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2013.10.04 メルマガへのメッセージ 福島の読者さまから

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こんにちは! スタッフのユキです。 今日はあるメルマガ読者さまからの、 メルマガへのお返事を紹介したいと思います! メッセージをくださった方に直接お願いし、 匿名での公開を承諾してくださったため、 今回ブログに載せることができました。 ただ、この意見は福島住民の声を代表するものではなく、 こんな意見の人間もいるのだ、という風に読んでほしいとのコメントも 合わせていただきました。 本当に様々にある意見ですが、 そのひとつとしてご紹介いたします。 ----以下、いただいたメッセージ原文です---- 大変長い文になってしまいました。すみません。 お忙しければ飛ばしていただいて結構です。 メルマガを楽しく購読させていただいております。 オリンピックと平和記念像のコラム、拝見しました。 残念ながら、私は東京オリンピック開催決定を喜んではいません。オリンピックのことを思うと悲しい複雑な気持ちになります。 私は震災前からずっと実家の福島市に暮らしています。 コラムを読んで、感動しました。ふくしまのことを覚えていてくれて、考えてくださって、本当にありがとうございます。 広島・長崎のことを思うと、尊敬と憧れの念を抱きます。 原爆投下から、よくそこまで復興できたなと。 私の周りの人たち、特に私の親の世代くらいの方は、政府が何とかしてくれる、少しずつやってくれていると信じています。 政治家たちの放つ言葉も、いいように解釈します。彼らを信じて疑わないからです。 被害が少なかった、若い人たちなどは、忘れ始めているようにすら見えます。 オリンピックの誘致で、さらに忘れられてしまうのではないかと思っています。 でも、今でも多くの人たちが仮設住宅に住んでいます。冬はとても寒く雪もたくさん降ります。 仮設住宅に住んでいる人たちはいつになったら仮設を出られるのでしょうか。 孫や子どものために野菜を育てられなくなった多くお年寄りに認知度の低下が多く見られるとききました。野菜を育て、それを食べて喜ぶ孫の顔を見るのが彼らの生活だったからです。認知症のお年寄りが急増するかもしれません。 子どもたちを定期的に県外で過ごさせることが推奨されていますが、高速道路料金も最初の1年は無料だったけれど、放射性物質は1年でどこかに行くわけはなく、多くの家庭にとって高速道路料金はしょっちゅう利用するには負担が大きく、子どもたちを定期的に県外へ連れてなど行けません。 県内で検診を受けると見つからない嚢胞も、県外で受けると見つかるといいます。何故でしょうか。 地産地消の文句も今は余り見かけません。 地元の農家さんを助けたいけれど、地元のものは食べたくありません。測っているから安全とはいうけれど、放射性物質は低ければいいってもんじゃないのです。蓄積するんですから。食べ物を選ぶのも大変です。 水もペットボトルじゃないと不安です。 日常の問題は溢れるほどあります。 こういったことに関する政府からのサポートなどは当然ありません。 汚染水問題の件もありますし、それ以前も、どこまで何を信じれば良いかすらわかりません。海はすべて繋がって居るのに、呑気なものです。 東日本大震災の援助金を、政府がクジラ狩りに使ったという話も耳にしました。 いつでも、本当とデタラメを見極めようとすることは必要です。 クジラ狩りの話も実際どうなのか、わたしにはわかりません。 でも海外メディアで報じられて、日本のメディアで報じられないことは山ほどあります。 アスリートの方々にとって、オリンピック誘致はさぞ嬉しいことでしょう。そういったことに何か言うつもりはありません。 オリンピックは確かに一定期間日本の経済を活気付けるかもしれません。 でも人の命や生活より、お金なのか、人々の注意をそらすことなのか、と思ってしまいます。 もっと何よりも先に注力するべき明らかなものがあったのではないのでしょうか。 私のような意見を持つ人たちもたくさんかもしれませんが、皆ここでは声をあげません。 特に会社勤めをしている人はひとりで立ち上がるのはリスクが伴うからだと思います。 まだ田舎で、世間が狭く閉鎖的というか、保守的な地区だからだと思います。 福島駅でたまに見る原発反対運動も、いつも4、5人の男性だけで、午後8:00前には終わってしまいます。 通行人は皆素通りしています。 皆どういう心境で素通りしているのか。。。 原発は撤廃するべきだと思います。 また何か起きないという保証はどこにあるのでしょう。 またどこかにふくしまのようなことが起こったら、また「大丈夫」と言って嘲笑うのでしょうか。。。 その時、それだけの余裕は日本に、世界に、あるのでしょうか。 後始末すら出来ないものを使ってまだお金にしようと思うなんて、理解不能です。 とはいうものの、何かしなければと思いつつ、「おかしいんじゃないか」と思っている私はすごく少数派なのか、声をあげたら、「ネガティブ」「やり過ぎな人」「常識のない人」「めんどくさい」「考え過ぎ」といわれ素通りされるだけなのかと思うと、いまだに何もできていない私です。 そして、私も日々の生活でいっぱいいっぱいになっているひとりなのです。 長々と思いのたけを書き綴ってしまいましたが、 コラムを読む前は書き綴る気力もありませんでした。 勇気をいただきました。 ありがとうございました。 ----以上、いただいたメッセージ原文でした---- メッセージの公開を承諾してくだり、 本当にありがとうございました。

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