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デング熱報道の裏には何が・・・妄想は膨らむばかり

深井恵2014.09.24

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約70年ぶりに国内感染が確認されたというデング熱報道。急に降ってわいたようなニュースには、疑ってかかる習慣が身についているのだが、なぜ、いまになってデング熱?
去年は誰も感染していなかったのか、場所は代々木と新宿と上野あたりの問題なのか? 疑問は次々わいてくる。この報道で、儲かったのは誰だろう?
代々木公園が最初に問題視されてから、感染者は全国かなりの広い範囲で見つかっている。「代々木公園だけの問題じゃないだろ」と、デング熱報道の第一報を聞いたときすぐ思ったのだが、案の定、多くの都道府県で報告があがった。なぜ第一報が代々木公園だったのか。集会をさせないため?と、まず疑った。

 

 

7月に新宿駅の地下通路を通って宿泊先のホテルに向かっていたとき、奇妙な注意書きが目にとまった。ちょっとした広場になりそうなくらい広い通路なのに、「立ち止まらないでください」と書いてあった。この広さで人が一人立ち止まったところで、誰にも何の迷惑もかからないだろうに、いったいなぜ、「立ち止まらないでください」などという注意書きがあるんだろう。妙なことを禁止するものだと、不思議に思い、その注意書きが記憶に残っていた。

 

 

8月、友人との学習会で、安保闘争期の白黒のドキュメンタリー映画を観た。映像の中で、人々は至る所に集い、議論し、機動隊や警察と衝突し、渡り合っていた。地下の広場も例外ではなかった。そのうち、新宿の「地下広場」という表示を「地下通路」という表示に付け替える場面の映像が流れた。機動隊や警察は地下に集まってきた人々に向かって「ここは、広場ではありません。通路です。立ち止まらないでください。歩いてください」と繰り返し拡声器を使って叫んでいた。集まった人々は、立ち止まることができずに、ぐるぐるとその「元広場」を歩き回っていた。

 

 

その映像を見て、7月の新宿での注意書きが頭をよぎった。「立ち止まらないでください」という注意書きは、最近の新しい注意書きではなく、安保闘争期の名残の注意書きだったということだ。集会をさせないための苦肉の策。ここは広場ではなく通路だから歩くな。「集会の自由」を奪うやり口だった。集団的自衛権をめぐるさまざまな法律を今後作ろうとしている勢力と、それに真っ向から反対しようとする勢力。集会の自由を奪われないように注視していく必要性を感じた夏だった。

 

 

加えて、仮定の話をしても仕方ないが、今回のデング熱騒ぎ、代々木に新宿、上野と対応が広がっていったあと、大して離れていない、皇居の堀の水はくみ上げられたのだろうか?
消毒はされたのか?
今回のデング熱の最初の感染者が皇居の周りを走っていて蚊に刺されたとなっていたら、そのことを報道するだろうか。別の場所を第一感染源にするのでは?
デング熱報道の直後から、虫除けスプレー等が飛ぶように売れたというから、虫除けスプレーの在庫処分のためだったのではないか?などと、想像は膨らむばかり。

 

 

最近の居住空間は、密閉性が高まり、蚊に刺される人も少なく、ゴキブリやハエ等の虫も台所からほとんどいなくなってきているような気がする。そこで手を変え、品を変え、ナメクジ退治や、蟻退治のための殺虫剤、網戸に吹き付ける虫除けなど売ろうとしているのではないか。成分は大して変わらないのに、何種類も買わせようとする作戦?
また、今年の夏は雨も多くて、外に出かけて虫除けスプレーを必要とした人も少なかったのでは? 妄想は膨らむばかり。

 

 

先週末、実家の裏庭の草取りを母に命じられ、時間にして2時間半、取った草の量はコンテナ10杯以上の草取りを一人で行った。私が作業を始める前、母は「デング熱が心配だわ」などとのたまったが、自分自身は家の中に入ったままで、草取りを手伝う気配もなかった。私自身はデング熱なんて別に取り立てて騒ぐこともないなどと高をくくって作業を開始。

 

 

除草剤など一切使わない我が家。裏庭は生物多様性を地で行く空間だ。女郎蜘蛛の巣をはらいながらカラスウリの蔓草を引っ張ったり、ドクダミの地下茎を引っ張ってダンゴムシたちの眠りを妨げたりしながら作業を進める。気分はさながら破壊していくゴジラ。コオロギ、松虫、カマキリ、地蜘蛛、毛虫等々・・・、数え上げたらきりがない様々な虫たちと草たち。そこに一匹の人間が入ってきて、突然彼らの生活をめちゃめちゃに・・・。

 

 

草取りが終わるころ、なぜか両腕がかゆくてしかたなくなった。蚊に刺されたか?と思いつつ、自宅に戻り、シャワーを浴びて一息ついた。かゆい範囲が思いの外広かったので、おかしいなと思いつつ、そのままにしていたら、夜になって、無性にかゆくなり、見てみると、両腕に無数の赤い発疹が現れていた。虫刺されか、草まけか、定かではないが、命に別状はなかろうと、自然治癒力に任せて今日に至る(まだ完治していない)。熱は出てないからデング熱ではないだろう。破壊の限りを尽くしたから、小動物や草たちからの復讐か?
来月にはもとの皮膚に戻っているといいな。

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深井恵(ふかい・めぐみ)

九州某県の高校日本語教員。
日教組の「教え子を再び戦場に送らない」に賛同して組合加入。北原みのりさんとは、10年以上前(ジェンダー・フリー・バッシングがひどかった頃)に組合女性部の学習会講師をお願いして以来の仲。

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