ウンコ57本目「リアル男子とフェイク男子とマイ女子」

akukun57.jpg以前予告した通り、今回は、東池袋の乙女ロードに続々オープンしている、女性向けコスプレカフェのレポートです!! まず伺ったのは、最近頻繁にマスコミで取り上げられている執事喫茶。店名隠したところでバレバレですが、一応伏せておきます。こちらには、某女性誌の取材で「帰宅」してまいりました! いやあ、このコラムであれこれ書いていたかいがあったってものだ。その時のルポマンガが載った雑誌はもうとっくに店頭に並んでないので、ここで詳しいレポートをしても差し支えないであろうと勝手に判断。内容が、その時のものと多少重複しておりますが、お許しください。

ウエイターは男性で、彼らはお屋敷で働く執事(またはフットマン)という設定。全員燕尾服を着てサービスしてくれます。コスプレカフェにつきものの「呼びかけ」は、予約時に「奥様」「お嬢様」「旦那様」「おぼっちゃま」の4つからチョイス可能。「ご帰宅感」を演出するために、カフェに入るときは呼び鈴を鳴らし、執事のお出迎えを待つ。内装も、男子向けメイドカフェのしょぼさに比べたら雲泥の差。偽物の暖炉や、本物の振り子時計が置かれており、なんとなく?英国のお屋敷風。内装の凝り方で言うと、メイドカフェ<執事喫茶<椿屋珈琲店て感じか(予算の差ですな)。店内はあまり広くないものの、テーブルの間隔はゆったりめ。この時はプレオープンだったので、メニューの数は限られていたのだけど、普段は「アフタヌーンティー」などもあるとか。銀食器3段重ねの、アレだ。メイドカフェのまずい飯やケーキに辟易していたのでこのこだわりは嬉しい。

あたしには「執事ファンタジー」ってないのだが、結構楽しめました。ホストクラブと違って、男子がみんな、低姿勢でね。まだ慣れていないせいもあって、ぎこちなかったりもしたけど、粗相をするたび、「失礼いたしました」って言ってくれるし。ただ、若い女子しかいないメイドカフェと違って、「執事喫茶」という設定上、やや年配の執事さんもいた。まあ、オヤジ好きって確かにいるから、これでいいのかもしれないけどさあ。でも、あたしのお気に入りは18歳のフットマンです。名前を覚えたら、呼び捨ててもいいそうな。

さて、お次はプライベートで別の店へ。こちらは、女性の店員が男装してサービスしてくれるカフェバー。お酒のメニューも豊富で、ギャルソン(店員のこと)のオリジナルカクテルなどもあるらしい。特に店の設定はないみたいだけど、ビジュアル系好き女子を意識している模様。店内の液晶テレビで、Gackt監督、Hyde主演の映画流してたし(タイトル忘れたごめん)。この店には、テーブル席とカウンター席があり、カウンターの場合は席料500円をとられるけれど、ギャルソンたちとおしゃべりができる。もちろんあたしらはカウンター席へ。店内はほぼ満席。面積は執事喫茶とそう変わらないと思うのだが、客はぎゅうぎゅう詰めに入れられている。カウンター席も隣の人と肩がぶつかりそうでいまいちくつろげない。

で、あたしたちの担当だったギャルソンですが…なんか、ホストみたいだった。一人称「俺」だし、「タメグチ」だし。他のギャルソンとはお話ししてないので、いろんなキャラがいるのかもしれんが。明朗会計で、しかも「男装」だから、ホストクラブよりも安心で気軽なんだろうけど…、ごめん、これならあたしは執事喫茶に軍配を上げます。好みの問題なのかもしれないけどね。制限時間の60分を待たずに我々は会計をすませてしまった。注文したのはカクテル一杯だけ。ギャルソンに「オメーラ帰るのはえーな!!」と言われながらそそくさと店を後にした。「男」って、FtMじゃなくても、簡単になりきれるものなのだなあ。同行者は、「う〜ん、あたしは(へテロだけど)かわいいカッコしたメイドさんの方がなぜか萌えますね〜」とのこと。

一方、メイドカフェ行ったり、自分でメイドになってみたり、いろいろやりつくしたあたしは…。「自分で、かわいい女の子の絵を描いている時」が、一番萌えるようです…。二次コンでナルシスト??うひー。というのは、こないだ、青年誌で結構ベタな男性向け女の子キャラを描いたんですが、スケジュール的にはかなりきつかったにもかかわらず、すごい、楽しかったんですわ。そのキャラクターの性格は「正統派萌えキャラ」でないとはいえ(ロリバカ女はやっぱり描けない)、絵的にはもう、フリルとか、パンツとか、乳の谷間とか、ふんだんに盛り込んでみたらもうこれが楽しくて。あたしは絵を描いてさえいれば楽しいには楽しいのだが、たとえば、柴門ふみ先生に原作を書いていただいた「北池袋かすみ荘」(6月単行本発売予定?・)の場合、正直、ペン入れ時の快感度は今回より低かった。それどころか、「美少年キャラ」であるヒデキくんがうまく美少年に描けず、苦しかった。ケータイサイトで連載している「女には向かないオンナ」は、机に向かえば物語は容易に浮かんでくるが、絵の方は物語のために描くという感じだ。今回、好きなだけ「かわいい女の子キャラ」を描いてみて、ああそうか、あたしの「マンガの神様」は、手塚治虫ではなく、高橋留美子だったのだ!!と、再確認させられたよ。あたしが読者の立場で選ぶベストワンは、インテリ向けのアートなマンガとか、こじゃれた少女マンガじゃなく、未だに「うる星やつら」だったんだ!(気づくの遅いよ…とはいえ「犬夜叉」は2巻で挫折したんだけどさ…) 

あたしの描いた「萌え?」マンガは、5月6日発売のヤングジャンプ増刊漫革に載ってます。よかったらコンビニで立ち読みでもしてください。ご意見ご感想、文句などがある場合は、LPCでもいいけど、できれば編集部宛によろしく。


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[2006/06/12]
ウンコ 最終回
[2006/05/06]
ウンコ57本目「リアル男子とフェイク男子とマイ女子」
[2006/04/19]
ウンコ56本目 今週はマンガだけだよ。
[2006/04/04]
ウンコ55本目 新・爆食女王誕生戦!
[2006/03/23]
ウンコ54本目 コーちゃん
[2006/03/09]
ウンコ53本目 サカイ、美少年に口説かれる??
[2006/02/22]
ウンコ53本目 サカイ、美少年に逆ギレされる。
[2006/02/08]
ウンコ52本目 メイド体験
[2006/02/02]
ウンコ51本目 二人の教祖様
[2006/02/02]
ウンコ51本目 二人の教祖様
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