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腐れちんこさようなら

昌浩子2017.04.11

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『別れた方がいいと思うんだ、俺ら』

『(くどくど理由多々あったが割愛)セックスの時だって俺、浩子をちゃんとイカせられなかった。』
へ…
『だから、もっと俺より幸せにしてくれる男がいるよ!さようなら』
実話である。 付き合って半年後に突きつけられた三下り半(笑) これジャンル分けしたら、性の不一致、というものだろうか。
この男とのセックス、走馬灯のように蘇らせた。 歯磨きも好き←これ大事(笑) ちんこもキレイ、体臭も無い。 脚好きではあったが、まんこもふやけるまで舐めるし、オラオラ挿入もしない。 いろんな場所や体位も楽しんだし、 ちんこだってたっぷり可愛がった。 毎回じゃないけれどちゃんとイッた。 挿入してのオーガズムは少なかったかもしれないけれど、口で、身体で、お互いの手で、自分の手でちゃんとイッた。 わたしは彼とのセックスは嫌じゃなかった。 たくさんしてゆっくり自分を解放していけばいいと思った。
ははぁ、男が『ちゃんとイカせられなかった』と言ったのはこれか。 【わたしが毎回イカなかったこと】【俺のちんこでイカせられなかったこと】が問題だったのか。
なぜ男はちんこでイカせることにこだわるんだろう。 よく言われる征服欲ってやつ? ちんこのピストン運動でイカせる=征服ってのも意味不明な図式だし、そもそも征服って何? 到達とか達成ならわかるが征服って? わずか10センチ前後の肉塊で全能感を得ようとするその神経が理解できない。ずうずうしい全く。 ちんこの先まで軍国主義なのか恐ろしい。
確かに指ではなかなか届かない部分をちんこで刺激されたり、 挿入することで得られる一体感や粘膜コミュニケーション、 挿入による一連の行動から愛情を感じたりなど、ちんことまんこが紡ぐ快感は良いものだと思う。
いいじゃないの。何回か気持ちよくさせてくれたんだから、良いちんこだったわよ。 、、、なんて言ったらいきりたつだろうな(笑) ホント男の沽券優先の発想はチンケだねぇ全く。
しかし『ちんこでイカせねばならぬのだー』と思う男が世を席巻しているから、女側のプレッシャーも相当で。 しかも【イク時は一緒】の呪縛の効力といったら! 気づいたら、括約筋の魔術師になっていたわよ(嘘)多分みんなも同じだと思うけれど。
若い時はちんこを気持ちよくさせたいため、 年齢を重ねてからは老化防止のため、 常にインナーボールは使わないまでも膣トレは気づいたらやっていた。
だから、早く男をイカせたい時や挿入に飽きてきた時、こっちがハンドリングしたい時に上手に利用してきた。もちろん喘ぐ演技付きで。
余談だがAVは見たね色々。 なるほど!というものもあったが、 昨今のそれは昔とは別物だな。気持ち悪い。 消費者が見えない。 いや、怖くて消費者を想像したくない、 そんなAVが増えたように感じる。
閑話休題。 で、【イク時は一緒】問題。
とにかくイッてくれと祈りながら、 括約筋を総動員しイカせ、一緒にイッたふりした後の男の満足げな顔といったら! 俺は一仕事終えたぜのやりきった感にお付き合いしてあげる女の懐の深さたるや!涙が出る。 どこまでも、独りよがりなんだ、ちんこってやつは。
一緒じゃなくていいだろうが。 好きなタイミングでイカせろや。 わたしのまんことあなたのちんこ、 生まれも育ちもそもそも器官が違うんだから無理して一緒にイカせなくてもいいでしょうや。 まんこは、ちんこを持つあなたに気持ちよくしてもらいたいんだから。 お互いさまで楽しく気持ちよくなるのが、セックスではないの? 世の女性のセックスレスは、独善的ちんこへのレジスタンスだわね。
実はわたしは、別れを切り出した男に対して、あまり一緒にイク演技をしなかった。 それも理由だったか。 わたしをなかなかイカせられないから征服できない歯がゆさがあり、 なかなか一緒にイカないからアンダーコントロールもできない。 つまり、男として上位に立てないから付き合う意味ナシ!という結論に至ったワケか。
後日談が風の噂で。
実は子どもがいる人生を送りたかったこと。 浩子は高齢出産になるし、その前に仕事をしているから子どもを産んで欲しいとは言えなかった。だから別れた、と。
腐れちんこ、さようなら。
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昌浩子(まさ・ひろこ)

バブルのしっぽの時代に青春を謳歌。パーティコンパニオン/家庭教師/スナックのホステスのアルバイトのおかげで財布の中には常に30万円が入っていた学生時代を経て、テレビディレクターとして仕事に人生を捧げたものの、福島原発の事故により人生観がガラリと変わり、エシカルやオーガニックな世界に身をおくべく日々奔走中。東方神起とシャンパンと飛行機をこよなく愛する札幌在住の三碧木星天秤座。

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