性暴力防止教育の必要性

いや〜、九州なのに、寒い日が続いています。山間部では積雪。こんもり雪をのっけた車が走っていました。・・冬は苦手だなぁ・・。九州って、中途半端に寒いから、しっかり暖房するっていう習慣がないので、東北・北海道などの寒い地域に比べて、室内は寒いんですよね〜。地球温暖化を考えると、あまり暖房をしないのがいいのかもしれませんが・・・。

さて、ここのところ、幼い子どもたちが痛ましい事件の被害者になるケースが続いています。登下校中、一人になったところを狙われているケースが多いようです。学校・保護者は、これ以上の被害を防ごうと、集団下校・登下校パトロールなどで対応を始めています。

一方、学校の統廃合が進み、また、全県一区の高校入試制度では、通学距離が延び通学に時間のかかる子どもが増えていく傾向にあります。朝5時には家を出る高校生も珍しくありません。帰りも、部活動などで9時10時になる子どもたちも多いのです。

通学距離が延び、通学に時間がかかれば、登下校中に性暴力の被害に遭う率が高まりかねない、そんなことを危惧しています。

加えて、子どもを守るために子どもの送り迎えをすることが保護者に要求されると、いまだに根強く残っている性別役割分業により、送り迎えの多くを母親が担わされそうです。実際私の務めている学校でも、朝、車で子どもを乗せてくる保護者の多くは、母親です。

子どもの送り迎えに縛られてしまい、果ては家庭に縛られてしまう、そんな女性が増えてしまうのではないか・・・と、心配しています。杞憂だといいんですが・・。

自民党の憲法改正草案で、家庭責任を謳い、それを女性に担わせようとしている流れがあるのは明らかです。「母親は家庭にいて子どもを守るべきだ」そんな世論が形成されつつあるのではないでしょうか? (・・考えすぎ?!)

性暴力をいくら周りが防ごうとしても、限界があります。性暴力に関しては、あくまで、加害者が悪い!! この、加害者をださないとりくみ、性暴力防止教育をして、世の中から加害者がいなくなるようにしていかねば、根本的な解決はないと思います。

そのためには、まず、性暴力の背景にある、「男性の女性観」(男は女を支配する・・といったような考えや女はかくあるべき、女は女らしく・・・などなど)を変えていく必要があるでしょう。

都市部の電車に女性専用車両なるものが登場し、賛否両論あるようです。こんなものを作らないと犯罪が起きてしまうという、情けない男性が日本にはいるという事実。(・・・世界に対して恥ずかしいですね)。
通勤ラッシュ時以上に、終電の時間帯にこそ設けてほしいという声も聞かれます。人気が少ない上に、酔っぱらいが多いので、身の危険が増すというのです。

また、少女の被害以上に、DVにより殺されてしまう女性の数は、毎年100人を超えます。珍しくないのでニュースにもなりません。ニュースにならないところで、どれだけの女性の人権が踏みにじられているか・・・、思うに忍びない・・。

少女が狙われる事件、痴漢行為、DV、これら全てに共通するのが、男は女を支配するものだという意識でしょう。性暴力は犯罪だという認識も欠落しているのかもしれません。この意識を変えるのは、大人になってからでは難しいでしょう。やはり、幼い頃から性の教育も含めた人権尊重の教育をしていくことが、相手の人権を踏みにじらず、自分の人権も大切にする、そんな大人に育てていける方策だと思います。

「男女平等バカ」と言われようとも、子どもたちを被害者にしない、そして、加害者にもしないためには、実践あるのみです。


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