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アメリカの国家安全保障局(NSA)が日本政府を盗聴していたという機密文書が。抗議しないどころか「隣の家」アメリカを「守りたい」安倍サン。

栗林デバ子2015.08.03

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戦後70年目の夏がやってきました。
とても大きな節目の年。そして、戦争体験者に話を聞く、最後のチャンスかもしれないな、そう思ってなるべく多くの人に取材をしようと思っています。
取材した人のなかには原爆を受けたわけでもない、家族が亡くなったわけでもないという人もいます。それでも、召集されたことで、夢だった自分の町工場を奪われてしまった人や、家を爆撃で焼かれたことで、家が貧しくなり、行きたかった学校に進学できなかった人、みんな何かしら戦争で傷を負っている。
ふつうの人がささやかな夢でさえ奪われてしまう、それが戦争なんだなと思います。
そんな大切な節目の年だというのに、安倍サンはというと、安全保障関連法案をゴリゴリ強硬な姿勢で進めています。
テレビに出演しては、日本とアメリカの関係を隣合った家の模型に例え、「自分が困ったときだけ国際社会が応援してくれると思うのは常識的ではない。安全保障でも相手の身になって考えるべきだ!」と説明したり、安保法制への批判から支持率が低下しても、「支持率のために政治をやっているのではないっ」と明言したり。なんとも勇ましいです。
前にも「米軍の兵士は日本を守るために命をさらす。日本は能力があるのに助けなくていいのか!」とか言ってたし、なんか浪花節っていうか、義侠心をくすぐるようなこと言うんですよねー。デバ子、そういうのとっても苦手です。
しかも、安倍サンの場合、相手を選んで勇ましいことを言うので、ますます信用できない。
先日、内部告発サイトのウィキリークスがアメリカの情報機関、国家安全保障局(NSA)が日本政府や商社などを盗聴していたことを記した機密文書を公表しました。フランスも歴代大統領の携帯電話を盗聴されてたみたいだし、きっと日本もされているんだろうなぁと思ったので、そんなに意外感はなかったんですけど、びっくりしたのは政府の対応でした。
なかにはTPP交渉にかかわるものあって、それこそ“国益”にかかわる情報も収集していたようです。にもかかわらず、安倍さんは「お互いの信頼関係を崩すことはない」と米政府に抗議していません。
ふつう、友だちでも付き合っている彼氏、彼女でも、携帯を勝手に知らぬ間に見られていていたら、怒り狂うだろうし、信頼されていない証のように思うと思うんですが……。
携帯を盗み見られても怒れない関係って、友好関係っていうより隷属っていうのではないでしょうか。
本気で「米軍の兵士は日本のために命をさらす」なんて思ってるのかなぁ。
相手を選んで発言を変える安倍サンだけに、戦後70年の節目に安倍総理がどんな談話を出すのか。こちらも誰を見て、何を語るのか、気になります。

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