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FEMINISM IS ABOUT FAIRNESS THE FEMINIST ROYAL – MODERN CINDERELLA メーガン・マークル 掟破りのプリンセスは、最強フェミニスト PART 1

朝美2020.04.07

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ローカリッシュなカリフォニャ〜ガ〜ルが大好きなものといえば、ヨガ、ピラティス、ビーチ、自然、グリーンジュース、オーガニックとサンサンと降り注ぐ太陽。そして、ア・ボ・カ・ド〜♫

生まれも育ちもL.A.育ち。典型的なカリフォルニア〜ンガ〜ル、本名レイチェル・メーガン・マークルが大好きなものでもある。

今や誰もが知ることとなったメーガン・マークルは、1981年、ソーシャルワーカー+ヨガインストラクターの母親と人気TVドラマの照明デレクターとして働く父親のもとに生まれ育った生粋のカリフォルニャ〜ガールだ。

メーガンが2歳の時、両親は離婚。その後は、母親と父親の間を行き来し、たびたび、父親が働く番組のセットに顔を出していたという。それが後に女優へのきっかけとなったとも言われているけれど、当時、メーガンが目指したものは、外交官。ポリティクス(政治)に興味があったというメーガンは、大学でインターナショナルリレーション(国際関係)とシアター(演劇)をダブル専攻し、一年間、ブエノスアイレスのアメリカ大使館でインターンシップをしている。

21歳でアメリカに帰国したメーガンは、心機一転。目指したのは、ハリウッドの女優道。しかし、黒人の母親と白人の父親の間に生まれたアフリカ系アメリカンであるメーガンは、黒人役を演じるには黒人らしさが足りず、白人役を演じるには白人らしさが足りないと言われ続けてきたという。下積み時代から30以上の役をこなし、人気ドラマSUITSのレイチェル役がまわってきたのは、2011年のこと(本名と同名の役がまわってきたのは、偶然)。

7年越しの付き合いを経て結婚したトレバーとは、遠距離結婚が理由で2年後に離婚したが、女優道も波に乗り、キャリアも順調。オフキャメラでは、WORLD VISIONのグローバルアンバサダー、MYNA MAHILA FOUNDATION の支援活動、ONE YOUNG WORLDカウンセラー、UN ウーマン、ジェンダーイコリティーなどの女性の地位向上のためのチャリティー活動に精をだしていた。

ワールドワイドなフェイマス・バチェラーのハリー王子とブラインドデートで出会ったのは、2016年の夏。ロイヤルウェディングの鐘を鳴らし、メーガン・マークルがメーガン妃となったのは、2018年5月19日のことだ。

しか〜し、そんなメーガン妃を待ち受けていたのは、メーガン妃を真っ向から叩き付けるメディアの攻撃。

そこには、長年、ロイヤルファミリーに従事していたスタッフの退職。キャサリン妃泣かせのメーガン妃。フログモア・コテージの改装やベイビーシャワーに莫大な費用をかけ、環境保護を訴えながらプライベートジェット機で移動する偽善者。メディア批判やメディア訴訟。やりたい放題のメーガン妃。難しい女性メーガン妃。雑誌やタブロイド誌は、メーガン妃を総攻撃。ゴシップネタとネガティブ批評が悶々と書かれ、行く先々で撮られたメーガン妃の姿が映し出される。

これまで、ロイヤルファミリー話題には、全く興味のなかったワタシだけど、メーガン妃叩きのニュースがあまりにも非情で一方通行であるのに、腹が立ってきてしまった。

未成年少女らの人身売買で罪に問われている故ジェフリー・エプスタインと繋がりがあったとされるアンドルー王子の報道は、いったい、どこに消えた?! まわりはこぞって、メーガン妃叩きに勢を出しているではないか?! なぜ、そこまで叩きまくるのか?

まったく、LEAVE HER ALOOOOOONE!! (ほっといたれ〜!)だ。

自身の肌の色。アイデンティティ、女性であること、フェミニストであることを誇りに思っているというメーガン妃。自身のハリウッドでの経験からも、 #TIMES UP,  #ME TOO ムーブメントを全面的にサポートする姿勢でいる。ときには、謙虚な物腰で、ときにはパッショネートに力強いトーンでアウトスポークンに女性の地位の向上、女性たちがおかれている現状を語るメーガン妃は、自信に満ちあふれ、パブリックスピーキングの才能もピカイチではないか。

そんなメーガン妃は、ロイヤルらしくない。英国人らしい振る舞いができていないなどと何かと“らしくなさ”を突きつけられているけれど、考えてもみてよ。

誰だって、自国を離れ、他国に渡り、その国の文化や習慣に慣れるまで時間がかかるもの。溶け込む努力はしていても、知らないこと、わからないことだらけで、カルチャー間のギャップに日々、悩まされる。ときには、赤っ恥をかき、打ちのめされて、失敗して落ち込んだりすることなんて、腐るほどある。偏見な目で見られても、差別的な表現を浴びせられても、自身のアイデンティティに誇りをもち、そこで得た学びを次へのステップ台として成長しているのだ。

それが、住む世界が違いすぎる英国のロイヤルファミリーと結婚となったら、そりゃ、覚悟以上の覚悟が必要になるだろう。ワタシたちには、想像すらつかないほどの酷な試練があったはず。でも、それでも、覚悟を決めて、愛するハリー王子のもとへと飛び込んだメーガン・・・。

そら、打たれるはずだ。

何て起って、東海岸と西海岸の間でも結構な温度差のあるアメリカ。それが、アメリカ(南カリフォルニア)からイギリスへ。ハリウッドから王室へ〜?! 生まれも育ちもロサンゼルス。典型的なサウザ〜ンカリフォルニャ〜ガ〜ルが、ロイヤル道をどう乗り切れる?! カリフォルニャ〜マインドセットを英国王室はどう受け止める?! と、そんなコトが気になってしまった。

そもそも、これまでのメーガンの活動を見ても、トラディッショナルからは遥かに遠い。11歳でフェミ力を発揮し、“らしくない”と言われ続けながらも、屈することなく、自身のアイデンティティを確立してきたフェミ女子だ。王室とは、まったく、異なる生い立ちをもつメーガンが王室の人間として、“らしくあるために”、“らしくなるために”相当な試練を強いられ、我慢してきたことは間違いない。

2019年10月、イギリスのドキュメンタリー番組 “Harry & Meghan An African Journey”  で、心の内を語るメーガン妃。そこに映し出されるメーガン妃は、登壇で見せるメーガン妃とは別人で、痛々しく見えてしまった。

世界中から愛されるプリンセスのはずが、嫌われものプリンセスとなってしまったメーガンだけど、ワタシは、初のロイヤルフェミニストの誕生を祝し、応援せずにはいられないのだ。

後編に続きます。

HUGS♡

KEEP SMILINGJ

All Meghan Markle Suits bloopers (gag reels) seasons 1-7

メーガン出演のドラマSUITSでのNG集

笑えます。

ウィリアム王子、キャサリン妃、ヘンリー王子、メーガン妃、ファブ4の4人が語るチャリティーの定義

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朝美

朝美(ともみ)

米国大学在学中にダンサーに。NY拠点にダンサーとして活動後、多種多様な業界を渡り歩いた元・3ヶ月坊主のジョブホッパー。米フォーチュン500企業の最も働きやすい企業に籍を置いたのち、アメリカが選ぶ最高の雇用者のトップに君臨する米大手企業に㊗現職!ライター、ライフスタイルリサーチャー、ブランドアンバサダーとしても活躍。ランニング、ヨガ、ダンスとネコと自由を謳歌する自由人。https://morningbeauty917.wixsite.com/mysite

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