ラブピースクラブはフェミニストが運営する日本初のラブグッズストアです。Since 1996

banner_2212biird

第16回「既婚者で浮気を許す女=67%」

野沿田よしこ2016.02.03

Loading...


私の名前はよしこ。でも“よしこおばさん”となってこそ“私”であると人は言います。なぜ“おばさん”なのか?誰かの“おばさん”というわけではな く、 “おばさん”=加齢具合を表現しているわけでもありません。私の行動が“おばさん”以外では成しえないものであるからです。私の趣味は人の恋愛話、セック スの話を聞くことです。と、いってもガールズTALK的に盛り上がり話し、その場で共に聞くようなスタイルでは楽しめないのです。あくまでのぞき聞き、の ぞき見すること、百歩譲って1対1で根掘り葉掘り的なTALKが好きなのです。

“人の話を聞く”“心の中や状況を探る”という力はどうやら“おじさん”“お兄さん”“おじいさん”には装備されていないようです。“お姉さん”と呼ばれ る人達には盗み聞きする根性がないようです。そして“おばあさん”には興味と能力はあっても、盗み聞きできるほどの聴力がなかったり、長時間粘れる脚力が なかったり。でも、体力的にまだその余地がある。それが“おばさん”なのです。

と、いうことで、16回目の「よしこおばさんは見た!」よろしくお願いいたします。

ベッキーさん、大変な状況になっておりますね。妻子ある者に恋をした末路はあまりに多難でございます。そんなベッキーを擁護する芸能人も日増しに減るなか、矢口真理さんは女性が浮気をすると叩かれる傾向があるという主旨の発言をしていらして、その真意を「意外だと思うからではないですか? でも、私は世の中の女性はけっこう浮気していると思いますよ」とコメントしていました。そこで私はある疑問を抱きました。

『どのくらいの人が浮気してるの?』

先日、とある商店街の正午、通り過ぎる瞬間こんな盗み聞きをいたしました。男性は60代、女性は30代に見受けられました。
女「それ奥さんが見られない携帯なの?」
男「そう。」
なんと想像の広がる盗み聞きでしょう!お昼の商店街には似合わない2人。上司と部下でもないし、そもそも会社員には見えない。そんな妖しい二人。その続きが聞きたいと後を追ってみましたが、2人は街の中に消えていってしまいました。盗み聞き大失敗です。

浮気が判明したきっかけ第一位=携帯、スマホのメールおよび着信履

私が統計を取るまでもないでしょうが、今の世の中では圧倒的なシェアでございます。 とくにLineやSNS系のメッセージなど、パスワードがかかったスマホであっても表示されてしまうアプリから浮気がばれるということが増えているようです。しかし、どこからが浮気になるのでしょう?
前にこのコラムでも話題にしましたが、先日微妙な浮気のボーダーラインにいる2人を発見、また盗み聞きしました。女性は結婚しているらしく、会社も別々の男女。男性は結婚していないらしい、そんな2人でした。
女「今日は楽しいなぁ。」
男「ご主人はこの時間に出歩いて怒らないの?」
女「大丈夫。私もたまには楽しまないと。」
♪着信音
女「出なよ。電話。」
男「別にいいよ。今日は○○ちゃんとの時間じゃまされたくないし。」
女「そんなこと言わないでよ。本当に本気になっちゃいそう。」

この会話、皆さまどう思われます?商談や友人の会話じゃないですよね?エロいですよね?この食事は浮気になるのでしょうか?そんなことを考えていると、自分の貞操がどこにあるか見えてくるようです。私はこのケースは浮気ではない!とジャッジします。この2人がテーブルの上もしくは下で指を絡ませたら、アウト!そこからが浮気です。このレストランにくるまでのメールのやりとりもセーフだと考えます。私の貞操は意外に緩いのかもしれません。

去年、私はとんでもない盗み聞きをしてしまいました。マンションのエントランスで新婚の男性が携帯で話をしていました。
「今週は会えないよ。だめだって。わかってるけど嫁がちょっと感づいているみたいなんだよ。必ずちゃんとするから・・・」
完璧なまでの浮気現場を押さえてしまいました。私が横を通り過ぎると電話を持って、外にでて行ってしまいましたが、それから数回、その男性が電話している風景を目にしました。そして先日、その男性の家が引っ越していきました。数ヶ月、みかけることがなかったその男性をその日も見かけることなく、1人暮らしの引っ越しのような小さな軽トラックに荷物を積み込み、挨拶に回る忙しそうな女性だけがおりました。どうやら離婚をしたようでした。

既婚者で浮気を許す女=67%

経済的な理由で、子供のために、結婚という道を選んだ自分の人生を守るために・・・浮気された男性がどのくらい妻を許すかというデータはまだ手元にありませんが、圧倒的に少ないのではないでしょうか?

男性が離婚して困ることTOP3
1位食事
2位掃除
3位洗濯
その他:朝誰も起こしてくれない・ワイシャツのアイロン・家に何があるかわからない(よしこおばさん集計データ2015)

この離婚後の生活には何の悲壮感もございません。女と男のこの違いはなんでしょうか。別れる道を選べたその人の背中に応援の気を送りながら、子供を抱える手の細さから目が離せない私でございました。

Loading...
野沿田よしこ

野沿田よしこ(のそえだ・よしこ)

年齢敢えて不詳。私の名前はよしこ。でも“よしこおばさん”となってこそ“私”であると人は言います。なぜ“おばさん”なのか?誰かの“おばさん”というわけではなく、“おばさん”=加齢具合を表現しているわけでもありません。私の行動が“おばさん”以外では成しえないものであるからです。
私の趣味は人の恋愛話し、セックスの話しを聞くことです。と、いってもガールズTALK的に盛り上がり話し、その場で共に聞くようなスタイルでは楽しめないのです。あくまでのぞき聞き、のぞき見すること、百歩譲って1対1で根掘り葉掘り的なTALKが好きなのです。
“人の話しを聞く”“心の中や状況を探る”という力はどうやら“おじさん”“お兄さん”“おじいさん”には装備されていないようです。“お姉さん”と呼ばれる人達には盗み聞きする根性がないようです。そして“おばあさん”には興味と能力はあっても、盗み聞きできるほどの聴力がなかったり、長時間粘れる脚力がなかったり。でも、体力的にまだその余地がある。それが“おばさん”なのです。 

RANKING人気コラム

  • OLIVE
  • LOVE PIECE CLUB WOMENʼS SEX TOY STORE
  • femistation
  • bababoshi

Follow me!

  • Twitter
  • Facebook
  • instagram

TOPへ