2000/9/12〜2001/6/1
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VOL.12 ●ダイクな夜
50年前の今日、私は生まれました。
五月晴れとは今日のような日を言ったものです。
自然にからだの奥から喜びが沸き上がってくる。
この木々の緑と太陽。それにしても緑が眼にしみる。

夜、新宿二丁目のブルーオイスターに出かけた。ダイクの中に身を置きたかったから。
そして踊まくりたかったから。
ハイテンポでリズムが刻まれればもうこっちのもの。
からだが重さをふきとばしていく。
細胞が目覚め、水を得た魚になる。
動きたいように、スパーク。
オットト、水槽が狭いよー。
でも、皮膚感覚は心地いい。だって、ダイクのそれだもの。

一時間踊って、ライム入ボトルビアを飲みほす。
全然へっちゃら、息など切れない
ふと、ソファにすわりながらながめると
良く見る顔、顔だけ。
しかも、ガゼン在日外国人が多い。
どうして。
楽しいからいい。でも、日本人のダイクはどこにいるの。
さびしい。でもわたしだって、年に1回ぐらいしか、来ないもの。

友人が言った。ダイクにも芸が必要だと。
歌を歌うか、セクシーダンスぐらいしかないの。
だから、エンターテイメントな芸を作ろうよ。アートじゃなくて。
ダイクなカルチャー。
確かにそう。
演劇団、パフォーマンスアート、ビデオアートがほんの少ししかない。
生真面目なものしかまだ育っていない。
共感覚をもっと考えたほうがいい

笑いを含むもの、でないと、
動きだしてるセクシズム、ホモフォビアの右傾権力にやられちゃう。
笑いとは破裂する息だから。
トリックスターの力を真似て、混沌を作り出そう。
クイアな笑い。

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