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2001/12/27〜2002/12/25
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| 第04回 『カナダからの手紙』が怖い。怖いの・・・・・・
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先週のコラムを読んだゲイの友達・Hがメールをくれたの。「面白かったなんて意地でも言いません。っていうかアンタ、『ミツヲが嫌いなわけじゃないの(ちょっとウソ)』って、キレイぶるのもたいがいにしときなさいよ。『大嘘』の間違いでしょ。あなたも、ずいぶん小さくまとまるようになったのねぇ。伸び悩みかしら? ほほほほほほほほほ」
キーッ! 「恋人よりも友達が大切」なんてしおらしく書いちまった自分の浅はかさを呪うわ! ちなみに、この友達はかなりの美術好きで、そのことを当時の恋人に話したら、誕生日プレゼントにラッセン贈られて泣き崩れたオンナよ(しかも1枚2000円のコピーもの。まあ、逆に十万単位の本物なんか贈られたほうが、よりショッキングだけど。お金の使い方にまで疑問を投げかけずにはいられないしね)。で、贈られた直後、ひどい泣き顔を衆目に晒したくなくてタクシーに飛び乗り、一人暮らしの部屋に帰るが早いか絵をゴミ箱に叩き込み、腹立ちまぎれに家にあった皿という皿を叩き割り、その破片の鋭利な輝きも涙でぼやけて見えなくなるという“おひとり様ラグジュアリーナイト”を経験したオンナなの。そうなの、結局“類友”なのよね。
そろそろ本題に戻るわね。今回は作戦の第2段階、オトコの子ちゃんが電話をかけてきてからよ。普段はオンナと寝てる彼らにとって、かなりオンナ性が強いとはいえ見かけはオトコのアタシと寝るのは非日常の極みみたいでね、かけてくる電話の声がすでにかすかに震えてるのが、アタシの中の小悪魔に火をつけるわ! セックスといえば抱くことしか知らなかったオトコが、“オトコ”に“抱かれる”側に回るのは、セックスそのものの大きな基準が2つともひっくりかえることを意味するみたい。
ここでハッキリさせておきたいのだけれど、例えばソープとかでマグロになるのは“抱かれる”ことではないのよね。あれは“奉仕させている”という点で、精神的なイニシアチブはあくまで自分にあるような気になってるから、オトコの子ちゃんにとっては抱くことと大して変わっていないの。ではなくて、自分が何をされるかも、どんな世界に連れていかれるかもまったく知らされないまま、相手の欲望の前に身を差し出すことが“抱かれる”ことではないのかしら。あ、もちろんオトコの子ちゃんには、あらかじめ「アタシ入れることには興味のないオンナだから、それは安心なさい。××クンが入れたくなったら、そのときには言いなさいね。でも、そんなことも忘れちゃうかもよ」って伝えてあるけど。服脱ぐ前に、期待よりも、痛みに対する不安が勝っちゃうと、快感って半減しちゃうでしょ。まさか、この2002年にそんな人はごく少数だとは思うけど、「あなたが私で喜んでくれるのが幸せ」みたいな考えは、少なくとも肉体的な気持ちよさからは最も遠いところにあるものだしね。
で、服脱いでからも、第1段階に続いて大したことはしてないのよね。まず手首だけを軽く縛ってベッドの柱にくくり付ける。SMってことではないの。あまりに気持ちよすぎちゃうと、オトコの子ちゃんて、必ずアタシの手をつかんで「ストップ。休もうよ、頼むよ」って止めようとするのよ。知らない世界を知る瞬間は、それが快楽であっても不安や恐怖が先立つのね。で、力じゃかなわないから、以前はいつもそこで小休止が入ってしまって、アタシとしてはちょっと不満だったの。だから、先にそのことを説明して、手の自由を奪っておくわけ。その後はいろんな小道具を使うわ。ローションはもちろんだけど、アタシが独自に使っているのは、メイクブラシとメイプルシロップ。シロップをたっぷりつけたブラシで、ペニスやアナルを刺激して、もう一方の手と口で乳首や首筋や耳たぶを愛撫するの。これだけで1時間くらいやってるかしら。と言っても、ものの10分もしないうちにオトコの子ちゃんは泣き声あげてんだけど。うふふ。で、甘くなったペニスやアナルは、後でしっかり吸い取るようになめ尽くしてあげる。これはアタシの好きなだけ。あ、甘さが足りなくなったら、また前の段階に戻って、メイプルシロップ攻撃再開よ。
・・・まだまだ続くんだけどね、アタシちょっと心配なことがあるの。コレを読んでるアナタ、もしカナダ人に知り合いがいても、このコラムのことは内緒にしといて! 「カナダ名物をなんてことに!」ってメールがきても、「だってアタシはメイプルシロップが大好きなのよ!」って感じの、掛け値なしにバカっぽい言い訳以外に返す言葉が見つからないから。まあ、カナダ人のみなさんには、「カナダ名物」といわれてメイプルシロップしか思い浮かばないアタシの腸ドメスティック(あったま悪いパソコン! 大好きよ)なバカっぷりにあきれて怒る気力もなくなってくださることを祈ってるわ!
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