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それこそ、 クリスマスイブの高層ホテルの窓全て灯りがともり、 この小さなコンパートメントで今全員がセックスしています!状態だったなー。
ラブホテルだって行列が出来ていたり、 兎にも角にもセックスすることばかり考えていたな。 脳みそ全てがセックスに支配されていたと言っても過言では無い。 ……あ、過言かも(笑)
何人とするか、 何回1日にできるか、 何連チャンするか、 多いのが偉いかの如く、 なぜか数にこだわって競っていた日々。 数が多ければ多いほど偉い!すごい!尊敬!みたいな価値観だった、もちろんわたしも。
「わたしたちの世代も数字にこだわっていましたね!」 一回り下、ロスジェネ世代のネイリストが言う。 「何歳でやった、何人とやった、何回やった、女子が集まったらそんな話ばかりでしたね。」 同じじゃん!
しかしなんであんなに数字にこだわっていたんだろうか。 己の性的の能力を数値に置き換えて自慢または落胆するのは、オッサンの専売特許なはずなのに。そうかだから“おやじギャル”とも呼ばれたのか、バブル時代の女は。
「回数にこだわると言えば、100人斬りとか言いましたよね」とネイリスト。 あったあった!とにかく人数稼ぐが偉大みたいな感じだったよね…
そのあたりの話をバブル世代イケイケグループに振ると、すぐ武勇伝自慢となる。 『30人くらいまでは覚えていたけれど…』 『とにかく毎日誰かのちんこ入れていたからね〜まんこ乾く暇無かったわ!』 『ボディコンはほんとセックスしやすい服だったわよね〜』 『もはや顔とちんこが一致しないわ…』 お見事。
ネイリストも、 「初デートした!という友達に、デートの内容じゃなく、やったの?やったの?と聞いちゃいますもんね」。
セックスが淫靡なものではなく、 コミュニケーションツールの一つとなったり、 記録に挑戦するようなスポーツ化していったのもこの頃からなのかもしれない。
確かにこの時代、 どこまでセックスできるのだろうか、自分の新たな可能性を知りたいために毎日のようにセックスしていた。 自己評価するためにも回数に走っていたことは間違いない。 1日にダブルヘッダーやトリプルヘッダーもあった。 まんこユルいって言われないよう、いつも括約筋を意識してキュッキュ。 ちんこ入っている時に無意識にトレーニングしている自分がいた。 彼氏が居る時は、眠っている間に違う男の名前を呼ばないよう熟睡しないようにしたし、 快楽を追い求めるなんて二の次三の次で、 兎にも角にも色んなちんこに出会うことに一生懸命だったなぁ。
余談だが、グリコのおまけ集めに始まり、本屋の店先にご自由にどうぞと置かれていた無料しおりや趣味週間の切手、シール、外国のお金など、幼い頃からコレクションするのが大好きだった。今も東方神起の新しいグッズが出たら全てコンプリートしている。 思い返すとこの頃は何もコレクションしていなかったから、 おそらくちんこがコレクションの対象だったのだろうな。 釣り人みたいに魚拓ならぬちん拓は取っていなかったよ、安心してね。
そういや、“抜かずの◯発”に男たちはこだわってなかった? 「えー、それは聞いたことないですね。」ロスジェネ世代そこは同意してくれない。 射精してもちんこ入れたままセックス再開すること。 これ今考えると女にとっては大迷惑。 コンドーム付けないし、 下手な男が相手だったらまんこの入り口も中も痛くなるから休みたいけれど休めないし、 抜かないから体位もそうそう変えられないから、体のあちこちが痛くなるし。 単に男の絶倫自慢のために利用されていたんだなぁと思うと腹が立つ。
セックスの話を普通にしながらの、ネイルの2時間。 しかしあなたの世代もそうだけれど女どうしでセックスの話は普通にするわよね? 「そうですね。とにかく細かい描写…長い細い、太い短い、あと匂いや味などについても、あの男はこうだったああだった…そんな話かなりしますね。でもこんな話20代の子にはできません、興味無いのかドン引きされますから気をつけてくださいね。」
セックスは子づくりのため、人前でするべき話ではないとするバブルより上の世代。 セックスを楽しみ明るく語るわたしたち世代とその下30代。 そして今、20代がセックスの話をしないのは、 再び子づくりを強要される時代になりつつあるからか、 生きることに必死で余裕がないからか、 ファストフード等の食品添加物が性欲を邪魔しているのか………今後聞き取りして考えて行かなければならないと思う。
で、何人とやったか覚えている? 「覚えていませんよー。途中までは数えていましたけれど」とネイリスト。 だよねー、わたしも! 忘却の彼方。
はっ……違う病気を心配したほうがいいのかしら?

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昌浩子

昌浩子(まさ・ひろこ)

バブルのしっぽの時代に青春を謳歌。パーティコンパニオン/家庭教師/スナックのホステスのアルバイトのおかげで財布の中には常に30万円が入っていた学生時代を経て、テレビディレクターとして仕事に人生を捧げたものの、福島原発の事故により人生観がガラリと変わり、エシカルやオーガニックな世界に身をおくべく日々奔走中。東方神起とシャンパンと飛行機をこよなく愛する札幌在住の三碧木星天秤座。

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