こんにちは!スタッフのユウです。
毎週月曜9時は「女のワイドショー」。
次回のゲストは早乙女智子先生です。
2002年7~12月にかけて、北原みのりと女性の立場に立った医療に取り組む産婦人科医の早乙女先生・先進的な性教育をする保健体育教師の小田洋美さん・企画者の共同通信社文化部・宗像道子さんが、「性は科学だ!」をキーワードに座談会を開き、そのガールズトークをまとめたものを全国の新聞に連載していました。それをまとめたのが
「ガールズセックス」(2003年、共同通信社)です。
ちょうどそのころ、私は初めてのセックスを体験したなぁ・・・と思うと、なんだか不思議な感覚です。
そして10年たった今、山あり谷ありの経験を経て、バイブ屋さんスタッフですが、この半年ほどセックスレスです。
当時は、はやく処女を捨てたかったし、今もセックスはしたいです!!
でも、これまでしてきたセックスは、楽しいものもあったけど辛いと思う事のほうが多かったのです。
知識をつけたくても、何が正しい情報かわからない。
大人はきちんと向き合ってくれない。
男は変なバイアスのかかったことしか言わない。
女の子も、「下品」と口を閉ざすか、男に言われたことを鵜呑みにしている感じでした。
たとえば、高校時代までにモーニングアフターピル(:緊急避妊のため、一時的に中容量経口避妊ピルを服用する)を何度か使いました。
ゴムが外れたり破れたりしたときに、妊娠は絶対に避けたかったので、
親に内緒で産婦人科に行き、お小遣いで処方してもらいました。
しかし回数を重ねるごとに副作用が強まり、強い吐き気に電車で倒れてしまい、救急車で運ばれるということがありました。(※注:副作用には個人差があります。)
そのため、大学生になって私は低用量ピルを毎日服用することにしました。
パートナーに気兼ねなく、ほぼ確実に避妊ができ、
不安で仕方なかったセックスが楽しくなりはじめていました。
初めは恐る恐るだった産婦人科も、低用量ピルを処方してもらいにきている若い子が多いことに気付き、とても安心して行けるところになりました。
しかし、女友達に勧めては「そこまでして・・・」と言われ、
親にばれたときは「気軽に誰とでもするようになってしまうからやめろ」と言われ、
男には「ピルは売春婦が飲むものだろう。本当に大事な女性とセックスするときには男はコンドームをつける。」と、さんざんな言われようでした。
もちろんわざわざひけらかしたのではないのですが、
やっと見つけた自分の身体を守る方法も他人から邪魔されるなんて・・・ととても傷つきました。
「本当に大事な女性とセックスするときには男はコンドームをつける。」なんて、
「本当に好きだったら、精飲してほしい」「本当に好きだったら生でしないと」
と同じくらい、男がよく口にする当てにならないセリフですよね。。。
世代の感覚なのか、20代半ばの今も、感覚はほとんど変わらず、むしろ社会に出て、これまでの考え方がより強固になっている感覚です。
もしくは、卒業したと同時に「一刻も早く恋愛・結婚して妊娠するのが勝ち組!」という考えに切り替わるようで、
親は「孫の顔が見たい」と全く逆のことを言い出します。
結婚した友達も「子作り中★」「ベビ待ち中です☆」「排卵日だから今日は頑張らなきゃ!」と言い始めることに・・・正直ついていけず、頭がおかしくなりそうでした。
そんなこともあり、「セックスってなんなんだろう?」と日々考えながら、性生活というものを客観的に見ている今日この頃なのです。
電車内の週刊誌の中吊り広告に書かれた「死ぬまでセックス」という文字を辟易と眺めながら・・・。
みなさんは、セックスについてどうお考えですか?
抱えたままにした疑問や、不安はありませんか?
ピルのこと、更年期のことなど、早乙女先生への質問、コメントをお待ちしています!!
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