| |
|
|

もう、「あの人は今」で、C‐C‐B出すのは打ち止め!
「芸能人ダイエット」に、ケンちゃん(宮脇康之改め宮脇健)出すのも打ち止め!
「本当に泣ける懐かしアニメ」は、もう企画自体NG!(どうせ「フランダースの犬」だから)
こうした「またそのネタかよ」っつー手抜きのバラエティは多い。そして、それがまた高視聴率を取るフシギ。それを見ているあたしが何をエラソウに。あ、でも「小錦ダイエット」は、絶対失敗するとわかっていても、好んで見てしまうなあ。ケンちゃんのキャラの弱さが番組をつまらなくしているというだけなのか?
最近の視聴者は飽きやすいと言われているが、実は案外保守的だ。もしも「サザエさん」が最終回を迎えたら、反対運動が起き、署名が集められるだろう。「荘田邸を守る会」と、「タマちゃんを見守る会」のメンバーは、署名するね。絶対。この「エンタの神様」は、そんな保守層の手堅い視聴率をねらって作られているのだろうか。だって、これ、一体何年前の番組の作り…? 「笑点」は、何十年も続いているからあのスタイルが許されているのであって、あれが新番組だったら、絶対視聴率取れないと思う。なのに、「エンタの神様」はそれをやっちゃったのだ。
「エンタの神様」の「エンタ」は、「エンターテイメント」の略。ラスベガスの舞台のようなセットを前に、司会の福沢アナと白石美帆は、タキシードとドレスという出で立ち。この番組のコンセプトは、たぶん、「子どもからお年寄りまで楽しめる良質なエンターテイメントをお茶の間に」だ。スタッフは、芸能界のあらゆる「人気者」に、様々な依頼をする。モー娘。に「宝塚と共演して!」とか、テツトモに、「今まで見たこともない「なんでだろう」を見せてくれ!」とか、関根勤に「新作パロディの開発を!」とか。…字面を追うだけでことごとくすべっているのがわかるよね…。
モー娘。のネタは「asayan」の延長で、一生懸命ダンスの特訓をする娘。達を見せるってやつなんだろう。それは娘。たちの成長(とか「素」の姿?)を見たいお兄さん方にはたまらないのかもしれないが、「笑い」を「作ってくれ!」と依頼し、産みの苦しみを見せるのは「笑い」から一番遠い所にあるのではないか? 「ネタ」よりも「素のトーク」で見せる芸人が増えたことへの警鐘と受け取れないことはないが(ロンブー、なんとかしてくれ)、くだらない舞台裏なんか必要ない。「これは○○のパロディです〜!」って説明するほど野暮なことはないのに。松田健のあややが久々に見れたのは嬉しかったけど。
また、先週は、山口百恵に似ていると最近評判の(誰が言い出したの?これ…)上戸彩に「プレイバックpart2」を歌わせるという企画があった。あたしは山口百恵世代ではないので、百恵には全く思い入れがない。あんな引退してまで「正しい女像」を布教している女のマネなんか、上戸彩ちゃんにさせるなあ〜! ボーイッシュキャラというだけであたしごときに過剰に幻想を抱かれて、上戸彩もさぞかし迷惑かもしれないが。彼女が、防波堤でバックバンド付きで歌わされるのがまた痛い。そして、この模様を観客がスタジオの大スクリーンで鑑賞するという仕組み。「夜もヒッパレ」とはまた違う痛さ。
でも、上戸彩の歌自体は(下手だけど)悪くなかった。「プレイバックpart2」の歌詞は、サビこそ「ばかにしないでよ、そっちのせいよ」と、男に啖呵を切るが、オチは「私やっぱり帰るわね。あなたのもとへ、プレイバック」なので、やはり「百恵的」な曲ではある。それでも、革ジャンを着て「果てしない空に君がいて、限りない永遠を誓うよ(Pureness)」と、彼女自身のイメージ(演出であっても)と微妙にずれた歌を歌わされるよりは、つっけんどんに歌う彼女の方が、ずっとましだった。(とか言いつつ、「Pureness」はあたしのカラオケレパートリーのひとつ…)
だからって、これを「思いがけない拾いもの」なんて、認めないよ。ホント、つまんないもん。この番組。ダンディ坂野に、観客を3分間笑わせ続けなければ「笑点」出演権をはく奪。という企画も、な〜んかうわっすべりだったし。どう見ても受けてないのに、「笑点」のプロデューサーは「合格」サインを出す。「失笑」も「笑い」のうちに入れるのなら、最初から説明してよね。何にでも「苦労」や「感動」を盛り込むのは好まないが、もう少しうまい見せ方もあるだろうに。「電波少年」の夢よもう一度、か。芸人に試練を与え、それを乗り越える過程を見せたつもりなの?これで。こんなもん、「海砂利水魚」が「くりいむしちゅー」に改名した瞬間を見届けた感動の足下にも及ばないぞ(さまぁ〜ずのは見逃した)。
日本テレビが視聴率3冠王を何年連続取ろうとも、なんか「トホホ感」が漂うのは、こういうセンスのせいなのかも。フジテレビのように、深夜枠で受けるかどうかテストしてからゴールデンタイムに持ってくる手法と、日テレのように、とりあえずやってみて、視聴率取れなかったら即打ち切り、そのかわり安定した視聴率たたき出したら何年でもだらだら続けるというのと、どちらがよいのか、あたしにはよくわからない。そして今、もっとも日テレ的トホホさを感じられるのは、「エンタの神様」よりも、月曜から木曜、夕方に放送されている「汐留スタイル」かも(関東のみの放送。それ以外の方ごめんね)。
日テレの社屋が汐留に移転するので、それに伴い「汐留お台場化計画」が進行中なのだ。毎日毎日カレッタ汐留(再開発によって出来た無駄ビル。)の見どころを案内し、盛り上げに必死。ところがフジの方ばっか意識してる間に、「六本木ヒルズ(テレ朝)」に撃沈。司会者は日替わりでオセロの白い方、山咲トオル、セインカミユと、メインには荷の重い人たちばかりで、唯一許せるのは、「おいしい水曜日(トホホなキャッチフレーズ)」の石塚英彦のみ。視聴者からの写真メールを紹介するコーナーの名前は、なんと「シオドメール」だ。しかも、こんなのに投稿してくる輩は当然「うちの暴れん坊で〜す」と赤ん坊の写真送って来たり、「これから勝負です!」と婚姻届の写真を送って来たりするのだからダブルでしょっぱい。…ここまで読んでいただけるとわかると思うけど、なんだかんだ言って、あたしはこういう微妙なモノを薄笑い浮かべて見てるの、結構好きなんだけどね…。
「もう丸ビルはすいてるんだってさ」などと言って「飽きやすい今時の若い人」を評するのはたやすい。しかしあれは、ただのデパートをディズニーランドかなにかのように錯覚させたマスコミの罪だろう。丸ビルに飽きたのではなく、その正体を知っただけのことだ。むしろ飽きもせず「サザエさん」を見続けてる人の方がどうかと思うよ。
何を見ても、全部どこかで見たような番組になってしまうのは、制作者側の手抜きもあるが、視聴者がなかなか新しいものを受け入れられないせいもあると思う。だって、キムタクの「開放区」が、どこ行っても売り切れな世の中なんて、絶対おかしいもん!!!
|
|
|
|