにコメントが寄せられていたので、ちょっと一言。まずは、お読みいただきありがとうございます。私がヤリまくったところで、みなさまに何一つ貢献するわけでもなし。ラブホ業界とコンドーム会社に、微額な投資を続けるのみ。念のために申し上げると、本稿は限りなくノンフィクション。私の体験記につき、確固たる「テーマ」があるわけではないのです。根性の女“珍獣ハンター”イモトアヤコとは、似て非なる“チン獣ハンター”です。私の場合、L.P.Cの社運もかかっていなければ、当然、私の運命もかけてはおりません（他人男に運命をかけるなんてありえへん。でも、それが通常の恋愛と結婚！？）。つきましては、「ブレて」いるのは、作品のテーマではなく私自身。ブレながらヤル女、むしろブレまくって全身バイブ状態の萬田潤子でございます。</p>

<p>出会い系であれ愛人探しであれ、女がセックスをするうえで「ブレずに」いられる局面なんてあるわけない、と私は思います。確かに、愛人探しでは魂が消耗する事態を経験しましたが、即ハメしまくっていたときには、カンジダ症や膀胱炎、肉体疲労による帯状疱疹など、身体が「イタい」思いをしたものです。どっちが「イタい」というべきか、はなはだ決めがたいもののように思われます。どちらにしても「わかっていたこと」なんて、何もないし（･･･他の女子は、みんなわかっているのかもしれませんが）。ホンマ、私のような現場系（？）は、やってみないとわからないのです。出会い系もやってみなければ、どんなものかわからなかったし、セックスだっていまだに未知のものです。このままヤリつづけて“マダム潤子、六星チン術”なる本でも出してみたいものですが、また「お金」に目がくらむとロクなことにはならなそう（その前に、そんな本は出せなかろう）。</p>

<p>そもそも、このみそまん生活、他人男たちとの奇怪なやりとりには“慣れた”だけの話で、決して“馴染める”ものではありません。例えば、８月某日、私の携帯に寄せられたメールラインナップ一覧は、次のとおり。</p>

<p>8:05 ハルさんより仕事の進捗状況の報告と次回の予定伺い。<br />
11:35 マドモアゼル社長より「風邪引きました」と同情買い。<br />
13:35 ポンちゃんより「フェラしてくれませんか」と打診。<br />
17:10 舐め犬パパ（ヨシオ）から「今、帰宅中〜」と報告。<br />
18:05 フェラお断わりしたポンちゃんより「了解です」。<br />
18:10 ハルさんより「ではまたご連絡します」と返信お礼。<br />
20:07 再びマドモアゼル社長よりハートマークのみ着信。<br />
21:00 マドモアゼル社長よりクリトリス賛歌のポエム風文書。</p>

<p>これが仕事中に届くわけです。けっこうウザいやろ、みそまん生活。真剣に働いているときに「フェラしてくれませんか」と一行だけメールが届いたら、どんな鉄マンコを持つ女でも「なんじゃそりゃ」です。一般常識的には、ただの迷惑メールかセクハラです。ですが、無理に応じる義理は何一つないため、「やだ」の返信で済むところが気軽です。フェラチオが嫌なわけではないし、舐めたい日だったらかまわないし、私も「クンニしてくれへん？」と相手を探すことがあるかもしれないし。セックスだけの関係とはいえ、実際には、こんな他人男の奇襲に対し、のらりくらりとかわしたり、ツッコミをいれながら暮らす日々なのです。</p>

<p>出会い系でのワリカンセックスには「お金」がかかる――だから始めた愛人探しでした。少なくとも週に2回はラブホに通うとなると、毎月、ラブホに家賃を払っているようなもの。けっこう切実です。フェミを気取ってお金を出せば財布は涙。とはいえ、財布のためにお金をもらおうとしたならば、これまた涙なしには語れない惨劇を迎える始末です。やるだけやって、お金については諦めようと思いました。遊ぶのにお金がかかるのは当然です。仕方がない、と。</p>

<p>では、再び、出会い系ユーザーとして出直すか？ 方法もわかっているし、そうそう大きな失敗があったわけでもないから、それが一番確実なように思えます。が、また新しい相手を探すために出会い系サイトにアクセスする気が起こりませんでした。単に、飽きた、というのもあります。遊び始めてからすでに3年。「石の上にも3年」「3年目の浮気」などの表現がありますが、いずれにしても根性が試される時期なのでしょう。で、根性のなさには自信のある私です。ちまちまと嘘が並んだ掲示板を眺めるのは、最初こそ目新しく、ギャンブルにも似た興奮がありましたが、真剣に相手を探すとなると気力体力ともに消耗します。</p>

<p>一体、なんでそんなに疲れるのか。やりとりにかかる時間や労力もさることながら、実は、まともな相手に会えたあとの安堵感が原因であることが多いのです。こんな話があります。「一寸先も見えないほどの猛吹雪のなか、道に迷った旅人が明かりを頼りに民家を訪ね、一晩泊めてもらうことにしました。翌朝、晴れ渡った外を見て、旅人はびっくり仰天。昨夜、馬に乗って歩いてきたのは、道ではなく凍った湖の上だったのです！ いつ氷が割れるとも知れず、馬を歩かせていたと知った旅人は、ショックのあまり死んでしまいました。」――この話が表しているのは、人が恐怖を感じるのは、現実の危険性に対してではなく、危険だったと“わかった”ときだということです。しかも、危険がわかるのは“あとから”であり、安全を手に入れたからこそ危険が“見える”のです。見知らぬ他人男と会ってセックスをして、「やれやれ」とホッとするたびに、私はようやくヒヤヒヤするのです。「ヤバイ事態にならなかった」と感じるということは、言い換えれば、「ヤバイ事態になる」状況と紙一重で、その偶然に毎回、胸を撫でおろさずにはいられませんでした。</p>

<p>やりとりをしている間は、いわば「猛吹雪のなか」にいるので、危険が見えません。これは出会い系に限らず、人生のどんな局面においても同じことだろうとは思います。でも、いちいち安堵なんてすることなく、人生は続いていきます。それに対し、セックスを楽しむたびにホッとする負担感。矛盾するようですが、安心すればするほど、そばにあった危険を痛感するハメになるのです。これがとても疲れます（旅人なんて死んじゃうくらいですから）。出会い系での相手探しが、ギャンブルと同じ確率の問題であるならば、勝ち続けるほど「次に負ける可能性」も高まります。この辺で打ち止めしておこうか。深追いは危険や。何となくそう思い始めたら、ますます出会い系サイトを利用する気力が失せていきました。</p>

<p>でも、セックスは今や、私の人生で欠くことのできないものです。どんな手段を講じてでも、チンコが欲しい。唯一、自分に課した条件は「合法的であること」のみ。そうして私はまた、気持ちのいいセックスを手に入れていったのです。</p>

<p>※ラブピースクラブからのお詫び<br />
この原稿は本来9月1日に掲載される予定のものでしたが、ラブピースクラブの編集のミスで9月24日に更新しております。読者の方、また、萬田潤子さんに深くお詫び申し上げます。</p>]]></description>
            <link>http://www.lovepiececlub.com/misoman/2009/09/54.html</link>
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            <pubDate>Thu, 24 Sep 2009 12:13:36 +0900</pubDate>
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    </channel>
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