第22回 「小室&ケイコ披露宴」



11月22日。いい夫婦の日。この日、何万人の人が「ああ! ナンシー関が生きてればなあ!」と叫んだことだろう。

いい夫婦の日に豪華披露宴。新高輪プリンスホテル、飛天の間。小室、お前がそれまで築き上げてきたキャラは、どうした。他人がどう受け取るかはともか く、お前はクールでかっこいい男というイメージを演じてきたはずではなかったか。それでいいのか。

てゆうかもうね、この披露宴、無視しちゃいかんだろ。とりあえず見ちゃった以上、ネタにしなければって思うんだけどね、なんか、やる気が起きないのだ。 吉本興業の招待客のしょぼさ。とか、別に今さら言うことでもないし。でも、モリキロウのかわりに小泉が来ていたとしても、このしょぼさは変わらなかった と思う。興味がないわけじゃないし、ビデオは保存判だって思ってるんだけどなあ。やっぱ、「どうでもいい」の一言に尽きるってことか? だって、これ見て本気で「おめでとう!」って思ってる視聴者なんて、いると思えないんだもの。バカ番組を見て本気で感動する視聴者がいるからこそ、突っ 込みがいもあるわけじゃない?

多少見どころはあった。披露宴とは別の場所の、TBS側が用意したブースに、招待客を呼んで話を聞くというコーナーでのこと。受付をやらされた(笑)森 口博子が呼ばれた時、誰も何も聞いていないのに、森口はもう、目を潤ませていた。それに対して、安室奈美恵と佐々木主浩の反応は全然違う。アナウンサー が「みなさん感動されてましたか?」と話をふった後の、二人の沈黙。沈黙を破ったのは、安室の「・・ふふっ」という肯定とも否定ともとれない笑い。そし て佐々木の取ってつけたような「あ、そ・そうですね。はい。」という答え。大物と小物はここが違うのだなと実感。森口、必死よのう。

大物といえば、話はそれるが、あたし、この披露宴、ビデオに撮りながら、裏番組とかザッピングしてたのね。で、ミュージックステーション見てたんです よ。ごまっとう、テレビ初登場てゆうから。曲自体は、もう、かわいそうになるくらいひどかったんだけど、歌う前の、トークがすごかった。藤本美貴が松浦 亜弥の家に遊びにいった時のこと、いきなり、あややは藤本の眼前に炊飯器を突き付け、「洗って・」と言ったというのだ。炊飯器を黙って洗った藤本に対 し、あややは次に、「お米、といで・」とまるで女王さまのようにふるまったと言う。ああ、高山さんじゃないけど、あたしも叶恭子やあややを目指そうと、 その時思ったね。披露宴なんかしなくても、いつも自分が主役。ケイコなんか、つまんねえよ。小室がいなきゃ、アーティストと名乗ることもできないも ん。(ケイコは否定するでしょうが)

他の見どころと言えば、ケイコの勝ち誇った笑顔とかですかね〜。ただ、あたし結婚式をどうでもいいと思いながらも、実は、結婚披露宴に出席するの自体 は、そんなに嫌いじゃないんだ。ご祝儀はもったいないけど。というのは、披露宴って新郎新婦の本性が、いい意味でも悪い意味でも出るじゃない? 演出の 仕方もそうだけど、いつもはひかえめで、カレの半歩後ろからちょこちょこついてくるような女が、披露宴ではすんげ〜いい笑顔してたりね。そういうの ウォッチングするの、たまんないす(こういうこと書いてるから誰も呼んでくれなくなるんだ)。ケイコも実にいい笑顔だったね。いじわるそうで。あんなに 勝ち誇ってるのに、視聴者は誰も負けた気がしないという感じがまた。小室の方が最後泣いちゃったりして。本当にケイコが好きなんだねえ。よかったね え。「結婚」の重みって、ホント、人それぞれなのよね。それを共通認識のように、感動を強要しないでほしいわ。

あ〜、あと、占いで決めたとかいう、靖国神社での挙式もよかった。巫女は処女じゃなきゃいかんとか言うんなら(靖国神社はどうなのか知らないけど)、穢 れまくりの小室とケイコの挙式を許すなよ。

ま、なんにしても、結婚披露宴というのは、どんなにお金を賭けても、ゴロー&ゆり、ひいては一般の貧乏人のそれと、大差ないものなんだなあということが よく分かりました。変わるのは招待客の人数とお色直しの回数だけ。ツッコミ(ナンシーのような人)がいない分、ゴロー&ゆりよりも、なんだか宙ぶらり ん。それはそれで。

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