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幸せな毒娘 불효녀로 행복하기 Vol.1 はじめまして、自由な星のジャユビョルです。

ジャユビョル2022.12.06

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はじめまして、자유별 Jayoo Byul(ジャユビョル:自由な星)と申します。特にフェミニズムを勉強したことはありませんが、理不尽なことに歯向かいながら声を出していたらいつの間にか周りからはフェミニストと呼ばれていました。「女性だからって犯罪の対象にならない世の中であってほしい」「男(お前)に出来ることなら私にだって出来る」「女性の価値が20代で終わるなら男(アンタ)だって同じだろ」など、別に変ったことを主張していたつもりはありません。そんな極普通のアジアの女性です。

私は韓国に生まれ育ち、15歳頃から中国や日本での生活を経て今は日本人のお嫁と共にオーストラリアに住んでいます。子供のころ経験した性犯罪のトラウマや学校での虐め問題などで、高校は1年の1学期の終わりも迎えることが出来ず中退。韓国から逃げるかのように中国へ短期留学を始めました。父が中国でビジネスを始めたからでした。しかし、とても高圧的で暴力的だった父との生活はうまく行くわけがなく、私はそこからまた日本へ逃げる道を選びました。それが何故今のオーストラリアへの移住にまで至ってしまったかというと・・・思ったより女性の人権が守られない日本の社会から、私がまた逃げることを選んだからです。

逃げてばっかりでなんの努力もしていないんじゃないか、と疑う方もいるかも知れません。しかし社会を変えるということは、当たり前なことに私一人の手には負えないことでした。自分を押し殺して流れに身を任せることも出来たかも知れませんが、どうも私の性には合いませんでした。自分が納得いかないものには決して妥協することなく、父に殴られながらも怒鳴り返していた私ですから。「皆そうやって生きているんだ」「それも我慢できないなんて、大人じゃない」「韓国/日本ではそれが当たり前なんだから、それに従えないお前がおかしいのだ」「Byulさんって本当変り者だよね」とアジアの社会ではどうも社会不適合者な私でしたが、オーストラリアに住んでいる今の私はとても平凡で、幸せです。「逃げ出した先に楽園なんてありゃしねえのさ」とは韓国でも有名なセリフですが、私は周りの皆にこう言っています。

耐えるだけが答えじゃない。
世の中は広い。同じ頑張りならもっと自分のことを認めてくれる場所だっていくらでもある。
逃げ出した先に、
楽園はある。

と。

私は子供の頃から親の仕事の都合で年に一、二回は必ず引っ越しをしていました。本来はとても消極的でシャイな性格でしたが、小学校だけで10回程の転校をしていたため、「新しい場所に住む」ことには抵抗がありませんでした。おかげでフットワークが軽くなったので、ある意味運が良かったかも知れません。かわりに友達を作ることは贅沢な話でした。四人家族で沢山の借金をしたり、地下の狭いワンルームに住みながらちゃんとした食事も食べられなかったりと、決して裕福な家庭ではありませんでしたが、父のビジネスで中国の文化と触れ合うチャンスがあったり、日本でも少し変わった経験が出来たりと、良くも悪くも平均の人とは違う人生を生きるチャンスがたくさん与えられたことは確かです。

その多くの試練は呪いかもしれません。しかし少し考え方を変えると、その中でも生き残り、生き続け、自分だけの幸せな人生を勝ち取った今に至る全ての過程を考えると恵まれている人生とも言えます。ある者からしたらあらゆる被害に遭ったとても運の悪い可哀想な人に、ある者からしたらそれでもまだ運の良い恵まれた人になるのです。ただ今私に言えるのは、それはあくまでも他人から見た私の一面に過ぎないこと。「私の人生」を決めるのは、今までの自分の過去でも、他人でもなく、現在と未来を生きる「今からの自分自身」です。実際人間の力で変えられるのは未来しかありませんから。だから私は今までの経験を土台にし、より強く、より輝く女性として将来を生きたいと思いました。

そのため、出来れば私がしてきた経験や、見てきたことを他の女性のために発していきたい。その第一歩としてこの度 LOVE PIECE CLUBさんに連載をさせていただくことになりました。たったひとりでもいいから、他の女性が「今の自分」を”変えていけるかも?”という勇気を見つけてほしい。偉そうに物事言ってるな〜と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、それで私の計画は成功です。苛立ちや怒りを感じた時点であなたに「生きる力が残っている」と証明されたことになりますから。後はその力を何らかの形に変えていくだけです。大したことである必要はない。深呼吸をする。お散歩をする。ゆっくりと風呂に入る。ちゃんとした食事を摂る。今までの自分がしてこなかったこと、出来なかったことなら何でもいいんです。その小さな行動一つが大きな生きる力に繋がります。

私もこうやって自分の過去と向き合いながら考え方を述べているうちに、私自身も新しい夢が見つけられると信じています。個人のブログやYouTubeでは15年以上色んなことを自由に発信していたのですが、こうやってオフィシャルなサイトで発信させて頂く事は全く初めてなので、とてもワクワクしています。しかも思いもよらなかった日本でコラムニストとして活躍出来るとは・・・人生って本当に何が起きるか分からないものですね。これから日本と韓国、オーストラリアでの女性―私の人生と日常で思うことを少しずつ書いていきたいです。よろしくお願い致します。

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ジャユビョル

ジャユビョル(じゃゆびょる)

日本のお嫁さんとオーストラリアで仲良くコアラ暮らしをしています。堂々なるDV・性犯罪生存者。気づいたらフェミニストと呼ばれていました。毒娘で幸せです。

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