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| 第04回 |
「奥さまスターに変身。と、亭主改造計画」 |

いやー、アムロ、離婚しましたね。そのこと自体は別にどうでもいいのだが、これで
「can you celebrate?」をカラオケボックスや披露宴会場で情感たっぷりに歌う女
がいなくなるのは嬉しい(小室も離婚してるし)。この曲はあたしにとって「歌える
けど、敢えて歌わない曲」の中の一曲だったのね(他にMISIAの「everything」やド
リカムの「LOVE LOVE LOVE」など)。でも、これからはレパートリーに加えることに
する。ま、モーニング娘。はカラオケで歌うくせになぜ「can you celebrate?」は
ダメなのかって聞かれたら、あたしにも実はその違いはわかってないんだけど。なん
となく。ね。シャレにならない。つーか。(高山真さま! またカラオケでアイドル
対決しましょ〜ね〜!)
今日のネタは、タイトルにもあるとおり、TBS系ワイドショー「ジャスト」の中の
2コーナー。どちらも、いまいち見た目がイケてない女や男が、化粧やファッション
で、美しく変身するというもの。女が変身する方は、他にもいくつかタイトルがある
んだけど(「キレイになって見返したい!」等)、やってることは同じなので、1コー
ナーとして扱います。
今時は、女だけでなく男も身ぎれいにするのは常識。だから「ジャスト」で、この2
コーナーがあるのは、とっても自然だし、「ビョウドウ」な気が、しないでもない。
でも、ほぼ毎日放映されるこれらのコーナーを見てると、なんか、やっぱり女版と男
版では、かなりの違いがあるんだよ・・
まず「奥さまスターに変身」のコーナー。ここに登場する奥さま(とは限らないが)
達は、みんな、顔の造作はともかく(失礼)、スタイルは、よい。背は低くても、小
顔率はかなり高いし、ほとんどの人が9号サイズが着られる程度にはやせている。年
齢は、ほとんど20代で若い。
一方、「亭主改造計画」の方はと言えば、「デブ率」、かなり高し。「ハゲ」「オヤ
ジ」も、かなりの人数が登場している。
確かに最近は子どもがいても昔のスタイルを維持していたり、オシャレをあきらめな
い女性達は多いと思う(それがいいか悪いかは別にして)。でも、まわりを見渡すと、
「奥さまスターに変身」では見られないような、「デブ」「おばさん」って、たくさ
んいる。あ、誤解しないでね。あたしは「デブ女」に「ちったあキレイにしてもらえ
よ!」ってことを言いたいわけじゃなくて、11号以上の洋服しか入らないような女
性は、テレビにすら出してもらえないって事が、問題だって言いたいの。例外として、
「しゃれっ気の全くない女子大生をイマドキの子にしてください!」みたいな企画で
でてくる子に、たまにぽっちゃりタイプが混じってたりするくらいなんだもん。でも、
化粧っけもなく、のびのびと部活に励んでる若い子に、むりやりコンサバスーツとか
着せるのもまたどうかと思うけど。
また、女性達の出場動機として、一番多いのが、「自分のことをブサイクとバカにす
る夫を見返したい」と、いうもの。他に「キレイって言って欲しい」とかその「妻
をバカにする夫」ってのが、これまたブサイクなんだけどね。口にゲンコ押し入れて
「どの口が言う〜!」って言いたいくらいのブサイク夫ばかり。で、キレイに変身し
た妻を見ても、嬉しそうにデレデレするだけ。「僕も改造してもらわなくっちゃあ」
くらい、言って欲しいよ。
以前、「彼が最近つめたい。このままじゃふられそう」ってハガキを出してきた女子
大生なんか、とってもかわいかったのよ。服装はまあ、イマドキの気合い入った子に
は負けてるかもしれないけど、学生さんじゃ、服にそんな金もかけられるはずないも
んね。彼女の通っているのは立教大学。それなのに、DJかなんかの彼氏にやたらと
引け目を感じている。そして彼女は、彼が「家庭的な女」が好きって言ってたからと、
料理教室にまで通っていた。なんで〜?とテレビの前で悶絶していたあたしだが、彼
女の部屋には小泉純一郎のポスターが貼られていた。・・・まあ、お似合いの二人だっ
たのかも。
では、「亭主改造講座」にでてくる男達が、「妻にカッコイイって言って欲しい」と
か、そんな理由で応募しているのかと言えば、もちろんそうではない。たいてい依頼
者は本人ではなく、妻か、娘。である。万年ジャージでぼさぼさ頭の夫は、「妻が言
うから仕方なく・・」「僕はこれが楽で気に入ってるのに・・」てな態度。また、
「亭主改造」の場合、「見た目」だけではなく、「中身」を「男らしく」改造するパ
ターンもときどき見られる。弱々しい夫を、歩き方から矯正したり、妻のために花束
を作らせたり。そして、「ご対面」のシーンでは、妻に宛てた手紙で「これからもオ
レに付いてこい」なんて言ってみたり。
「奥さまスターに変身」「亭主改造計画」、同じように見えるけど、実は全く違うコー
ナーなのであった。
最近の「ダイエット薬騒動」の報道を見ても、中国業者の問題点やネット通販の落と
し穴については言及しても、「女はやせてないと美しくない」という価値観を押しつ
けているメディア側の責任について指摘している番組などない。「女が美を求めるの
は、本能的なもの」という前提になってるんでしょうね。
80年代のファッションがリバイバルしているとはいえ、当時のぶかぶか〜なシルエッ
トだけは、復活しないんだもんなあ。あたしが小学生の頃は、ダイエットなんて言葉
も知らずに、好きなだけ食べていたけど、今の小学生女子って、どうなんだろう。か
わいいブランド服が似合うスタイル目指して、ダイエットしたりしてるんだろうか。
その「苦労」を「苦労」とも思わないように、子どもの頃から「女」にされちゃうな
んて、怖すぎ。
かく言うあたしも、ピンク人が大勢いる海外リゾートだと、三角ビキニの水着も堂々
と着られるが、これが湘南の海だったりすると、タンキニとかでビールっ腹を隠して
しまいそうな気がする。ああ・・・流されてる。そして、巻き込まれてる・・・。
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