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女性泌尿器科の先駆者・関口由紀先生インタビュー。北原みのりとの出会いから、働く女性の夫の選び方?まで。

関口由紀2014.11.05

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今月で、LOVE PIECE CLINIC は最終回です。
今回は、長年、女性のための医療を切り拓いてきたカリスマ開業医・関口由紀先生に、北原みのりとの出会い、なぜ女性泌尿器科医を目指したのか、夫の選び方(笑)等 インタビューさせて頂きました!

 

◇ラブピースクラブ北原みのりとの出会いは?
コンドームのJEXの社長が「面白い人がいる」って3人くらい、ピンク先生とか連れてきたのよ。その中の一人が北原みのりさん。で、食事に行って、その流れで「性の見本市に行こう」って盛り上がったわけ。

 

◇そもそも、JEXの社長とはどこで出会ったんですか(笑)?
何だろ、覚えていない……(笑)。
で、そのメンバーでベルリンの見本市に行ったんです。ドレスコードが下着(笑)とか、面白かったですね。
「先生、本当に来ると思わなかった」って北原さんに言われましたけど!
そこからのお付き合いですよ。

 

◇医師になりたかった理由は?
小さい時からなりたかったですね。母親は学校の先生になれって。父親は高卒で働けって言ってましたね(笑)。
手に職を付けたかったわけです、要は。
やっぱり、両親をみていると、昔の夫婦だから、父が強くては母が弱い。そういう夫婦関係に疑問を持って、やっぱり、手に職がないと、こうだよなって。
小さい時は、これはおかしいって思ってましたね。
お父さんが遊んでいてお母さんが働いてる、なんだ?おかしいって。自営業だったのでね。珍しいけれど「縄屋さん」だったんです。
まあ、大人になってから思うと、自営業ってそう見えちゃうんですよね。内勤と外勤の差、もあったと思うんですが。

 

◇ごきょうだいは?
女子だけのきょうだいで、妹いました。
そんなに頭がよかったわけじゃないんですけどね。よく女のお医者さんで多いのが、「成績が良いからみんなに医学部に行けって言われて」なった方。実際、沢山いるのよ。わたしは、医者になりたいから勉強したって感じ。

 

◇早く結婚しろよ、とかは無かったんですか?
それはうちの親は全く無かったね。あの時代では珍しい。不思議だよね。

 

◇医師の世界は男性中心社会だと聞きますが、医学部入学後、医師になってから、そのあたりはいかがでしたか?
医者の世界って狭いなとは思いました。開業するか、一般病院で部長になるか、大学に残って教授を目指すかしかないんだけど、3つのパターン。
男性は、そのどれかを選んでいくんだけど、私は何か、それってつまんないな、って思って、嫌でしたね。
結局、今は開業医になったんですけど、手術もしたいし、世界的な治療もしたいし、という感じで。
女性専門の泌尿器科医として世界最先端をやっていくためには、今は、一般病院や大学病院よりも、開業の方がやりやすいと思って開業を選びました。
ちなみに、大学病院の嫌なところって、仕事もないのに残業、遅くまでいるって価値観が根強い。

 

◇泌尿器科に行こうと思った切っ掛けは?
医者の世界で、女だったら眼科とか皮膚科に行けよとかあるんですよ。体力的に外科とかはきついだろうって。でも、その流れに乗るのは嫌だったんです。
でも、手術はしたかった。結果的に、その中で、女だからって言われないところを選んだっていうところはありますね。その中でのすき間狙いなんだよね。(笑)

女性泌尿器をやってるのは、他にやってる人がいないから。

 

◇女性のための泌尿器科医師が少ないという実感はありましたか?
女性泌尿器は、泌尿器科の中の一分野なんだけど、医師になって何年かして、女性医療っていう分野があるんだと気付いたんです。
そう、女性医療の中の女性泌尿器という見方があるんだなってわかったんです。これは、泌尿器科だけやっていると見えてこないものなんですが、色々な分野、婦人科とか内科とかの先生と交流していくうちに、この女性泌尿器分野を追求してみたいと思ったんですよね。
ちなみに、漢方歴は21年で女性泌尿器科歴は13年です。

 

◇すごく気になるんですが、関口先生の旦那さんはどんな方なんですか?出会いは?
普通のサラリーマンですよ。エンジニア系。出会いは、当時流行っていたネルトンパーティーですね。バブルの時代。
結婚したかったら、そういう所に行く。抵抗ないですよ。その時に出来ることをやっておく、っていうのには執着していたんです。単独行動、1人で行っていましたね。

つきあい始めてから向こうがすぐに転勤になって、遠距離だったからこそ続きましたね。
で、そのうち、子どもが出来たんです。でも、周囲の女性医師が結婚すると名前を変えて、また離婚すると名前を変える、それを見ていて、超面倒くさいので嫌だったので、「入籍しなくていいや」って彼に言ったんです。そうしたら、彼が「子どもが大変だからって」私の方の姓を選択してくれた。

 

◇いいですね(笑)。だいたい、相手のご両親がプレッシャーかけてきません?
相手のご両親無視!(笑)。
一生、平社員ですけどね。

 

◇そこも、女性が収入が高いと「どうせ俺は……」みたいになってきますからね?。
そこも全く問題ない人で(笑)。
「わたしが結婚したら仕事辞めていい?」って聞いたんですよ、その時も、「それだけは絶対に止めてくれって。俺一人の収入だけで暮らしていくなんてそんな不安なことは出来ない」って(笑)。

 

 
◇まともですね~すごい。でも、日本の男性ではかなり珍しいケースですよね。
 

そうそう。でも実は普通、そう思うよね。 そういう意味では、私に合っている、良い旦那なんです。 でも、子ども達が夫に似て、事なかれ主義なんですよね(笑)。 人生どうにかなるさ的なのね。人生の中で、絶対頑張らなきゃいけない時期ってあるから、そこはちょっと夫に似ないでくれよって(笑)。 ちなみにうち、外食主義。週1回は家で食べるよう努力してますが。

新婚の時、2年間一緒に暮らしただけで、あと、ずっと単身赴任。
でも、旦那は金、土、日は判で押したように帰ってくるからね。
でも、うちの親と同居だし大変じゃなかったですよー。

それでは、北原さん、ラブピースクラブの読者のみなさん、これからもどうぞよろしくお願いします。

 

 
関口先生、ありがとうございました!
先生のクリニック「女性医療クリニックLUNAグループ」http://www.luna-clinic.jp では、常に女性目線の、そして、最先端の医療が受けられます。体のお悩みがある方は、ぜひ、受診してみて下さい!

 

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関口由紀(せきぐち・ゆき)

医療法人LEADING GIRLS 女性医療クリニックLUNAグループ理事長、医学博士、経営学修士、

 泌尿器科専門医・指導医、漢方専門医・指導医、

 横浜市立大学大学院医学部泌尿器病態学客員教授。

日本の女性医療は、アメリカ・ヨーロッパはおろか、近隣の韓国や台湾と比べてみても現在とても遅れた状態なので、それを打破すべく、世界標準のレベルの高い女性医療の実践を追求しています。


 そして、女性の置かれている環境では、自由とセットなのは、孤独、協力とセットなのは忍耐でしたが、こんなのはイヤ。自由と協力のバランスをかぎりなく追及する自由な女性達が参加する、自助的(セルフヘルプ)なクリニックにしたいと思います。

趣味はパーソナルトレーナーについてのトレーニングと、時代もののドラマ鑑賞。韓流も時代ものが好き。

女性医療クリニックLUNAグループ http://www.luna-clinic.jp

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