ラブピースクラブはフェミニストが運営する日本初のラブグッズストアです。Since 1996

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毎年10月にドイツ・ハノーバーでセックストーイ見本市「eroFame」が開催されています。そこに参加したラブピスタッフ・アンリから世界の女性向けトーイの最新情報をお届けするのが10月のワークショップでした。

「eroFame」というのはセックストーイの見本市、というより展示会です。トーイだけでなく、ローション、マッサージオイル、SM、フェティッシュなどなどたくさんのブランドが出展します。ドイツという場所もあり、ヨーロッパの企業が多く参加しているのも特徴のひとつです。2017年は10月11日〜13日までの3日間開催されました。
この展示会が開催されるハノーバーという町は人口は50万人ほどと、日本の地方都市規模なのですが、世界最大級のコンベンションセンター(ギネス世界記録保持)を持っている町なのです。
例えば、世界最大の製造業、情報通信産業の見本市なども開かれていて、検索するだけで有名な会社が並ぶ並ぶ……

「eroFame」はこの大きな施設の中でも小規模なホールを使って、3日間行なわれます。小規模と言ってもビックサイトの東1〜3くらいの広さはあって、出展するブランド・問屋は約200ブース!!
3日間で周りきれるのか…!?というくらい広い。間違いなく、世界最大規模のセックストーイの見本市なのです。

2010年から始まったこの「eroFame」にラブピースクラブは毎年行ってます。「最初はベルリンの商業センターだった会場も、こんなに大きくなって……」というのは先輩の談ですが、ラブピースクラブが取り扱うブランドがほぼすべて揃うのが「eroFame」。
写真で雰囲気だけでも伝われば、と思いますが、とにかくオシャレ、オシャレ、オシャレ。
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こんな感じのブースがたくさんあります。それもそのはず、欧米においてこの業界はアパレルやコスメ業界から転職、起業、参入した人が多いんです。
ラブピの目的はB2Bですが、もちろん「最近どう?」といった世間話などもしたり。

(サンフランシスコのトーイブランドCRAVEのブースにて、マネージャーのJackさん。)
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(フェロモン香水ブランド「EYE of LOVE」のブースにて、AlbertoとJacquiさんと。)
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JEJOUE & ooh by JeJoueのブースにて、アジア担当のDanさん。)
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DAMEのブースにて、Alexさんたちスタッフさん)
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この展示会、2日目の最後にはオクトーバーフェストも開かれるんですよ〜!さすが、ドイツですよねー!
ワークショップでは、この内容の濃い3日間のイベントを以下の内容でご紹介させていただきました!

★今年のNEWCOMERについて
「eroFame」ではその年の話題をさらったトーイや、プロダクトとして優秀な製品に贈られる賞があります。ラブピ取り扱いのトーイも様々な部門で受賞したのですよ!

・Best Massage Products(マッサージオイル部門最優秀賞)「Exsens
・Best Lubricant(ローション部門最優秀賞)「BIOglide
・Best Product Design Concept(デザイン部門最優秀賞)「FT London
・Product Line of the Year(2017年最も素晴らしいトーイ)「womanizer

他にも面白い取り組みをした企業に贈られる賞では、トーイのアドベントカレンダーを作った会社や、女性限定でセックストーイホームパーティーをプロデュースする会社なども受賞していました。
賞からもトーイ界の流行がわかって興味深いですよね!
(トーイのアドベントカレンダーです。デザインが可愛い〜!)
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★新商品情報
各ブランドから冬に発売される新商品がドドンと発表されました!!! どの企業もeroFameに合わせて新商品を出してくるのもこのイベントの特徴です。それだけ多くの人に注目されているということなんですね。

★最近のトーイの傾向と背景について
最近のトーイ界では「クリトリスバイブ」がマストアイテム♡ 確かに吸引型トーイや、変わった形のトーイが続々と最近出てますよね!そのブームの背景について、お話しさせていただきました!

★欧米の業界における女性の活躍について
eroFameでは、トーイはもちろんのこと、おしゃれなディスプレイや、美味しいごはんブースなど色々目を引くものがあるのですが、中でも最も「すごい!!!」と感じたのが、出展側も参加者側も含めて会場の4割以上が女性ということです。
社長が女性のブランドも数多くありますし、営業部長が女性や、デザイナーが女性というところは、数え切れないほどあります。
女性が4割以上いる理由は、ヨーロッパの主なトーイ先進国や、アメリカの雇用におけるジェンダーの考え方というのももちろんありますが、女性が使うものだから、というのが大きいです。
女性がトーイ業界で働くということについて、どんな社会的・文化的背景があるのか、また、どんな経歴の女性がこの業界で働いているか、というご紹介をさせていただきました。

なかでもやはり、新しい取り組みをして賞を受賞しているブランドの話や、流行のトーイの話、女性の活躍についての話は、皆さんメモを取られていました。

そして、ご紹介した事例のうち、当日お越しになったお客様よりご質問がありましたので、この場をお借りして回答させていただきます。

お客様から頂いたご質問:Q. ドイツのドラッグストアで売られているセックストーイ。未成年は購入できるのですか?

回答の前に、皆様にもご紹介したい写真があります。
ラブピースクラブコラムでおなじみの中沢あきさんからこんなお写真を頂きました。
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このセックストーイが自然に並んでるのは、ドイツのドラッグストア。ドイツやオーストリア各地にある「dm」というチェーン店での光景です。
こちらをご紹介したところ、お客様から「購入に年齢制限はありますか?」という質問をいただきました。

中沢さんに確認したのですが、「18歳以上」という年齢制限付きだそうです。
ちなみに「セックストーイやグッズ、ポルノ雑誌なども含めて店頭やオンラインで買うには、
18歳以上であることが条件で、店頭では身分証明書の提示を求められるとのことでした。」とのことですので、そこは日本と変わりありませんね。

ちなみにセックストーイは専門店だけでなく、このようなドラッグストアや、ランジェリーショップ、クラブ、ファッションストア、美容院(!)でも購入できるそうです。

ドイツや北欧、イギリス、アメリカをはじめとした国々ではセックストーイが一大産業として確立しています。だからこそ、これほど大きなトレードショーも開催できるのですが、それもこれもトーイが人々の生活の中に、誇張することなく自然と存在していて、身近なものだから成り立っているのです。
これらの国々ではセックストーイを使うことは健康に高い意識を持っていることと考えられていて、健康雑誌にも特集が組まれていたりもします。
自分たちの体に使うものだからこそ、トーイが安心できる素材かどうか、デザインは優れているか、機能は使いやすく、また充実しているかということに重点を置いて作られているのです。ラブピのポリシーと同じです。

他の国のセックストーイ事情や最新トーイトレンドについては、ラブピの最新カタログ2018(11月13日発行)で紹介されています。ぜひ読んでみてくださいね!

また、日々進化を続けるトーイたち。最新の情報をキャッチ次第、またスタッフブログでご紹介させてください♡

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