電話の応対は、とても爽やか。知的な感じもする。今度の客は、その名もRich。彼が宿泊しているミルピータスまでは、サンホゼからさらにタクシーを使わなくてはならないが、「Poor な Rich なんていないだろう」という妙な思い込み(^^;)から出かけることにした。それにしても、電車の駅までバスで40分、電車に揺られること1時間半、そしてタクシーで高速道路を飛ばして20分。これでは、割が合わない。早く何とか車を手にいれなくては・・・。
ミルピータスのホテルに着き部屋のベルをならすと、体にバスタオルをまいたRichが出てきた。「あっ、ごめん。こんな格好で。会議が長引いちゃって・・・。慌ててシャワーに入ったんだけど。今、出たばっかなんだ。」気のいい、Chinese-American である。不思議なもので、英語で会話をしている気がしない。まるで日本語でしゃべっているように、慣れ親しんだテンポで会話が展開する。気のまわし方も日本人風でいい感じである。聞けば、Rich は国際的に活躍するコンピュータ関連の営業マン。以前は、サンホゼに住んでいたが、今はロサンジェルス近郊に移ったという。
1980年代から90年代中頃にかけて、サンホゼを中心としたシリコンバレーは、インターネット関連企業の空前の好景気に恵まれた。しかし、無限に思われるサイバー・スペースも、新たな顧客獲得には限界があり、90年代半ばを過ぎると、多くの企業が倒産に追い込まれたり、縮小を余儀なくされたりした。Richの会社は、そんな弱小企業ではなかったが、本拠をロス近郊に移して、新たなビジネス展開をしているそうだ。なつかしのシリコンバレーへは、コンベンションがあって久々に戻ってきたという。
会話の端々に知的で謙虚な人柄が伺える。それに、どこかユーモラスで、屈託がない。育ちがいいんのだろう。この感じだと、きっと仕事もよくできるに違いにない。「エリートChinese-Americanここにあり!」彼なんかを見ていると、ユダヤ人の次に世界制覇をするのは、中国人なんだろうなんて気がしてくる。
ところで、アジア人の何がいいって、肌のきめが細かいことである。Rich と肌を寄せ合っていると何となく気持ちいい。でも、もっとよかったのは、ペニスが大きすぎないこと! 別に小さいわけではない。アジア人にはよくあるサイズ。この時、はたと気がついた。「ペニスは大きさじゃない。しまりのよさだ」と。Rich のペニスは、小ぶりだが、ぎゅっとしまっている。その充実した感じがなんとも心地よい。ついつい燃えてしまった。
大声でわめきまくるAiに触発されたのか、Richも汗びっしょりで興奮している模様。そして、クライマックス。「ああ!」とRich は気持ちよさそうな顔をする。きれいな顔である。私も気持ちよかった。いいセックスができた。お客とこんないいセックスができたのは始めてである。
そう思っていると、Richも「ああ、よかった。こんなに気持ちよくなったの、もう半年ぶりぐらいじゃないかな。Aiちゃんを呼んでよかった。こんなに燃えること滅多にないんだよ・・・」と言う。何ともうれしいお言葉。セックスワーカー冥利につきる。へへへ。私も上機嫌。
「これからミーティングがなければ、いっしょに夕飯でも食べにいくのに・・・。」う〜ん、残念。楽しい時は、長くは続かない。2時間はあっという間だった。帰り支度をしていると、Richは、「これタクシー代。とっといてよ。」と、タクシー代を上乗せした350ドル(!)を渡してくれた。「あっ、ありがとう!」やはり、Richはリッチであった。うきうきしながら、帰りのタクシーを待つ。この時は、帰宅するまでに、どんな悲惨な思いに遭遇するか知る由もなかった。