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 だいぶ暖かくなってきたので行動が活発になり、新しいバイブ選びにも本腰が入るようになってきました。みなさんも快適で楽しいトーイライフを送っておりますでしょうか。

 先月&先々月に引き続きまして、”JeJoue”発、膣トレボール”AMI”シリーズのコラム第三弾になります!

 さっそく本日の主役、”AMI3”をご紹介しましょう。
 同じ雪だるま型とはいえど、ami2とだいぶ様子が違います。内蔵されているボールの数が一つになり、サイズがかなりスリムになりました。それなのに重量は20グラム以上も増えたため(AMI2が78gなのに対してAMI3は106g!)、持ち上げるのが大変そうです。

 手で持ち上げると、ずっしりとした質量を感じます。振ってみても、今まであったような金属ボールのコロコロ転がる軽快な音が殆どしません。
「遊びは終わりだ…!」と言わんばかりの佇まいに思わず息を呑みます…。心も膣もきゅっと引き締まるような思いです。

 初心者がいきなりこのAMI3を使っても、おそらく、するりと外に出て来てしまうのではないでしょうか…。今まで使ってきたまんまるのAMI1と大きな雪だるまのAMI2は、ここにたどり着くためのステップだったのだと思うと、感慨深いです。

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 実際、今までのAMIと比べて細身なため着脱はとてもラクです。
 己のPC筋のみを使って、ボールというよりもバーベルを持ち上げているようなアスリート気分。膣で”つかむ”と”引き上げる”の両方の動きをマスターしていないと難しいです。それでも油断しているとたまに下のほうへ落ちてきそうになるので、その都度おなかに力を入 れてぐっ…と上に引き上げるのですが、この運動の繰り返しが、かなり効きます。
 なので、慣れるまではボールを入れる時間を20~30分ほどに抑え、慣れてきたら徐々に伸ばしていきました。重いボールを落とさないように支え続ける、これまでにはない緊張感が新鮮です。

 AMIのコラムも佳境に差し掛かってきましたので、付属の説明書に掲載されている「ちょっと上級エクササイズ」に挑戦してみることにしました。

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 要するに、”AMIを使った綱引き運動”なのですが、、、これが想像以上にきっっついです…!10回1セット、とのことですが、この1セットだけで腹筋の辺りが引きつります。
 しかし、きついといっても5分程 度なので、一応毎日お風呂に入る前にこのエクササイズを続けてみると…確かに鍛えられているのか、体が動きに慣れたのか、日を追うごとにラクになってきました。そして3週間目あたりで腹筋がうっすらつきました(笑)

 こんなことをしてみつつ・・・。
 トレーニング3ヶ月目で新たに実感できた効果は色々ありました。
私の個人的な感想なのですが、まず、毎月鎮痛剤を飲んでも酷かった生理痛が、まったくありませんでした。実は先月も大分軽かったのですが、どうも鍛えられたPC筋が天然のガードルとなって、骨盤の歪みを自然に矯正してくれるという仕組みで生理痛が軽くなったようなのです。
鎮痛剤なしで乗り切れたのは何年ぶりだろうか…本当に清々しい気分でした 。痛みがないだけで、今が生理中だということさえ忘れてしまいます。
 医者に診てもらったり、漢方薬を飲んだり食生活を改善してもなかなか良くならなかったのは骨盤の歪みに原因があったからだったのか…と体感しました。

 他にも、腹筋が鍛えられたお陰か排便がめちゃくちゃスムーズになりました。トイレにこもる時間が短縮されて嬉しいです。これは思わぬ利益でした。

 当初の目的である”膣の感度”は1ヶ月目から順調にメキメキ上がり続けておりまして、そしてこれも超個人的な感想ですが、念願だった中イキ成功率も上がったり、濡れやすくなったりしました。先月は「なんとなく濡れやすいな~体調のせいかな~?」なんて思っていましたが、偶然ではなく、これもPC筋を鍛え たことによる効果だったようです。長時間遊んでいても全く乾く気配がないため、ローションの減りが目に見えてガクンと落ちました。
 大きな快感に包まれる喜びにむせび泣くかのように、奥から奥からこんこんと溢れてくるので、途中で継ぎ足す必要がなくなったのです。
 ケーゲルエクササイズは膣の乾きによる性交痛や不感症などに悩む方々にとっての救世主となるかもしれませんね。

 思い返せば沢山のメリットがありました…膣の持つポテンシャルって本当に凄いです。自分の体のことなのに、未知のことだらけで何度も衝撃を受けました。こうして自分の体としっかり向き合うきっかけをくれたAMIに、心から感謝しています。

 デメリットは…特に思 いつきませんでしたが、以前ここに書いたように衛生面に気を使わないと細菌感染系のトラブルが起こる危険があるため、そこだけ注意したほうが良いと思います。使用前と使用後は水と石鹸でざぶざぶ丸洗いして、もしも手元にトイクリーナーがあれば2~3プッシュした後、乾拭き。(濡れっぱなしだと雑菌が繁殖します)。
 クリーナーががなくても、雑菌が気になるときはまるごと煮沸消毒ができます。

 ものぐさな私ですが、なんとか3ヶ月トレーニングを続けることができました。やっぱり最初は億劫になることもありましたが、顔を洗ったり歯を磨くように、毎日のルーチンの中にさりげなく組み込めるようになってから面倒臭さを感じることがなくなり ました。扱いにも慣れて、今では着脱にかかる時間も1~2分で済んでおり、これといった負担がないです。日々、少しずつ変化してゆく自分の体を見届けるのが楽しみ!というのもモチベーションとしては大きいです。
 某ストリッパーさんの言葉ですが、まさに「膣圧は鍛えれば鍛えるほど応えてくれる」を感じています。このままトレーニングを続ければ私もいつか膣でバナナを切ったり鉛筆を折ったり、一切ストロークをすることなく相手を射精に導いたり…することができるようになるのかな…?折角続いているので、やれるところまでやってみたいです。

 それに、AMIは手に取るたびに、その深く美しい色と心地よい手触りを感じて気分があがるため、心の癒しにもなってい ます。妥協して買った製品はすぐ手に取るのが億劫になっていつのまにかタンスの肥やしです(※実体験)

 AMIのボールが3種類もセットになっているのは、初心者から上級者まで、トレーニングの段階を無理なくスムーズに進めてゆくための工夫の結晶でした。膣トレーニングはぜひ沢山の方に、知っているようで知らない自分の体の秘密を少しずつ紐解きながら、気軽に取り組んでみてもらえたらなと思います。今日よりもっと良い明日が来ることを願っています。

 part3まで続いたAMIのコラムもこれにて幕を下ろします。お読みいただきありがとうございました…!これからトレーニングを始めたいと思っているみなさ まにとって、少しでも参考になれば嬉しいです。

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はらしお・せいら

はらしお・せいら(はらしお・せいら)

見習いおもちゃソムリエ/アソビニスト
幼い頃、川辺の隅っこで拾ったエロ雑誌や、親の隠し持っているエロ漫画に、好奇心が旺盛すぎたのもありますが、それらが”隠されている”ことに何か根源的なものをうっすらと感じ、興味を掻きたててしまいました。
バイト開始&成人をきっかけに念願であった”大人のおもちゃデビュー”を果たしたものの、その世界に広がるのは想像を遥かに絶する驚異のワンダーランド。
ディルドを筆頭とした沢山のトイを実際に体験することにより炙り出された自分の心や体や無意識の原始的な欲求と向き合わされるうちに段々とトイの持つ不思議な魅力と奥深さの虜に。世の中に存在するあらゆるおもちゃを通して、その有用性やあり方について常に模索を続けています。
ディルドを中心に、巷に存在するあらゆるトイを集めだして早数年…。
いつしかラブピと出会うことがきっかけで、今まで自分が持っていたおもちゃに対する価値観が大きく覆されました。
この先おもちゃはどう変わっていくんだろう?おもちゃは私たちに何をもたらしてくれるんだろう?私たちは自分の体とどう向き合っていくんだろう?
これからも色んな人たちと関わりながら一緒に考え続けたいと思います。 

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