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~POWER OF THE “V” A WOMAN AROUND THE WORLD~ CO-Founder B-wom ESTRELLA JARAMILLO 〜ヴァギナの力〜 スペイン発フェミテク・スタートアップB-womに聞くオンナのテック

朝美2018.09.18

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FEMTECH フェミテックが、かなり盛り上がっている。

フェミテックとは、女性の健康と性。Well-Being(ウエルビーング)をサポートし、イノベーションを起こす女性たちによる起業。FEMININE CARE TECHNOLOGY /フェミニンケアー・テクノロジーと呼ばれるスタートアップである。

フェミテックのカテゴリーには、
妊活アプリ、生理管理アプリ。バースコントロール(避妊)アプリ、ベイビーのアクティビティをトラッキングするベイビートラッカーやナーシングケアーアプリ。その他、女性の健康やセクシャルウエルネスをサポートするためのプロダクツがフェミテックと呼ばれている。
例えば、ラブピではすでにおなじみとなっているフェミテック起業unbound社のSQUISHバイブレーター。コロンビア大卒の心理学博士のアレックスさんとMIT卒のエンジニア、ジャネットさんによるDAME 社のEva とFinなどもフェミテックに含まれる。

また、前回、お話をさせて頂いた女性による女性のためのセックス&テクノロジー/ Woman of sextech では、女性起業家らがフューチャーオブセックスハッカソンを開催し、全米にフェミテック・ムーブメントを巻き起こしているオンナたちの集団でもある。

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写真提供 woman of sextech
全米にフェミテックムーブメントを繰り広げるWoman of Sextech


そこで、今回は、女性のセクシャルウエルネスとヘルスケアーのアプリ開発をしているスペイン発のB-wom社に大接近。同社のco-founder兼ビジネスディペロップメント部署のヘッドチーフとして活躍するエステラさんにお話を伺った。

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B-wom社をリードするESTRELLA JARAMILLO さん


B-wom社は、2015年、夏にスペインで誕生したフェミテック・スタートアップ。2016年、北米に進出し、現在は、ニューヨークを拠点にロサンゼルス、サンフランシスコで展開を図るフェミテック起業である。

B-wom の名前の由来は、”BE WOMAN ”。それぞれのライフステージに起こる心身の変化の中で、女性たちたちが自分らしく、ありのままの自分を楽しみ自信をもって過ごせるようにとの願いを込めてつけた言葉だという。

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話題のフェミテックアプリ b-wom App


同社が開発するb-wom Appでは、女性の性やセックスライフをサポートするプログラムが搭載。プログラムには、性欲欠如、性交痛の暖和。オーガズムを感じやすくするためのカラダつくりなど女性たちのセクシャルヘルスに焦点をあてたプログラムも充実。また、骨盤のケアーや尿漏れ、便秘の改善をするためのプログラムや妊娠準備、妊娠期、産後の心身の変化をサポートをするためのデジタルコーチングが搭載されている。

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女性の60%以上が性機能障害を経験しているという。


エステラさんは、マドリッド、バルセロナ、ベルリンに暮らし、通訳や翻訳などコミュニケーション分野でキャリアを積んだコミュニケーションの達人。様々な場所で仕事をする中で、女性と女性の性と健康、妊娠と出産、母と子の健康管理につい興味を抱きキャリアチェンジ。ソーシャルコンシャスビジネスを立ち上げるために起業家になる事を決意した。

同社の北アメリカの進出により、東海岸と西海岸でプレゼンテーションを行うエステラさんは、男性中心のベンチャー起業やコーポレート企業を前にして壇上二立ち、オーガズム、尿漏れ、便秘、妊娠、出産、産後のうつ病など話しにくい女性の健康と性についてオープンに語り、女性のヘルスケアーへの意識を高めるようにとうったえている。

「女性の性についての情報多すぎ、オープンにしすぎるのでは/TMI(too much information)といった声を聞く事も多くあります。女性からは、自分だけではなく、他の女性も同じようなヘルスイッシューやセクシャルエクスペリエンスを抱えている事を知り、自分1人ではないのだと安心したという声も聞く事も。また、妻の健康とセクシャルヘルスについて意識するようになったという男性もいますし、反応は人それぞれですね」とエステラさん。

では、スペインでの性事情はどうなのか?と尋ねてみると、

「以前よりは、確かにプログレスしたと思います。それでも、まだ、女性は、ココロの中に何をして欲しいのか?どうしたら感じられるのか?何を必要としているか?など、セクシャルデザイアーを言葉にできないでいるのは確か。また、性欲欠如や性やセックスに関するトピックには触れるない傾向にもあり、女の子はこうでないと。男の子はこうでなければいけないといった無意識的なバイアス思考に縛られている風潮はあります」。

セックスは、ふたりの関係をより深く、より愛しく奏でる行為の一つ。だからこそ、互いの意見とココロとカラダをリスペクトして、お互いが合意した形で健康的で平等、ジャッジメントフリーなセックスを楽しんで欲しい。真面目に性を語る事。性と向き合う事は、決して、恥ずかしい事ではなく、悪い事でもない。今までは、語らずにいたことが普通と見なされていたけれど、これからは違うとエステラさんは話す。

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性教育の普及と女性たちがジャッジフリーな場所で安心して、自身の健康とセクシャリティーに向き合い、語りあうことのできる環境を作りたい。セクシャルウエルネスの必要性と認知度を高めたいと話すエステラさん。

「難関にぶち当たり、頭を悩ます事も多いわよ。でも、これは、次の段階へ上がるための特効薬となるもの。飲み込むしかないの。変化に対応するには、常に学ぶ姿勢を崩さずにいる事が大切。これからも、大勢の人の前に立ち、“ヴァギナ”ワードを連発し、ヴァギナを語るわよ」とどこまでもポジティブでエナジックなエステラさん。

女性たちの声。女性たちの性。女性のヴァギナ。パワー・オブ・ザVの声を広げるためにもエステラさんは、今日も、東奔西走し壇上でヴァギナを語っている。

写真提供:CO-Founder B-wom ESTRELLA JARAMILLO

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朝美(ともみ)

様々な業界を渡り働くジョブホッパー。米・最も働きたい企業にランクインするフォーチュン500企業に籍を置き、ライター、ライフスタイルリサーチャーとしても活躍。ランニング、ヨガ、ダンスとネコと自由を謳歌する自由人。NY発の女性による女性のための女性のFAST COMPANY が主導するwoman of sextechのチームメンバー:https://www.womenofsextech.com/tomomi-shirai

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