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さあ、統一地方選。379の市町村議会には女性が1人もいない、という事実。

栗林デバ子2015.04.06

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4月3日、統一地方選が告示されました。
メディアのはじっこにいるデバ子としては、「ああ、仕事が増える・・・」と憂鬱なのですが、取材しながら、ほんとため息が出ちゃいました。
だって、候補者にしめる女性の割合はわずか11.6%なんですから。
少なっっ!!思わず声に出ちゃったくらい。
政党別に見ると、主要政党のなかでもっとも女性が少ないのは「女性の活躍」を掲げる安倍サン率いる自民党です。なんと、3.6%。
50人が働くオフィスで女性が1人しかいなかったら、かなり異常な会社だし、「ぜったいに入りたくない!」「社内に女子トイレはあるの?!」と思っちゃうレベルだけど、自民党はそんな状態なわけですね。
この惨状を見ただけで、本気で女性の活躍を望んでいるとは思えないわ・・・。
ちなみに全候補者の平均年齢は55歳です。女性はいない、かなり高齢のジジイばかり、こんな人たちに日本の未来をゆだねないといけない事態になっちゃってます。
選挙ってほんと国の縮図ですよね。
今回は、41の都道府県、17の政令指定市で選挙が行われるわけですが、そのうち33%、321の選挙区で投票が行われない無投票で当選が決まっちゃいます。501人もの議員が無投票当選。就活より全然ちょろい、どこにも就職できなかったら議員になろう♪って国なわけです。
4月4日付の朝日新聞に5期連続無投票当選をしている議員の記事が載っていました。
島根県奥出雲町。たたら製鉄で財を築いた絲原(いとはら)家の15代当主、絲原徳康さんが、その人。400年続く名家だそうで、父親も議員。親子2代だと8期連続(!!)の無投票当選だそうです。
地元の人はどう思っているのか。記事にはこうありました。
〈「昔からの親方」父の代に絲原家から山を買ったというバス運転手の只津祐二さん(61)は、こう評する。子どもの頃、絲原家に米を納めるため集会所に俵を運んだという幡勇さん(85)も「町議選と違い、県の話を我々がとやかく言うことはない。よくやってられると思いますよ」という。2005年に旧2町が合併して奥出雲町になる以前は、郡を二分する県議選になったこともあった。「相手陣営の出入りを警戒する立ち番がいたほど」勝田康則町長はこう振り返る〉
きわまっているのは、このコメントしている勝田さん自身も無投票で町長になっていることです。
ここは、民主主義国家なんですかね?
記事には書かれてないけど、こういう場所で女性が議員や首長になることはないはずです。
「女は出しゃばるな」「夫より前に出るのか」「家のことは、子育てはどうするのか」
選挙に出る、なんて言ったら地域そうがかりでそう止められるはず。もしくは、そこに住む女性自身に、自分が選挙に出る、という発想すら生まれないかもしれない。
実際、地方議会の2割、379の市町村議会には女性が1人もいません。1人もいないんです。
少子高齢化が進み、地方の選挙が活発になることはきっと望めない。そしたらますます女性が生きやすい世の中は遠くなってしまう気がしてなりません。せめて、そんな事態に選挙でNOを言いに行かないと、と思ってます。

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