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遅くなりましたが、高山さあ〜ん、もちろん小室&ケイコの披露宴、ビデオに撮ってありますよ〜。芸能人美女恋愛体験告白スペシャル(またの名を叶恭子 ショー)と一緒に保存版にしてあります。お貸ししますね! ラストの「Departure」、「どこまでも〜♪」の部分、どうしても「ボキャブラ天国」
のネタ、「床屋ゲロ〜♪」を思い出してしまって、感動できないあたしでした。って、誰も覚えてないよね・・。
それより、今週は内田有紀&純(あえて純で。)の結婚式がありましたね。あたしが注目したのは何と言っても内田有紀のドレス。「なんかだっさいな〜、で
も、北海道じゃ寒いからあれぐらいじゃないとダメなのかな〜」と思ってたら、「カリオストロの城」のクラリスだったとは! 今時クラリスに憧れる女がい たとは! そりゃま、仕事もなさそうな純のために主婦やろうと思うはずだよねえ。案外九州男児の福山とお似合いだったんじゃないの? ま、純なら浮気は しなさそうだけど。
ところで、「子盗り」である。原作は海月ルイの同名小説。今年のサントリーミステリー大賞、並びに読者賞を受賞している。あたしが見たのはそのドラマ化
作品。原作は読んでいない。でも、ネットでいくつか原作の感想を読んだ限りでは、内容にそれほど手を加えてなさそうなので、とりあえずネタにしてみた。
ドラマのコピーは、「小さな命に群がる、女たちの狂宴」だそうだ。
舞台は、京都。そして3人の女が登場する。
離婚した夫に娘を奪われた看護師、潤子(片平なぎさ)。
子どもが欲しくてもできない、名家の長男の嫁、美津子(東ちずる)。
子どもが欲しくないのに妊娠、そして中絶を選ぶ若い女、ひとみ(新山千春)。
看護師の潤子は、病院に出入りする製薬会社の男に、過去を調べられ、元夫のもとにいる小学生の娘に手を出されたくなければ自分の言うことを聞くようにと
脅される。そして男は、自分が孕ませた女を潤子のマンションに連れてきて、医療免許のない潤子に中絶手術をさせる。
って、しょっぱなから突っ込みどころ満載なんですけど・・。この男は、どうやら中絶手術の費用を出したくないから、潤子にタダで中絶をさせているらしい
のだが、その手術に必要な道具は、その男がどこからか調達してきている。そんな面倒なことをやってやる暇と金があるなら、まともな病院で手術くらいでき
るだろうに! 「中絶手術」は、未だに後ろめたいもの。というイメージを刷り込むためのエピソードとしか思えない。潤子も潤子だよ! いくら警察が頼り
にならないと言っても、こんなあやしげな男の言うこと簡単に聞くなよなあ! でも、このエピソードがなけりゃ、話が何も始まらないのは確かなんだけどさ。
男は再び、潤子のところに妊娠した女を連れてくる。ひとみである。しかし、今回は胎児が大きくなり過ぎていて、中絶はできなかった。
一方、名家の嫁である美津子は、不妊治療を何年も続けているが、一向に妊娠しない。彼女は夫の家のためには跡継ぎを産まねばならず、夫婦で新生児を盗も
うと企てる。しかし、その計画は、潤子に見つかってしまう。二人の話を聞いた潤子は、ひとみの産んだ子どもを、彼女には死産だと告げ、美津子夫婦に引き
渡すことにした。
しかし、ひとみの母親、そして子どもの父親である製薬会社の男に、全てを知られてしまい、男は美津子夫婦を脅し、大金を手にしようとする。
ところが、(かなり話ははしょってますが)その男と、ひとみが、何者かによって殺される。
その、犯人はなんと、美津子の姑だったのだ。彼女は、美津子が妊娠したふりをしていることに気付いていた。しかし、家のため、見て見ぬふりをし、そし
て、真相を知る邪魔ものを自らの手で殺害し、自殺する。
警察は、ひとみが男を殺し、自殺したと見て、事件と姑の死を関連付けることはなかった。美津子の夫は、すくすくと育つ息子を眺めながら、妻に言う。「お
れたち・・背負って生きていかなきゃな・・」
また、潤子のもとにも、元夫の家を出た娘が戻ってくる───。
ってさあ! この原作者、いったい何を書きたかったわけ? 純粋な「謎解き」じゃないことは、あらすじを見てもらえば分かると思う(ここでは詳しく書か
ないが、ミステリー部分に、強引さを感じる箇所が多い)。たしかに、女性の登場人物は、女が読んだら、身につまされるキャラクターばかりだ。でもね。こ
こで終わって、いいのかなあ? 美津子とその夫は、血の繋がっていない息子を、慣例どおり、跡継ぎとして育て上げるのだろう。自分が犠牲になった、家父
長制を、自分の代でぶちこわそうとは思わないんだろう。
だから、この物語を見終えた視聴者の大半の感想は、「女って、たいへ〜ん、女って(男より)こわ〜い」で終わってしまいそうな気がするのだ。私利私欲の
ために動く男たちと、「自分以外の何かのために」動く(動かされているではない)女たち。彼女らを哀れむ視線はあっても、その背後の社会の仕組みまで、
目を向ける視聴者が、どれだけいるだろうか。
サントリーミステリー大賞の審査員である、浅田次郎は、この作品に対し、「女性にしか書けないミステリー」と評したと言う。まだまだ男たちは、自分達に
は無関係なテーマだと思ってるんですねえ。あたしに言わせりゃ、今時女がこんなテーマで小説を書く意味が分からない。これじゃあ、女同士の争いで終止
し、何の解決もしないTBSのほのぼの(?)ファミリードラマや、嫁姑コミックと、何にも変わらないよ。行間を読め、ってのもあるとは思うけど、男は、
もっとはっきり言わなきゃ、わかんないって。
登場人物がみんな、自分の体裁と、金のことしか考えてないから、なんか、京都の人間が嫌いになりました。修学旅行でしか行ったことないけど。
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