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SEX POSITIVE EDUCATION 101 マスターベーションで、イってみよ~っ♪

朝美2016.07.01

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 HELLO WORLD~♪

 ラブピの皆さま、マスターベーション楽しんでおりますか~?
 2ヶ月前、こちらの5月は、ナショナル・マスターベーションの月だとお伝えしたところ、もっと知りたいという要望を受けたので、今月は、マスターベーション話のつづきとまいりたいと思います。

 今年で21周年を迎えたナショナルマスターべションの月は、カリフォル二ア州サンフランシスコを拠点とし、西海岸と東海岸に数店舗のお店を展開しているアメリカのセックストーイの老舗、グッドバイブレーション(当社は、1977年誕生)が啓蒙活動の一環として、1995年の5月にナショナル・マスタベーションの月と称したのが始まりです。
 同店は、トーイの販売のみならず、セックシャルエデュケーションにも力をいれており、セックス・ポジティブ思想の第一人者でもあります。

 マスタベーションの月の発足のきっかけとなったのは、エイズ撲滅運動にも精力的な活動をしていたアメリカ初のアフリカンアメリカン公衆衛生局長官のドクター・ジョゼリン・エルダー氏が1994年に開催された国連ワールドエイズデイカンファレンスに出席した際に受けた質問に
 「マスターベーションは、ヒューマンセクシャリティーの一環として認識されるべきです。セクシャル・エデュケーションを提供する場を設け、それぞれの教育機関でも学ぶ必要性があると考えます」とコメントし、全米から猛反発を受けてしまいました。

 以前から、エルダー氏の視点と意見は、度々、疑問視される事もあり、特に保守派からは、厳しい批判の声上がっていたエルダー氏ではあったのですが、このコメントをした後、批判の声はさらに強まり、その一週間後、エイズ教育と予防の支援に好意的な意見をもっていたはずの前クリントン大統領に退任を命じられてしまいます。
 この政府の対応に抗議をするべく、翌年、セックス・ポジティブ教育を訴えるめにナショナル・マスタベーションの月が発足され、現在は、インターナショナル・マスタベーションの月としてグローバルな広がりを見せています。

 これは、余談になりますが、1998年、アメリカのポリティカルセックススキャンダルといわれたクリントン前大統領と当時、ホワイトハウスの実習生であったモニカ・ルインスキーさんとの不倫スキャンダルでは、マスタベーションをするモニカさんとそれを見ながら、マスタベーションをするクリントン前大統領のニュースが大きく報じられました。そのクリントン前大統領に退任を命じられるとは、何とも皮肉な話だともいわれています。

 このインターナショナル・マスタベーションの月を称して、アメリカ、モントリオール、ロンドン、コペンハーゲンでは、マスタベーション・ソンというチャリティーイベントが開催されています。
 同チャリティーイベントは、マスターベーションの時間(タイム)を競いあうもので、世界最高記録は、男性が8時間半、女性は、6時間15分!この手、指、この腕勝負(?!)なセルフ・ラブの術なるものを競いあうセルフ・ラブ・コンペテションとなっています。
 イベントの収益金は、HIV予防、性的暴行やドメスティックバイオレンスの被害者女性を支援するウーマン・シェルター、その他の女性支援団体、セクシャル・マイノリティー支援団体やそれらの情報機関などに寄付しています。

 マスターベーションのキーワードは、“安全”“健康”“自由”。

 人として自然な行為。楽しい行為。セルフ・アウエアネス(自身への気づきの行為)であり、ココロとカラダをリスペクトしながら、自身のセクシャリティーを再認識させるフィジカル・ウエルネスであると定義しています。

 マスタベーションなんて、とんでもないっ!と、タブー視されていた遠い昔、男性の自慰行為について語られた説によるとマスターベーション(オナニズム)は、不潔極まりない行為、罪深き行為であり、身体に危険を及ぼし、自分自身を傷つける行為だといわれていたといいます(女性の自慰行為については語られる事すらなかったようです)。
 また、ダイバシティー感のあるアメリカではありますが、現在でも、宗教や文化によって、マスターベーションとは、自己中心的な行為。恥ずかしい行為。罪深き行為であると見なされる場合もあるので、マスターベーションという言葉と行為に対して不快に思う人もおり、保守的な思想には、マスターベーションは、自身への虐待行為(SELF-ABUSE)であるともいわれています。

 ちなみに、キリスト教徒の家庭で育った相棒くんの少年時代は(今はSECULAR/セキュラー。どの宗教にも属しておりませんが)、マスタベーションをしてしまった日にゃ、罪深き行為をしてしまったという有罪感と不安と恐怖感に包み込まれ、いつか地獄に落ちる日がやってくると思っていたそうであります。
 また、オンナは、マスタベーションはしない、必要ないと信じる母親、マスタベーションをするオンナはオトコだと言い切る父親などもいるようで、マスタベーションには、ネガティブなイメージがついてまわるようです。

 インディアナ大学のセクシャルヘルス行動学(SEXUAL HEALTH AND BEHAIVOR)のリサーチによると、成人したアメリカ人の半数以上は、週に1回~4回ほどのマスターベーションをしていると報告しています。
 その他の調査機関でも、半数以上がトーイを使用しており、18歳未満の男子の80%、女子の59%がマスタベーションを経験。60~69歳までの女性の30%がマスターベーションをしていると答えています。

 イギリスでは、性病予防、ティーンの望まない妊娠の妨げと健康管理のためにティーンエンジャーに一日一回のマスタベーションを薦める動きもあリ、ロンドンナー(ロンドンっ子)を賑わしているトーイ会社、ホットオクトプスがニューヨークに設置したポップアップ・マスタベーション・ブースが話題にもなりました。

 多忙でストレスフルな毎日を送るニューヨークのオトコたちの39%は勤務時間内にマスタベーションをしていると回答しているそうで、その要望にお答えして(?)マスタベーションブースを設置。同社では、マスタベーションを“SELF SOOTHE”(自身への癒し)と呼んでおり、”RELIEVE STRESS”、ストレスを解消するリラクゼーションの場として設置して、一日、100人ほどがブースに訪れたといいます。
 同社は、決して公共でのマスタベーションを勧めるものではなく、仕事中のストレスを軽減する場所を提供するためと話しており「多忙なニューヨークのオトコたちに必要なのは、プライベートの場とハイスピード・インターネット」とコメント。今後は、ロンドンを初め、アメリカの都市部への進出計画も図っているようですが、既にレイディーズからは、「それって、オトコだけなわけ?」といった声も聞こえているので、はてまた、この先、どうなるコトやら?!

 ちなみに、イギリスでもアメリカでも、路上で自身の股間部分を触るなどの自慰的行為をすると、刑務所行きとなるのでご注意ください。ワタシと相棒くんがニッポンに行った時、路上で股間部分を触れてニンマリしているオトコを見たり、後をつけられたコトもあったので、この街は、一体、ど~なってんだ?!とビックリしてしまいましたよ。

 マスターベーションは、ココロとカラダのセルフケアーという考えが高まってきているので、各教育機関や意識の高いアダルトトーイショップなどでは、専門化によるレクチャーやセミナー、ワークショップの開催なども行っていますが、まだまだ、アメリカでのセクシャルヘルス・エデュケーションの浸透は薄く、セクシャル教育の見直しが必要とされています。
 自分のカラダへの配慮を怠ることなく、ココロとカラダが発する声に耳を傾け、自分とのコミュニケーションを高めることで、より深き、より広き、より熱きソロ・セックスを楽しみたいものです。

 まずは、自分を開放して、自分で自分を愛してあげましょう~♪
 LOVE YOURSELF

 今月も、カリフォルニアから朝吠え聞いて頂き、ありがとうございました!

 今日も、素敵な一日をお過ごしください。
 BE KIND TO ONE ANOTHER

 GRATITUDE 感謝
 KEEP SMILING ☺

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朝美(ともみ)

様々な業界を渡り働くジョブホッパー。米・最も働きたい企業にランクインするフォーチュン500企業に籍を置き、ライター、ライフスタイルリサーチャーとしても活躍。ランニング、ヨガ、ダンスとネコと自由を謳歌する自由人。NY発の女性による女性のための女性のFAST COMPANY が主導するwoman of sextechのチームメンバー:https://www.womenofsextech.com/tomomi-shirai

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