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男の「草食」・「絶食」化はニュースになるのに、女の性欲はおきざりのまま。少子化対策がずっと的外れなのも、ある意味、納得……。

栗林デバ子2015.02.20

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日本家族計画協会が16歳から49歳の男女3000人に調査した「男女の生活と意識に関する調査」が公表されました。
当初、協会はセックスの経験がある人が50%を超える年齢について「男性29歳、女性28歳」と発表していて、毎日新聞やネットメディアは「男がとうとう“草食”から“絶食”になった!」など、かなりはしゃいだ様子で報じてました。
その後、協会の集計にミスがあって、正しくは「男性20歳、女性19歳」で、「絶食とまではいえない」と結論づけられたみたいですが、訂正が出てからも「(草食ではあるが)絶食じゃなかった!」と、これまたニュースになってました。
デバ子が素朴に思ったのはなんでこんなに男の「草食」「絶食」はこんなにニュースになるのかなぁ、ということです。女性の年齢にもかなりのギャップがあったみたいですけど・・・・。女性は絶食でもかまわない、ってことですかね?
確かに、セックスへの関心をたずねる質問に対し、「嫌悪している」「あまり まったく関心がない」と答えた男性の割合が18.3%と過去最高になったのは間違いないようです。特に10代、20代の若者でその傾向は顕著なのも間違いない。
女性について見てみると、「関心がない」「嫌悪している」と答えた割合は08年時点で30数%(女性全体)でしたが、2014年はおよそ40%の女の人がセックスに「関心ない+ 嫌悪している」と答えていて、ここ数年横ばいが続いています。
でも数字自体、男性の倍だし、さらに16~19歳の女性に限って言えば、2014年は60%近い人がセックスにネガティブな感情を持っているんですよ!(同年代の男は34%)
デバ子の感覚ではこっちの方が「どーして?」って思うし、問題だと思うんですが・・・・・・。
いくら男が“肉食”「やりたい」「やりたい」とさかったところで、女の人も「やりたい」気持ちにならなきゃ、セックスって成立しないはずですよね?
女がセックスに関心なくても問題ない、いまだに男がその気になればセックスは成立すると思ってるんでしょーか。
もちろん、自己申告がリアルをそのまま反映しているとは思わない。それにしても、それにしてもですよ。「健康な若い男は性欲マンマンなはずだ!という思い込みの強さと、若い女性の6割が「セックスにも関心がなく、嫌悪している」ことの異常さに、まったく関心が払われていないことが怖いです。
2月5日付の毎日新聞では、調査を分析した医師の北村邦夫・同協会理事長が「草食化」の理由をこうまとめてました。
「一般的に男性は相手より優位に立ちたいと考えがちだ。学歴や収入面で同年代の女性に負い目を感じれば、結果的に関わりを避けるのかもしれない」
男が勃たない理由はこんなに論じられるのに、女性が性欲を持てない(持ってないと自己申告する)理由は放置されている。これ、的外れな少子化対策にも通じる気がしませんか?

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