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2001/12/27〜2002/12/25
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| 第07回 『釣りバカ日誌』は嫌いだから見ていないけれど
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2週間前かしら、「オトコの子ちゃんの『おかわりコール』の大半を断るのは、ノンケならではの思い上がりをそうそう簡単に許さないため」と書いたのよね。その部分を改めて読み返したら、アタシったらずいぶんと高慢チキな書き方してるもんだわ。嬉しい! これでいいのよ!! 強気、勝気、高慢チキって、アタシがまさに目指しているところだもの。もちろん裏づけになるものは必要だから、アタシなりに努力もしているけれど。
アタシは物分かりのよすぎるオンナ、つまりオトコたちが聖女とか淑女、あるいは娼婦と呼ぶようなタイプに“なる”つもりはないの(っていうか無理)。一瞬一瞬で“演じる”のは大好きだけど。この両極端な表現でしかオンナの美点を語ることができないオトコなんて、こちらから願い下げだわ。セックスが終わってからのおしゃべりで、9割方トンチンカンなことを得意げに話し出すのは、決まってこういうオトコなんだもの。みなさんの中にも、セックスが終わったとたんに“オレ話”を始めやがったオトコに鼻白んだ経験を持つ人がいるんじゃない? 「そんなヤツが年をとったら」なんて、想像するだに恐ろしい。「オンナは控えめでなきゃ」とか言ってるクソオヤジが、タイに向かう飛行機のエコノミークラスで、「いやあ、私もバイアグラ持ってきちゃいましてね」なんて大騒ぎしているのがいい例ね。別に風俗とか売買春を否定しているわけじゃなくて、とことん鈍感だったり無知だったりする人の前では、こちらのほうが穴があったら入りたくなるような感覚ってあるでしょ。もうアタシその会話を聞くのがイヤでイヤで、タイに行くときは仕方なしにビジネスクラスに乗ってるの。ホント差額を補償してもらいたいもんだわ!
お断りするほかの理由として、1回目のセックスで興味の大半を消費してしまうアタシ自身の嗜好のお話もしたけれど、実はさらにもうひとつ理由があるの。ちょうどいいタイミングというべきか、この間、一緒にゼリー風呂を楽しんだオトコの子ちゃんからのお誘いを断ったばかりなので、説明代わりにそのときの会話をそのままお伝えするわ。
おかわりコールを受けても、その電話では返事を保留して、改めて会って話をする時間は作るのがアタシのやり方。その日の舞台は天ぷら屋の御座敷だったわ。
アタシ「急にどうしたの? “忘れられない”とか“もう1度”とか」
オトコの子ちゃん「だってさ・・・、オレあんな気持ちよかったの、初めてだったから・・・」
アタシ「そう? どこが気持ちよかったの? ほら、アタシはされる方じゃなくてする方だったから、その気持ちよさって聞かなきゃわからないの。教えて」
オトコの子ちゃん「え、あの、オレの・・・」(以下リアルすぎて割礼、もとい割愛)
顔どころか耳まで真っ赤にして、可能な限りのボキャブラリーでぽつぽつと自分の快楽を語るオトコの子ちゃんを、アタシはほおづえした指先にタバコを持って笑顔で見ているの。もうその笑顔たるや、たぶんアタシ自身がはた目から見ても「アンタ、ヤな笑顔〜!」って言わずにはいられないような満面の笑みなはず。ほら、「表面だけは優しさ満点」って感じの笑顔ってあるでしょ。
しかも卓の下では脚を伸ばして、つま先でオトコの子ちゃんの股間にイタズラしてるし。そこでオトコの子ちゃんが「え!?」とか言って身をよじらせても「だぁめ。もっとちゃんと聞かせて」と、お話を続けることを強要するオンナ。2分も経たないうちに、オトコの子ちゃんのチンコがパンパン(素敵な響き・・・。憧れる)に膨れ上がるのも可愛くて! そう、この一連の流れが、アタシの『おかわりコール』以後の最大の喜びよ! っていうか、ほとんど羞恥プレイなんですけど、これって。
で、一通りのお話が終わった後で、「でも、××クン、ホントにアタシともう1度したいの? ホントはオンナの子と、すごく気持ちいいことしたいんでしょ?」って聞くの。「そうかもしれないけど、○○さんは特別なんだ」と言われると、さすがに心もぐらつくけど、でもねぇ、自分が味わった快楽の大きさにオトコの子ちゃんが目くらましされてることくらい、アタシにだって分かるわよ。だから、「でも、ホントに好きになる性別の子としたほうが、同じことしても気持ちよさが2倍にも3倍にもなるわよ。だから、これから会うオンナの子ちゃんと、そういう関係が築けるように努力なさいね」と言って、御座敷でキスして、後は何もせずに帰っちゃうの。
誰よりも自分が独占されたくないせいか、相手に対する独占欲も希薄なオンナだから、これがアタシにとって一番スマートでしっくりくるのよね。ほら、キャッチ・アンド・リリースってスポーツフィッシングの基本でしょ。やだ、アタシったら地球に優しいオンナ。こういうのをエコロジカル・フェミニストって言うんだわ!(鉄板で大間違い)
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