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高島礼子さん、あなたには黙る権利と演じる自由があります!

2016.06.27

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 元俳優の高知東生が6月24日、覚せい剤取締法違反と麻薬取締法違反の現行犯で逮捕されました。彼は女優の高島礼子さんの夫で、高島さんの父親を介護するために、昨年芸能界を引退していたそうです。なんでも横浜市内のホテルで、30代のホステスの女性とクスリをバッチリキメたのちに寝ていたところを、警察に踏み込まれたそうな。「よその女性とホテル」「ホテルでバッチリキメる」「よその女性とバッチリキメる」、いずれをとってもあまりにもダメすぎるので、高島さんの受けたショックたるや。本当に気の毒でなりません。

 私が初めて高島礼子さんの存在を知ったのは、20年ぐらい前に放送されていた『指輪』という見延典子さんが原作を書いた昼ドラで、確か主人公と反目しあうも最後は分かり合う女性を演じていたと思います。うろ覚えですけど。高島さんの女優デビューは25歳で、この作品に出演した時には30歳を過ぎていました。ともにドラマを楽しみにしていた女優志望の友人が、「私にもこれからでもチャンスはある!」と、高島さんにライバル意識を燃やしていたのを今でも覚えています(この頃友人は22歳で、のちにCMなどに出演していたけれど、現在はどうしているかわからず)。当時はコギャル&小室ブームで、若くてキャピキャピにぎやかなのが重宝されていたので、落ち着いた雰囲気の高島さんが妙にまぶしく見えたものです。実際、そう思った人が多かったのでしょう。彼女は映画や舞台にと活躍の場を広げ、主演女優へとのぼりつめました。そして皮肉にも今年7月に始まる予定の主演ドラマでは、警察官を演じる予定なのだそうで……。

 高島さんと暮らす自宅からも吸引に使うストローと薬物を入れる袋が押収されているので、彼女が夫の覚せい剤を知っていたかどうかが、ネットでも話題になっています。なかには「今後の高島礼子の発言に期待したい。「発言しない」という選択だけはしてほしくないと切に願う」と書いた記事もありました。しかし高島さんが話す相手は警察であり、捜査には惜しみなく協力する必要があるとは思いますが、マスコミにまであれこれ話す必要はないと個人的には思います。

 麻薬や覚せい剤は犯罪なので、その点における瑕疵があるとすれば、それは非難を受けても仕方がない。しかし芸能人だからといってなんでも話さなければならない理由はないし、ましては妻と夫は別個の人間です。よくどちらかの起こした不法行為に対して「監督不行き届きで申し訳ありません」と謝る人がいますが、知っていて見逃したり加担していたのでなければ、そこまで言う必要はないと私は思っています。だって四六時中相手を見てるなんて不可能なんだから、互いに知らない顔もあるでしょうよ。それに夫婦はそれぞれがそれぞれの保護者などではなく、独立した大人同士だし。

 とはいえやはり、罪の深さやインパクトの大きさを考えたら、そうも言ってられないのだろうなあ……。でも高島礼子さん、あなたにも黙る権利があります。そして女優を続ける自由もあります。もしこの先、しばらくは作品に恵まれなかったとしても、地道に演じることは辞めないで頂きたいと思います。
 誰かが罪を犯したとしても、その家族まで一緒に火あぶりにされる必要などありません。そして離婚するも夫婦を続けるも、当事者が自由に決めることだと思います。男の不法行為のせいで、女が足を引っ張られるなんてまっぴらごめんだね。高島さんはどうかこれからも演技を頑張って、作品が記憶に残る女優でいてください。私が切に願うのはその一点のみです。

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