第38回 「みのもんた 女の事件簿」



「みのもんた 女の事件簿」。このタイトルを聞いて、あなたはどんな番組内容を思い浮かべるだろうか? 福田和子? 音羽の春菜ちゃん殺人事件? なんにしても、事件の背景を探るとか言いつつ、『女の嫉妬深さ』や『執念深さ』をこれでもかと強調されそうな雰囲気だよね。ところがどっこい、「大韓航空爆破事件(金賢姫)」と、「埼玉保険金殺人(八木と3人の女)」の、二本立てだったんでした。しかも、2時間のうち、1時間15分過ぎまで大韓航空機ネタ。みのもんたの登場時間、2時間のうち5分。ギャフンだ。

拉致問題に関することを扱いたかったのなら、普通に「大韓航空爆破事件の真実」位のタイトルでも充分視聴率取れるだろうに。ちなみにこの番組はフジテレビだったのだが、番組終了直後、今度は日テレが大韓航空機爆破事件の再現ドラマを放映していた。内容はフジの再現ドラマをちょっと詳しくしただけ。バッティングしちゃって、かわいそうに。しかし、みんな金賢姫好きだねえ。若くて美人だもんねえ。著書があるからネタをいろいろパクりやすいってのもあるんだろうけど、もし実行犯が、自殺しちゃったじいさんだけだったら、こんなに騒がれたんだろうか。大事件であることは間違いないけど、金賢姫のように固有名詞で事件を語られることはなかったと思うのだが。「女」って、「男」にとって何なんだろう? と、つくづく思う。

「埼玉保険金殺人」の方は、『主犯・八木茂の愛を独占したかった女の性』って感じで、まあ、予想通りの内容でした。しかし、国家によるテロ事件と、埼玉のスナックで起きた殺人事件を「女の事件簿」でひとくくりかあ。この二つの事件、どちらも首謀者は男であって、「女の事件」じゃないじゃないねえ? 女は単に使われて、暴露本を書いただけなのに(でも武まゆみの本は読みたい…。すまん、俗物で)。

この番組で言いたいことはこれだけです。あとは、ちょっと古くなっちゃったんですが、いろいろ書き逃したネタを。まず、先日の「ワイドスクランブル!(テレ朝の昼のワイドショー)」でのこと。山本晋也が朝鮮学校に潜入し、その実態を探ると言う企画があった。ここでもジェネレーションギャップはあるらしく、今は民族主義的な教育はしていないと言いながらも、金親子の肖像画を壁から外せない教師と、それが理解できない若者の対話が放映される。山本晋也も若者に同調し、「これで普通の教育をしていると言えるのか」と教師たちに問う。

しかし、この企画の直後に放映されたのは、「愛子さま」ネタだった…。しかも、一般人が愛子「さん」と発言しているところを、わざわざ字幕で「愛子さま」と修正を入れる始末。そういや、NHKが国際戦犯法廷のドキュメントで、発言者の了解を得ずに編集し、注意を受けたことについてのニュースも、民放はここぞとばかりに報道していたが、その内容については触れずじまいだった。一般人には知る由もないいろんな圧力が、世の中にはたくさん存在するということなのかしら?(ちょっと無邪気を装って)

さて、話はがらり(?)と変わるんですが、「高校教師」最終回。更生させようとしたホストに刺された京本政樹、彼は死ぬ間際、藤木直人に、一本のビデオテープを手渡す。そのビデオテープは、かつて、京本が教え子をレイプし、その模様を収めたものだった(前作を見た方にはおなじみのシーンですね)。京本には過去があった。彼には事故で死んだ恋人がおり、生まれ変わった恋人に出会うため、女子高教師になったのだった(意味不明)。しかし、どの生徒が生まれ変わった恋人なのかを見極めることができない(当たり前や)。そこで彼は自分を慕う女生徒にひどいことをし、それでも自分を好きでいてくれるか試していたのだ(どひー)。しかし、聖母・ソニンのおかげ(?)で改心した京本先生は、フジッキーにこう言い残す。「あのビデオを手島君(京本の婚約者・真鍋かおり)と工藤紅子(ソニン)に見せてほしい…。僕を思い出にしないように…。」

って、それで反省したつもりか? 「本当の僕は、君たちに尊敬されるような教師じゃないんだ…。僕はこんなひどいこともしてしまう、弱い、ただのオトコなんだよ…」って言いたいのか! ビデオに映っている生徒の人権はどうなる? 京本の(てゆーか野島の)ナルシシズムを何よりも優先させてるくせに、かわいそうな子犬のふりをするなあっ!!(怒)

また、余命幾ばくもないフジッキーの方であるが、彼はロリコンなので、医者の真野あずさを捨て、上戸彩を選ぶ。しかし力つき、昏睡状態に陥るフジッキー。そこにドクターヘリで現れた真野あずさに上戸は、彼を託す。手術をすれば、後遺症は残るかもしれないが、生き延びる可能性が出てくるのだ。上戸は言う。「どんな姿になっても、生きていてほしい…。」すげーなあ。野島、レイプだけじゃもの足りず、介護まで女にさせるか。それが愛か。

えH 「年下の男」? そんな、高山さんやあたしのレビュー読んで、見た気になろうなんて、図々しいわよ。本当に内館先生を楽しみたかったら、きちんとDVDで見ましょうね。ちなみに、見どころは麻生裕実と次郎さん。

あと、またこのネタで恐縮なんですが、「ビューティーコロシアム」の「マイケルズ・フェイス」後編。前編の時は何も言わなかったくせに、今回は冒頭にこんなナレーションが。

『整形手術を行うことはあくまで個人の判断でありそれに対し、他人が揶揄したり否定する権利はないとビューティーコロシアムは考えています。たとえ、どんな有名人であってもプライバシーは守られるべきであると。今回の特別企画に関しては、整形が世間の話題になっている以上、これまで整形に正面から向き合ってきた番組として、関与しないわけにもいかないという思いであり、プライバシーの侵害が目的ではないことをここに宣言します。』

なんか、使命感を感じてるふりしてるよ。よほど前回の放送後、「和田アキ子だって整形してるだろ! そっちも検証しろ!」っていうご意見が寄せられたのだろうね(え? 違う?)。『整形と正面から向き合った』って、これもウソじゃん。いつも和田アキ子の的外れな説教や、出演者の不幸話を隠れ蓑にして下世話な整形ショー見せてただけじゃん(あたしは下世話なものは好きだ。しかし、つまんない言い訳を付与されたり、高尚ぶられると腹が立つのである)。本当に正面から向き合っているつもりなら、通常番組の時、最後に『この番組はキレイになりたい人を応援するためのものであり、決して整形を薦めるものではありません』というナレーションはやめたらどうだ。

ところで…、「テレビチャンピオン・550回記念総集編」。以前、「もう一度見たいあのシーン」を募集してたから、今度こそ(過去の映像でも)赤阪さんが見られるかもと思ったのに、みごとに「大食い選手権」を無視した総集編だった…。今週の「550回記念スペシャル」も、「住宅リフォーム王」だし。リフォームネタ、好きだけど、こんなん、「ベストタイム」や、「解決!ビフォーアフター」で、毎週見られるのに…。TBSもさあ、「SASUKE」は何もなかったかのように復活しやがって。なにが「大食いのスポーツ化」だ。一番スポーツだと思ってなかったのは、お前らだったんじゃないか。

なんかもー、子どもっぽいと言われようと、「タテマエ」には、ほんと、うんざりなのである。もっと、シンプルにいこうぜ、シンプルに。「武力行使はしない」とか言いながら、人殺しに加担してるってことくらい、子どもでもわかるんだからね!


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