似顔絵
2001/12/27〜2002/12/25
オトコは顔 私は技 高山真
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第02回 『キスより簡単』って、作戦次第よね
ハート  あけおめこ
 とよろ・・・・・・イヤだ! なんでこんな改行に?(お約束)

 と、すっかり手垢のついたネタで始める2002年。「くだらない!」なんて怒らないで! アタシ第1回目で「このコラムはくだらない」って、口が酸っぱくなるほど書いてるじゃない!(存在自体は10年くらい前から酸っぱい) たった2週間で、アタシが劇的に賢くなれるはずがないもの。ついこの間も、人前で“AC”のことを「東ちづるのことでしょ?」と自信満々に言い放ち、アダルトチルドレンを自認する人からさえも大いに失笑を買ったものだわ。友達の言うことを真に受けていたアタシがバカだったとはいえ、ホント、こんなアタシが連載なんか続けていいものなのかしら。北原さん、大丈夫?

 ということで、21世紀を迎えてもう1年が過ぎたけど、世紀が変わったくらいですべてが変わるなんてほざいてた326(さぶろう。若い頃の内館牧子にうりふたつってことしか評価に値しない)に騙されてた若い子ちゃんは、そろそろ目が覚めたかしら? まだ夢の中にいる人、これを読んで「こんな現実も世の中にはある」と知ってちょうだいね。

 第1回目で予告した、アタシのノンケ落としの技だけど、別に特殊な手段を講じているわけではないの。アタシはプライベートでは完全にカミングアウトしているので、どこで遊ぼうとオネエ全開で通しているのね。で、例えばカラオケだと、アタシは聖子とかモー娘を、裏声を使わずに本人のキーとまったく同じ高さで歌えたりするの。「性格がやたら汚いから、せめて声だけはキレイに」って感じね。で、1曲歌い終わると、たいていの人はビックリして、周りに寄ってくる。その中に、好みの可愛いオトコの子ちゃんがいたら、そこから作戦スタートよ。(カッコの中は、アタシの友達が下したミシュラン風の☆評価)

オトコの子A・ノリはいいけどアタシは狙ってない「プッチモニとか歌ってくださいよ〜」
アタシ「振り付きで歌えるわよ。でも、キスくらいないとイヤ」(ムカツキ度☆)
オトコの子A「ええ、マジすか?」
アタシ「なあに? いまさら童貞ってわけでもないんでしょ? それとも上手なキスを知るのが怖いの?」と、オトコの子ちゃんのあごをつかむ。(怒髪度☆☆☆)
周りの「チュー!チュー!」の大合唱の中でオトコの子ちゃんがドギマギしてるのを見てコロコロ笑いながら、
アタシ「ウソよ。冗談にきまってるでしょ」の“しょ”の部分で、一瞬の油断をついていきなり唇をふさぎ、可愛くベロチュー。(嘔吐度☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆)

 1人そういう感じでキスしちゃうと、その場のほかのノンケも「キスくらいならいいか」って感じでタガが外れちゃうみたい。もちろん、どうにもこうにもショボいノンケには「おととい来な」と却下。で、狙ってるオトコの子ちゃんとキスするときだけ、念入りにチューしちゃうの。でもね、ビックリするんだけど、そこでベロをからみ返してくるノンケって意外に多いのよ。たぶんその場の熱に浮かされたんだと思うけど。で、
「○○さん(アタシの本名)、マジ上手い・・・」って言葉が返ってきたら、そこで「わかったでしょ? でも、キスより先のことはもっと上手いわよ。たぶん、っていうか、絶対××クン気持ちよすぎて泣いちゃうと思うわ」って耳打ち。3回目くらいからは手で隠しての耳打ちに見せながら、単に耳に息吹きかけたり耳たぶかんだりしてるんだけど(殺意度☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆)。あ、ほかのノンケに対しては世間話を耳打ちしてカムフラージュしてるわよ。で、別れ際の携帯の番号交換で、「もし、泣いちゃうくらいに気持ちいいことを知りたかったら、××クンから連絡してきなさいね」って言うだけ。半分弱のオトコの子ちゃんから、3日以内に電話がかかってくるわ。

 身を任せるキスの味って、ノンケのオトコの子ちゃんはあまり知らないのね。自分から狩りに行くキスの味を、ノンケのオンナの子ちゃんがあまり知らないように。もったいないとは思うけど、そこにつけこんでるアタシとしては、「早く知るべきよ」とも言い切れないのがツラいとこだわ。いいの、自分本位と呼ぶなら呼んでちょうだい!

 以上が作戦の第一段階。それほど大仰なものでもないでしょ? 友達は『黒魔術』呼ばわりするんだけどさ。失礼しちゃうわ。「まだ第1段階? この期に及んでまだ続くの?」と思った人、ごめんなさいね。あなたの意見はまったく正解だけど、世の中には、アタシみたいに“聞く耳持ちゃしない”って手合いがいるの。あと半年の辛抱よ!(長い)

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