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2002/1/18〜2002/6/20
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「フェミ」で、「戦争反対」で、「有事法制反対」なあたしは、「自称鬼畜」なあな
たから見たら、「正義感の強い」「現実をわかってない」「偽善者」だったりするの
だろうな。と思う。この場合の「偽善者」は、「他人のためになることをやっている
フリをして、実は自分のことしか考えてない」とか、そんな意味で取ったらいいの?
悪いけどあたしは、自分がそんなにいい人じゃないって事ぐらい知ってる。そしてそ
れを隠してきたつもりもない。でも、あなたにはそう見えないんだろうか?
数年前、サブカルチャー系の雑誌の中から、「鬼畜系」と呼ばれるジャンルが流行し
た時期があった。「麻薬」「猟奇殺人」「死体」等、メジャー誌では取り上げること
の出来ない危ないネタばかりを特集していた。これらは昔ほどの勢いはなくなったが、
今も、雑誌だけでなくネット上などで、このジャンルは続いている気がする。こういっ
たわかりやすいネタを扱っていなくても、同じようないや〜な雰囲気を持つものは巷
に溢れている。そう。あなたみたいな。ね。
あたしは「鬼畜系」って大嫌い。でも、正直言って、あたしもこれらに、ほんのちょっ
と、興味をそそられていた時があるの。「GON」とか、初期の頃買ってたし。そう、
あなたにだけ告白する。あたしはコレ系にちょっと惹かれ系(バカ)だった自分を正
直に認めます・・ハイ。
なぜこういったものが一部の若者を惹き付けるのか、ということはきっと他の物書き
の人が論じてたりすると思うのでここではあまり深くつっこまないでおく(てゆーか
あたしにはよくわからない)。だからここでは自分に限ってのことを書こうと思う。
きっと「鬼畜」なあなたにも少しは喜んでいただけるんじゃないかな。
幼い頃、あたしの家には、母がブックローンの訪問販売で買わされた「世界の美術館
全集」があった。それはあたしのとっても好きな本だったけど、あたしはその中の、
ゴッホでもルノアールでもピカソでもダリでも浮世絵でも仏像でもなく、キリスト教
の宗教画だけを眺めていた。それも、必ず「血」のでているヤツを。例えば、キリス
トが十字架に張り付けにされている絵だったら、釘が打ち込まれた手や足からは血が
流れていなければならない。イバラの冠は額に食い込んでなければならない。
せいぜい幼稚園か小学校低学年だったと思う。スプラッタ映画も見たことのない頃だ。
スプラッタ映画が猟奇殺人を引き起こすなんて言う人がいるけど、勘違いもいいとこ
よね?最近、久しぶりにその美術全集をめくってみたんだけど・・やはり興奮した。
まんこのあたりがウズウズした。自分でもこの趣味はナゾだ。
そんなあたしであるから、「死体写真」とか「スカトロ」とか、そういうのが本気で
好きな人もいるんだろうなあととりあえずは想像する。でも、あたしが「鬼畜系」を
許せないのは、「タブー視されてるものを喜んじゃうオレが好き」ってな感じの曲がっ
たナルシシズムを感じるからなのだ。鬼畜系に付き物の、「どこまでお前らは付いて
これるか?」って感じの、なんだか偉そうな臭いも嫌い。
例えば、あなたはバクシーシ山下のレイプビデオ等をにやにや笑いながら見られる人。
そして、それらのレイプビデオに怒る女達をにやにや笑いで見下す人。
あなたは2ちゃんねるで、顔も知らない他人を中傷するのも好きだって言ってたよね?
「キングギドラ」のCDが回収されたときも、「ああまたバカが騒いでる」って思っ
た?でもあなたもジブラみたいな男、ホントは苦手なくせに。
悲惨な事件が起こったとき、ただウォッチャーとして面白がるのが趣味って聞いてる。
どんなことが世の中で起きていても、それらを俯瞰した視点でいつも見てるものね。
あなたみたいな人、最近多い気がするけど、あなたは自分がどこにいるつもりなんだ
ろう?
「鬼畜的」なモノに対して、青筋たてて怒っても、逆にあなたを喜ばせるだけだ。あ
なたはこちら側を根拠もなしに見下してるんだから。
「お前らは正しくない」「悪い」「キモイ」「嫌い」「バカ」どんな言葉もあなたの
心に響かないだろうけど、とりあえず言っておくね。
お前ら本当は、女のトイレ盗撮で興奮してないだろ!「そんな自分」が好きなだけだ
ろ!
ごめんね。ちょっと興奮しちゃった。
あなたたちのような人種にはなるべく近づかないように日々暮らしているあたしなの
で、今回の戦争や有事法制について、あなたがどんな風に自分のナルシシズムを満足
させているのかあたしは知らない。
戦争犠牲者の写真を何枚見せられても、実感が湧かない人はたくさんいるだろう。きっ
とあたしもその一人だ。あたしは「想像力のないヤツはバカ」だと言ったが、本当に
あたしが戦争で犠牲になる一般市民(アフガンだけでなく、世界中の)のことを、き
ちんと想像できてるかなんて怪しいもんだ。
「どうせ自分に近い人間の痛みしか想像できないくせに」とあなたは言うだろうか?
しかし、あたしにとって、近い人間の「死」への感情すら、実は平等ではない。
数年前の冬、父方の祖母が死んだ。子ども好きな人ではなかったので、祖母と遊んだ
記憶もほとんどなく、あたしはあまり悲しくなかった。
その約一年後、あたしの母が死んだ。あたしは母が好きだったので、祖母の死に対す
る感情とは違っていた。とても辛かった。
その「つらさ」の中には、「もっとああしてやればよかった」「こうしてやればよかっ
た」という後悔の念がもちろん含まれていたが、それはやや自己満足な部分もあり、
本当に母のためを思っているわけではないのかもしれない。
だけど、例えばあたしが困っている誰かへの手助けを、実は自己満足のためにやって
いたのだとしても、相手の負担が減るのならばそれでもいいではないかと思う。家事
全般をこなす自分の妻に「ありがとう」と言うことより、実際に家事の手伝いをする
事の方が妻のためになるんじゃないのか?(もちろんお礼も言わないのは論外)「他
人の親切大きなお世話」になることもあるけれど、その見極めが難しいことばかりじゃ
ないはずだ。
ああ、そうか。でも「鬼畜」なあなたは、そもそも他人に親切になんか、したくない
んだよね。あたしも偉そうな事言っても、超自己中人間だし。
お金があれば、あたしは結構幸せになれると思ってる。「お金で買えないもの」って、
きっとたくさんあるんだろうけど、それが「愛」とかいうどうにでも受け取れるよう
な曖昧なモノだけなんだったら、お金があれば十分だわ。才能だったら欲しいけどね。
もしあたしがお金持ちだったら、どこかの無人島で一人暮らしをしたいな。テレビで
バカ発言する小泉純一郎や石原慎太郎、それを持ち上げてるバカ司会者があたしの視
界に絶対入らないように。でも、さすがに自給自足する自信はない。アウトドア好き
じゃないし。コンビニ、スーパーはどうしたって必要。大好きな無駄遣いもできない。
マッサージも自分でしたら気持ちよさ半減だし。オナニーだけじゃなくたまにはセッ
クスもしたいし。それに、もし戦争が起こったらあたしは呑気に一人でいることなん
てきっと出来ない。自分では、「ひとり」で生きているつもりでも、あたしが生まれ
たというだけの「国」があたしを「個人」とは認めてはくれない。「人は一人では生
きられない」ってのは、そういう意味だったっけ? お金持ちになっても、ストレス
のたまる社会からは逃げられないんだね。だったら、しょうがないからあたしはあた
しのまわりのストレスを少しでも減らす努力をしようと思う。
「正しさ」って、本当にうさんくさいよね。「正しさ」は、他の人間の口を封じる力
を持っている。ブッシュも「正しい」んだものね。だから、あなたのように、「正し
さ」を見下す気持ちも分からないわけではない。でも、あたしは、「戦争反対」。
本当に、「悪いこと(とされていること)」をすることは、「よいこと(とされてい
ること)」をするよりも、勇気のいることなんだろうか?法律で禁じられている「悪
いこと」は、見つかれば、罰を受ける。その点でリスクは大きい。だけど、今、この
日本で「よいこと」なはずの「戦争反対」を唱えることの方が、リスクが大きいよう
な気がするのはどうしてだと思う?そんな社会って、おかしくない?
・・なんてあたしは「戦争反対」って言ってるけど、あなたみたいな人には本気で死
んで欲しいと思ってるのよ。でもあたしには殺人願望はないから、手を下すつもりは
ない。あなたみたいな人のために牢屋に入るのなんてバカだしね。だけどもしも、ド
ラえもんのひみつ道具「もしもボックス」があったら、真っ先にあなたを消して上げ
るね。あなたはニヒリストになることで、自分の存在を現実社会から消してるんだか
ら、本当に消えたってどうってことないでしょ?あなたみたいにプライドが中途半端
に高いと大変よね。あたしたちを「偽善者」とかカテゴライズすることでしか、自分
が上に立てないんだから。あたしはあなたの下になったつもりもないけど。
「死はどんな人間にも平等に訪れる」という言葉がある。確かに、みんないつかは死
ぬ。しかし、「生」は平等ではない。病気や不慮の事故で死ぬ幼い子どももいれば、
体に悪いことをしまくっていても100才まで生きる人もいるだろう。宗教を持って
いる人にとっては、「死」がまた別の意味を持つのかもしれないが、あたしは無宗教
な人間なので、「生」の方が大事だ。ただでさえ平等でない「生」を、さらに不平等
にすることに、手を貸すのは嫌だ。
世界中の人を、全員好きになることなんて絶対出来ない。だけど「みんな死んじゃえ」
も「オレ(と親しい数人)だけ生き残れればいい」も、非現実的な望みなんだから、
せめて戦争を起こさないようにすることが必要だとは思わない?そうすることでしか、
自分の「死」が他人に勝手にもたらされる可能性を少なくする方法はないと思う。
他人なんかどうでもいい「鬼畜」なあなたが「国」のために協力するのって、すごく
矛盾を感じるんだけど。有事法制が通っちゃったら、協力したくなくてもさせられちゃ
うのよ?それでもいいの?
とりとめのないことをだらだら書いちゃってごめんなさい。
よかったらこのページにも行ってみてね。感想待ってるわ。
有事法制スペシャル
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