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国際女性デー「スペインと日本のフェミニズム」3月9日オンライントークイベント

ラブピスタッフ2022.03.03

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ラブピースクラブの北原みのりが国際女性デーでスペイン大使館から配信される「スペインと日本のフェミニズム」トークイベントに出演します。

イベントの詳細は以下です。オンラインで予約を受け付けております。
スペインのフェミニスト・・・誰か思い浮かべられる人はいますか?
スペインのフェミニズムは、今、どういう課題を持っているのでしょう?
日本とスペインのフェミニストたちがシスターフッドで連携できるためには?

日本とスペインの今をフェミニストの視点で語りましょう。すごく楽しみです! 皆様のご参加をお待ちしています。

https://bit.ly/3vHppF0

*El texto español tras el japonés.

ハイブリッド講演会

国際女性デー「スペインと日本のフェミニズム」
3月9日(水)18:30-20:00
言語:スペイン語・日本語(同時通訳付)
参加無料・要予約

3月8日国際女性デー、スペインでは8Mと呼ばれるこの日、スペイン各都市は毎年パープルに覆われます。
フェミニスト運動のシンボルカラー、紫色を身に着けた何万人もの女性らが大きなひとつのうねりとなってデモンストレーションに参加するのです。首都マドリード市内で行われるマーチの参加者は、2019年には35,000人を数えました。
参加者は一般市民だけではありません。お祝いの雰囲気の中、各政党の代表、首相夫人、平等省大臣を筆頭に大臣、官僚らが参加して性差別や暴力に対する抗議、そして女性のためのより現実的かつ効果的な平等を呼びかけます。

2020年のジェンダー・ギャップレポートでスペインは8位、2021年は14位とここ数年上位を保っています。
しかしながらこの数字は一朝一夜に得られたわけではありません。わずか50年前のフランコ独裁政権下で、女性の社会的、政治的な活動は厳しく制限されていました。
フランコ没後の民主化期を経て、政府、社会、ひいては一般の人々の意識に変えていったのは、民間のフェミニズム団体の活動に依るものです。その後EU加盟が後押しとなって雇用職業男女均等待遇指令(2002年)、実践的男女平等法制定(2007年)、平等省発足(2008年)と公的機関による女性政策の基盤が確立されました。

けれでも女性の権利と地位向上のための問題意識を深め、広く政治や社会、そしてアカデミックな舞台で自らの活動の場を獲得してきた背景には、私たちと同じ等身大のフェミニストらの活動があったことを忘れてはならないのです。

今回インスティトゥト・セルバンテスは、スペイン女性ラウラ・フレイシャス氏を迎え、スペインのフェミニズム運動の社会的意味そしてどのように社会の変革に寄与してきたのかについてお話を伺います。
また日本からは活動家、フェミニスト、実業家の北原みのりさんをお招きし、日本におけるフェミニズムの広がりにどのような障害があるのか、今後の指針をどこに見定めればよいのか、についてを話し合う場をつくります。

登壇者:

ラウラ・フレイシャス *オンライン参加

バルセロナ、1958年生まれ。作家、編集者、文芸評論家、コラムニスト、翻訳者。
1980年にバルセロナ大学法学部卒業、文学に深い愛情を注ぐ。
1988年に小説シリーズ「手首の殺人者」(アナグラム社)で文壇デビュー、その後多数の作品を出版。
結婚と生物学的・社会学的母性について描いた最新自伝的作「私に起きるはずはない」はエル・パイス紙の文化欄で絶賛され増版が続く。また自身の著作だけでなく、女性文学者の地位向上のための活動を行なう。
米国、英国、アイルランドの大学の客員教授:リムリック(2004)、バージニア(2006)、リバプール(2007)、ダートマス大学(2010)、イリノイ(2012)、シラキュース(2016 )、セントアンドリュース。(2018)。世界各国の大学や外国文化機関で講義を行なう。
講義のテーマは文化における母性、フェミニズムの表現、文学ジャンルとしての日記、小説の執筆技術についてなど。
2009年から文化活動における男女平等を支持する協会クラシカ・イ・モデルナの創設者の1人であり、初代会長を務める。2017年以降は名誉会長。1991年からマドリード在住。


北原みのり
1970年生まれ 1996年、日本で初めてフェミニストが経営する女性向けのプレジャートイショップ「ラブピースクラブ」を始める。2021年シスターフッド出版社アジュマブックス設立。2019年に性暴力に抗議するフラワーデモを呼びかける。日本軍「慰安婦」問題を日韓の若者たちに伝えていく「希望のたね基金」理事 /AV被害者支援団体「ぱっぷす」副理事/女性支援施設「慈愛寮」評議員 著書に「はちみつバイブレーション」(河出書房新社1998年)・「男はときどきいればいい」(祥伝社1999年)・「フェミの嫌われ方」(新水社)・「メロスのようには走らない」(KKベストセラーズ)・「アンアンのセックスできれいになれた?」(朝日新聞出版)・「毒婦」(朝日新聞出版)・佐藤優氏との対談「性と国家」(河出書房新社)・香山リカ氏との対談「フェミニストとオタクはなぜ相性が悪いのか」(イーストプレス社)など。

https://bit.ly/3vHppF0

 

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