ラブピースクラブはフェミニストが運営する日本初のラブグッズストアです。Since 1996

  • TOP
  • 栗林デバ子
  • 安倍新内閣発足。「女性活躍相」大臣の有村治子さんは男女共同参画の理念に反対で、三歳児神話の信奉者で、迷いのある時は靖国の英霊に相談、だって。

安倍新内閣発足。「女性活躍相」大臣の有村治子さんは男女共同参画の理念に反対で、三歳児神話の信奉者で、迷いのある時は靖国の英霊に相談、だって。

栗林デバ子2014.09.06

Loading...


9月3日、安倍新内閣が発足しました。話題になっていた女性閣僚は5人。
01年の第1次小泉内閣に並ぶ最多の女性登用ではありますが、顔ぶれを見ると・・・、かなりビミョー。
山谷えり子国家公安担当相も高市早苗総務相も安倍サンの古くからのお友達だし、ある意味サプライズだった女性活躍担当相の有村治子さんも“新しいお友達の一人”と思って良さそう。

 

debakogazou0905.jpg

そもそも、「女性活躍」担当相ってネーミング自体、どーよ?
どんな仕事をするのか実態が見えないし、なーんか次の選挙対策って感じがしませんか?それに、もしかしたらアピールだけじゃない。「男女共同参画」って言葉があるのに、あえて安倍サンが「女性活躍」としたのには、深い理由があるのかもしれません。


抜擢された有村さんっていったいどんな人なのか?
有村さんのHPを見ると、米国の大学院を卒業後、日本マクドナルドに勤め、30歳の時に参院の比例代表で初当選、今期で3期目。
現在、鉄道会社に勤める夫と2人の子どもの4人家族で、「全国出張が続く中でも、幼い娘とともに絵本の読み聞かせを楽しみにしている母親でもある」そうです。
働く女性、子育てをする女性の視点で考えてくれるのはいいんですが、気になるのは、彼女が男女共同参画や夫婦別姓に反対していること。
そう、彼女は「男女が、社会の対等な構成員として、自らの意思によって社会のあらゆる分野における活動に参画する機会が確保され、もって男女が均等に政治的、経済的、社会的及び文化的利益を享受することができ、かつ、共に責任を担う」という男女共同参画の理念には反対なんです。
ジェンダーフリー、選択的夫婦別姓にも反対で、「三歳までは親の手で 」という三歳児神話の信奉者だそう。
女性が男性と対等な社会の構成員とならず、3歳まで子育てにかかりきりになって、どうやって社会で活躍せい、というんでしょうか。デバ子には全然わかりません。


さらに、人工妊娠中絶にも絶対反対で、2009年5月に「中絶の根絶」と「性道徳の正常化」を訴えるNPO法人「生命尊重推進の会『天使のほほえみ』」(すごいネーミング・・・・)が主催する講演でこんなことを言ってます。
 「日本では古来から、「数え年」「お宮に灯(ヒ=霊)が灯る(→ヒト)」という言葉を使い、生命を目に見えない時から尊重してきた世界でも稀な、素晴しい国である。(中略)私たちがこうして生きて集えるのも、それぞれのご先祖たちが、どんな苦難のときにも、戦塵の中でも、子供を守ろうとがんばってきて下さったからだ。そのお陰で今の私達が存在している。これは、奇跡だ。直系のご先祖の一人でも欠けていたら、私達の命はなかった。この大切な命を次につなげていかなくてはと思う。(中略)
いつから日本は、『子供ができた・できない、作った・作らない、堕す・堕さない』などの言葉を使う国になってしまったのか。その頃から、子が親を殺し、親が子を殺す世相になってしまったのではないか。
これからは、『神様から、仏様から、天から、ご先祖から、子供が授かった』という言葉を使いたい」


この方、本気でおっしゃっているんでしょうかね?中絶を選ぶ女性がそんなにカジュアルに「堕ろして」いるとでも?人工妊娠中絶は女性が自分を守るために勝ち取ってきた権利でしょう。妊娠、出産でリスクを背負うのは女性だけです。レイプやのぞまない妊娠だってある。
子どもを産むかどうかが個人の自由であるのと同じく、国が産む、産まないを決めることがあっていいはずがない。それでなくても、日本はピル後進国で、避妊を男にゆだねなければならない歴史が長かったのに!!何言ってんだ!


有村さんは少子化担当相も兼ねているとのことですが、いったいどんな少子化対策を取るつもりなのか、本当に心配。
就任後の会見で、有村さんは「女性が過ごしやすい社会づくりは高齢者や次世代を担う方々にもフレンドリーな社会」とおっしゃっているのですが、これまでの主張や行動を見ていると、あなたの思い描く女性の活躍って、仕事をさせた上、子育ても介護も女性にさせる気なんじゃないかと寒気がしてしまいます。


最後にもっと恐ろしい発言を一つ。講演のなかで、有村さんはこんなことも言っています。
「私は「いのちの重み・家族の絆・国家の尊厳」をモットーに、政治に関わってきた。
国政の決断で迷いのある時など、一人で靖国神社にお詣りして、英霊にお尋ねする。国難の時に生命を捧げられた英霊が、『最後に守るべき価値観とは何か』をお教え下さるのだと思う」


お願いですから、決断に迷った時は、英霊ではなく、専門家に聞いて、自分の責任において判断してください!!

RANKING人気記事

Follow me!

  • Twitter
  • Facebook
  • instagram

TOP