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フリーアナウンサーYumiさん「ミラクルメーカー」スタート!! 第1回ゲストは北原みのりです。

北原みのり2023.12.18

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フリーアナウンサーのYumiさんがはじめたYouTubeチャンネル「ミラクルメーカー」。第1回のゲストにお呼ばれしました。
ミラクルメーカーは、いろんな分野で「ミラクル」をおこした人に人にYumiさんが会いに行ってインタビューするというチャンネルだそうです。1回目に選んでもらって本当に嬉しい! というのも、私自身がYumiさんの大ファンだから。



Yumiさんのことは「韓流ファンミの女王」という冠で知っている方は多いと思います。ファンミって、司会の力量に負うところ大きいと思いますが、Yumiさんのファンミの楽しさは、別格です。それは女性たちの欲望を全肯定しながら、時にはスターを「え!」という方法でいじりながら、地球まるごと肯定したくなるような愛に包まれた時間をうみだす天才だから。Yumiさんがマイクを握るだけで、100人規模の小さな会場から数万人規模の会場であっても、空気を一変させることができるのです。そういう意味でYumiさん自身がミラクルメーカーなのだけれど、私をミラクルメーカーと呼んでくれて、本当にありがとう!

 収録したのは8月のお盆休み、山梨のラブピの事務所兼倉庫です。「夏休みでスタッフがいない間に事務所の壁のペンキを塗り替えるんだー!」という計画をYumiさんに話したところ、なぜかペンキにすごく反応してくれて、一緒にペンキ塗りたい! とわざわざ山梨まで来てくれて、そこで収録しました。これはペンキを塗って一仕事終えた後の収録です。27年前になぜバイブ屋をはじめようと思ったのかなど、ゼロから丁寧に聞いてくれました。



なぜバイブを売り始めたの? 30年前でしょ? どれだけ大変だったの?
・・・と聞かれることは多いのですが、本人としては全く大変なことをしたつもりは全くないんですよね。そんな話を本編でしました。むしろ、2000年代になってから、色々と風当たりが強くなってきたなぁ〜という印象は強いです。

ここでは話していませんが、私は本当に女性たちと働きたかったんだなぁと、できあがった動画を観て改めて考えています。
女性たちが安心して生きていられる経済システムとはなんぞや・・・というのが全ての原点。これだけ苛烈な競争社会で商売をし続ける意味とか、やっぱり人類は間違った方向に行っているのだと心の中に突然似非マルクスが出てきたりする瞬間もあるのですが、「消費者」扱いしかされず、安い労働として買いたたかれてきた女性たちが、経済競争の舞台に立つことに感謝するのではなく、その舞台に片足乗っけながら劇場自体の装飾を一変させることはできないものかとか考えながら経営しています。・・・うーん、うそだな・・・。そんなこと考えられるのは余裕のある時で、やはり毎月のお給料や、莫大な(私にしては)消費税の支払いや、社会保険料の請求にヒーッ!!!!!! という息が止まるような思いを繰り返す零細企業の経営者で、尻に火をつけながら仕事しています。それでも27年間ずっと守っているのは、女性が経営者で、女性が主体的に決断をしている会社との取引を積極的に行うこと、です。女性の会社にお金が回るように、女性たちにお金が回るように、女性たちが生きのびられるように。

たとえ女性向けのバイブメーカーであっても、大きなところは日本をはじめ世界中で100%男性が仕切ってます。言い切ります。
投資がドンッと入ったり、男たちのネットワーク(女は入れない)でビジネスは広がっていくのは、他の業界と全く変わりません。
そういうなかで、女性たちが立ちあげたスモールビジネスのメーカーのバイブを、ラブピは積極的に扱うようにしています。
ラブピの社員ももちろん全員女性。なぜ男性社員を入れないのかと聞かれることもあるのですが、女性の身体に使うものだから、お客様は女性だから、当事者の女性が売らなければ! という思いと、女性の財布を優先させたいという思いです。消費者であり、生産者でもあり続けるために、私たちは私たちでお金を意識的に回す、ということをしていかなくちゃねと思うんですよね。

・・・なことは、一切動画の中で話していませんが、信じられますか? チャングンソクさんや、パク・ウンビンさん(ウ・ヨンウ演じた!)そうそうたるスターをインタビューしたYumiさんにインタビューされちゃってる私。嬉しいな、生きてるといいことあるね、ですよ。

ミラクルメーカー応援してくださーい。ラブピのことも、もっともっと応援してね! 女性の経済、女性でつくろう!

 

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北原みのり

北原みのり

ラブピースクラブ代表
1996年、日本で初めてフェミニストが経営する女性向けのプレジャートイショップ「ラブピースクラブ」を始める。2021年シスターフッド出版社アジュマブックス設立。
著書に「はちみつバイブレーション」(河出書房新社1998年)・「男はときどきいればいい」(祥伝社1999年)・「フェミの嫌われ方」(新水社)・「メロスのようには走らない」(KKベストセラーズ)・「アンアンのセックスできれいになれた?」(朝日新聞出版)・「毒婦」(朝日新聞出版)・佐藤優氏との対談「性と国家」(河出書房新社)・香山リカ氏との対談「フェミニストとオタクはなぜ相性が悪いのか」(イーストプレス社)など。

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