似顔絵
2001/12/27〜2002/12/25
オトコは顔 私は技 高山真
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第01回 『禁じられた遊び』? 言いたきゃ言うがいいわ! 
ハート はじめまして、みなさん。「年も明けようかっていうこの時期、年賀状とか大掃除とかおせち料理とか、友達と“美川憲一は今年も白組の女王と呼ばれてご満悦の表情を見せるんだろうか”ってことを夜通し議論するとか、こちとらやることがいっぱいあんだよ! やる意味あんのか、こんな連載!」って思った人も多いはず。誰よりもアタシ自身がそう思ってるもの。アタシがみなさんの立場だったら抗議のメール送ってるね。いきなりこんな、災難としかいいようのない文章にブチ当たることになってしまったみなさんだけれど、これも人生勉強と思ってあきらめてちょうだい。これからしばらくの間、お付き合いいただきます。どうぞよろしく。

ことの始まりは数ヶ月前、北原さんにお話しした“アタシのノンケ落としの歴史”を、北原さんが異様に面白がってくださったことがきっかけだったの(ノンケっていうのはそのケがない、つまりストレートのことね)。で、「ラブピースクラブのHPに書いて」ってお話をいただいたの。決まるまでホントに早かったわ〜。なんて場当たり的な展開! あ、もちろん褒めてるのよ、北原さんのこと。フットワーク軽いのって素敵なことじゃない? それに、計画どおりに運んでしまう事柄のほとんどって、過程も結果も退屈としかいえないようなものになっちゃうでしょ。うふふ、なんでも言いようね。

というわけで、連載のきっかけもきっかけだし、だいたいアタシも何か高尚なことを書けるわけでもないから、最初から開き直ってやらせてもらうわ。だってアタシから何を学べるっていうのよ!?(逆ギレ) アタシはね、伊勢丹のコスメカウンターで、お客様カードの『職業欄』に何のためらいもなく「美人」って書いて、こらえ切れずに笑い出した美容部員に向かって「何がおかしいの?」ってご機嫌斜めを気取ってみせるのを趣味のひとつとしているようなオンナなのよ(アタシは自分のことをこう呼ぶタイプのゲイなので、お間違えのないように)。最初からギャグのつもりで書いてるくせに。だって、もう美ってギャグじゃない。「武器にはなるけど、正義ではない」という点で同じだし。

まあ、美とギャグが同列に並んでしまうのは、アタシが外見はさして美しくもないオトコだってことも原因のひとつかもしれない(内面はさらに美しくない)。でも、というか、だからこそハッキリ言えるのよ。「オトコのチンコが勃つ理由は様々だ」って。「憎しみでも勃起する」と言ったのは、確か上野千鶴子だったかしら。そこに「単純な好奇心からも勃起する」っていうのを、ぜひ付け加えさせていただきたいわ! 「上手い下手で言ったら、そりゃあアタシ上手いわよ。っていうかアンタ、セックスのときに気持ちよすぎて泣いちゃったりしたことあんの? ないでしょ」っていう言葉で、本当なら“オンナ”にチンコが反応するはずのオトコが、外見はさして美しくない“オトコ”のアタシと寝てみたいと思うようになっちゃうんだもの。

もちろん、百発百中というわけではないのよ。「オトコと寝るのは無理だよ」ってとこから逃れられないノンケだってたくさんいるし。越えなきゃならないハードルがやたら高いことくらいは知ってるから、できないからって責めるつもりは毛頭ない。アタシ自身もオンナと寝るのは無理なんだし。思い込みか確信か、根拠はまったく逆だけど。ラブピースクラブでお買い物するようなみなさんもそうだと思うけど、「自分の欲しいものは何か?」ってことを真剣に考え、「でも、それを欲しがるのは“世間”的には“悪”かもしれない」って向き合わざるをえない時期を過ごすと、自分の立ち位置ハッキリしちゃうわよね。あ、もちろん、百発百中じゃないのは、アタシがたいしてキレイでもないくせに、やたらメンクイだってこともあるはず。オトコは顔よ、顔!

で、顔も身体もキレイな男の子が、「オトコと寝る」っていう高いハードルを越えてきたのなら、その覚悟を買って、アタシもちゃんと「泣いちゃったりしたことあんの? ないでしょ」っていうタンカのスジは通してあげる、と(あげる、だなんて、どこまでも高慢チキ。憧れるわ〜)。そう、「オトコは顔 私は技」。イヤだ、ようやく本題に。

ちょっとどうしよう! もうスペースが終わっちゃう! ごめんなさい、次回から、その技をキッチリお話ししていくわ。まず間違いなく、日本のウエッブマガジン界において指折りのありがた迷惑なコラムになっていくはずよ。腸楽しみ!(素敵な変換・・・。当然このままよ) 「これが聞きたい!」って方がいらしたら、ラブピースにメールくださいな。罵詈雑言はやめてね。打たれ弱いから。

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